服部
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 | ボーカル |
1 | ハッタリ | 奥田民生 堀内一史 |
メドレー: おかしな2人〜ツイストで目を覚ませ〜抱けないあの娘〜 Maybe Blue〜Fallin' Night〜ペーター〜I'M A LOSER?〜パパは金持ち〜君達は天使 |
Instrumental | |
2 | ジゴロ | 奥田民生 | 川西“西川”幸一 | ペーター(メンバー不参加) | |
3 | 服部 | 奥田民生 | 奥田民生 | 1stシングルC/W | 奥田 |
4 | おかしな2人 | 川西“西川”幸一 | 奥田民生 | 奥田 | |
5 | ペーター | 堀内一史 | 堀内一史 | 堀内 | |
6 | パパは金持ち | 奥田民生 | 奥田民生 | 奥田、堀内 | |
7 | 君達は天使 | 堀内一史 | 堀内一史 | 堀内、奥田 | |
8 | 逆光 | 阿部義晴 | 阿部義晴 | 奥田 | |
9 | 珍しく寝覚めの良い木曜日 | 手島いさむ | 手島いさむ | 奥田 | |
10 | デーゲーム | 手島いさむ | 手島いさむ | 2ndシングルC/W(カット) | 奥田 |
11 | 人生は上々だ | 川西“西川”幸一・ 阿部義晴 |
奥田民生 | 阿部・奥田 | |
12 | 抱けるあの娘 | 奥田民生 | 奥田民生 | 奥田 | |
13 | 大迷惑 | 奥田民生 | 奥田民生 | 1stシングル 最高12位 売上11.9万枚 | 奥田 |
14 | ミルク | 奥田民生 | 奥田民生 | 奥田 |
編曲:笹路なんつったって正徳っつうぐらいのもんで(1)
リリースデータ
1989年6月1日(初回盤) 1989年6月1日(通常盤) 1995年12月13日(廉価再発) 2007年12月19日(紙ジャケ限定盤) |
初登場3位 初登場10位 100位圏外 300位圏外 |
売上10.8万枚 売上16.3万枚 |
現場監督:マイケル鼻血 先生:笹路なんつったって正徳っつうぐらいのもんで |
CBSソニー CBSソニー Sony Records SME Records |
メンバー
キーボード、合わせシンバル大、ブルースハープ、コーラス、リード・ヴォーカル「人生は上々だ」 | 阿部義晴 |
ドラムス、ティンパニ、コーラス、グランカスタ、合わせシンバル小 | 西川幸一 |
ベース、ギター、コーラス、リード・ヴォーカル「ペーター」,「君達は天使」 | 堀内一史 |
ヴォーカル、ギター、キーボード、ラテン | 奥田民生 |
ギター、コーラス | 手島いさむ |
UNICORN3rdアルバム。前作から11ヶ月ぶり。今作より阿部義晴が正式に加入した。また川西幸一が西川幸一にメンバー表記を変更し、今作の作詞では川西“西川”幸一と表記している。前作以降初のシングルとして4月29日にリリースされた「大迷惑」とC/W「服部」を収録。9月には「デーゲーム」がシングルカットされたがA面は坂上二郎とユニコーン名義で坂上二郎がボーカルを担当、C/Wの「デーゲーム(服部仕様)」が今作収録音源のそのままのシングルカットとなった。後のベスト盤にはメンバー歌唱バージョンである服部仕様で選曲されることが多く、坂上二郎バージョンは裏ベスト『THE VERY RUST OF UNICORN』、シングルをC/Wまでリリース順に網羅した『Quarter Century Single Best』の2作にしか収録されていない。
初回盤は巾着袋付属。品番が初回と通常で分けられ、当時のO社では別集計となった。初回盤は初登場3位から5週で売り切れチャートアウトとなり、通常盤は初登場10位から3週連続10位となった後もロングヒットした。
解散後1995年に全オリジナルアルバムを廉価盤として一斉再発。2007年には全オリジナルアルバムを紙ジャケ限定生産盤として再発したがいずれもリマスターはされておらず単品でのリマスター盤は発売されていない。
2012年に25周年記念BOX『UNICORN SME ERA - remasterd BOX』で初めてリマスターされた。その後メンバーのABEDON(阿部義晴)はTed Jensenに師事してマスタリング修行を行うと以降UNICORN作品のマスタリングを自ら担当するようになり、2017年のBOX『UC30 若返る勤労』ではABEDONによるリマスターで再度今作もリマスターされた。現在配信で出ているものは全てUC30 若返る勤労表記があるため2017年ABEDONリマスター音源で配信されている模様。
今作よりスタッフクレジット欄で本格的にふざけるようになった(役職名を全部日本語にした表記にしたり、川西幸一が西川幸一になったり、前作ではプロデューサーとして同じ括りだった河合マイケルや笹路正徳の役職は別々になった挙句にマイケル鼻血の異名のみになる、笹路正徳も一貫して"笹路なんつったって正徳っつうぐらいのもんで"名義で表記する等)。楽曲面でも一気に変なバンドっぷりが全開となった印象。1曲目が既存曲のインストメドレーで、2曲目にようやく歌が始まったと思ったら少年がジゴロだと歌うという珍作(少年はボーイソプラノ担当のペーターとしかクレジットされていないが、今作には「ペーター」という曲があるので適当にそこからネーミングしたようにしか見えず誰なのか不明)。メンバーが歌い始めるのは3曲目になってからというのが大胆不敵だ。その後もストレートにロックな名曲は無いが何とも言えない変な歌詞や縦横無尽な作風が続き、ぶっ飛んでいるがそのぶっ飛びぶりが何だか楽しい。そんな1作。
印象度★★★☆☆
2022.5.2更新
※95年盤ブックレットを参照しつつ音源はAmazon Musicの「UC30 若返る勤労」表記2017年BOXのABEDONリマスター音源で視聴しています。