"HAPPY" Coming Century, 20th Century Forever

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 羽根〜BEGINNING〜 真木須とも子 椎名KAY太 椎名KAY太  
2 Don't Stop The Refrain motsu motsu 鈴木雅也  
3 野性の花(Over Drive Edit) 真木須とも子 タジマタカオ Achilles C.Damigos 15thシングル『MILLENIUM GREETING』1曲目 最高3位 売上35.1万枚
4 恋のメロディ
/Yoshihiko Inohara&Junichi Okada
曽我部恵一 曽我部恵一 白井良明  
5 MY DAYS(COCONUTS GROOVE VERSION) 森たまき Face 2 fAKE 清水信之 15thシングル『MILLENIUM GREETING』3曲目
6 SPEEDER'S HIGH/Coming Century motsu motsu motsu  
7 Listen 六ツ見純代 浅田信一 鈴木雅也  
8 Life goes on(crashed bone mix) 片岡大志 片岡大志 上野圭市 15thシングル『MILLENIUM GREETING』2曲目
9 MIRROR 安岡優 北村陽一 岩田雅之  
10 IN THE WIND(B.MAY Mix) 小幡英之 佐藤竹善 CHOKKAKU 16thシングル 最高2位 売上15.5万枚
11 SOYOIDE〜BREEZIN'SOUL〜 サエキけんぞう 浅田直 清水信之  
12 Running to the top/20th Century 森浩美 織田哲郎 明石昌夫  
13 太陽のあたる場所(FUNKY!!FREE!!version) BANANA ICE BANANA ICE&
笹本安詞
石塚“BERA”伯宏 14thシングル 最高3位 売上32.8万枚
14 翼の設計図 藤井フミヤ 藤井フミヤ 鶴田海生  
BONUS TRACK(初回盤のみ)
15 HYPER EURO MEGAMIX     Remixed by DAVE RODGERS
Mixed by SHOJI UEDA
シングル6曲のリミックスメドレー
MUSIC FOR THE PEOPLE,MADE IN JAPAN,Believe Your Smile,
BEAT YOUR HEART,TAKE ME HIGER,IN THE WIND

Remixed by CMJK(8)

リリースデータ

2000年8月9日 初登場1位 売上19.2万枚 Produced by JULIE.K.、JUN-ICHI “RANDY”TSUCHIYA、YASUHIRO OKADA avex trax

メンバー

Coming Century 20th Century
森田剛 坂本昌行
三宅健 長野博
岡田准一 井ノ原快彦

V6、5thアルバム。前作から1年ぶり。前作に未収録だった「太陽のあたる場所」、その後の2シングルを収録。シングルは全てリアレンジが施されている(「Life goes on」のみリミックス表記)。8センチCDからマキシシングルへ移行して最初の1作となった15thシングルは曲タイトルではない作品タイトルをつけた『MILLENIUM GREETING』(3曲+3曲のリミックス+3曲のカラオケ)として発売されていた(初マキシとミレニアム(2000年)を記念して豪華な感じを醸し出したかったものと思われる)。初回盤はHAPPYスリーブパッケージ仕様、HAPPYフォトブック(IN NEW YORK)封入、HAPPYパノラマステッカー(スリーブに巻いてある帯がステッカー仕様)、HAPPYボーナストラック収録、CDケースは黒ケースとなっている。HAPPYボーナストラックに該当する15曲目「HYPER EURO MEGAMIX」はシングル6曲のリミックスメドレー。通常盤は全14曲仕様。「太陽のあたる場所」、『MILLENIUM GREETING』が30万枚を越えて好調だったが、「IN THE WIND」で一気に半減してこの時点での最低売上を更新、今作も初の20万割れとなった。

タイトルのつけ方が前作と兄弟作みたいだが作風はかなり異なっていて今作では一気に大人っぽくなった。若さや明るさで押すというよりも、もう少し余裕のある大人の爽やかさというか。サウンドも全体的にロック寄りでどっしりとした佇まいの曲が多く、最初と最後にミディアム〜バラード系で聞かせる曲を持ってきている辺りもこれまでよりも少し落ち着いた方向性へシフトしようとしているように感じる。率直にけっこう好みな方向性の作風に一気に切り替わった感じでこの時期のシングルは「太陽のあたる場所」くらいしか印象に残っていなかったが、アルバム全体としてはここまでの最高傑作とも思える仕上がり。ちょっと曲数が多くて長さを感じてしまうところだけネックだが、この後ベスト盤で一旦総括される事もあり、最初の5年間での到達点のような1作なのは間違いないと思う。

そのシングル曲も全曲アレンジャーを変更するほどまるっきり変わっていてシングルを知っていても印象がまるで違うのでかなり新鮮(表記上は「Life goes on」だけリミックスだがこれもリミックスっぽくは聞こえない)。V6のシングルをアルバムバージョンとかミックスとかいうちょっと変えましたレベルじゃ済まさない勢いでまるっきり作り変えてしまうというのは当たりはずれはあったけどなかなか面白かった(次辺りを最後にほとんどやらなくなってしまい、大胆改変というとほぼ今作が最後)。『Very best』でシングル回収して済ませた気になってしまってはいけなかったな…(20年越しの反省)。

HAPPYボーナストラックの「HYPER EURO MEGAMIX」はシングルを初期のユーロビート風のリミックスメドレーで繋いだもの。「Blieve Your Smile」と「IN THE WIND」のリミックスを新たにDAVE RODGERSが手掛けたとされているがこの2曲のみでそれ以外はミックスとしてクレジットされているSHOJI UEDAがメドレーにしてまとめたという事っぽい。今作の作風には全く合致せず浮きまくっているが間もなく迎える5周年記念の原点回帰的な意味合いで入れたボーナストラックという事なのだろう…。

“HAPPY”Coming Century,20th Century forever 

印象度★★★★☆

2021.6.17更新

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