LAND
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲orプロデュース | 備考 |
1 | REASON | 北川悠仁・岩沢厚治・前山田健一 | 前山田健一&ゆず | 37thシングル 最高3位 売上6.7万枚 | |
2 | LAND | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 蔦谷好位置&ゆず | |
3 | イロトリドリ | 北川悠仁 | 北川悠仁・JIN | JIN&ゆず | 3rdデジタルシングル |
4 | 砂漠のメリーゴーランド | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | |
5 | with you | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 蔦谷好位置&ゆず | 35thシングル 最高5位 売上5.1万枚 |
6 | ゼラニウム | 北川悠仁 | 北川悠仁 | soundbreakers&ゆず | |
7 | Interlude”OHANASHI” | 脚本:北川亜門 | コント劇 | ||
8 | LOVE&PEACH | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 蔦谷好位置&ゆず | 2ndデジタルシングル |
9 | 流れ星キラリ(ゆずバージョン) | 北川悠仁・岩沢厚治 | 北川悠仁 | 前山田健一&ゆず | 37thシングルアニメ盤のみC/W セルフカバー シングルではアニメの声優が歌唱していた |
10 | また明日 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 寺岡呼人&ゆず | 36thシングル 最高7位 売上4.3万枚 |
11 | 翔 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 斎藤有太&ゆず | 34thシングル 最高5位 売上5.1万枚 |
12 | 灯影 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | soundbreakers&ゆず | |
13 | ムーンライトパレード | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 蔦谷好位置&ゆず | |
14 | 無音14秒 | ||||
15 | ピエロ | シークレットトラック |
リリースデータ
2013年5月1日 | 初登場1位 | 売上15.8万枚 | Album Produced by 稲葉晃士 | TOY'S FACTORY |
メンバー
Vocal,Acoustic Guitar,Tambourine&Other Instruments | 北川悠仁 |
Vocal,Acoustic Guitar&Harp | 岩沢厚治 |
ゆず11thアルバム。ベスト盤を挟んで2年3ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。前作以降のリリースでベスト盤には収録しなかった「LOVE&PEACH」「翔」、ベスト以降リリースされた「with you」「また明日」「REASON」「イロトリドリ」を収録。「REASON」アニメ盤のC/Wとして収録されていたアニメ『HUNTER×HUNTER』の声優陣が歌っていた「流れ星☆キラリ」はタイトルから☆をカットし、ゆずバージョンとしてセルフカバーされている。このゆずバージョンがアニメEDに起用された。「イロトリドリ」はユーキャンCMソングとして年始から大量OAされ、タイトル曲である「LAND」もCMタイアップがついておりPVも制作されている。本編終了後の14トラック目は14秒の空白で、15曲目にシークレットトラックが収録されている。タイトルは「ピエロ」とされているが作詞作曲は不明。初回盤は5面パノラマパッケージ&60Pアートブックレット付となっているが、DVDは付属しない。
自己啓発壮大路線の行き過ぎが心配だったが、壮大路線は「with you」で打ち止めとなり、それとはベクトルを変えてにぎやかで楽しげな遊園地路線になった。北川曲は本当に何でもやりますといった感じで、「イロトリドリ」なんてGReeeeNが歌った方がしっくりくるような曲だし、「LOVE&PEACH」は当時衝撃だった「いちご」よりもさらにはじけているし、「砂漠のメリーゴーランド」は1人へ編曲してしまうし、「LAND」や「ムーンライトパレード」は蔦谷好位置の好影響もあってアレンジが面白いが、従来のゆずはもちろん、前3作での変化からしてもまたさらに斬新な方向に向かっている。昔のゆずに愛着があるリスナーにはきつい内容かもしれないが、既に寺岡呼人を離れて以降のゆずは新境地を突き進んでいたのでその変化に対してそれなりに肯定的ならそこまで違和感はない。かなり明るくて前作より抜群に聞きやすいし、個人的にはかなり好感触なアルバムだ。ただ「また明日」以外の岩沢曲が得意の安定シンプルバラード曲「幻影」だけで合計2曲というのは…。「また明日」は久々に寺岡呼人と作り上げた王道のゆずらしさを追求したような曲でかなりの存在感と重要な役割を果たしているから良かったけど、これが無かったらアルバムの勢いや出来はともかくゆずとしてのバランスが本格的にヤバかった。2人の路線やパワーバランスの差がかなり拡大してしまったところはやはり気になる。そういったバランスの悪さは気になるものの、結果的に楽しい作品になったからまあいいか。
印象度★★★★☆