THE SEASON IN THE SUN
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Weekend-NATU-通信 | 前田亘輝 | 前田亘輝 | 前田亘輝 | |
2 | 夏の住所はOn The Beach | 西村麻美 | 長戸大幸 | 前田亘輝 | |
3 | シーズン・イン・ザ・サン | 亜蘭知子 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 3rdシングル 最高6位 売上31.0万枚 12インチ盤(リミックス) 最高27位 売上3.5万枚 |
4 | あの娘に急上昇 | 星野今日子 | 長戸大幸 | 長戸大幸 | |
5 | わたせなかったI need you | 前田亘輝 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | |
6 | 内海Seaside | 杉村紫世 | 長戸大幸 | 前田亘輝 | |
7 | Right On! | 湯川れい子 | 長戸大幸 | チューブ | |
8 | サザン・パシフィック | 前田亘輝 | 鹿紋太郎 | チューブ | |
9 | Have a nice trip | 森山進治 | 瀬井広明 | 林有三 | |
10 | Tears | 湯川れい子 | 織田哲郎 | 織田哲郎 |
リリースデータ
1986年6月1日(LP) 1986年6月1日(CT) 1986年6月1日(CD) 1991年7月1日(SRCL再発) 2003年5月2日(AICL再発) |
最高3位 最高2位 最高3位 - - |
売上24.9万枚 売上16.0万枚 売上10.8万枚 - - |
Produced by 長戸大幸 | CBSソニー CBSソニー CBSソニー Sony Records Sony Music Associated Records |
メンバー
Lead Vocal&Guitar | 前田亘輝 |
Guitar,Keyboards&Background vocal | 春畑道哉 |
Bass&Background vocal | 角野秀行 |
Drums&Background vocal | 松本玲二 |
TUBE3rdアルバム。姓名判断師に「The TUBE」では画数が悪い、Theを取ればいい方向に向かうと言われ、Theを削除、TUBEに改名した。2ndがコケた事もあり、相当な気合を入れて制作された勝負作「シーズン・イン・ザ・サン」が見事に大ヒットを記録。これによりアルバムでも初のトップ10入りを果たした。今作以降TUBEのオリジナルアルバム、ベストアルバムは全てトップ10入りを果たしている。また「シーズン・イン・ザ・サン」のシングルCD化の際は次回作との両A面扱いとなり、B面は収録されなかったため、B面「今夜はハートエイク」はアルバム未収録どころか未CD化楽曲となった。今作は初めてCDでもランクインしている。CBSソニーからソニーに変わったのを受けて91年7月に当時そこまでのCDが一斉に再発されており、品番がSRCLに改められた。さらにSony Music Associated Recordsへ移動したのに伴い03年7月にはそれまでの旧作が全てAICLの品番に改められて再発されている。そのためCDだけで3つの品番(オリジナル32DH、91年発売SRCL、03年発売AICL)として今作が存在するが、一切のリマスタリングはされていないようで、単に規格番号が変更されたのみである。
「シーズン・イン・ザ・サン」が大ヒットしたのでアルバムの勢いも飛躍したのかと思いきやあまりそんな感じは無い。前2作よりは音のスカスカ具合がわずかに改善され、バンド感が増したのと序盤3曲はそれなりに勢いがあるんだけど、LPで言うところのB面、後半になってくると落ち着いた曲も増えてきてどうにも印象に残りにくい。帯には「サウンドから海が見えるね」とか書いてあるんだけど、なんか前作の方がよっぽど海が見えまくりだった気が…。
またバンド名義の編曲が復活するも、メンバー個人のクレジットはボーカル前田1人だけになってしまい、作曲に関しては自作は1曲ポッキリと前2作よりもメンバー関与が減って作家の作品が増えているんだけどそれがあまりいい方向に作用してない感じがする。「シーズン・イン・ザ・サン」は確かに名曲だけど、アルバムとしてはちょっとイマイチかな…。
印象度★★★☆☆
2020.6.13修正