SO ALIVE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | パンチドランカー | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 7thアルバム『PUNCH DRUNKARD』収録曲 |
2 | ROCK STAR | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 3rdアルバム『jaguar hard pain 1944-1994』収録曲 |
3 | TVのシンガー | 吉井和哉 | 菊池英昭 | THE YELLOW MONKEY | 6thアルバム『SICKS』収録曲 |
4 | ゴージャス | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 7thアルバム『PUNCH DRUNKARD』収録曲、15thシングルC/W(カット) |
5 | Tactics | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 5thアルバム『FOUR SESONS』収録曲、9thシングル両A面曲(カット) |
6 | 球根 | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 14thシングル、7thアルバム『PUNCH DRUNKARD』収録曲 |
7 | BURN | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 13thシングル、7thアルバム『PUNCH DRUNKARD』収録曲 |
8 | JAM | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 9thシングル |
9 | LOVE LOVE SHOW | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 12thシングル、7thアルバム『PUNCH DRUNKARD』収録曲 |
10 | 悲しきASIAN BOY | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 3rdシングル、3rdアルバム『jaguar hard pain 1944-1994』収録曲 |
11 | SO YOUNG | 吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 18thシングル |
12 | 真珠色の革命時代 (Pearl Light Of Revolution) |
吉井和哉 | 吉井和哉 | THE YELLOW MONKEY | 1stアルバム『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』収録曲 |
WELCOME TO MY DOGHOUSE | シークレットトラック インディーズアルバム『Bunched
Birth』収録曲 CDは10分8秒過ぎから収録、DL版は分離して13曲目、ST版はカット |
リリースデータ
1999年5月26日 2013年12月4日(リマスター/Blu-spec CD2) |
初登場4位 300位圏外 |
売上26.5万枚 - |
Produced by吉井和哉 | ファンハウス Ariola Japan |
メンバー
Lead Vocals,Guitar&Acoustic Guitar | 吉井和哉 |
Guitar&Backing Vocals | 菊池英昭 |
Bass&Backing Vocals | 廣瀬洋一 |
Drums | 菊池英二 |
Guest Musician | |
Keyboards&Backing Vocals | 三国義貴 |
THE YELLOW MONKEY1stライブアルバム。非公認ベスト『SINGLE COLLECTION』から5ヶ月、『PUNCH
DRUNKARD』から1年2ヶ月、シングル「SO YOUNG」から2ヶ月でのリリース。1998年4月〜1999年3月まで行われた113本に及ぶロングツアー『PUNCH
DRUNKARD TOUR』から選曲されている。どの曲がどの会場のどの日の音源なのかは一切明記されていないが、曲中に吉井が会場名を叫んでいる箇所もあるため概ね推測できる曲もあるがロングツアーで疲弊していた吉井が前日の会場を叫んでいた事もあったとか…。「Tactics」は10月23日の浜松アリーナ公演1本でしか披露していない、「真珠色の革命時代」はツアー本編では演奏しておらず、12月28日に日本武道館で開催された別のライブ『メカラ
ウロコ・9』で披露した等、1度しか披露していないのでどの日の音源なのかハッキリしている曲もある。
6月にはツアーFINALの模様を収録したVHS『PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99 FINAL 3.10 横浜アリーナ』を発売。00年にDVD化もされている。2013年には撮影されていた膨大なドキュメント映像を編集して映画『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』が制作され、9月に公開、12月にDVD/Blu-ray化もされている。
このツアー途中で若手のエンジニアスタッフが事故死するという悲劇もあり、ブックレットには事故死したスタッフMasahiro Komatsu氏が3人のエンジニアの中でトップ表記されているほか、最後には3行に渡る英文での追悼文が記載されている。
移籍以降の前2作に続き「真珠色の革命時代」終了後シークレットトラックが収録されているが、前2作同様にCDでは無音を経てそのまま続けて収録、DL版では分離されて13曲目として収録されていてこれだけ単曲DL不可仕様、ST版ではカットされている。収録されているのは「WELCOME TO MY DOGHOUSE」で同ツアーのライブ音源でフル収録されているが、この音源のみ音質が異なっている(音漏れを拾っただけみたいな音)。
ツアーのベスト選曲的な内容で1枚にまとめており、『PUNCH DRUNKARD』収録曲だけでなく選曲は古い曲から最新曲まで幅広い。ライブ音源ではあるがこの時点で「JAM」は非公認ベストにしか収録されていなかったので公式ディスコグラフィー掲載のアルバムに収録されるのも初だった。序盤はアルバム曲だが中盤以降はシングルヒット曲が続くのでそんなにコアなファンじゃなくても楽しめるし、当時のライブバンドとしてのTHE YELLOW MONKEYを記録した貴重なライブ盤だと思う。実際のこのツアーは前半のホール公演ではアルバム曲を中心にストイックな内容だったが、MCでこのツアーは失敗だったと発言すると後半のアリーナ公演では過去曲を増やしただとか、何よりロングツアーすぎて体力も精神もしんどかったとか、色々と語られている過酷なもので、結果的に絶頂を極めたバンドのその後の迷走と休止・解散にまで繋がっていってしまった側面もある。それでもライブ盤としての今作は熱い盛り上がりでかなり荒々しい音像にはなっているが怒涛のツアーの様子をしっかり記録しているようにも思う。
印象度★★★★☆
2022.4.4更新
※オリジナル盤ブックレットを参照しつつ、音源はAmazon MusicのRemasteredのHD(CD同等)音源で視聴、Amazon Music未配信のシークレットトラックはオリジナル盤で視聴しています。