THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE
(夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Song for Night Snails | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
2 | Subjective Late Show | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
3 | Oh! Golden Boys | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
4 | Neurotic Celebration | 吉井和哉 | 菊池英昭・ 吉井和哉 |
THE YELLOW MONKEY | |
5 | Chelsea Girl | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
6 | 不愉快な6番街へ(Unpleasant 6th Avenue) | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 1stシングルC/W |
7 | This Is For You | 吉井和哉 | 菊池英昭・ 吉井和哉 |
THE YELLOW MONKEY | |
8 | Foxy Blue Love | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
9 | 真珠色の革命時代 (Pearl Light Of Revolution) | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | |
10 | Romantist Taste | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 1stシングル 100位圏外 |
11 | Walkin' In Sunshine | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY |
リリースデータ
1992年6月21日 2000年8月19日(再発) 2013年12月4日(リマスター/Blu-spec CD2) 2022年4月14日(Deluxe Edition) 2023年1月11日(アナログ盤) |
初登場79位 - 初登場252位 初登場5位 |
売上0.8万枚 - 売上0.04万枚 売上0.9万枚 |
TRIAD(日本コロムビア) |
メンバー
Vocal,Electric Guitar,Acoustic Guitar,Percussions | 吉井和哉 |
Electric Guitar,Background Vocal | 菊池英昭 |
Bass Guitar,Background Vocal | 廣瀬洋一 |
Drums | 菊池英二 |
THE YELLOW MONKEY1stアルバム。92年5月21日にシングル『Romantist Taste』でメジャーデビュー。1ヶ月で今作がリリースされた。C/W含めて2曲とも収録。シングルは100位圏外だったが今作は79位に初チャートインを果たして100位以内に2週ランクインした。00年に廉価再発、2013年には非公認ベスト含む全アルバムが一斉にリマスター/Blu-spec CD2で再発された。2016年にDL、2018年にストリーミングでそれぞれ配信開始された際は2013年にリマスター再発された全アルバムにRemastered表記があり、2013年リマスター音源で配信されているものと思われる。
2022年にはデビュー30周年を記念して日本コロムビア、アリオラジャパン、ワーナーミュージック・ジャパンの3レーベルから記念作が連続でリリースされる企画の第1弾としてDeluxe Editionを発売。DISC-1は今作の新規リミックス&リマスター、DISC-2はリハーサル音源集、DISC-3は当時のライブ映像を収録したDVDの3枚組。初のトップ10入りを果たして当時の売上記録を初動のみで上回った。
インディーズの前作にあった重厚さが無くなり、どことなく陽の雰囲気が漂っていて音が軽め。リマスターでもそう感じるくらいなのでオリジナルはもっとペラペラに感じてしまいそう。1曲目から全編ファルセットという異色の楽曲で幕を開けるところも含めてクセが強すぎて濃厚なインパクトはあるものの、かなりマニアックでとっつきにくい印象ではある。グラムロック全開のアルバムとされていて、とりあえずグラムロックと書いておけば分かった感は出るんだろうけど、グラムロックというのがどういうものなのか明確な定義が良く分かっていないので、グラムロックって評されてるからグラムロックなんだろうなぁくらいの受け取り方をしておくとして、謎なノリの曲が延々続く謎なアルバムというのが率直な印象。一連のヒット曲から後追いで今作を聞いてもかなりあれれ?となることは必至で、よりディープなファンになっていけるかも別れてくると思うし、長年のファンの中でも路線変更後にファンになったが初期は…という層も一定はいるのではないか。売れる事を意識したのは明確にこれより後とされているのもあるが、この路線のままだったらマニアックなコア系のバンドのままだったのは間違いないと思う。
2013年リマスターBlu-spec CD2盤 00年再発盤 2022年Deluxe Edition 2023年アナログ盤
印象度★★★☆☆
2022.2.3更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したため音源はリマスター音源、CD(ブックレット)は手に取っていません。情報はWikipedia参照(2ndアルバムまでは同様、3rd以降はCD現物を手に取ってブックレットを参照しつつ、音源はAmazon Musicのリマスター音源で聞き進めています)。