Recall THE END(Type-A)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Recall THE END | 神田沙也加 | Billy | Billy,NARASAKI | 新曲 |
2 | REBORN AT CAUTION AREA -theme of DANGANRONPA THE STAGE 2016- |
神田沙也加 | Billy | Billy | 新曲 |
3 | 永遠(78th last hope Remix) | 神田沙也加 | Billy | Billy | 2ndアルバム『TRUST』収録曲 リミックス |
4 | World's End Curtain Call -theme of DANGANRONPA THE STAGE- |
神田沙也加 | Billy | Billy | 限定(3868枚)シングル 最高27位 売上0.3万枚 |
5 | Good Bye School Dayz -theme of SUPER DANGANRONPA 2 THE STAGE- |
神田沙也加 | Billy | Billy | 2nd配信シングル 初CD化 |
6 | Recall THE END(Instrumental) | Billy | Billy,NARASAKI | 新曲インスト | |
7 | REBORN AT CAUTION AREA -theme of DANGANRONPA THE STAGE 2016- (Instrumental) |
Billy | Billy | 新曲インスト | |
8 | Recall THE END(Anime ED Version) | 神田沙也加 | Billy | Billy,NARASAKI | 新曲TVサイズ |
Strings Arrangement:Billy,Masaki Ohshima(Recall THE END)
No | タイトル | 備考 |
1 | Recall THE END(Music Video) | MV |
2 | Recall THE END(Making Clip) | MVメイキング映像 |
【TRUSTRICK Premium Live Promise 2016@SHINJUKU ReNY 2016.5.11】 | ||
3 | innocent promise | 3rdEP『innocent promise』メイン曲 |
4 | Water Lily | 2ndEP『beloved E.P.』収録曲 |
5 | mint gum | 3rdEP『innocent promise』収録曲 |
6 | それが奇跡だと知らない | 2ndEP『beloved E.P.』収録曲 |
リリースデータ
2016年8月10日 | 初登場17位 | 売上0.4万枚 | 日本コロムビア |
メンバー
Vocal | 神田沙也加 |
Guitar | Billy |
TRUSTRICK4thEP。今作はゲームから始まり舞台・アニメと展開している『ダンガンロンパ』関連タイアップ作品をまとめて収録した内容になっている。アニメ『ダンガンロンパ3−The End of希望ヶ峰学園−未来編』EDの「Recall THE END」、神田沙也加も出演する舞台『ダンガンロンパ THE STAGE〜希望の学園と絶望の高校生〜2016』テーマソングの「REBORN AT CAUTION AREA」の2曲が新曲。「World's End Curtain Call」「Good Bye School Dayz」は2014年、2015年の舞台版のテーマ曲で既発楽曲。「World's End Curtain Call」は2nアルバム収録時は別ミックスだったが今作ではオリジナルのシングルバージョンで収録。配信限定だった「Good Bye School Dayz」は初CD化。間を挟んでいる「永遠(78th last hope Remix)」のみダンガンロンパとは無関係のリミックス曲となる。Type-Aには「Recall THE END」MVとメイキング、ライブ映像4曲を収録したDVD付。Type-BはCDのみでアニメ仕様ジャケットとなっている。今回はType-A、Type-BのCD収録内容は共通となっている。
神田沙也加が個人活動で舞台版に出演していたことから『ダンガンロンパ』とは縁が深く、今回メインの「Recall THE END」はアニメのEDだがOPの「DEAD OR LIE」にも黒崎真音feat.TRUSTRICKという名義で参加。作品としては黒崎サイドからのリリースだがジャケットにも黒崎のバックに一緒に出ていた。そんなわけでダンガンロンパは神田沙也加が特に思い入れが深いようなんだけど、正直このタイアップは作品見てない人はお断りなオーラ全開だなと思った。
一見濃い世界観が展開していそうでとっつきにくいんだけど聞いてみたらJ-POPとして聞きやすいユニットというのがTRUSTRICKの基本的な方向性で、アニメタイアップが続いたことで毎回アニメに寄せるので作風がとっちらかってきた感じはEP展開以降は確かにあった。それでも作品を離れて聞いてもそれなりにキャッチ―でポップという一定の聞きやすさはあったんだけど、ダンガンロンパになるとTRUSTRICK独特のJ-POPとしてのバランス感覚が崩れて、作品世界に完全に傾いたような曲が次々出てくる。「World's End Curtain Call」がシングルで出た時も限定なので慌てて予約したが、ジャケットのコスプレは作品を知らないので異様すぎるわ、曲も作風が完全に作品世界のもので意味が分からないわ、なんだか攻撃的だわで唖然とした。そんな楽曲がずらっと並んでいるので、今作はいつもと明らかに異なる攻撃的で意味不明(ダンガンロンパの世界観が分かっていれば分かる)な歌詞に激しいサウンドが全面展開。今回は完全に似たような曲調で一直線なので、ダンガンロンパ系の作風が好きじゃない限りは逃げ場が無い。「永遠(78th last hope Remix)」が何故唐突に入っているのかは分からないが、シンプルな打ち込みになっているので新曲と既発曲を繋ぐとか、箸休めとかいずれにせよインタールード的な意味合いがあるのかも。
MVも曲調に合わせて今まで見せた事の無いような攻撃的な雰囲気なやさぐれた神田さんが出てくる。Billyは見た目がちょっと怖い系なので迫力が増した程度でイメージそんなに変わらないけど…。ライブ映像の方は前作のメイド風衣装でライブをやっているのでその落差が激しい。曲調も全く違うし別人かと思う。個人的には今作唯一の救いがこのライブパートだった。しかし「innocent promise」ってライブで歌うのあまり想定してなかったのか生で歌うのはかなり難しそうな曲だな…。
印象度★★★☆☆
2016.9.2更新