TIME CLIP
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | Sound Produced by | 備考 |
1 | Circle | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 久保田光太郎 | |
2 | MOON | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | akkin | |
3 | SEKIRARA | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 宮井英俊 | |
4 | 東京タワーと蟻 | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 宮井英俊 | |
5 | 幸せ呼ぶメロディ | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | akkin | |
6 | 世界と私の間 | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 久保田光太郎 | |
7 | machine | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 宮井英俊 | |
8 | WAVE | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 宮井英俊 | |
9 | YOUR SONG | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 鎌田雅人・WATER | |
10 | It's Time | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 山口洋&細海魚(HEATWAVE) | |
アニバーサリー・エディション(初回盤) Bonus Track | |||||
11 | My Sweet Darlin' | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 2ndシングル | |
12 | Life's like a love song | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 3rdシングル『I'm here saying nothing』C/W、2ndアルバム『Candlize』収録曲 | |
13 | 地平線と君と僕 | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 1stミニアルバム『123456』収録曲 | |
通常盤 Bonus Track | |||||
11 | YOUR SONG | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | ライブ当時発売前新曲 | |
12 | Over The Distance | 矢井田瞳 | 矢井田瞳 | 4thシングル両A面曲 |
Bonus Track:2015年8月15日「矢井田瞳 弾き語り TOUR 2015〜ヤイダヒトリ元気祭り ver.〜」 @ LIVING ROOM CAFE by eplus(東京)より
リリースデータ
2016年3月2日 | 初登場19位 | 売上0.46万枚 | ヤマハミュージックコミュニケーションズ |
矢井田瞳10thアルバム。ミニアルバム『123456』から2年半ぶり、フルアルバムとしては3年半ぶり。前作以降はライブ活動は行われていたが新作リリースが停止状態となっていた。2014年1月には青空レコードから『ベストセレクション"BLACK"』『ベストセレクション"WHITE"』が配信限定でリリースされていたが『GOLDEN☆BEST』同様の非公認作のようで公式サイトでは取り扱っていない。2015年はデビュー15周年であり、弾き語りツアーと通常ツアーを開催していたがやはり新作リリースは無く、2016年になってヤマハに移籍しての久々の新作発売となった。先行シングルは無く、全曲新曲。事務所は2010年からヤマハだったが、レコード会社としてのヤマハでのリリースは今作のみで1ショット契約だったのか今作以降は2019年まで新作リリースが停止した。
アニバーサリー・エディションにはボーナストラックとして「矢井田瞳
弾き語り TOUR 2015〜ヤイダヒトリ元気祭り ver.〜」2015年8月15日公演より3曲のライブ音源を収録、Blu-ray『矢井田瞳
the 15th anniversary 2015-2016』付属。これは「矢井田瞳
the 15th anniversary 2015-2016 弾き語りTOUR 2015〜ヤイダヒトリ〜
digest」、「.矢井田瞳 the 15th anniversary 2015-2016 LIVE
TOUR "15"@赤坂BLITZ 12.12.2015」から7曲のライブ映像、「MOON」MUSIC
VIDEO、「BTS Movie of yaiko」(レコーディング映像等の15周年オフショット映像)を収録している。
アニバーサリー・エディションのタワーレコード限定購入特典として「矢井田瞳
弾き語り TOUR 2015〜ヤイダヒトリ元気祭り ver.〜」のライブ音源「MOON」を収録した1曲入りCDが別途付属した。
通常盤は「矢井田瞳
弾き語り TOUR 2015〜ヤイダヒトリ元気祭り ver.〜」2015年8月15日公演より別の2曲のライブ音源を収録。
ボーナストラックのライブ音源が異なる初の複数商法となった。
配信版はボーナストラックがカットされた本編のみ全10曲仕様。
ここ最近、久保田光太郎を中心に突き詰めていたストレートなロックバンドサウンドだったが、今作では他のアレンジャーの参加も増加。1曲目の「Circle」は久保田光太郎ながらポップな印象のサウンドに仕上がっていて驚く。「世界と私の間」の方は今までのイメージに近いソリッドさがあるものの、今作はロックな曲もあるけどストレートにロックなバンドサウンドを追求するだけではなくポップな部分や落ち着いた部分も見せている。先行シングルが全く出なくなり、配信もしていないが一応「MOON」「YOUR SONG」「世界と私の間」は前年からのライブで先行披露はしていたらしい。また「YOUR SONG」は矢井田瞳としてのデビュー前の最初のリリースであるSEESEE名義での制作以来の再会だったり、初期のギタリストでここのところ離れていた西川進が「machine」「WAVE」で久々にギターを弾いていたり、山口洋&細海魚(HEATWAVE)もそうだが、以前組んだことのある人との再会と新アレンジャーとの組み合わせが織り交ざったバラエティ豊かな方向性になっている。15年の集大成とそれだけで終わらないこれからも見据えて完全に落ち着きはしない、まだまだ行くぜ的な勢いも感じさせる充実作。
この後は弾き語りツアーに傾倒したのも重なって新作のリリースが再度停滞気味になり、特にバンド体制での制作から長期間遠ざかってしまう。
印象度★★★★☆
2025.9.29更新