life-sized portrait

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 YELLOW YeLLOW Generation KAOS 西川進 7thシングル 最高147位 売上0.07万枚
2 扉の向こうへ YeLLOW Generation 森元康介 長岡成貢 6thシングル 最高14位 売上4.0万枚
3 うたかた おちまさと marhy 中村修司 4thシングル 最高22位 売上1.5万枚
4 Listen! ユキ Stevie Bensusen Stevie Bensusen  
5 トリトマ YeLLOW Generation meister meister 8thシングル 最高99位 売上0.1万枚
6 レモナーデ ヒトミ 小西康陽 小西康陽  
7 あのね… YeLLOW Generation 田中直 4106  
8 チョコレイト〜鮮烈な味わい魅惑の世界〜 ユウコ 平松愛理 清水信之  
9 夜空に咲く花〜eternal place〜 YeLLOW Generation
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森元康介 松浦晃久 5thシングル 最高49位 売上0.3万枚
10 春雷 おちまさと 渡辺未来 渡辺未来 4thシングル両A面曲
11 終わりのない道 YeLLOW Generation 日比野元気・
華原大輔
松浦晃久  
12 扉の向こうへ-FULLMETAL mix-     新井仁 6thシングル リミックス

リリースデータ

2005年8月10日 初登場100位 売上0.3万枚 DefSTAR Records

メンバー

ユキ
ユウコ
ヒトミ

YeLLOW Generation2ndアルバム。前作から2年8ヶ月ぶり。前作以降の5シングル6曲を収録。今回はC/Wからの収録は無し。ラストにリミックスバージョンの「扉の向こうへ-FULLMETAL mix-」を収録。前作以降最初の4thシングル発売時におちまさとから卒業としてプロデューサーのおちまさとが降板してしまい、新たなプロデューサーはつけずにメンバー主導の作詞へと移行した。人気アニメ『鋼の錬金術師』エンディングタイアップとなった04年1月の「扉の向こうへ」はトップ10入りを逃すも自身2番ヒットを記録。しかし次の「YELLOW」まで1年以上のブランクが生じ、「YELLOW」は100位圏外へと陥った。1ヶ月前先行シングルとなった「トリトマ」では100位復帰となり売上もわずかに持ち直した中で今作は100位となった。この後12月にシングル『Dual』発売を最後にリリースが凍結し、約1年後の06年11月に解散を発表。解散当時は発表のみで何も発売されなかったため『Dual』と同時発売のDVD『YeLLOW Generation Music Video Collection vol.3』が最終作品となり、『Dual』はアルバム未収録のままだったが、2010年12月に『GOLDEN☆BEST』シリーズの一環で初のベストが発売され『Dual』もアルバム初収録となった。

前作ではおちまさとの作り上げたコンセプトの元でおちまさとのメッセンジャー状態だったがいなくなったことで自分達の言葉を歌うようになった。とはいえこれまでのイメージを大きく変える事はしなかったので雰囲気はさほど変わらなかった。基本的には前作と同じく力強い歌声で生きる事を歌うといったマジメな歌がシングルで続いていた。しかし力みすぎていた作風も変化の兆しが見える。最新シングル「トリトマ」も切ない恋心を歌ってみたのを始めとして、アルバム曲では各自単独作詞をしたり、女の子っぽい部分を見せたり、リラックスした佇まいで歌い方も柔らかい。「終わりのない道」なんかは歌詞こそ生きる事を歌っている王道的内容だが歌い方やサウンドはさっぱりしている。過度な力みが抜けた事でアルバムとしては聞きやすくなった。「北風と太陽」を越える印象の曲は無いが、色々な方向性と可能性が見える点でアルバムとしては前作よりは今作の方が好印象だった。リミックスの「扉の向こうへ-FULLMETAL mix-」はまあボーナストラックみたいな感じで…。

朗読、詞先から始まっただけにハーモニーを聴かせるグループでもないボーカリスト3人、しかも大半はユキがメインボーカルで脇の2人がサブボーカルという役割含めて続けるのも売り出すのも難しいグループではあったなとは思う。おちまさとが投げた時点で解散終了でもおかしくなかった中で、自分たち主導で存在意義を問いながらも継続してきた後半の活動は前作では全く見えなかった3人の等身大の記録でもあったのかもしれない。

B0009V9268

印象度★★★★☆

当時の感想を2022.8.25修正

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