SUPER HEROES

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Can do! Can go!/V6 山田ひろし 川上明彦 上野圭市  
2 SUPER FLY/Ken Miyake MOTSU MOTSU MOTSU 三宅健ソロ
3 お前がいる/Yoshihiko Inohara SION SION 白井良明 井ノ原快彦ソロ
4 Without you/Masayuki Sakamoto 片岡大志 片岡大志 星野靖彦 坂本昌行ソロ
5 Truth/Junichi Okada 岡田准一 永岡昌憲 浦清英 岡田准一ソロ
6 Lookin' The World/Hiroshi Nagano DJ KOO DJ KOO west 87 長野博ソロ
7 DO YO THANG/Go Morita 森田剛&今秀明 DEV LARGE DEV LARGE 森田剛ソロ
8 MIRACLE STARTER-未来でスノウ・フレークス-'98 version/V6 Lucy E&Pete Jennings 上野圭市&ミラクルK 1stミニアルバム『GREETING』収録曲 リメイク

リリースデータ

1998年2月11日 初登場1位 売上23.6万枚 Produced by JUN-ICHI “RANDY” TSUCHIYA avex trax

メンバー

Coming Century 20th Century
森田剛 坂本昌行
三宅健 長野博
岡田准一 井ノ原快彦

V6、2ndミニアルバム。2ndアルバム『NATURE RHYTHM』から半年ぶり、ミニアルバムとしては1年2ヵ月ぶり。2ndアルバム以降にリリースされていたシングル「GENERATION GAP」は未収録。今回は全員での新曲「Can do! Can go!」+6人のソロ曲+前作収録の「MIRACLE STARTER-未来でスノウ・フレークス-」のリメイク('98 version)を収録。初回盤はスリーブケース仕様で、本作とは別にV6 BINGO CD+ビンゴカードが封入されている。トランプ付属の前回に続いて今回はBINGO付属というパーティーグッズ付ミニアルバム第2弾となったがミニアルバムは今作が最後となった。シングル売上も徐々にデビュー時の勢いから落ち着きつつあったが、アルバムでも40万前後の売上を記録していた前3作から一転して半分程度の売上まで落ち込み、次の3rdアルバムではさらに今作を下回った。今作以降で今作を上回ったのは『Very best』のみとなり、前3作と『Very best』に続く5番ヒット作となっている。

6人での唯一の新曲「Can do! Can go!」は当時のシングルとして出ていても不思議ではない明るくキャッチーな楽曲。それ以外は6人全員のソロ曲という企画色の強い内容になっている。当時ラップ多めだったカミセンから三宅・森田はソロでもラップ路線だが、岡田は2ndアルバムでトニセンをバックに歌い上げていた「Alone again」に続いて普通の歌モノになっていて1人だけ売り出し方が違ったりするのは面白い。井ノ原はトニセンでは自作もしていたが今回はSION提供で1人だけシンガーソングライターっぽさが強い。坂本は既に安定した歌唱力でのバラード、長野は意外にもDJ KOOによるダンスナンバーでちょっとイメージと違うような…。と、一応6人それぞれの個性を出そうとはしているものの…各自の歌声を堪能できる以外にはあまり面白味は無く各メンバーが好きな人向けといった趣き。

三宅のラップと森田のラップは方向性が異なり、森田の「DO YO THANG」はかなり尖った雰囲気を醸し出していてこれはそのまま後輩のサクラップ(最盛期)やJOKERに受け継がれていく本格ラッパーの系譜だが彼らに比べるとどうも自ら尖った感じの作詞に参加して本格派を気取ってもラップボイスが作り切れてなくて少年の面影が消しきれずに尖り切れない。この方向性を深掘りしなかったのは正解だったかもしれない。

BINGO CDはそのままBINGO用のCDでメンバーが司会としてジャラジャラ回す音と番号の読み上げを行っていく大量のトラックを収録したもの。ただジャラジャラして読み上げるだけではなく、1発ギャグみたいなことをやったり物まねしたりメッセージを送ったりとジャラジャラする前に色々ふざけてやっているのでビンゴしないユーザーでも楽しめる部分も一応ある。

SUPER HEROES 

印象度★★★☆☆

2021.5.20更新

戻る