歌時記〜ふたりのビッグ(エッグ)ショー篇〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 春一番 | 穂口雄右 | 穂口雄右 | キャンディーズのカバー |
2 | いこう | ゆず | 岩沢厚治 | 2ndミニアルバム『ゆずマン』収録曲 |
3 | ところで | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 2ndミニアルバム『ゆずマン』収録曲 |
4 | 〜風まかせ〜 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 2ndミニアルバム『ゆずマン』収録曲 |
5 | 境界線 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 1stアルバム『ゆず一家』収録曲 |
6 | ねぇ | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 3rdアルバム『トビラ』収録曲 |
7 | センチメンタル | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 6thシングル |
8 | くず星 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 8thシングル両A面曲 |
9 | 心のままに | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 8thシングル |
10 | 夏色 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 1stシングル |
11 | 3カウント | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 11thシングル |
12 | 友達の唄 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 7thシングル |
13 | 嗚呼、青春の日々 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 9thシングル |
14 | 飛べない鳥 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 10thシングル |
15 | いつか | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 4thシングル |
リリースデータ
2001年7月18日 | 初登場3位 | 売上25.9万枚 | セーニャ・アンド・カンパニー(TOY'S FACTORY) |
メンバー
Vocal,Acoustic Guitar,Pianica,Tambourine | 北川悠仁 |
Vocal,Acoustic Guitar,Harp | 岩沢厚治 |
ゆず2ndライブアルバム。2001年6月29日に東京ドームで行われた弾き語りライブの模様を収録。ライブからわずか20日程度で発売された。2015年に次のライブ盤が発売された際に「最速」と公式サイトが宣伝したが、今作こそが「最速」となる。当日演奏された34曲から抜粋して15曲が選曲されている。「春一番」はキャンディーズのカバーで今作のみの収録。スタジオ音源がアルバム未収録の「くず星」はライブ音源としてだが今作が唯一のアルバム収録となっている。今回は12mmサイズの若干厚いプラケース仕様となっており、ブックレットには卵に顔を書き込んだキャラクターがこの公演を見に行くという実写漫画風のストーリーが展開する内容になっている。前作同様に歌詞は掲載されていない。限定盤としてリリースされたが限定枚数は不明。売上は前ライブ盤の半分程度だった。12月にはこのライブを全曲映像化したVHS/DVD『Live Films ふたりのビッグ(エッグ)ショー〜2時間53分 TOKYO DOME 完全ノーカット版〜』が発売された。
前ライブ盤同様に2人だけの弾き語りライブ(というかゆずは弾き語り公演しかライブアルバムにしていない)だが、今作の会場はなんと東京ドーム。当時はCD売上至上の時代だったので、今ほどライブ規模で箔付けする時代では無かったが、それでもデビュー数年で東京ドームで弾き語りというのは偉業であり、ゆずの1つの到達点が記録されたアルバムになっている。基本的に球場として設計したわけでライブをやるのを想定して作ってないので東京ドームの音響の悪さは広く知られるところで正直CDだけではそこまで迫力が感じられるわけでは無いが、メンバーのテンションの高さや観客の盛り上がりは前ライブアルバム以上のものがあり楽しさは十分に伝わる。キャンディーズで幕開けして序盤はアルバム曲からの抑えたナンバーが続くが中盤からはヒットシングルの連発。前ライブアルバムの頃からヒット曲も増えて、シングル程度しか分からないライトリスナーでも聞きやすい1作。
印象度★★★★☆
2016.5.9更新