Videoberry2号

リリースデータ

メンバー

Whiteberry2nd映像作品。VHS,DVDでの発売。前作から半年ぶり。ビデオマガジン第2弾。前作以降の2シングルとドキュメント映像的に制作された「願い星」のPV、おまけ映像を収録。前作同様に副音声仕様でシングル2曲はカラオケバージョン、「願い星」にはメンバーコメンタリーを収録。

「夏祭り」でのブレイク時はまだそれ以前の延長のような素朴な雰囲気でミニ浴衣みたいな衣装も含めてかわいいという声も多かった。しかし1stアルバムを経ての「あくび」ではやたらと濃いメイクで反抗的な雰囲気を漂わせてダークに豹変。そのまま年末の歌番組に「夏祭り」で出演する際もボーカル前田は下記ジャケット写真のような風貌になっていたため、かわいいという評判が消失した(もっと率直に言えば公式掲示板等でもブス、不細工バンドと中傷する声が激増した)。『うたばん』出演時に司会の中居正広が「すっぴんの方がかわいいんじゃない？」と発言するほどだったのでたぶん大多数の人が何でそんな変な化粧してんの？と思うような珍獣的なメイクだったものと思われるが(特にボーカル前田)、ファンもかなり戸惑っていた中で出たのが今作である。

冒頭の「カニの逆襲」は春休みの合宿時と思われるオフショット映像だが前田がオレンジ、稲月が金髪に染めていて田舎のヤンキー感全開…であるがまだ中学3年生→高校1年生のタイミングなので子供がイキがっている感全開。内容もカニを食べたいと冷蔵庫からカニを持ち出し同い年の長谷川も交えた3人でカニを分解して行儀悪くバクバク食べるだけのよく分からない映像。「夏祭り」は前述のように海ではない北海道の夏の自然風景とミニ浴衣姿での演奏シーンなど風情と華やかさがあるいい内容。「あくび」では一転してダークメイクで激変した前田が激しい形相で暴れまわる反抗的映像。これでブレイクで掴んだファンが一斉に消失した…といっても過言ではないくらい衝撃的だったし売上も壊滅した。「YUKI」のPVで無邪気に笑っていた少女と同一人物とは思えないがまだ1年も経っていなかったのに何故…。

「願い星」では音源はCDだが、ライブ映像とデビュー前の映像などが流れるヒストリー的な内容。前作のおまけ音声ではおおはしゃぎだったメンバーだが今回は感動して全員でただただ号泣していて同じ言葉を繰り返すだけ。当時の思い出を語る余裕がない。これで感動的だろうという事でOKテイクにしたのだと思われるが、ほぼ何も喋っていない…。

前作にも出ていた前田・稲月のダークメイクBlackberryの映像はさらにロングバージョンで登場。チュッパチャプスをなめながらスタッフに破格での契約をせまる珍映像が収録されているが、前田さんマユゲ無くなっ…。他のメンバー3人はネコの着ぐるみきてにゃんべりを結成しているがこちらのユルさとの対照的な雰囲気は面白い。メンバー全員が反抗期だったわけではないようだ。

印象度★★★☆☆

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