Tシャツと私たち
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | Sound Produced by | 備考 |
1 | Anniversary | ウカスカジー | ウカスカジー | SUNNY&ウカスカジー | |
2 | Celebration | ウカスカジー | ウカスカジー | SUNNY&ウカスカジー | |
3 | HAPPY HOUR | ウカスカジー | ウカスカジー | 森俊之&ウカスカジー | |
4 | 前を向け! | ウカスカジー | ウカスカジー& DJ FUMIYA |
ウカスカジー&DJ FUMIYA | 2nd配信シングル「勝利の笑みを 君と」の改作 |
5 | Tシャツと私たち | ウカスカジー | ウカスカジー | ウカスカジー | |
6 | Celebration(Instrumental) | ウカスカジー | SUNNY&ウカスカジー | カラオケバージョン | |
7 | 無音(10秒) | ||||
8 | 無音(10秒) | ||||
9 | Bonus.1 Special talk about 「Tシャツと私たち」 | トーク | |||
10 | Bonus.2 ミファエンダえかきうた | ウカスカジー | ウカスカジー | ウカスカジー |
Original Tracked by 「勝利の笑みを 君と」(4)
Strings Arranged by SUNNY(1)
Horn Arranged by 森俊之(3)、YoYo(4)
リリースデータ
2016年7月13日 | 初登場5位 | 売上2.4万枚 | Produced by ウカスカジー | TOY'S FACTORY |
メンバー
桜井和寿 |
GAKU-MC |
ウカスカジー2ndアルバム。2年1ヶ月ぶりの新作。ウカスカジーが主催している音楽とフットボールの融合であるMIFAプロジェクトは2013年頃から始まり、主にサッカー関連のイベントやチャリティー試合などサッカー寄りのイベントがメインだったが、2016年になってウカスカジーとしての初のツアーが行われるなど音楽メインの活動も行われ、その流れで制作された。このためサッカーW杯を盛り上げるという当初の目的は今作とは関係ない模様。「前を向け!」は「勝利の笑みを 君と」を改作した楽曲。「Celebration(Instrumental)」はボーカルを抜いたいわゆるカラオケバージョンとなり、実質本編は5曲のミニアルバムとなるが、無音トラック後のボーナストラックとなるトークが20分を越えるためアルバムのトータル収録時間は53分半に及ぶ。前作が桜井にとって初のアルバム売上10万割れ作品となったが、今作はさらに低迷して初の5万割れとなった。
桜井和寿は「Anniversary」でAcoustic Guitar、「Tシャツと私たち」でGuitar、Triangleを担当した以外はVocal,Chorusに専念しており演奏には参加していない。GAKU-MCはRapとChorusとなっているが、「Tシャツと私たち」のみVocalとUkuleleを担当している。「ミファエンダえかきうた」は2人ともChorus扱いとなっていてVocalは「ミファンダ(?)」とされている(実際は加工ボイス)。このミファンダというのはMIFAプロジェクトでウカスカジーと並んで所属選手としてイラストで表記されている実質的なプロジェクトのマスコットキャラクターのようだ。
今回はサッカーのサポーターのようなノリではなく、冒頭3曲のこれでもかというほどのハッピー押しが印象的な幸福感に溢れたミニアルバムといった印象。トークトラックでも「ハッピー」と連呼しているので実際「ハッピー」がコンセプトとして第一にあるようだ。冒頭3曲は普通のポップスなのでGAKU-MCのラップが入る余地があまりなく、GAKU-MCはクレジット上はラップとコーラスになっているがほぼ桜井が1人で歌っているバックに文字通りのバックコーラスか、時々完全に歌っている状態で参加している。RIP SLYMEのDJ FUMIYAと制作した「前を向け!」は「勝利の笑みを 君と」のコーラス部分を引用した改作だけどこちらはラップ全開でようやく本領発揮といった感じ。先行シングルもなく、前作以上に2人がリラックスして楽しくやっているのでもう少し本気というかシングルを意識した1曲を用意してほしかったところではあるけど、まあこのユニットはこういう気負わないところがいいんだろうな。
印象度★★★☆☆
2016.10.16更新