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No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ドラマチックに乾杯 | 山本彩 | 山本彩 | 小名川高弘 | 5thシングル 最高10位 売上1.3万枚 |
2 | against | 山本彩 | 山本彩 | 小名川高弘 | 4thシングル通常盤のみC/W |
3 | 愛なんていらない | 山本彩 | 山本彩 | 小名川高弘 | 4thシングルC/W |
4 | ぼくはおもちゃ | 山本彩 | 山本彩 | 小名川高弘 | 5thシングルC/W |
5 | ゼロ ユニバース | 山本彩 | 山本彩 | 立崎優介,田中ユウスケ | 4thシングル 最高3位 売上1.5万枚 |
6 | yonder | 山本彩, 森善太郎 |
山本彩 | 森善太郎 | 21/7/14配信シングル |
7 | あいまって。 | 山本彩, yonkey |
山本彩, yonkey |
yonkey | 21/10/27配信シングル |
8 | 劣等感 | 山本彩 | 山本彩, 100回嘔吐 |
100回嘔吐 | |
9 | ラメント | 山本彩 | 山本彩, 多保孝一 |
多保孝一 | |
10 | oasis | 山本彩 | 山本彩 | SHE'S | 5thシングル通常盤のみC/W |
11 | Don't hold me back | 山本彩, 弥之助 |
山本彩 | 小名川高弘 | 21/8/25配信シングル |
12 | Bring it on | 山本彩 | 山本彩 | 江口亮 | 4/26先行配信 |
Bounus Track(CDのみ) | |||||
13 | I Don't Wanna feat.山本彩 | Night Tempo | Night Tempo | Night Tempo | Night Tempo アルバム『Ladies In The City』収録曲 |
リリースデータ
2023年5月17日 | 初登場10位 | 売上1.1万枚 | ユニバーサル |
山本彩4thアルバム。前作から3年5ヵ月ぶり。前作以降のCDシングル2作から全曲、リミックス以外の配信シングル3曲と既発のオリジナル曲は全て収録。前作リリース後最初のリリースは10ヵ月後の『ゼロ ユニバース』で2020年はこの1作のみだったが、2021年になると2月にシングル『ドラマチックに乾杯』を発売、さらに7月から10月にかけて3曲の新曲(7月、8月、10月に配信)、5曲のリミックス(8月から9月にかけて5週連続配信)を連続配信した。9月末からはツアーも行っていたが、11月19日の東京公演の後に体調不良による活動休止を発表。ツアーFINALとして予定されていた12月15,16日の大阪公演は中止となった。2022年3月25日に甲状腺のバランスに異常によるものと病状を公表した。これは休養前に制作されていた「ラメント」のタイアップ情報公開に合わせたもので、「ラメント」は2022年4月18日にタイアップ先スマホゲームのメメントモリYouTubeチャンネルにてフルサイズのMVが公開されたが正式な配信はされず今作で初商品化となった。2022年7月に寛解状態になったと公表して徐々に活動を再開。12月27、29日に東京・大阪で単独ライブを開催、12月30日には事務所Showtitleから独立して個人事務所を設立(Showtitleとは業務提携)すると発表、2023年2月にはビルボードライブを開催していたが、新曲発表は無いままで今作発売となった。新曲は「劣等感」「Bring it on」、そしてYouTubeのみで未発売だった「ラメント」のみとなる。既出曲ばかり、さらに3年5ヶ月新曲発売が無かった状況だったが、初動1万を割りながらもギリギリでトップ10入りを果たし、シングル・アルバムでの連続トップ10入りは死守した。
初回限定盤は8作のMVとレコーディング、ジャケット撮影、MV撮影のメイキング映像「Behind
the Scenes of "&"」を収録したDVD付。三方背ケース仕様。
FC限定盤はライブ映像「SAYAKA
YAMAMOTO LIVE 2022 "now" at EX THEATER ROPPONGI 2022.12.27」全曲、ドキュメント映像「SAYAKA
YAMAMOTO LIVDocumentary of SAYAKA YAMAMOTO 2022-2023」を収録したDVD付、フォトブック「Exclusive
Photo Book -Album "&" and SAYAKA YAMAMOTO LIVE 2022
"now"-」付属、豪華BOX仕様。
通常盤はCDのみ。
初回限定盤・FC限定盤・通常盤いずれにもCDのボーナストラックとしてNight
Tempoのアルバム『Ladies In The City』にゲストボーカルとして参加した「I
Don't Wanna feat.山本彩」を追加収録。
配信版では「I Don't Wanna feat.山本彩」がカットされているが元々収録されていた『Ladies In The City』自体は配信されているため、単独DLは可能でストリーミングでは個別に聞く事も可能なため、今作に「I Don't Wanna feat.山本彩」を追加したプレイリストを組めばCDと同じにすることが可能。
メイン路線でありインタビューでもルーツと明言しているロックサウンドを主軸としつつも、装飾音でもっとポップに彩ったり、今風のコライト方式で新進気鋭のクリエイター系作家と共作してトレンド風味の打ち込みナンバーに挑んだりとバラエティ豊かな内容。今回も新曲が少ない上に、活動休止を挟んだので、既出曲が全て3年以上前。「ラメント」も休養前らしいので、復帰後の曲は「劣等感」「Bring it on」だけとあっては山本彩の今が反映されているという感じはあまりない。7月14日をもって30代に突入するという事で20代最後の作品となり、20代後半の集大成という捉え方はできるか。休止前の時期にリミックスの連続リリースや打ち込みの新曲を連投していたので、ついに打ち込みトレンドに振り切ってしまうのか危惧したが、新曲を聞く限りだと主軸はロックで変わっていないようで安心した。
自作するようになってからは特に毎回好印象ではあるんだけど、それっきりになってしまっていて今回も概ねそんな感じではある。というより好印象なのは同世代の女性ソロ系の中ではロック路線でバンドサウンドでというのを貫けているところがやはり大きいのかな…。みんな低予算化やトレンドに反するロック、バンドサウンドをやりたがらなくなっているのは明白で、そんな中でロックがルーツだと明言してトレンドも一応やるけどあくまでギター主体のロックナンバーを主軸にしているっていうのは頼もしい。いつか時代は巡ってくるはずだ…。
印象度★★★★☆
2023.6.10更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。作詞作曲編曲はタワレコ参照。