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No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | unreachable | 山本彩 | 山本彩 | 小名川高弘 | 2ndシングル通常盤のみC/W |
2 | イチリンソウ | 山本彩 | 山本彩 | 亀田誠治 | 1stシングル 最高位 売上万枚 |
3 | 追憶の光 | 山本彩 | 山本彩 | 小林武史 | 3rdシングル 最高位 売上万枚 |
4 | feel the night feat.Kai Takahashi(LUCKY TAPES) | 山本彩& Kai Takahashi(LUCKY TAPES) |
Kai Takahashi(LUCKY TAPES) | 2ndシングルC/W | |
5 | 君とフィルムカメラ | 山本彩 | 山本彩 | 寺岡呼人 | 1stシングルC/W |
6 | TRUE BLUE | 山本彩 | 山本彩 | 大木伸夫(ACIDMAN) | |
7 | stay free | 山本彩&Mori Zentaro | Mori Zentaro | 3rdシングルC/W | |
8 | 棘 | 山本彩 | 山本彩 | 根岸孝旨 | 2ndシングル 最高位 売上万枚 |
9 | Are you ready? | 山本彩 | 山本彩 | 小名川高弘 | 1stシングル通常盤のみC/W |
10 | Homeward | 山本彩&Mori Zentaro | Mori Zentaro | ||
11 | Larimar | 山本彩 | 山本彩 | トオミヨウ |
Strings Arranged by 亀田誠治(2)
Strings Arrangement:小林武史&四家卯大(3)
リリースデータ
2019年12月25日 | 初登場5位 | 売上2.3万枚 | ユニバーサル |
山本彩3rdアルバム。2年2ヵ月ぶりのアルバム。NMB48卒業後初のアルバム。NMB48卒業後にシングルリリースも開始され、ここまでの3シングル収録の9曲から8曲を収録。3rd通常盤のみC/W「Weeeekend☆」のみ未収録。初回盤は「イチリンソウ」「棘」「feel the night feat. Kai Takahashi (LUCKY TAPES)」「追憶の光」「TRUE BLUE」のMV収録、「TRUE BLUE」のスタジオレコーディングメイキング映像収録のDVD付。FC限定盤はMVは初回盤と同様、アルバム全体のメイキング映像収録のDVD付、ロンドンで撮り下ろした208P写真集付属。
今作では共作もあるが全曲が自作となり、さらにこれまでMVやTV出演時、ライブ等では弾いていたがレコーディングでは弾かせてもらえていなかったギターレコーディングにも本人が参加。「feel the night feat.Kai Takahashi(LUCKY TAPES)」「stay free」「Homeward」はそもそもギターが入っていないが、「unreachable」「追憶の光」「君とフィルムカメラ」「棘」「Larimar」ではアコースティックギター、「イチリンソウ」「TRUE BLUE」「Are you ready?」ではエレキギターを本人が演奏している。またアコースティックギター演奏曲ではサポートはエレキを弾いているためアコースティックギターの演奏は完全単独、エレキギターを弾いている曲ではサポートもエレキギターを弾いているため単独演奏ではない。また初回盤の「TRUE BLUE」のレコーディングメイキング映像ではACIDMANの大木伸夫の指示でギターレコーディングに挑んでいる姿も映し出されている。
全面的に亀田誠治だった前2作から亀田誠治、そして小名川高弘含めて多彩なアレンジャー陣が参加し、亀田誠治1人でも豪華だったのになんかさらに豪華な制作陣になり、当然作風もより多彩になった。基本はロックバンド路線だが、一部の楽曲では完全打ち込みのR&Bやらラップやらを導入したトレンドっぽい楽曲にも着手(そういった曲では作詞作曲も共作になっている)。そして5分越えるような曲が1曲も無く、11曲で43分弱というコンパクトさ。ギター持ってデビューしても気がついたらギターが無くなったり遠ざかったりで打ち込みのトレンド中心に走ってしまう事なく、ついに本人ギター演奏が解禁されたのに加えてオーソドックスなバンドスタイルを基本としながらも時代の流れも見据えていてなかなかバランス感覚に優れた1作だと思う。
気が付いたら新曲が3曲だけだった…というのはレンタル早期追放もあってシングルを聞いていなかったので個人的にはあまり問題なく、リードするようなさらに強い1曲は無かったようにも思うが1つのアルバムとしてトータルで前2作以上に楽しめた。なかなか山本彩を好きだというNMB48時代からの残ったファン以外に届きにくいというのはあるんだろうけど(レンタル追放が早すぎる辺りからもほとんど購入者しか聞いてないっぽいし)、別にさほど山本彩を好きじゃなくてもまた次も聞きたいと思えたし、シンガーソングライターとして行けるところまで行ってほしい。最新作での女性ソロだとここで個人的には一気にトップクラスになったかなぁ…。
印象度★★★★☆
2020.5.3更新