i/flancy
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Creamed potatoes | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | |
2 | 未完成のメロディ | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | 8thシングル(カット) 最高9位 売上4.0万枚 |
3 | アンダンテ | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | 7thシングル 最高5位 売上9.3万枚 |
4 | Ring my bell | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | 6thシングル 最高6位 売上5.7万枚 |
5 | 虹のドライブ | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | |
6 | Change your mind | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | |
7 | Dizzy dive | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | 6thシングルC/W |
8 | 会いたい人 | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | |
9 | i can fly | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | |
10 | i really want to understand you | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko | |
11 | 明日からの手紙 | Yaiko | Yaiko | Diamond◆Head&Yaiko |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Life's Like A Love Song(Live version〜2002, 夏、大阪〜) | Yaiko | Yaiko | 3rdシングル『I'm here saying nothing』C/W、 2ndアルバム『Candlize』収録曲 ライブバージョン |
リリースデータ
2002年10月9日 | 初登場2位、最高1位 | 売上37.7万枚 | Sound Produced by Diamond◆Head&Yaiko | 東芝EMI |
Diamond◆Head are
Producer,Additional Guitar(1,7) | 片岡大志 |
Guitars,All Strings Instruments and Bass(2,3,7,8,9) | 西川進 |
Keyboards Synth Bass(6) and Saxphone(4) | 浦清英 |
Programming ,Keyboards,Bass(10) and Tambourine(3,5,7) | 村田昭 |
矢井田瞳3rdアルバム。前作から1年ぶり。前作以降のシングルからC/W含めて3曲を収録。12月4日に「未完成のメロディ」がシングルカットされた(初回・通常が無く最初からCD+DVDの1種のみ発売)。本格的なCD不況突入とブレイクの波が落ち着いたのが重なり、シングルはトップ10ヒット、10万割れまで縮小していた。今作も前作から一挙半減となる初動19万となり、累計でも前作初動にすら及ばない大激減となった。ただ1週目は稲葉浩志『志庵』に及ばず初登場2位となったが2週目は『志庵』が4位に後退、初登場のスピッツトリビュートアルバム『一期一会』、キングギドラ『最終兵器』を2位3位に抑えて1位に浮上した。これで1stから3作連続にして最後の1位獲得となった。
完全初回生産限定仕様は「Life's Like A Love Song(Live version〜2002, 夏、大阪〜)」収録8センチCD付属。期間限定でライブストリーミングサイトにアクセスできるCD-EXTRA仕様にもなっていた。マキシシングルケースに他の封入物無しの状態で収納されており、これに伴い帯は通常アルバムケースとマキシシングルの2枚分の幅となっている。値段は据え置き3000円のままだった。ケースが別々になっている上、帯なしの状態では初回盤(TOCT24888)と通常盤(TOCT24889)は品番表記以外は同じなので中古市場では初回盤(TOCT24888)なのに8センチCDが失われている事も多い。
1,4,5,11にはベースのサポートメンバーが参加しているためベースは全曲生となる。一方でドラムは「会いたい」1曲のみ、前作で多用されたCymnbals表記は「虹のドライブ」1曲に留まり、パーカッション演奏者はいなくなっている。今作より"Produced by Diamond◆Head"→"Sound Produced and Arranged by Diamond◆Head&Yaiko"と表記が変わり、プロデュースからサウンドプロデュースへ変更、初めてアレンジのクレジットが加えられ、同時に矢井田瞳も連名で加わった。ただし現公式ディスコグラフィーでは前2作も"sound produce by Diamond◆Head & Hitomi Yaida"に書き換えられている。Yaiko名義でクレジットされていたのも今作が最後となり、次回作で矢井田瞳もしくはHitomi Yaidaに変更され、今作含む過去作がベスト盤収録の際にはYaiko部分は全て矢井田瞳もしくはHitomi Yaidaに書き換えられ、公式サイトの1st〜3rdアルバムのクレジットもHitomi Yaidaに変更されている。
アルバムタイトル『i/flancy』に直接的な意味はなく、「i can fly」のアナグラムとなる。シングルカットもあって前半にシングルが連続する構成となったが、「i can fly」がリード曲的存在となっている事もあって後半にかけてもダレることなく、アルバムとして非常にまとまった印象の1作。ただ前2作からするとやはり勢いが一気に落ち着いたのは否めず、これはシングル曲もそうでどれもいいんだけど更なるヒットや飛躍には至らず、シングルの勢いは正直どんどん落ちていってしまったと思う。今作も前2作と同じ感覚で聞くとまあまずまず…といった以上にはならない。しかし何度か聞いているとこれはこれで良さが見えてきて意外と飽きない。
5枚目辺りから突入しそうなモードに早々に突入した感はあり、3枚目でもう落ち着いてしまうのはちょっと早かった。それだけデビューからの爆発的勢いがありすぎたのとこの後で解体される事からDiamond◆Head体制で行き着くところまで行き着いてしまっていたのかもしれない。
印象度★★★★☆
2025.7.4更新