EXPERIENCE MOVIE(未公開のエクスペリエンス・ムービー)

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 MORALITY SLAVE 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
2 DRASTIC HOLIDAY 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
3 LOVE IS ZOOPHILIA 吉井和哉 菊池英昭・
吉井和哉
THE YELLOW MONKEY  
4 仮面劇 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
5 VERMILION HANDS 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
6 DONNA 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
7 審美眼ブギ 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
8 4000粒の恋の唄 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
9 アバンギャルドで行こうよ 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY 2ndシングル(アルバム同発) 100位圏外
10 フリージアの少年 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
11 SUCK OF LIFE 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY 2ndシングルC/W Album Version
12 PUFF PUFF 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  
13 シルクスカーフに帽子のマダム 吉井和哉 吉井和哉 THE YELLOW MONKEY  

リリースデータ

1993年3月1日
2000年8月19日(再発)
2013年12月4日(リマスター/Blu-spec CD2)
2023年1月11日(アナログ盤)
初登場80位
-
-
初登場272位
売上0.5万枚
-
-
売上0.04万枚
TRIAD(日本コロムビア)

メンバー

Vocal,Electric Guitar,Acoustic Guitar,Percussions 吉井和哉
Electric Guitar,Background Vocal 菊池英昭
Bass Guitar,Background Vocal 廣瀬洋一
Drums 菊池英二

THE YELLOW MONKEY2ndアルバム。前作から9ヶ月ぶり。シングル『アバンギャルドで行こうよ』と同時発売で2曲とも収録された。「SUCK OF LIFE」は冒頭が追加されたアルバムバージョンで今作には表記が無かったが後のベスト盤収録時はC/W音源はOriginal Version今作音源はAlbum Versionと区別されている。「シルクスカーフに帽子のマダム」の主人公は次のアルバム『jaguar hard pain』に登場するジャガーの恋人マリーとされていて次回作と繋がる演出になっている。同時発売だったためシングルは引き続き100位圏外、今作は初登場80位と前作とおほぼ同じ位置につけたが1週で100位圏外となった。

2000年に廉価再発、2013年には非公認ベスト含む全アルバムが一斉にリマスター/Blu-spec CD2で再発された。2016年にDL、2018年にストリーミングでそれぞれ配信開始された際は2013年にリマスター再発された全アルバムにRemastered表記があり、2013年リマスター音源で配信されているものと思われる。前作と次回作は30周年記念盤がリリースされたが今作はスルーされている。

妙に軽かった前作に比べるとある程度の重厚感は出てきているが今作もかなりマニアック。グラムロックを軸にして歌謡曲の要素も強めに取り入れているため大正や昭和の日本の要素と耽美な洋風の要素が混ざり合ったような独特の濃い世界観になっている。楽曲も売れ線とは程遠くサウンドだけでも濃いが歌詞もかなりアダルティーでディープなものが多い。「MORALITY SLAVE」からサビの歌詞がとんでもない(そのまま載せるとたぶんこのページがGoogle Adsenseのポリシー違反に引っかかるやつ)。これ以外にも男性同士の恋愛を描いたとされる曲も散見され、かなりアングラ感が強い。この路線のままだったらカルト向けのマニアックなバンドだったと思う。全てが濃いわけではなく、ある程度明るい感じやポップな感じも無くはないけど、後追いで聞くと1番衝撃的なアルバムかも。

B00F4R1AIA2013年リマスターBlu-spec CD2盤  B0000088KV00年再発盤  未公開のエクスペリエンス・ムービー(93年盤)   B0BJ6KP5YD2023年アナログ盤

印象度★★★☆☆

2022.2.10更新

※今作はAmazon Musicのみで視聴したため音源はリマスター音源、CD(ブックレット)は手に取っていません。情報はWikipedia参照(前2作と今作までは同様、3rd以降はCD現物を手に取ってブックレットを参照しつつ、音源はAmazon Musicのリマスター音源で聞き進めています)。

戻る