ジャパニーズ・シングル・コレクション-グレイテスト・ヒッツ-
No | タイトル | 作詞作曲 | 備考 |
1 | Wham Rap!(Enjoy What You Do) | G.Michael/A.Ridgeley | 1stシングル(UK7インチシングルバージョン) 日本初CD化 ボーナス・トラック |
2 | Young Guns(Go For It!) | G.Michael | 2ndシングル 日本1stシングル |
3 | Club Tropicana | G.Michael/A.Ridgeley | 4thシングル(カット) 日本2ndシングル |
4 | Bad Boys | G.Michael | 3rdシングル 日本3rdシングル |
5 | Wake Me Up Before You Go-Go ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ |
G.Michael | 6thシングル 日本4thシングル |
6 | Careless Whisper | G.Michael/A.Ridgeley | 7thシングル(George Michaelソロ扱い) 日本5thシングル(Wham! featuring George Michael名義) |
7 | Freedom | G.Michael | 8thシングル 日本6thシングル |
8 | Last Christmas | G.Michael | 9thシングル両A面曲、その後単独シングルとしても発売 日本7thシングル 最高12位 売上44.0万枚(84,88年盤) 最高17位 売上21.2万枚(93年盤) 最高94位 売上0.3万枚(01年盤) 最高84位 売上0.9万枚(04年盤) |
9 | Everything She Wants(Remix) 恋のかけひき |
G.Michael | 9thシングル(カット) 日本8thシングル |
10 | I'm Your Man | G.Michael | 10thシングル 日本9thシングル |
11 | The Edge of Heaven | G.Michael | 11thシングル(カット) 日本10thシングル |
12 | Where Did Your Heart Go? 哀愁のメキシコ |
Don Was&Dave Was | 11thシングルイギリス7インチWパック盤&12インチ盤収録曲(カット) アメリカでは単独シングル(カット) 日本10thシングルB面、日本11thシングル Was(Not Was)のカバー |
13 | Blue(Armed With Love) | G.Michael | 4thシングルB面 日本2ndシングルB面 ボーナス・トラック |
14 | Bad Boys(Extended Club Mix) | G.Michael | 3rdシングル12インチ盤バージョン ボーナス・トラック 日本でも12インチシングルとして発売 |
15 | I'm Your Man(Extended Stimulation Mix) | G.Michael | 10thシングル12インチ盤バージョン 日本初CD化 ボーナス・トラック 日本でも12インチシングルとして発売 |
16 | A Ray Of Sunshine (Specially Recorded For 'The Tube') |
G.Michael | 6thシングル12インチ盤B面収録Ver. 日本初CD化 ボーナス・トラック 日本でも12インチシングル「Wake Me Up Before You Go-Go」B面として発売 1stアルバム『Fantastic』収録曲のTV番組「The Tube」用に録音されたバージョン |
17 | Last Christmas(Instrumental) | G.Michael | 2014年限定12インチレコード収録Ver. 世界初CD化 ボーナス・トラック |
No | タイトル | 備考 |
1 | Wham Rap!(Enjoy What You Do) | 1stシングル(UK7インチシングルバージョン) |
2 | Young Guns(Go For It!) | 2ndシングル 日本1stシングル 日本初DVD化 |
3 | Club Tropicana | 4thシングル(カット) 日本2ndシングル |
4 | Bad Boys | 3rdシングル 日本3rdシングル 日本初DVD化 |
5 | Wake Me Up Before You Go-Go ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ |
6thシングル 日本4thシングル |
6 | Careless Whisper | 7thシングル(George Michaelソロ扱い) 日本5thシングル(Wham! featuring George Michael名義) |
7 | Freedom | 8thシングル 日本6thシングル |
8 | Last Christmas | 9thシングル両A面曲、その後単独シングルとしても発売 日本7thシングル 最高12位 売上44.0万枚(84,88年盤) 最高17位 売上21.2万枚(93年盤) 最高94位 売上0.3万枚(01年盤) 最高84位 売上0.9万枚(04年盤) |
9 | Everything She Wants 恋のかけひき |
9thシングル(カット) 日本8thシングル |
10 | I'm Your Man | 10thシングル 日本9thシングル |
11 | The Edge of Heaven | 11thシングル(カット) 日本10thシングル |
12 | Where Did Your Heart Go? 哀愁のメキシコ |
11thシングルイギリス7インチWパック盤&12インチ盤収録曲(カット) アメリカでは単独シングル(カット) 日本10thシングルB面、日本11thシングル Was(Not Was)のカバー |
13 | I'm Your Man(Extended Stimulation Mix) | 10thシングル12インチ盤バージョン 世界初DVD化 日本でも12インチシングルとして発売 |
