Bunched Birth
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | BUNCHED BIRTH | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | Instrumental(英語の台詞あり) |
2 | WELCOME TO MY DOGHOUSE | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
3 | FAIRY LAND | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
4 | LOVERS ON BACKSTREET | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 4thシングル『熱帯夜』C/W(カット、再録音) |
5 | HANG ONTO YOURSELF | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
6 | SLEEPLESS IMAGINATION | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
7 | TEARS OF CHAMELEON (Mr. PAPER MOON) | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY |
リリースデータ
1991年7月21日 1996年12月21日 2013年12月4日 |
100位圏外 初登場40位 初登場155位 |
- 売上4.0万枚 売上0.07万枚 |
ENGINE ENGINE BAJ(ユニバーサル) |
メンバー
Lead Vocal,6&12 Strings Guitar,Electric Guitar (1,2,4,5,7),Percussions,Background Vocal | 吉井和哉 |
Electric Guitar,12 Strings Guitar,Background Vocal | 菊池英昭 |
Bass Guitar,Background Vocal | 廣瀬洋一 |
Drums,Background Vocal | 菊池英二 |
THE YELLOW MONKEYインディーズアルバム。1988年に結成、1989年末に現メンバー4人が揃ってインディーズでリリースした唯一のCD。当時拠点にしていた渋谷のライブハウスLa.mamaのインディーズレーベルからのリリース。当時は100位圏外で全くヒットしていなかったがブレイク後に廃盤高騰し、96年に再発された。この際に初ランクインを記録した。2013年に非公認ベスト含めた全アルバムがリマスターBlu-spec CD2で一斉再発された際には今作もラインナップに含まれた。発売元となったBAJはメジャー以降に所属事務所として設立されたボウィンマンミュージックが商号変更と関連会社の統合を経たもので、吉井以外の3人のメンバーは引き続き所属していた。販売はユニバーサルが担当しているため、POCS品番となり一応メジャー流通となった。
2016年にDL、2018年にストリーミングでそれぞれ配信開始された際は2013年にリマスター再発された全アルバムにRemastered表記があり、2013年リマスター音源で配信されているものと思われる。
「LOVERS ON BACKSTREET」は後に4thシングル『熱帯夜』C/Wで再録音された。後のベスト盤に収録されたのはいずれも再録音バージョンでオリジナルバージョンは今作のみの収録。また「WELCOME TO MY DOGHOUSE」はベスト盤『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』ファン投票で12位にランクインして収録されたが、「WELCOME TO MY DOGHOUSE 2013」として唯一リミックスされて収録されたためオリジナルミックスは今作のみの収録。
タイトルは集中出産を意味する造語でアルバムを作るために集中的に楽曲制作をしたためとされる。収録された曲以外にも複数の楽曲がこの時期に生まれていて後に発表されており、95年発売の「嘆くなり我が夜のFantasy」もこの時期の曲だったとか。唯一のインディーズで最古の作品でありながら若き日の若さ溢れる…というよりは最初から完成度が高く、「WELCOME TO MY DOGHOUSE」「LOVERS ON BACKSTREET」など長く愛される曲も収録されていて重要なアルバム。ある程度のキャッチーさはありながらもアングラ感も強いのでまあ売れはしないかなという雰囲気ではある。でも案外この後の1st2ndはグラムロック色が強くて重さが無かったりもする。今作の方がブレイク以降のTHE YELLOW MONKEYのイメージに通じているように思う。
印象度★★★☆☆
2022.1.27更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したため音源はリマスター音源、CD(ブックレット)は手に取っていません。情報はWikipedia参照(1st,2ndアルバムまでは同様、3rd以降はCD現物を手に取ってブックレットを参照しつつ、音源はAmazon Musicのリマスター音源で聞き進めています)。