Blue Splash
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Blue Splash | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
2 | 真夏のカイト | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
3 | Summer Greeting | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 50thシングル 最高8位 売上1.8万枚 |
4 | 風のブログ | 前田亘輝 | 春畑道哉 | 佐藤晶&TUBE | |
5 | 瞳は知っている | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
6 | 青い悲しみの向こうに | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
7 | Peaceful Day | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
8 | 夏へDive | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
9 | My Hero | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
10 | You're my world | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
11 | Second Chance | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE |
Strings Arrangement:MAKI NAGATA(1,4,8,10)
リリースデータ
2009年7月8日 | 初登場7位 | 売上4.7万枚 | Produced by TUBE Co-Produced by 小松久 |
Sony Music Associated Records |
メンバー
Vocal | 前田亘輝 |
Guitar,Piano | 春畑道哉 |
Bass,Ukulele | 角野秀行 |
Drums,Percussion | 松本玲二 |
TUBE29thアルバム。先行シングル「Summer Greeting」を収録。今作では制作スタッフを一新。DIMENSIONの小野塚晃、勝田一樹は引き続き参加しているものの、05年以降スタッフのトップクレジットだったProduction Managerの新津健二、00年代以降関与の多かったアレンジャーの池田大介、大島こうすけ、徳永暁人といった主にBeing、ZAIN PRODUCTS所属のスタッフ、ミュージシャンが揃って不参加になり、Special Thanksとして表記されていた長戸大幸の名前も無くなった。一方で初期のディレクターだった小松久を共同プロデューサーとして久々に起用している。初回盤はBlu-spec CD仕様、メンバー個別インタビューやミーティング、「Summer Greeting」MVなどを収録したDVD付。今作発売に合わせてビアガーデンとのコラボ企画「TUBE “Blue Splash” ビアガーデンin 高輪・森のガーデンレストラン」がオープン。またみやざき完熟マンゴー2個+初回盤をセットにしたスペシャル梱包BOXセット仕様の限定盤がわずか20枚限定13500円で用意され、7月8〜12日の応募抽選限定で販売された。
スローサマー、原点回帰を掲げ、イケイケ路線やラテン歌謡は皆無、80年代頃の夏!さわやか!なTUBEを前面に押し出している。スタッフ一新の影響なのかサウンド面でもここ最近よりも明らかに軽やかでさわやか。アルバム1曲目にしてタイトル曲である「Blue Splash」は特に1つ抜けた名曲。TUBEのアルバム1曲目は90年代末頃からは比較的攻めた曲が増え、03年の『OASIS』以降は振付のあるにぎやかなイケイケダンスナンバーが定番みたいになっていたが、さわやかな夏の曲で幕を開けるなんていつ以来だろうか。40代半ばになろうとしていたメンバーの落ち着いた年相応の部分を前面に出しているため派手さは無いけど、単に勢いが落ちたのではなくそこにテーマを持たせたのが非常に大きい。装飾も極めてシンプルで大人の夏の休日といった趣き。原点回帰といっても余計なものをそぎ落としてシンプルになったという感じで、10年そこらではない25周年を翌年に控えるほどの長いキャリアがあったから出来た良作だと思う。
あと握手券付CDがO社チャートを完全支配していく目前の09年に史上初(たぶん)のフルーツ付CDを発売していた…というのが凄い。
印象度★★★★☆