1〜ONE〜
| No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
| 1 | わだち | 北川悠仁 | 北川悠仁 | |
| 2 | 1 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | |
| 3 | シュミのハバ | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 20thシングル 3A面2曲目 |
| 4 | 桜木町 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 20thシングル 3A面1曲目 最高3位 売上14.3万枚 |
| 5 | 白鳥 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | |
| 6 | ウソっぱち | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | |
| 7 | 積み木ゲーム | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | |
| 8 | 命果てるまで | 北川悠仁 | 北川悠仁 | |
| 9 | 歩行者優先 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 19thシングル 両A面1曲目 最高1位 売上12.3万枚 |
| 10 | 夏祭り | 北川悠仁 | 北川悠仁 | |
| 11 | 蛍光灯の先 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | |
| 12 | 夢の地図 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 20thシングル 3A面3曲目 |
| 13 | 栄光の架橋 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 21thシングル 最高2位 売上31.3万枚 エンディングがロングバージョン |
Arranged by 松任谷正隆(4,13)
Strings Arranged by 松任谷正隆(13)、阿部雅士(6)
Brass Arranged by 山本拓夫(7,12)
リリースデータ
| 2004年9月15日 | 初登場1位 | 売上39.1万枚 | A&R Producer稲葉晃士 Produced by 寺岡呼人&ゆず |
セーニャ・アンド・カンパニー(TOY'S FACTORY) |
メンバー
| Vocal,Acoustic Guitar,Tambourine,Percussion | 北川悠仁 |
| Vocal,Acoustic Guitar,Harp | 岩沢厚治 |
ゆず6thアルバム。『ゆずスマイル』から1年2ヶ月、フルアルバムとしては1年半ぶり。前作以降の3シングル5曲を収録。「栄光の架橋」はアルバムバージョンの表記は無いが、派手なアウトロとコーラスが追加されている(後のベストアルバムにはシングルバージョンで収録)。3曲A面だった20thシングルは3曲とも収録されたが、19th両A面「濃」は未収録。これまで同様にオリジナルアルバムに収録されなかったシングルA面はベスト盤にも収録されない法則が発動し、「濃」も完全アルバム未収録曲となった。「桜木町」「栄光の架橋」は松任谷正隆をアレンジャーとして起用。寺岡呼人とゆずの場合はアレンジャー表記がされないため(一括でプロデュース表記のみ)、初めて通常のアレンジ表記がされている。「栄光の架橋」は04年アテネオリンピックNHK中継タイアップとなり、3曲A面で売上を盛り返していた20thシングルを下回る初動だったがロングヒット。最終的に自身4番目のヒット曲となったが、結果的にはオリンピック終了後も長く愛され続ける最大の代表曲へと成長した。今作の売上も『スミレ』をわずかに上回った。
「1」を筆頭にこれまでよりもスケールが大きくなった。生命をテーマに掲げた壮大で力強い曲(00年代後半ほどではない)や明日への希望をテーマにしたポップな曲が目立つが、アコースティックを基本にしながらロック調もさらっとした曲もあるというバラエティ豊かなアルバム。『スミレ』が全体にさらっとしていた事もあって今作には勢いを感じるが、その前の『ユズモア』ほどテンションが高いわけでもない。これまでの経験を踏まえていいとこ取りをして1つ上の段階に達したような印象も受ける。代表曲「栄光の架橋」が入ったアルバムという事もあるが、ここまでのゆずの要素とこれからのゆずの要素が程よくブレンドされたバランスのいいアルバムだと思うので、「栄光の架橋」目当てでの入口にも最適だ。
印象度★★★★☆
04年当時の文章を2016.5.19ほぼ全面修正