STAFF ROLL
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Be cool! | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利 | 4thシングル 最高3位 売上23.9万枚 |
2 | おまえがいれば-You are my only……- | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利 | |
3 | SNOW BLIND | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利,田原音彦 | 3rdシングル 最高5位 売上13.8万枚 |
4 | Time has gone. | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利 | |
5 | 叫び | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利,田原音彦 | 2ndシングル 最高2位 売上24.7万枚 |
6 | Freedom machine | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利 | ダンサーメンバーが歌唱 |
7 | SOMEDAY | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利 | |
8 | Every war Every fight | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利 | |
9 | 孤独に一番近い場所 | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利 | 平山晃哉ソロ |
10 | Get down | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利,田原音彦 | 1stシングル 最高10位 売上17.6万枚 |
11 | 風よ | 秋元康 | 後藤次利 | 後藤次利 | |
12 | KONOMAMAZUTTO(ITSUKA FUTARIDE) | 木梨憲武 | 後藤次利 | 後藤次利 | シークレットトラック |
リリースデータ
1999年3月10日 | 初登場3位 | 売上59.3万枚 | Producer:石橋貴明、木梨憲武 Sound Producer:後藤次利 Supervisor:秋元康 |
avex trax |
メンバー
名前 | 本職 | 担当 |
石橋貴明 | とんねるず | ボーカル |
木梨憲武 | とんねるず | ボーカル |
平山晃哉 | アクリル装飾 | ボーカル |
神波憲人 | 衣装 | ボーカル |
成井一浩 | 大道具 | ダンサー(2ndシングルまでボーカル) |
星野教昭 | ロケーションサービス | ダンサー |
高久誠司 | カメラクレーン | ダンサー |
半田一道 | スチールカメラマン | ダンサー |
網野高久 | 持ち道具 | ダンサー |
飯塚生臣 | 視覚効果 | ダンサー |
大原隆 | 大道具 | ダンサー |
脱退者 | ||
神原孝 | ディレクター | ダンサー 1stシングルのみ |
太田一矢 | ディレクター | ダンサー 1stシングルのみ |
野猿1stアルバム。とんねるずの歌手活動は95,6年を最後に終了していたが、以降も別番組の企画としてCDリリースは行っていた。そんな中、フジテレビ『とんねるずのみなさんのおかげでした』では石橋がSMAP中居とMCをしていたTBS『うたばん』とそっくりのセットを用意してとんねるずがアーティストのPVパロディをするという『ほんとのうたばん』というコーナーをスタート。そこにバックダンサーとして番組スタッフが「ジャニーズシニア」と命名されてシャレで踊っていた。彼らをデビューさせたら面白いと盛り上がり、最終的にとんねるずも参加して野猿が誕生した。98年4月にデビュー。その後「Get down」の番組歌撮り撮影の際の人気投票で最下位になった神原孝が脱退、「叫び」PV撮影のための海外ロケに向かう成田空港にて人気投票最下位となった太田一矢が脱退している。この2人はメンバークレジット欄では()で括られて記載されている。また成井は「叫び」まではボーカル担当だったが、それ以降はダンサーとなった。国内最大のヒット作となった宇多田ヒカルの1stが初動200万オーバー、T.M.Revolutionが初動40万オーバーだったため、初登場3位だったが初動だけで29.7万枚を記録。シングル/アルバム通じて最大のヒット作となった。初回盤はスリーブケース入りでミニフォトブックが付属する。
当時のとんねるずが30代後半でメンバーもそのくらいから若手メンバーで20代後半。若さで売るよりも番組スタッフを集めたグループだったたこともあり、全体的に泥臭さ、男っぽさが強く出た作風になっている。1stシングルである「Get down」だけは"僕"と"君"だが、それ以外の曲は"俺"と"おまえ"となっており、好きだ嫌いだのといった単純なラブソングや、キラキラした夢追いの曲も無い。さらに番組自体はバラエティノリだったものの、楽曲に関しては笑いに走らずに基本的に大マジ(シークレットトラックは楽屋オチの焼肉ソングになっておりややふざけている)。後藤次利による楽曲自体もかなり作り込まれており、完成度が高い。今作リリース当時は中学2年生で、シングルはそこそこ気に入っていたものの、アルバムは全体的に渋くて暗くてあまり耳に残らないと思っていたが、改めて聞いてみたら当時は渋くて暗いと思っていた作風が妙にしっくりきた。当時はメロディーが売れ線キャッチーかどうかでしか聞いてなかったんだろうなぁ…。またメンバーが既にいい年だった事もあり、10代に合わせていくよりもわりと大人向けの作品だったのかもしれない。
印象度★★★★☆