14 | A Ray Of Sunshine(Live From The Tube 1983) | TV番組「The Tube」出演映像 世界初DVD化 |
15 | Freedom(Live From The Tube 1983) | TV番組「The Tube」出演映像 世界初DVD化 |
特典映像 | ||
1 | maxell カセットテープ「UDU」新登場 ハイビームサウンド篇 | 30秒TV-CM(1984年) |
2 | maxell カセットテープ「UDU」ダンシング「えっへん、ハイポジション」篇 | 30秒TV-CM(1984年) |
3 | maxell カセットテープ「UDT/UDU」イラスト「耳がサンキュー!といった」篇 | 30秒TV-CM(1985年) |
リースデータ
2020年11月11日 | 初登場34位 | 売上0.5万枚 | Sony Music |
メンバー
George Michael |
Andrew Ridgeley |
Wham!日本独自ベストアルバム。英字表記は『JAPANESE SINGLES COLLECTION-GREATEST HITS-』。日本で発売されたシングル曲とMVを網羅するソニーの洋楽ベストシリーズの1作として企画された。Wham!のべストはなかなか許可が降りなかったが、企画デザインを見たアンドリュー本人と当時のマネージャーが気に入ってくれたことから実現したとされる(ジョージは2016年没)。CDはBlu-spec CD 2仕様2020年最新リマスターで日本で発売された全シングルA面11曲を発売順にUK7インチシングルバージョン準拠で2〜12に収録、それ以外の楽曲はボーナストラック扱いで収録しているが日本では「Wham Rap!」のシングルが発売されていなかったためこの曲のみ時系列の1曲目に配置し、レアなB面曲「Blue」と別バージョンは13〜17曲目に配置されている。「Wham Rap!(Enjoy What You Do)」の7インチシングルバージョンは日本では初CD化、「I'm Your Man(Extended Stimulation Mix)」「A Ray Of Sunshine(Specially Recorded For 'The Tube')」もこのバージョンでは日本初収録。「Last Christmas(Instrumental)」は2014年のレコードストア限定の12インチ盤で発売した際に初めて収録されていたメインボーカル抜きのインストバージョンで世界初CD化となる。DVDにはミュージックビデオを全曲収録。これまで唯一のDVD『THE BEST OF WHAM!』を補完する内容で「Young Guns(Go For It!)」「Bad Boys」は日本初DVD化、「I'm Your Man(Extended Stimulation Mix)」とTV番組出演時の「A Ray Of Sunshine」「Freedom」は世界初DVD化となる。特典映像は当時の日本のカセットテープのCMにメンバー2人が出演していた映像を3本収録。
そもそもにWham!は活動期間が短く、バージョン違いを除くと20数曲しか曲も無いのでフル収録でなくとも12,3曲のベストアルバムを作っただけで半分を越えるし、収録されなかった曲の方が少なくなってしまい何枚もベストを作れるものでもない。それでも既に『The Final』、『The Best of Wham!: If You Were There...』、さらに日本独自の『STAR BOX』も出ていてこれらと選曲に大きな違いは無い。今作の特色としてはUK7インチシングルバージョン準拠にしたことでこれまでのアルバムでは常にいくつかの曲がロングバージョン(主に12インチシングルバージョン)で収録されていたのが短いシングルバージョン統一になっているというところで、これにより早速「Wham Rap!(Enjoy What You Do)」が日本初CD化。これまで6分40秒前後のバージョンで収録されてきた「Wham Rap!(Enjoy What You Do)」だが今回の7インチシングルバージョンは3分半しかないのであっという間に終わってしまう。また「Last Christmas」も『STAR BOX』以外はいつもPudding Mixだったが今回はシングルバージョン。B面から唯一アルバム未収録だった「Blue」がチョイスされているのもおいしい(初CD化ではないがCD化というのが8センチCDで出た1回ポッキリという入手困難すぎるやつ)。
また7インチシングルバージョン統一だけでなく、今作は2020年リマスターがしっかり施されているのが最大の目玉だと思う。一応旧作はほぼ最新の04年再発盤で聞いていったがどれも音量が極貧でリマスターしているようには聞こえなかった(97年の『The Best of Wham!: If You Were There...』の方が04年再発盤よりも明らかに迫力があった)。そんなにド派手に持ち上げた迫力リマスターではないが今作はようやく現代の標準的な音で聞けるのは良かった。楽曲解説も丁寧で(日本で発売された当時のジャケットも掲載されていてブックレットも充実していて新たな決定版になったと思う。ただし楽曲解説ではバージョン違いや日本のシングル盤に関する説明がほぼ無く、本国でのリリースについてやその背景解説に終始しているのは少し残念だった。曲数少ない割に細かいバージョン違いが多すぎて整理しきれないし、今作も日本で発売されたシングル曲を網羅しているが、音源自体は日本盤シングル音源ではなくUK7インチ準拠なので微妙に異なるわけで…。まあこの辺はAmazonレビューでも詳しい人が説明してくれているのでそっち参照って事で。
「Last Christmas(Instrumental)」はカラオケバージョンというかメインボーカルトラックが抜かれたもの。この曲ではジョージ自らがコーラスを重ねていてそっちの声は残されているため、後半になるほどボーカルが残ったままになっているほか、フェイク部分や台詞部分などこれは残されてるからメイン扱いだけどこっちは消されてるからメインボーカル扱いだったのかとか色々分かるのが面白かった。
DVDの方はさすがに時代性を感じるものが多いが貴重映像には違いない。「Last Christmas」だけ明らかに鮮明度が違って綺麗なのは比較的近年に映像がリマスターされていたためだろう。しかし改めて2人とも物凄いイケメンだったんだな…。
印象度★★★★☆
2020.12.24更新