愛を求めているのに
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 満たされない | 矢作萌夏 | 矢作萌夏 | 宗本康兵/矢作萌夏 | |
2 | I was born to love you | 矢作萌夏 | 矢作萌夏 | 宗本康兵/矢作萌夏 | 2nd配信シングル |
3 | わたしごっこ | 矢作萌夏 | 矢作萌夏 | 宗本康兵/矢作萌夏 | 3rd配信シングル |
4 | 18歳のわたしへ | 矢作萌夏 | 矢作萌夏 | 宗本康兵/矢作萌夏 | |
5 | 死に花に、生命を | 矢作萌夏 | 矢作萌夏 | 宗本康兵/矢作萌夏 |
リリースデータ
2024年9月25日 | 初登場89位 | 売上0.06万枚 | ポニーキャニオン |
矢作萌夏2ndEP。前作から11ヶ月ぶり。7月5日に「I was born to love you」配信と同時に8月14日に「わたしごっこ」の配信と今作の発売が告知された。「18歳のわたしへ」にTHE ALFEE坂崎幸之助がギターで参加、 「I was born to love you」「満たされない」「わたしごっこ」には休日課長(ゲスの極み乙女、DADARAY、ichikoro、礼賛)がベースで参加している。
初回盤は『矢作萌夏メジャーデビュー記念ライブ「spilt
milk」supported by TBSチャンネル』ライブ本編映像、「死に花に、生命を」MV&メイキング、「I
was born to love you」「わたしごっこ」のOfficial Video、今作のジャケットメイキング映像を収録したBlu-ray付。前作はNeSTREAM
LIVE視聴コードを封入する形式を取っていたが不評だったのか今回は普通にBlu-ray付属となった。
通常盤はCDのみ。
前作同様に全曲が生音路線だが、今作はさらにバンドとのセッション感が強くなった。引き続きポルノグラフィティのアレンジャーの1人でもある宗本康兵が関与しており、THE ALFEE坂崎幸之助やサポートバンドメンバーの起用もこの人の人脈によるところが大きいと思われる(CSで月1でやっている生のバンドセッションをやっている音楽番組『しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT』のバンドメンバーで音楽監督をしているのが宗本康兵)。また前作は普通にいい曲揃い程度だったが今回は1曲1曲の強度が増していて1曲単位でも残りやすい。「I was born to love you」は前作の流れに近い明るめのラブソングだったが、それ以外は内面に踏み込んだような明るいだけではない人としての深みを感じられるような歌詞になっていてシンガーソングライターとして正統に進化している印象。メロディーメイカーっぷりも素晴らしいが、声もいい。声を張ったいわゆる"上手い"感じの歌い方もできる人なんだろうけど、終始声を張って歌い上げるばかりではなく曲に合わせての強弱の付け方も絶妙で聞いていて心地いい声をしている。実際のところ、どういう人なのかキャラクターは全く知らないんだけど(そもそもAKB48を一瞬で辞めた人くらいの認識しか無かったのでAKB時代にどういうキャラでアイドルやってたのかも分かってないし、前作でたまたま復帰を知って聞いたら良かったという程度)、シンガーソングライターとして凄く信頼できる人だなと思った。
印象度★★★★☆
2024.12.28更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。