Here today-gone tomorrow

No タイトル 作詞 作曲 produced by 備考
1 Chapter02 矢井田瞳 矢井田瞳 西川進 11thシングル「Chapter01」改題リメイク(歌詞アレンジ変更)
2 マワルソラ 矢井田瞳 矢井田瞳 村田昭 13thシングル 最高14位 売上1.8万枚
3 七色ピエロ 矢井田瞳 矢井田瞳 村田昭  
4 マーブル色の日 矢井田瞳 矢井田瞳 片岡大志 村田昭 11thシングル両A面曲 最高13位 売上2.8万枚
5 月を見ていた 矢井田瞳 山口洋 矢井田瞳 HEATWAVE  
6 NOT A PERIOD 矢井田瞳 矢井田瞳 山口洋(HEATWAVE)
KiLA
 
7 believe or doubt   村田昭 矢井田瞳 村田昭 Instrumental
8 Pajama Holiday 矢井田瞳 矢井田瞳 村田昭  
9 モノクロレター 矢井田瞳 矢井田瞳 村田昭 12thシングル 最高12位 売上2.6万枚
10 彼女の理由 矢井田瞳 矢井田瞳 村田昭  
11 ビルを見下ろす屋上で〜whitfield version〜 矢井田瞳 矢井田瞳 村田昭 13thシングルC/W アルバムVer.
12 雨と嘘 矢井田瞳 矢井田瞳 河野圭  
13 ゆらゆら 矢井田瞳 矢井田瞳 河野圭  

Arranged by all musicians

リリースデータ

2005年8月15日 初登場8位、最高3位 売上11.2万枚 Total Produced by 矢井田瞳
Co-Produce 村田昭
東芝EMI

矢井田瞳5thアルバム。ベストアルバムを経て1年10ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。ベストに収録されなかった11thシングル、ベスト以降の12th、13thシングルを収録。「Chapter01」は「Chapter02」に歌詞とアレンジを変更して改題リメイクされている。「ビルを見下ろす屋上で」はロンドンのWhitfield Street Studioで村田昭のアコースティックピアノ伴奏とボーカルのみでレコーディングされたアルバムバージョン。通常の水曜日発売なら8月10日、17日となるが、何故か15日月曜発売としたため、金曜入荷の3日集計の初動2.6万枚で初登場8位となり、2週目に5.1万枚で3位に浮上した。1週目は4万台、2週目は6万台で1位という低レベル週が続いていたため、水曜発売なら1位を獲得できていたと思われる。CD-EXTRA仕様だが今回も特設サイトへのリンクが収録されているのみで既にドメイン切れ消滅となっている。今作を最後に東芝EMIを離脱した。

今作ではトータルプロデュースがセルフ名義、共同で村田昭、アレンジはall musiciansと一括表記され、曲ごとにプロデューサーが表記されている。引き続きDiamond◆Headメンバーだった片岡大志 村田昭、西川進が参加しているが、浦清英は不参加。また片岡大志の演奏参加はなし、村田昭、西川進もプロデュースした曲にしか参加していないため、西川進も1曲のみとなった。一方でHEATWAVEの山口洋と共作して演奏もHEATWAVEだったり、アイルランドのバンドKiLAが参加したりと他バンドとのコラボ、スタジオミュージシャンの参加が増え、生ドラム使用も増加した(ドラムは1,2,3,5,8.12,13)。このうち「Pajama Holiday」では自らドラムを演奏している。

生バンド編成が増えたが、打ち込みでもこれまでバンドっぽくて区別つかないような曲も多かったのでそこまでガラッと変わったわけではない。それでもほぼ固定の面々だけではなく、新たなサポートミュージシャンも増えてこれまで以上にやり取りを多くして制作されたのかなという感じはする丁寧に作られてはいる充実の1作なんだけど、シングルヒットが出せなくなってきてしまったように今作のシングル曲にはシングルらしい引きの強さが無く、全体に横一線。トータルではいいんだけど…。アルバムとしてのトータル性重視になり、ヒット曲を狙ってシングルを用意するという事を止めてしまったのか、単純にそこまでキャッチーな曲がホイホイ出てこなくなったのか。悪くはないんだけど、やはり少しは強いリード曲が無いと取っ掛かりが無くて残りにくい。より自然体になり、気負いが無くなったところはあるんだろうけど、ますます人気が落ち着いていってしまったのは仕方なかったか。

B0009Y29JW 

印象度★★★☆☆

2025.8.22更新

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