panodrama

No タイトル 作詞 作曲 Sound Produced by 備考
1 panodrama 矢井田瞳 矢井田瞳 矢井田瞳・久保田光太郎・渡辺敏弘  
2 間違いだらけのダイアリー 矢井田瞳 矢井田瞳 久保田光太郎 20thシングル 最高50位 売上0.2万枚
3 もぎたての憂鬱 矢井田瞳 矢井田瞳 久保田光太郎 21stシングル 最高33位 売上0.3万枚
4 よりどころ 矢井田瞳 矢井田瞳 久保田光太郎  
5 GIRLS MAGIC 矢井田瞳 矢井田瞳 村田昭  
6 ガチャリントン 矢井田瞳 矢井田瞳 寺岡呼人  
7 恋の魔法瓶 矢井田瞳 矢井田瞳 久保田光太郎 20thシングルC/W
8 サヨナラありがと 矢井田瞳 矢井田瞳 村田昭  
9 いつかはLOVE SONG 矢井田瞳 矢井田瞳 島田昌典  
10 よれたハートにアイロンを 矢井田瞳 矢井田瞳 久保田光太郎  
11 MY LIFE IS MY MESSAGE〜始まりの靴音〜 矢井田瞳 矢井田瞳 山口洋・細海魚  

Brass Arrangement:山本拓夫(6)
Strings Arrangement:島田昌典(9)

リリースデータ

2012年9月26日 初登場36位 売上0.5万枚 Total Produced by 矢井田瞳 ユニバーサル

矢井田瞳9thアルバム。前作から1年3ヵ月ぶり。前作以降の2シングルから3曲を収録。21stC/W「LooP」は未収録。『もぎたての憂鬱』リリースを最後にシングルCDから実質撤退し、アルバムリリースのみとなった。以降リリースされたシングルCDは2020年にインディーズデビューシングルから20周年記念として関西の一部店舗で815枚限定500円でリリースした『ネオンの朝』のみ(全国的には配信限定に等しい)となる。今作では編曲表記が無く、作詞作曲の後にSound Produced byとしてアレンジャーが表記されている。通常盤1種のみの発売。

村田昭の参加が減って久保田光太郎が増えたが、前作までの村田昭メイン体制でも多くの楽曲でギターを担当していたのが久保田光太郎なので(西川進と入れ替わるように参加)今作でも互いのサウンドプロデュース曲の演奏者としては参加している(していない曲もある)、その他のサポートメンバーも引き続き参加しているので村田昭の参加が減っただけでバンドメンバーはそのままとなっている。一方で寺岡呼人、島田昌典、山口洋・細海魚がサウンドプロデュースした曲ではバンドメンバーも一新されていて、島田昌典の「いつかはLOVE SONG」にベースのFIREが参加している以外は各プロデューサーと馴染みのバンドメンバーが起用されているようだ。「MY LIFE IS MY MESSAGE〜始まりの靴音〜」の山口洋は『Here today-gone tomorrow』の「月を見ていた」「NOT A PERIDO」以来の参加で今回は細海魚も名を連ねている。「ガチャリントン」の演奏前に聞こえる幼女の声は特に記載はなく当時明かされたわけでもなかったようだが、後年Twitterでファンの質問の回答に対して否定していないためだったようだ。

元々ギターメインではあったが、キーボード奏者がアレンジャーなのとギター奏者がアレンジャーになると少し異なるのか久保田光太郎によりソリッドなロック感が少し出ているようには感じる。また別のアレンジャーやバンド起用もあって後半は落ち着いた曲も増えてきてそれなりに幅広くも大枠では矢井田瞳らしい作風でまとまっていて安定の1作シングルをリリースして、アルバムをリリースして…という活動は今作で終わってしまったが、まあ50位レベルまで低迷してしまうとシングル撤退の英断も仕方なかったのか。シングル2曲も悪くは無いんだけどキラーチューンまでは行かず、シングルヒットが出せなくなったのもまた仕方なかったかなとは思う。とはいえアルバム曲と差が無いので、アルバムトータルでの印象はいい。それこそ「ガチャリントン」なんかも子供番組のタイアップでもつけば親しまれそうだし、アルバム曲でもリード曲になりそうな曲は普通にあるんだよな。

B008GVGHX4 

印象度★★★★☆

2025.9.8更新

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