TUBEstV
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
[Original Singles] | |||||
1 | Only You 君と夏の日を | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 23thシングル 最高9位 売上31.6万枚 |
2 | 情熱 | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 24thシングル 最高6位 売上26.7万枚 |
3 | Purity〜ピュアティ〜 | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 25thシングル(カット) 最高33位 売上2.9万枚 |
4 | -純情- | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 26thシングル 最高13位 売上11.7万枚 |
5 | -花火- | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 27thシングル 最高9位 売上10.1万枚 |
6 | きっと どこかで | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE&池田大介 | 28thシングル 最高2位 売上42.2万枚 |
7 | ひまわり | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 29thシングル 最高7位 売上10.6万枚 |
8 | Yheei! | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE&池田大介 | 30thシングル 最高18位 売上4.4万枚 |
9 | IN MY DREAM | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE&池田大介 | 31stシングル 最高16位 売上4.5万枚 |
[Re-newed Singles] | |||||
10 | ベストセラー・サマー | 三浦徳子 | 鈴木キサブロー | 小野塚晃 | 1stシングル リメイク |
11 | SMMMER DREAM | 亜蘭知子 | 織田哲郎 | 吉川忠英 | 5thシングル リメイク |
12 | SUMMER CITY | 前田亘輝 | 前田亘輝 | 島英二 | 9thシングル リメイク |
13 | あー夏休み | 前田亘輝 | 春畑道哉&前田亘輝 | 池田大介 | 11thシングル リメイク |
14 | さよならイエスタディ | 前田亘輝 | 春畑道哉 | 沓野行秀 | 13thシングル リメイク |
15 | ガラスのメモリーズ | 前田亘輝 | 春畑道哉 | 葉山たけし | 15thシングル リメイク |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | シーズン・イン・ザ・サン(Re-mix Version) | 亜蘭知子 | 織田哲郎 | 織田哲郎 | 3rdシングル リミックス(再録音) |
2 | 夏を抱きしめて(Acoustic Version) | 前田亘輝 | 春畑道哉 | TUBE | 18thシングル リメイク |
リリースデータ
2000年5月13日 2003年5月2日(再発) |
初登場1位 | 売上93.4万枚 | Produced by TUBE | Sony Records Sony Music Associated Records |
メンバー
ボーカル | 前田亘輝 |
ギター | 春畑道哉 |
ベース | 角野秀行 |
ドラムス | 松本玲二 |
TUBE3rdベストアルバム。『TUBEst』『TUBEstU』の続編。デビュー15周年に合わせてリリースされた。「Yheei!」「IN MY DREAM」はアルバム初収録(オリジナルアルバムには未収録でアルバム収録は今作のみ)。「きっとどこかで」もシングルバージョンではアルバム初収録となった。1ヶ月前にリリースされていた「Truth of Time」は未収録で次のオリジナルアルバムに収録された。後半6曲は外部アレンジャーによる過去シングルのリメイクとなっている。さらにSpecial CDとして織田哲郎がリミックスした「シーズン・イン・ザ・サン」のRe-mix Version、セルフリメイクによる「夏を抱きしめて」のAcoustic Versionが収録されている。前オリジナルアルバム以降の2シングルがさらに半減以下となり、トップ10入りも逃すなどシングルでのトップ10ヒットが出せなくなるほど低迷してきていた時期だったが、今作は全盛期に迫るほどの大ヒットを記録した。当初、Special CDは初回限定とされており、初回盤はSRCL4818/19、通常盤はSRCL4820と品番も別に用意されていたが、直前で変更になったようで、初回盤はスリーブケースが付属するのみとなった。このため通常盤として用意された品番SRCL4820は実際には発売されなかった模様。また03年再発盤もSpecial CDが付属する2枚組として再発されている。今作の続編となる「4」はリリースされず、ベスト盤のリリース自体が無くなってしまったが、30周年を迎えた2015年にはオールタイムベスト『BEST of TUBEst〜All Time Best〜』としてTUBEstシリーズが復活。今作までの3作とは繋がりがない。
夏タイトルの連発が「Only You 君と夏の日を」で終了し、以降は本格的にラテンを導入した楽曲が続いたり(C/Wやアルバムではロック要素が強かったりするんだけど…)、夏要素皆無の「きっとどこかで」がヒットを記録したりと、少し新しいTUBEが並んでいるのがこの時期といった印象。セールス的にはけっこう落ちてしまい、全盛期を過ぎてしまった感があるものの個人的には「情熱」以降がリアルタイムだったので、この時期のTUBEの方が馴染みがある。
後半のリニューアルはTUBEと関わりがあるミュージシャンにアレンジを依頼して過去のヒット曲が生まれ変わっている。恐らく原曲とかTUBEのイメージとか気にせずに思いっきりやってくれという形で依頼したと思われ、想像の遥か圏外を行くような唖然とするような大胆かつかなり濃〜いアレンジが並んでいて好き嫌いは分かれそう。最初に聞いた時はこりゃ無いだろ…とも思ったけど、当時は原曲を聞いてまだ間もない頃だったので、徐々にここまで振り切りってるからこそ面白いんだなと考えが変わってきた。
Special CDの方はそれとは異なり王道のリメイク。「シーズン・イン・ザ・サン」はリミックスとされているが、明らかにボーカル前田の歌声が変わっており、再録音したものと思われる。しょぼかった原曲を単純に00年当時のTUBE仕様にバージョンアップしたような仕上がり。TVなどで流れていたこの時期のTUBEが披露する「シーズン・イン・ザ・サン」とCDで聞ける原曲の「シーズン・イン・ザ・サン」にけっこう差があって物足りなさを感じていたので当時はけっこう感動した。これが聞きたかった「シーズン・イン・ザ・サン」だ、と。「夏を抱きしめて」の方は原曲もアコースティックで幕を開ける楽曲だが、そのまま最後までアコースティックで通したといった感じのリアレンジ。改めてメロディーの良さを感じられる。
この画像はスリーブケース付属の初回盤 03年再発盤(初回スリーブケースの中身及び通常盤はこのジャケット)
印象度★★★★★