good day sunshine
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | I'm in love you,good day sunshine | 前田亘輝 | 春畑道哉 | 徳永暁人 | 37thシングル 最高8位 売上2.7万枚 |
2 | 江ノ島ブギウギ | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
3 | Bloody Soul | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
4 | all my love | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
5 | Do I Do | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
6 | 丘に立つライオン | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
7 | 紙ヒコーキ | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
8 | はぐれ雲 | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
9 | 湘南My Love 2002 | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 12thシングル『湘南My Love』のリメイク |
10 | Squall | 角野秀行 | 春畑道哉 | TUBE | |
11 | 風に揺れるTomorrow | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 38thシングル 最高8位 売上4.9万枚 |
bonus track | |||||
12 | Can't take my eyes off of you | Bob Crewe/Bob Gaudio | AKI SUGAR | Perfomed by NOB SUMMER 洋楽カバー |
Strings Arrangement:池田大介(6,9,11)
リリースデータ
2002年7月31日 | 初登場2位 | 売上21.6万枚 | Produced by TUBE | Sony Music Associated Records |
メンバー
Vocal&Background Vocals | 前田亘輝 |
Guitars&Background Vocals | 春畑道哉 |
Bass&Background Vocals | 角野秀行 |
Drums,Perc&Background Vocals | 松本玲二 |
TUBE22ndアルバム。02年は6月の「I'm in love you,good day sunshine」からリリースがスタート。例年よりやや遅めの出足となったが、1ヵ月後には「風に揺れるTomorrow」がリリースされ、その月末に今作がリリースされた。「湘南My Love」をリメイクして収録しているほか、ボーナストラックとしてNOB SUMMERの名義で「Can't take my eyes off of you」のカバーも収録されている。先行シングルとなった「風に揺れるTomorrow」が通常よりもやや好調だったためか、今作は前作及びバラードベストもわずかに上回る売上を記録した。この年よりSony RecordsからSony Music Associated Recordsへレーベル内移動となり、品番がSRCLからAICLに変更になった。翌03年には旧作アルバム全てをAICL品番にて再発している。またビーイング所属のスタッフ表記がBMFCからZAIN PRODUCTSに変更となるなどソニー、ビーイング共に所属の変更が重なった。またSUPERVISORとしてKANONJI(長戸大幸)がクレジットされている(次回作以降は共同プロデューサー扱いになる)。初回盤はステッカー付属。
これまでとは一線を画すというかTUBEが最もバンドから遠ざかったような打ち込み全開の異色作。先行シングルの「I'm in love you,good day sunshine」が今作で唯一といっていいくらいのロックテイストだが、TUBEではなく徳永暁人が単独で編曲したこの楽曲、ドラムが完全に打ち込みテイスト。以降はTUBE編曲で、生っぽいドラムサウンドと打ち込みが混在しているが、基本的にはバンドっぽさの薄い異様に軽い響きの楽曲が連発され、ソロ作品よりもソロっぽい雰囲気に。なんでこうなったかというとたぶん当時こういう軽めのサウンドが流行だったというのと、GIZA主流になった当時のビーイング内での方向性と思われ(B'zでさえドラム打ち込みが目立つ『GREEN』を発表したのがこの年)、TUBEもその影響を大きく受けたということだと思うんだけど、それにしてもここまでダイレクトに反映されて変貌してしまうとは…。先行シングル2曲の段階ではまあたまにはこういうのもありかなという感じで「風に揺れるTomorrow」なんかかなり好きな1曲なんだけど、アルバム全部が音軽いというのはさすがにどうもなぁ…。TUBEとしては新しいチャレンジではあるけどここまでバンドっぽさが無くなるとちょっと違うというか、なんかバンドとしてはデモ段階のアレンジのまま楽曲を並べたような物足りなさがある。
C/Wで「Smile」をリメイクした「Smile〜For Tomorrow's Friends〜」を発表したり、翌03年の「青いメロディー」C/Wで「夏だね」をリミックスしたりと、旧作のリミックスやリメイクもこの時期いくつかやっていて、今作では「湘南My Love」をリメイクしているのもポイント。 これがまたアコースティックとストリングス、途中から完全打ち込みのリズムが入り、原曲のイメージは変わっていないもののまさに「2002」って感じの仕上がり。ていうかコーラスが栗林誠一郎になってるけど02年にまだ活動してたっけ…?00年の『LANI KAI』へのコーラス参加がほぼ最後の現役活動だと思ってたけど、原曲のコーラスだけ使いまわししているのだろうか?
印象度★★★☆☆