WANDS Streaming Live〜BURN THE SECRET〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 | 原曲 |
1 | David Bowieのように | 上原大史 | 柴崎浩 | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | |
2 | 真っ赤なLip | 上原大史 | 大島こうすけ | 16thシングル | |
3 | Just a Lonely Boy[WANDS 第5期 ver.] | 上杉昇 | 柴崎浩 | 17thシングル初回盤のみC/W | 8thシングルC/W 2期 |
4 | 賞味期限切れ I love you | 上原大史 | 柴崎浩 | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | |
5 | 時の扉[WANDS 第5期 ver.] | 上原大史 | 大島康祐 | 16thシングル初回盤のみC/W | 4thシングル 2期 |
6 | もっと強く抱きしめたなら[WANDS 第5期 ver.] | 魚住勉・ 上杉昇 |
多々納好夫 | 6thシングル名探偵コナン盤のみC/W 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 |
3rdシングル 1期 |
7 | 世界中の誰よりきっと[WANDS 第5期 ver.] | 上杉昇・ 中山美穂 |
織田哲郎 | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | 中山美穂&WANDS シングル、 2ndアルバム『時の扉』収録曲 2期 |
8 | 抱き寄せ 高まる 君の体温と共に | 上杉昇 | 柴崎浩 | 17thシングル | |
9 | 明日もし君が壊れても[WANDS 第5期 ver.] | 坂井泉水 | 大野愛果 | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | 14thシングル 3期 |
10 | アイリメンバーU | 上原大史 | 上原大史 | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | |
11 | Secret Night〜It's My Treat〜[WANDS 第5期 ver.] | 上杉昇 | 栗林誠一郎 | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | 9thシングル 2期 原曲は栗林誠一郎『It's My Treat』(歌詞変更) |
12 | Burning Free | 上原大史 | 柴崎浩 | 6thアルバム『BURN THE SECRET』収録曲 | |
13 | 星のない空の下で | 上杉昇 | 柴崎浩 | 第5期ver.未発売 ここからメドレー | 2ndアルバム『時の扉』収録曲 2期 |
14 | 天使になんてなれなかった | 上杉昇 | 柴崎浩 | 第5期ver.未発売 | 3rdアルバム『Little Bit...』収録曲 2期 |
15 | Jumpin' Jack Boy | 上杉昇 | 栗林誠一郎 | 第5期ver.未発売 ここまでメドレー | 7thシングル 2期 |
16 | 世界が終るまでは… | 上杉昇 | 織田哲郎 | 第5期ver.未発売 | 8thシングル 2期 |
17 | エンドクレジット(BGM「アイリメンバーU」) | ||||
<特典映像> | |||||
18 | 恋せよ乙女 | 上杉昇 | 大島康祐 | 第5期ver.未発売 | 6thシングル 2期 |
19 | Brand New Love | 坂井泉水 | 綿貫正顕 | 第5期ver.未発売 | 13thシングル 3期 |
20-23 Document Movie | 当日のドキュメント映像 |
リリースデータ
2021年4月7日 | 音楽Blu-rayチャート初登場2位(総合4位) | 売上0.6万枚 | Produced by 長戸大幸 | D-GO/GIZA |
メンバー
Vocal | 上原大史 |
Guitar,Chorus | 柴崎浩 |
Keyboard,Chorus | 木村真也 |
-Support- | |
Drums | 車谷啓介(from Sensation) |
