ON THE STREET CORNER 3
No | タイトル | クレジット | 編曲 | 備考 |
1 | DEDICATED TO THE ONE I LOVE 愛する君に |
RALPH BASS-LOWMAN PAULING | 山下達郎 | ファイヴ・ロイヤルズ(1958年)、 シレルズ(1961年)、ママス&パパス(1967年) |
2 | STAND BY ME スタンド・バイ・ミー | BEN E. KING-JERRY LEIBER-MIKE STOLLER | 山下達郎 | ベン・E・キング(1961年) |
3 | GLORIA グローリア | ESTER NAVARRO | 山下達郎 | キャディラックス(1954年) |
4 | ANGEL エンジェル | SID TEPPER-ROY C. BENNETT | 山下達郎 | 映画「FOLLOW THAT DREAM」主題歌(1962年) |
5 | DREAM GIRL ドリーム・ガール | NORMAN FOX | 山下達郎 | ノーマン・フォックス&ロブ・ロイズ(1958年) |
6 | THEIR HEARTS WERE FULL OF SPRING 心には春がいっぱい |
BOBBY TROUP | 山下達郎 | フォア・フレッシュメン(1961年) |
7 | DON'T ASK ME TO BE LONELY ドント・アスク・ミー・トゥー・ビー・ロンリー |
RICHARD BLANDON-HIRAM JOHNSON | 山下達郎 | ダブス(1957年) |
8 | LOVE YOU SO ラブ・ユー・ソー | RON HOLDEN | 山下達郎 | ロン・ホールデン(1960年) |
9 | LOVE T.K.O. ラブ・TKO | CECIL WOMACK-GIP NOBLE-LINDA WOMACK | 山下達郎 | テディ・ペンダーグラス(1980年) |
10 | WHY DO FOOLS FALL IN LOVE 恋は曲者 |
MORRIS LEVY-FRANKIE LYMON | 山下達郎 | フランキー・ライモン&ティーネイジャーズ(1956年) |
11 | HEAVENLY FATHER ヘヴンリー・ファーザー | EDNA McGRIFF | 山下達郎 | エドナ・マクグリフ(1952年) |
12 | LOVE CAN GO THE DISTANCE(ALBUM MIX) ラブ・キャン・ゴー・ザ・ディスタンス(アルバム・リミックス) |
ALAN O'DAY-TATS YAMASHITA | 山下達郎 | 29thシングル 最高18位 売上4.0万枚 |
リリースデータ
1999年11月25日 2000年2月25日(LP) |
初登場4位 | 売上33.0万枚 | Produced by 山下達郎 | ワーナー |
山下達郎3rdアカペラカバーアルバム。80年、86年に続く13年ぶりのシリーズ第3弾。前2作同様に5,60年代のドゥーワップを中心としたアカペラカバー曲が収録されているが、11月10日に先行シングル(初のマキシシングル)として発売された「LOVE CAN GO THE DISTANCE」はシリーズ唯一のオリジナルの新曲となった。ブックレットには1作目のコメント、今作のコメント、楽曲解説が記載されている。初回盤はスリーブケース仕様、カレンダー付属。翌00年2月にはアナログ盤でも発売。また翌00年1月には前2作がリマスター再発され、シリーズ3作購入者を対象に全員応募特典としてボーナスCD『ON THE STREET CORNER 0』がプレゼントされた。
個人的には3作目にしてようやく知っている曲「STAND BY ME」が出てきたので妙に安心した。3作通してライナーには全部ではないがいくつかの曲には誰もが知る有名曲で知ってて当然みたいな感じで書かれている曲があったけど全く聞いた事もない曲ばかりだったので…。
シリーズの中で方向性を広げたのが前作だとすると今回は基本に戻ったような感じで、ドゥーワップを中心としたアカペラカバーが続く。この線だと正直そんなに各楽曲に差が出ないのも正直なところだが、30分台で終わるアルバムなので長く感じたりダレたりはしない。総じて聞きやすいシリーズではあったが、いかんせんこういった古い楽曲には馴染みが無いのでシリーズ3作も聞くとさすがにお腹いっぱいなところもある。シリーズ通してあまりに真面目すぎるところもあり、アカペラならではのもう少し楽しそうな感じが出ていてもいいんじゃないかとも思う。オリジナル曲「LOVE CAN GO THE DISTANCE」が正直カバーよりもいい曲に感じられただけにアカペラのオリジナルでのアルバムというのも面白いんじゃないかと3作も聞いていると思ってしまうところはあった。
印象度★★★☆☆
2018.2.7更新