SONGS-teen's collection-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ゆびきり-日本語version- | 佐藤永麻 | 清水哲平 | 清水哲平 | 1stシングル(日本語で歌い直し再発) 200位圏外 |
2 | ほうき星 | 佐藤永麻 | 田中直 | 田中直 | 2ndシングル 最高15位 売上4.6万枚 |
3 | もっとふたりで | 佐藤永麻 | 田村直樹 | 田村直樹 | 3rdシングル 最高113位 売上0.1万枚 |
4 | タッチ | 康珍化 | 芹澤廣明 | 恩田快人 | 4thシングル 最高14位 売上3.2万枚 岩崎良美のカバー |
5 | 夢の続き | H.U.B. | 島崎貴光 | m-takeshi | 4thシングル両A面曲 |
6 | マイ☆ラバ | AMADORI | 田中ユウスケ | 田中ユウスケ | 5thシングル(カット) 最高58位 売上0.4万枚 |
7 | 手をつないで | 佐藤永麻 | mo'doo- | mo'doo- | 6thシングル 最高50位 売上0.4万枚 |
8 | 今が大好き | 渡辺なつみ | 田村直樹 | 田村直樹 | 7thシングル 最高71位 売上0.3万枚 |
9 | 祈り | chise | 岩見直明 | 岩見直明 | 7thシングルC/W |
10 | 儚く強く | 和田勉 | 江口亮 | 江口亮 | 8thシングル 最高36位 売上0.3万枚 |
11 | Scratch On The Heart | 松井五郎 | 板垣祐介 | 板垣祐介 | 新曲 |
12 | コノココロ | 美咲ひいろ | 小山晃平 | 小山晃平 | 新曲 |
13 | パスワード-日本語version- | wheesung | Chan Hee Hwang | Chan Hee Hwang, Kyung Ju Yang |
新曲 韓国発売のアルバム収録曲の日本語Ver. |
14 | ゆびきり | Younha, Kim Jungeun |
清水哲平 | 清水哲平 | 1stシングル(「ユナ」名義) 200位圏外 韓国語Ver. |
13訳詞=ユンナ、美咲ひいろ
No | タイトル | 備考 |
1 | ゆびきり | 1stシングル PV |
2 | ゆびきり-日本語version- | 1stシングル 韓国語バージョンとは別映像のPV |
3 | ほうき星 | 2ndシングル PV |
4 | もっとふたりで | 3rdシングル PV |
5 | タッチ | 4thシングル PV |
6 | マイ☆ラバ | 5thシングル(カット) PV |
7 | 手をつないで | 6thシングル PV |
8 | 今が大好き | 7thシングル PV |
9 | ほうき星-韓国語version- | 2ndシングルの韓国語バージョン 韓国でのリリース時に新たに制作されたPV |
リリースデータ
2008年3月26日 | 初登場142位 | 売上0.1万枚(300位集計) | ソニー |
ユンナ、ベストアルバム。地元韓国で06年に配信シングルでデビュー。日本では07年1月を最後にリリースは停止している中で、07年3月には韓国で本格的にCDデビューし、韓国メインでの活動を展開していた。日本ではリリースが停止したまま1年2ヵ月経過して突如今作がリリースされた。公式サイトの日記コーナーもこの時点で半年途絶えており、今作発売時もサイトの更新を怠るなどありえないほど宣伝にやる気が無いままにひっそり発売され、結果大コケした。発売後少し経過してから現在も残っているソニー公式サイトのようなベスト盤の宣伝デザインにようやく更新された。これまでの全シングルA面と新曲3曲(うち1曲は韓国でリリースした曲の日本語バージョン)を収録したCD+存在する全てのPVを収録したDVDの2枚組仕様。「祈り」がC/Wで唯一収録されているのは「今が大好き」(OP)と同じアニメのEDタイアップだったからと思われる。7曲目以降は全てアルバム初収録。DVDは初回のみではなく最初からついている。初回限定なのは豪華スペシャルブックレットとされているが、売上枚数からして通常盤が生産された可能性は低い。
売れないソニー典型パターンの中でも、オリジナルアルバム1枚でもうベストという比較的悪い方に向ってしまったが、少なくともシングルA面の楽曲的なクオリティは最後まで非常に高く、路線もしっかりと定まっている。それだけに扱いの悪さが非常に残念だった。基本は弾けるとアピールしていたピアノを生かしたポップロック系バンドサウンド。確かな歌唱力もマッチしていてしっかりと耳に残る爽快な曲が多い。ユンナの日本語習得力も相当なものがあったようで、韓国出身というのは言われなければほとんど分からないほどである。新曲の3曲も地味バラードに逃げることなく、テンポ感のあるシングル級の楽曲。「ほうき星」のピアノロック路線ではテレビにも出ていたので記憶している人もいるかもしれないけど、この曲にも負けない曲が並んでいる。これしか知らない人は是非聞くべきである。
PVの方ではCDでは弾いてないものの、特技として弾けるというピアノを弾いているカットが多い。外ロケをしてしっかり制作されたPVが多い辺りは干され気味だったとはいえさすが大手ソニーミュージック様といったところか。ただ「儚く強く」はPV制作がされていないという…。「ほうき星-韓国語version-」は日本での活動が止まって以降に制作されたと思われ、日本で「ほうき星」をリリースした頃に比べてもだいぶユンナが大人っぽくなってきているのが分かる。ユンナを聞く上ではソニー時代の全シングルとPVまで一気に手に入るので、ひとまず今作を聞いておけば間違いないという決定盤的な1作。もっと聞いてみたい場合は、1stアルバムに戻るか、2ndアルバムに進むかするといいと思う。
今作を持ってソニーとの契約が終了し、移籍。公式サイトをオープンするも、検索するとソニー時代の公式サイトしか引っかからない状況がしばらく続き、移籍の事実がファンでさえ分からないような状態になっていた。また韓国に戻っていたのでリリースも滞っていたが、09年にシングル2枚をリリースして再開。2010年には日本での2ndアルバムもリリースしているが、2ndアルバム後には公式サイトごと消滅してしまっている。
印象度★★★★★