TUBEstU

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 あー夏休み 前田亘輝 春畑道哉&
前田亘輝
TUBE 11thシングル 最高10位 売上23.6万枚
2 湘南 My Love 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 12thシングル 最高7位 売上22.3万枚
3 さよならイエスタデイ 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 13thシングル 最高3位 売上57.5万枚
4 夏だね 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 14thシングル 最高2位 売上65.0万枚
5 ガラスのメモリーズ 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 15thシングル 最高5位 売上65.6万枚
6 夏を待ちきれなくて 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 16thシングル 最高1位 売上79.7万枚
7 だって夏じゃない 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 17thシングル 最高1位 売上61.9万枚
8 夏を抱きしめて 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 18thシングル 最高1位 売上93.9万枚
9 恋してムーチョ 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 19thシングル 最高6位 売上36.9万枚
10 Melodies&Memories 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 20thシングル 最高3位 売上33.5万枚
11 ゆずれない夏 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 21stシングル 最高2位 売上44.7万枚
12 あの夏を探して 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 22ndシングル 最高2位 売上34.4万枚
Bonus Track
13 湘南盆踊り 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 15thシングルC/W
14 Yo Yo Yo 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 16thシングルC/W
15 海へ行こう 前田亘輝 春畑道哉 TUBE 18thシングルC/W

リリースデータ

1996年4月1日
2003年5月2日(再発)
初登場3位 売上110.2万枚 Produced by TUBE、長戸大幸 Sony Records
Sony Music Associated Records

メンバー

ボーカル 前田亘輝
ギター 春畑道哉
ベース 角野秀行
ドラムス 松本玲二

TUBE2ndベストアルバム。89年『TUBEst』の続編で以降の90年〜95年に発売された11th〜22ndシングルを収録。この時期のTUBEは概ねシングル(迎夏)→アルバム→シングル(盛夏)というサイクルでリリースを重ねていたが、アルバムの後に出したシングル(盛夏)は翌年のアルバムに収録しない、という方針だったので、「さよならイエスタデイ」「ガラスのメモリーズ」「だって夏じゃない」「恋してムーチョ」「あの夏を探して」及びC/W曲であるボーナス3曲がアルバム初収録となった。ドリカム、globeに阻まれ初登場から3週連続3位となり1位はおろか2位も獲得できなかったが(ドリカムが初登場1位の後はglobeが2週1位になり入れ替わりはあったが3週間トップ3のメンツが変わらなかった)、2作目のミリオンヒットを記録し、最大のヒット作となった。03年に他の旧作と合わせて一斉再発されているが、品番を変えただけでリマスターはされていない。

セールス全盛期の楽曲がズラリ。しかもこの時期のシングルにはオリジナルアルバム未収録曲が多かったので非常に重宝された1枚。2015年の30周年ベストにそれらが大量収録されたため、現在アルバム収録が今作のみという楽曲は「あの夏を探して」と「Yo Yo Yo」「海へ行こう」だけになってしまった。まさか「湘南盆踊り」が2度目のアルバム収録される時が来るとは…

曲の良さは確かなんだけど、この時期は過剰なまでに夏にこだわり、夏タイトルが連発されていたので、一気に聞くとどれがどの曲なのか分からなくなるという弊害が…。主にオリジナルアルバムの直後に出していた7月シングル(盛夏シングル)は最後の「あの夏を探して」以外はすべてラテン歌謡系のノリ。アルバム先行シングルになっていた4、5月のシングルはさわやかサマーチューンが多く、個人的にはそっちの方が好みだ。アルバムとしてはさわやかとラテン歌謡系がほぼ交互に来る構成になっているので1曲ごとに曲調が変わるのはいいアクセントになっていてなかなか面白い。最も売れていたころのTUBEを聞いておきたいならマストな1作。またシングルA面を一通り聞きたい場合に『Best of TUBEst〜All Time Best〜』が出てからはこの時期が集中的に選曲されているため、今作は用済みと思いきや「あの夏を探して」が今作にしか収録されていないので最終的に現在でもマストな1作である。

ボーナス3曲は「湘南盆踊り」がイケイケすぎてビックリする。あとの2曲も「Yo Yo Yo」は思いっきりレゲエノリに挑んでいる珍作だし、シングルA面とは異なる雰囲気で幅としてはありだと思うんだけど、ベスト盤として考えると何故にこの3曲?という感じが否めない。よく見るとこの3曲ってシングル売上トップ3のC/Wになっているし、単純にそれが理由で収録されたわけじゃないよな…。

B00005G6VP  B000099UCI03年再発盤

印象度★★★★★

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