VIVA! 6×7
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | -Prologue- | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | 外人の男女の会話 |
2 | 太陽の逃亡者 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | 田島貴男(ORIGINAL LOVE)とのデュエット |
3 | 恋の苦さとため息と | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | |
4 | Choco-language | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | |
5 | 水槽のJerryfish | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | |
6 | 灯りをさがして | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | |
7 | 永遠が見える日(album version) | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | DVD『YUMING Presents「天国の本屋〜恋火」ミュージックDVD』収録曲 初CD化 |
8 | Summertime | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | |
9 | ひまわりがある風景 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | |
10 | Invisible Strings | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 | |
11 | 霧の中の影 | 松任谷由実 | 松任谷由実 | 松任谷正隆 |
Orchestration:David Campbell(2,3,4,6,10,11)
リリースデータ
2004年11月10日 2013年10月2日(廉価再発) |
初登場5位 - |
売上11.5万枚 - |
All Songs Produced by 松任谷正隆 | 東芝EMI EMI RECORDS |
松任谷由実33rdアルバム。2年ぶりのオリジナルアルバム。タイトルは「ビバ・シックス・バイ・セブン」と読む。間にシングルCDリリースが無く、シングルなしでのアルバムとなった。「永遠が見える日」は映画『天国の本屋〜恋火』主題歌に起用され、6月にとして映画の予告編含むシングルDVD『YUMING Presents「天国の本屋〜恋火」ミュージックDVD』に収録されており、そこではMovie Version、Studio Version〜Extra Versionとして収録されていた曲。今作では初CD化となったが、オリジナルでは無くアルバムバージョンで収録された。初回盤は品番も分けられCD-EXTRA仕様となっているが直接コンテンツは収録されず、期間限定のスペシャルサイトへのリンクが張られたページ1枚が収録されているのみ。05年2月28日をもってサイトが終了したため現在は意味が無くなっている。
竹内結子・玉山鉄二が出演していた映画『天国の本屋〜恋火』はけっこう好印象な映画で原作も後から読んで思い出に残る作品だったが主題歌がユーミンだったのはすっかり忘れていて聞いてもあまり思い出せなかった…。また何故か今作は同時期にリリースされた中島みゆき『いまのきもち』と一緒に親が購入していた。なので発売当時も聞いたはずだがあまり記憶にない。
今作にはシングル曲が無く、CMタイアップ曲などもいくつかあるけどシングルっぽい1つ抜けた曲が無い事もあって全体には地味め。1つ抜けた曲が無い事でアルバム全体としてはゴージャスな雰囲気でまとまっていて好印象。じっくり聞いているといつもより管弦をふんだんに盛り込んだ曲が多い事もあってなんだか優雅な感じで心地いい。テーマは「ヨーロッパの薫り」だったそうで、優雅な雰囲気もそういうことなんだろうか。変に新しい事をやろうとか攻めていこうというというここ数作続いていたちょっと変わった雰囲気が無くなったので久々にこれぞユーミンという空気が戻ったようにも思う。それにしても恒例の年末発売だというのに今作は太陽から逃亡したり、サマータイムだったり、ひまわりがあったり、霧が出てたりと漂うのは明らかに夏、初夏の空気。本格的な猛暑になってしまうとちょっと違うんだけど、湿度が低くて30℃手前くらいの初夏の陽気の時期に今作を聞くと非常にしっくりくる。
印象度★★★★☆
2016.5.13更新