二人参客 2015.8.15〜緑の日〜
No | タイトル | 備考 |
1 | 栄光の架橋 | 21stシングル |
2 | 贈る詩 | 1stシングルC/W |
3 | なにもない | 2ndミニアルバム『ゆずマン』収録曲 |
4 | 〜風まかせ〜 | 2ndミニアルバム『ゆずマン』収録曲 |
5 | 公園 | 路上ライブ時代の未発売曲 |
6 | 月曜日の週末 | 1stアルバム『ゆず一家』収録曲 |
7 | サヨナラバス | 5thシングル |
8 | 嗚呼、青春の日々 | 9thシングル |
9 | 雨のち晴レルヤ | 39thシングル |
10 | シシカバブー | 26thシングル |
11 | 虹 | 29thシングル |
12 | 夏色 | 1stシングル |
13 | 二人三脚 | 43rdシングルC/W |
14 | 終わらない歌 | 43rdシングル マーチングバンドと演奏 |
15 | 少年 | 2ndシングル |
16 | Hey和 | 33rdシングル |
リリースデータ
2015年9月9日 | 初登場1位 | 売上4.1万枚 | Produced by 稲葉貢一 | SENHA&Co. |
メンバー
Vocal,Acoustic Guitar,Tambourine,Pianica | 北川悠仁 |
Vocal,Acoustic Guitar,Harmonica | 岩沢厚治 |
ゆず3rdライブアルバム。14年ぶりのライブアルバムで『二人参客 2015.8.16〜黄色の日〜』と同時発売。2015年8月15、16日に行われた「ゆず 弾き語りライブ 2015 二人参客 in 横浜スタジアム」のうちこちらは15日公演の模様を収録。16日公演とは10〜15の終盤6曲が被っているほか、「栄光の架橋」で始まって(15日)、「栄光の架橋」で終わる(16日)構成になっているが、それ以外は異なるセットリストとなっていた。ライブから3週間での最速リリースと公式に告知されたが、他ならぬゆず自身が14年前の前作をライブから2週間でリリースしていたためゆずにとっても最速ではない。完全限定生産の紙ジャケット仕様。9月30日は両CDには未収録のクリエイター集団<渋家(シブハウス)>とのコラボレーションコーナー「柚渋メドレー」のライブ音源を収録した『NININ SANKYAKU YUZU MEGA MIX』をアナログ盤限定でリリースした。
「終わらない歌」のみマーチングバンドと共に演奏しているがそれ以外は弾き語りのライブ。原点回帰的な意味合いもあってか最初期の選曲が目立つ。久々に披露される曲も多かったのか、初期の曲をやった時の観客の歓声が一際大きくなる様子もそのまま収録されていて臨場感がある。弾き語りというとどうも質素なイメージを持つけどかなり盛り上がっていて改めてゆずのパフォーマンス能力の高さが感じられるライブ作品でもある。また近年はかなり派手にアレンジされた曲が増え、弾き語りからは遠く離れた作風がメインになっているものの、C/Wやアルバム曲で必ず弾き語り調の曲は欠かさず発表され続けているし、今作のような大規模な弾き語りライブを行い原点を大切にしている姿勢もなかなか素晴らしいと思う。大作ストリングス連発で派手になったっきり帰ってこなくなってしまった初期のゆずの活躍を見て路上から活動を開始したであろう後輩ミュージシャン達ももう少しこの姿勢を見習ってほしいなと思ったりも…。また派手にアレンジされていた「虹」「シシカバブー」「雨のち晴レルヤ」「Hey和」辺りの楽曲が弾き語りになっても物足りない感じがしないというのは曲自体の芯が強いからなんだろうなとも思った。
印象度★★★★☆
2015.11.30更新