Bass | 麻井寛史(from Sensation) |
WANDS1stライブBlu-ray。通算3作目の映像作品で5期及びBlu-rayでは初の映像作品。いきなりDVDでの発売は無くBlu-rayのみだが、Blu-ray特有のポップアップメニュー機能が搭載されていない。2020年10月31日、11月1日に配信された「WANDS Streaming Live〜BURN THE SECRET〜」の模様を収録。10月31日はFC会員限定、11月1日は一般配信だったが今作には11月1日のセットリストが全曲収録されている。10月31日のみだった「DON'T TRY SO HARD」「愛を語るより口づけをかわそう」は未収録。また特典映像として両日共に配信されなかった未配信映像「恋せよ乙女」「Brand New Love」と当日収録のドキュメント映像を収録。
過去の楽曲に関しては5期でカバー音源を発売済みの場合は[WANDS 第5期 ver.]の表記がついているが、まだ発売してない過去曲のカバーは無表記となっている。「星のない空の下で」から特典映像2曲までは今作時点でまだ[WANDS 第5期 ver.]の発売がされていない。今作発売直後の4月10日に告知された6月発売の次のシングルC/Wで「Brand New Love」は[WANDS 第5期 ver.]として音源化される事が発表された。
元々は10月に大阪・愛知・東京で3公演の「WANDS LIVE TOUR 2020」を予定していたが新コロ中止を決定。実際には2020年10月はだいぶ規制が緩和されていた時期で同じビーイングでもSARD UNDERGROUNDは観客を入れてのツアーを決行して開催(ツアーと言いつつ大阪と東京の2公演だったが…)、5月から延期していたFIELD OF VIEWも規模を縮小してライブを行っていた。対してWANDSはかなり早い段階で中止を決定してしまったが、その代わりとしてこの配信ライブ開催が決定した。このライブの会場は本来10月7日に行うはずだった大阪梅田クラブクアトロとなっている(収録日も10月7日だったかは不明)。
歓声もメンバーの視聴者への呼びかけも一切なく、MCも一切なく、生演奏のTV特番のようなきっちり作り込まれたカメラワークや映像になっていてちょっと不思議な感覚の配信ライブだ。演奏は安定していてサポートも入れたバンド体制。CDではサポート表記が無く打ち込みだったと思われるが、きっちり作り込まれたCDとはまた違って上原大史のボーカルやベースドラムの生演奏に躍動感があるため、ライブ感はこれでもかなりある。CDよりシャウト気味に歌う部分もあるが3期の高音の曲まで乗り切ってしまう上原ボーカルは改めて対応力が進化していて、上杉曲は上杉っぽいと感じさせ、和久曲は和久っぽいとも感じさせ、5期オリジナルでは新生WANDSを感じさせる。2期上杉時代のライブ映像ではなんだかんだけっこう高音維持がきつそうでCDとはかなり異なる歌い方をしていたのを思うと、この時点での上原大史と当時の上杉昇ではライブ経験が桁違いであるというのはあるにしても、安定感は抜群に高い。
終盤は未発売のカバーになるが、そちらはまだ5期として作り込んでいないのか原曲を生演奏しているだけといった感じに聞こえる。とはいえ今回取り上げた曲は生演奏になるだけでもかなりリアレンジ感が出ている。いずれ音源化される時はまた少し違った感じになるんじゃないだろうか。
SARD UNDERGROUNDでもそうだったがやはりライブにおいてドラムが生演奏になるのは大きいなと思った。ていうかSARDもサポートドラマー車谷啓介だったし、GIZA全盛期からCDは打ち込みなので三枝夕夏
IN dbのCDでは用無しライブでは引っ張りだこな状況はベテランになっても変わらないのか。
なお特に生配信と告知しておらず、曲間の無さや映像の繋ぎの雰囲気からも見始めてすぐに収録映像だと分かった視聴者も多かったと思うが今作は生配信ライブではなく完全な収録編集映像を単に時間になったらネット上映しただけである。ライブは両日20時配信開始となっていたが、ドキュメント映像では上原大史が「4時からライブなんて普段やらない」とリアルな収録時間に言及しているほか、柴崎・木村の感想コメントも「TV収録のようだった」「連続でPV撮影したみたい」など随所で生配信ではなく収録でないと出てこないような発言が飛び出しまくっている。この収録方式だと確かに無観客生配信ライブ以上にライブ感が無く、難しい収録だっただろうなと思う。
印象度★★★★☆
2021.4.24更新