Surprise!(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 太陽のサプライズ | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE&佐藤晶 | |
2 | 灼熱らぶ | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 51stシングル 最高8位 売上1.8万枚 |
3 | 愛はカーニバル | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
4 | Lady September | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE&佐藤晶 | |
5 | 波乗り娘に恋しても | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
6 | Shaping Up Your Heart In The Summer Breeze | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
7 | 勇者たちの挽歌 | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
8 | 風の街で | 角野秀行 | 春畑道哉 | TUBE | 角野秀行ボーカル曲 |
9 | 魔巣華麗奴 | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
10 | I'll Be Your Love Shower | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
11 | 絆 | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 51stシングルC/W |
12 | Return To The Border Line | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | |
13 | 最後のLove Song | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE |
Horn Attangement:勝田一樹、野村裕幸(10)
Strings Arrangement:MAKI NAGATA
タイトル | 備考 |
「灼熱らぶ」Video Clip | 51stシングル Video Clip |
Seaside Vibration 2010.5.15 in 鵠沼海岸 SEASIDE
TUBE TOWN ダイジェスト LIVE収録曲:シーズン・イン・ザ・サン/BECAUSE I LOVE YOU/Beach Time |
イベント内容の紹介映像 ライブ映像は各楽曲の一部のみ |
リリースデータ
2010年7月7日 | 初登場4位 | 売上5.2万枚 | Produced by TUBE | Sony Music Associated Records |
メンバー
Vocal | 前田亘輝 |
Guitar,Keyboard,Background Vocal | 春畑道哉 |
Bass,Vocal,Flat Mandolin,Background Vocal | 角野秀行 |
Drums,Percussion | 松本玲二 |
TUBE30thアルバム。デビュー25周年を迎え、リミックスアルバム『MIX TUBE』と同時発売。先行シングル「灼熱らぶ」とC/W「絆」を収録。もう1つのC/W「恋してムーチョ feat.エイジアエンジニア」は『MIX TUBE』に収録されたため「灼熱らぶ」収録曲は3曲全てがアルバム収録された。「風の街で」は初めて角野秀行が単独でボーカルを担当している(ボーカル自体は4人全員にソロパートがあった「あずけてごらん」(93年の『Say Hello』収録)以来)。藤井徹貫による全体解説、1曲ごとの解説が記載されたライナーノーツ付属。初回盤は3Dジャケットスリーブケース、TUBOOOOクッション(ブーブークッション)、「灼熱らぶ」のPVと5月に行われた海岸でのイベント&ライブのダイジェストを収録したDVD付。
25周年作品なのに先行シングルが超歌謡曲な「灼熱らぶ」だったのでズッコケたが、アルバム1曲目の「太陽のサプライズ」は前作同様にさわやかなTUBEの王道だったのでかなり安心した。前作はほぼさわやかに集中した内容だったが今作ではポップ、ロック、ラテン、バラードと定番路線は一通り網羅。20周年の『TUBE』も集大成的な内容だったけど今作はここ5年、特に前作でこれまでの制作陣から離れたという変化が反映されているので『TUBE』とはまた違っていて比較的新鮮さは戻っているように思う。ただ単純な勢い自体はやっぱり年齢と共に落ちているので、深みが増したと取るか、昔の方が勢いがあって良かったと取るかは難しいところだ。アルバム全体の感触は前作からグッと上がったんだけど、1曲1曲となるとやっぱり印象に残りにくくはなってきてるし。
そんな中で角野がメインボーカルを担当した曲が出てきたり、25周年の先行シングルが「灼熱らぶ」だったり、そこからの1曲目が「太陽のサプライズ」だったり、25周年にふさわしいファン感謝ソングをC/Wに回してしまっていたり(「絆」)とちょいちょいと驚き(サプライズ)が入っており、それこそがアルバムタイトルの所以だろうか。ただこれらのサプライズは長年のファン向けであり、結局この5年後の30周年のオールタイムベストでファン以外にも打って出ようという時には直近10年の楽曲が極端に少ない中でド王道の「太陽のサプライズ」とファンへ向けての感謝バラード「最後のLove Song」と今作から2曲も選曲して事実上そこまでとなった(今作以降のアルバム2作からの選曲は皆無、ベスト発売時点での最新作「SUMMER TIME」を除くと1番新しいのはこの2曲)。当時奇をてらわずにこれらをシングルで出せば良かったのに…と思ったりもする。
DVDの方は「灼熱らぶ」のPVは空撮映像がダイナミックで迫力があるものの、メンバー自体はわりと普通に演奏しているだけで楽曲がかなりコッテコテな割にはけっこう普通。5周年の頃の「あー夏休み」のPVでは徹底してやろうということでおふざけ全開だったが、さすがに25周年ともなるとそこまでは…ということなのか。もう1つのダイジェストの方は、海辺での出し物やイベント、そしてライブステージが一体化した一大イベントなので、メンバーがほとんど登場せずに一般客と出し物の紹介がテロップで表示されるのがメインという内容。ライブの模様はその合間に3曲が収録されているがどれもサビ部分だけ程度のダイジェストなので物足りない。
印象度★★★★☆