ON THE STREET CORNER 2
No | タイトル | クレジット | 編曲 | 備考 |
1 | AMAPOLA アマポーラ |
JOSEPH M. LACALLE- ALBERT GAMSE |
山下達郎 | ホセ・ラカーリェ(1922年)、ジミー・ドーシー(1941年) |
2 | TEN COMMANDMENTS OF LOVE 恋の十戒 |
MARSHAL PAUL | 山下達郎 | ムーングロウズ(1958年) |
3 | SO MUCH IN LOVE ソー・マッチ・イン・ラブ |
WILLIAM JACKSON- GEORGE WILLIAMS- ROY STRAIGIS |
山下達郎 | タイムス(1963年) 31stシングル『君の声に恋してる』C/W(New Vocal Remix) |
4 | MAKE IT EASY ON YOURSELF メイク・イット・イージー・オン・ユアセルフ |
TEDDY RANDAZZO- BOBBY WEINSTEIN- SOL MESHEL |
山下達郎 | リトル・アンソニー&インペリアルズ(1964年) 13thシングル『踊ろよ、フィッシュ』C/W(カット) |
5 | MY MEMORIES OF YOU マイ・メモリーズ・オブ・ユー |
RAOUL CITA | 山下達郎 | ハープトーンズ(1953年) |
6 | HEAVY MAKES YOU HAPPY [Bonus Track] ヘヴィ・メイクス・ユー・ハッピー[ボーナス・トラック] |
JEFF BARRY-BOBBY BLOOM | 山下達郎 | ステイプル・シンガーズ(1970年) 00年盤追加収録 |
7 | WILL YOU LOVE ME TOMORROW [Bonus Track] ウィル・ユー・ラブ・ミー・トゥモロー[ボーナス・トラック] |
CAROLE KING-GERRY GOFFIN | 山下達郎 | シレルズ(1960年) 00年盤追加収録 |
8 | CHAPEL OF DREAMS チャペル・オブ・ドリームス |
BILLY MYLES | 山下達郎 | ダブス(1959年) |
9 | YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW 誓い |
THOM BELL-LINDA CREED | 山下達郎 | スタイリスティックス(1974年) |
10 | I ONLY HAVE EYES FOR YOU 瞳は君ゆえに |
AL DUBIN-HARRY WARREN | 山下達郎 | 映画『Dames』主題歌(1934年)、フラミンゴス(1959年) |
11 | SILENT NIGHT きよしこの夜 |
FRANZ GRUBER-JOSEF MOHR | 山下達郎 | 讃美歌(1818年) |
12 | WHITE CHRISTMAS ホワイト・クリスマス |
IRVING BERLIN | 山下達郎 | ビング・クロスビー(1942年) 9thシングル『クリスマス・イブ』C/W |
リリースデータ
1986年12月10日(LP) 1986年12月10日(CT) 1986年12月10日(CD) 2000年1月26日(リマスターCD) |
最高4位 最高22位 最高3位 初登場19位 |
売上7.6万枚 売上2.7万枚 売上8.4万枚 売上4.0万枚 |
Produced by 山下達郎 | ALFA MOON ALFA MOON ALFA MOON ワーナー |
山下達郎2ndアカペラカバーアルバム。80年の『ON THE STREET CORNER』の6年ぶり第2弾。今作の1ヵ月前に『ON THE STREET CORNER』が初CD化され、今作発売に合わせてタイトルが『ON THE STREET CORNER 1』とナンバリングがされた。「WHITE CHRISTMAS」は9thシングル「クリスマス・イブ」C/Wとして83年に発表されていたカバー音源。「MAKE IT EASY ON YOURSELF」は翌年のシングル「踊ろよ、フィッシュ」C/Wにシングルカットされた。また「SO MUCH IN LOVE」は01年のシングル「君の声に恋してる」C/WとしてNew Vocal Remixとしてボーカルを新たに録音し直したバージョンが制作された。
99年11月25日の更なる続編『ON THE STREET CORNER 3』発売から少し遅れた年明け00年には『1』と共にリマスター再発された。00年リマスター盤にはボーナストラックが新たに2曲追加されたが、『1』同様にレコードにおけるA面、B面の境である中間部に2曲が追加されている。「HEAVY MAKES YOU HAPPY」は86年当時の未発表音源だとライナーに記されているが、「WILL YOU LOVE ME TOMORROW」は制作時期については触れられていない。00年盤のブックレットには80年の『1』のコメント、86年、00年それぞれの時代の本人コメントが記載されているほか、1曲ごとの解説も記載されている。
録音技術の向上により、より複雑な事も可能になったため今作は前作のような50年代アメリカのストリートミュージックやドゥーワップの範疇には収まらないカバーもあるとされ、実際年代の幅も広くなっている。とはいえアカペラの聴感にそこまで大きな変化は無く、そのまま前作の続編としてすんなり聞けた。相変わらず全く知らない時代の全く知らない人たちのカバーなので馴染みは皆無だが、今回はラスト2曲が超有名なクリスマススタンダードなのでここだけは馴染みがあった。ラスト2曲の影響が非常に大きいがクリスマスっぽさを感じる作品なので、この流れから続編『3』を聞くよりも『SEASON'S GREETINGS』に繋ぐ方が自然に聞ける。
印象度★★★☆☆
2018.1.8更新