The ONES

No No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
初=初回盤A,B、通=通常盤
1 1 never KE1 Shun Kusakawa/KAY/DAICHI CHOKKAKU  
2 2 刹那的 Night 石野卓球 石野卓球 CMJK 岡田准一プロデュース
3 3 SOUZO 浜野謙太 Tommy Clint Tommy Clint  
4 4 Beautiful World 秦基博 秦基博 皆川真人 46thシングル 最高1位 売上12.7万枚
5 5 Cloudy sky 秋元康 HIKARI CHOKKAKU  
6 6 DOMINO Staxx T(CREAM) Jazelie Paris/Justin Goins/
Derryck Thornton
Derrck "Big Tank" Thornton  
7 7 Round & Round 林宏次 TAKUYA HARADA/
COMMAND FREAKS/CASPER
COMMAND FREAKS 長野博プロデュース
8 8 Remember your love AKIRA U-Key zone/Shunsuke Harada 久保田真悟(Jazzin'park) 三宅健プロデュース
  9 会って話を【20th Century】 堀込高樹 堀込高樹 KIRINJI 通常盤のみ追加収録
9 10 Answer 福岡良太 SHIKATA/CHRISTOFER ERIXON/
COMMAND FREEKS
COMMAND FREEKS 坂本昌行プロデュース
10 11 Can't Get Enough SUNNY BOY Junichi Hoshino/
Kameron "Grae" Alexander
Junichi Hoshino 47thシングル 最高1位 売上13.9万枚
  12 Get Naked【Coming Century】 Micro Jintae Ko/Tony Ferrari/
Alma Goodman/Klara Elias
Jintae Ko 通常盤のみ追加収録
11 13 ボク・空・キミ micca 大橋好規 久米康嵩 森田剛プロデュース
12 14 COLORS micca Ryuhei Yamada ha-j 48thシングル 最高1位 売上10.0万枚
13 15 レッツゴー6匹 池田貴史 池田貴史 山口寛雄/池田貴史 井ノ原快彦プロデュース
14 16 The One fifi leger THE CHARM PARK THE CHARM PARK  

リリースデータ

2017年8月9日 初登場1位 売上16.6万枚 Produced by JULIE.K. avex trax

メンバー

Coming Century 20th Century
森田剛 坂本昌行
三宅健 長野博
岡田准一 井ノ原快彦

V6、13thアルバム。ベスト盤『SUPER Very best』から2年ぶり、オリジナルアルバムとしては4年半ぶり。ベスト盤以降の3シングルを収録。47th両A面「ハナヒラケ」、48th両A面「太陽と月のこどもたち」は未収録。今作では「今、V6でやりたいこと」をテーマにして6人が1曲ずつプロデュースを担当。作詞作曲編曲には関与していないが歌詞の内容や歌割、MVの監修を行っている。またシングルだけでなくアルバム曲も全曲のMVが制作された(初回Aに収録)。

初回盤Aは全14曲仕様、全14曲+今作未収録の「太陽と月のこどもたち」のMVを収録したBlu-ray付、DVD付の2種。Blu-ray付は初
初回盤Bは全14曲仕様、『テレビ朝日ドリームフェスティバル2016』出演時のライブ映像14曲+「カミセン vs トニセン! 沖縄縦断VR対決」を収録したDVD付。こちらはDVD付のみでBlu-ray付は無い。初回盤は2種ともBOXケース仕様でケースの中に2枚組10mmサイズのプラケースが収納されている。
通常盤「会って話を【20th Century】」「Get Naked【Coming Century】」の2曲を追加収録した全16曲仕様。これまでと異なりラストではなくアルバム途中に差し込まれる形となっている。通常盤の初回特典としてスリーブケース仕様、36Pフォトブック付属
3種全てにシリアルナンバーが封入されており、12月15日までの期間限定で初回盤Aに収録されたMVのメイキング映像を視聴できた。

3パターン複数商法で特に複数枚買わせる商法が過激化したわけではなかったが、今作は前作より10万枚近い大幅上昇となり、6〜8th、2ndベスト、10〜12thを上回るというかなり好調な売上を記録した。

メンバー1人1曲プロデュースというのは当時の特設サイトの解説で明記、公式のディスコグラフィーの曲目に記載していたもののブックレットには一切の表記が無く、演奏クレジット部分にも各メンバーの関与を示すクレジットはない。このため作品だけ手に取っても誰がどの曲をプロデュースしているのかは把握できない。また前作のようなV6名義でのプロデュースでもなくプロデュースは従来通りJULIE.Kに戻っている。

飛び道具的なはじけっぷりを見せた前作だったがその後のベスト盤までのシングルはバラード主体で一気に落ち着いてしまいインパクトも落ちていた。ベスト明けのシングルでは秦基博提供でポップな「Beautiful World」はあったものの「Can't Get Enough」ではシングル史上最高にクールな方向性を提示。以後はクール系とポップ系の二軸に近いシングルが続いて両A面の連発となっていったが今作では両A面を未収録にしてアルバム曲を充実させる方向に舵を切っているのでアルバムとしては新曲が多くなった。全体にはポップな曲もあるけどクールだったりおとなしい大人の方向性が激増したためとっつきにくいところもあり、20周年で初期シングル中心のTV披露で改めてV6らしさのイメージを世間に見せていた中ではちょっとイメージと違って大人のグループに変化してきたV6の今を提示しようという気概が感じられる。V6の今を提示するというのは4年後のラストアルバムではさらにコンセプトとして強調されたが、その方向性は今作から連なっていっているものだと思う。充実の1作ではあるが個人的にはイマイチなじめずに良く分からない部分も多かった。といってもベスト盤プロモーションのTV出演では新曲を「Wait for you」固定で披露してクールなV6も同時に提示していたのでその流れからすると自然なアルバムでもある。最後を締める表題曲「The One」はV6らしいポップな曲だったりとクールに行ったきり戻ってこないわけではないので安心できる部分もちゃんとある

メンバープロデュースは今までのV6の王道からは外れて各自こだわりや趣味性を感じさせるものが多いが、「レッツゴー6匹」は明るくポップなV6路線そのまま、パブリックイメージの井ノ原快彦らしい楽曲。変わらぬポップで明るいV6とは井ノ原快彦だったのかもしれない。

B0721KKCXY初回盤A(Blu-ray付) B0721KK96G初回盤A(DVD付) B072MZSCWG初回盤B(DVD付)  B071GLF2PB通常盤 

印象度★★★☆☆

2021.10.19更新

戻る