新世界(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ヒカレ | 北川悠仁 | 北川悠仁・JIN | 蔦谷好位置&ゆず | 41stシングル 最高8位 売上2.6万枚 |
2 | 雨のち晴レルヤ | 北川悠仁 | 北川悠仁・佐藤和哉 | CHRYSANTHEMUM BRIDGE&ゆず | 39thシングル 最高3位 売上7.2万枚 |
3 | よろこびのうた | 岩沢厚治 | 岩沢厚治・蔦谷好位置 | 蔦谷好位置&ゆず | |
4 | ユートピア | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 前山田健一&ゆず | |
5 | 表裏一体 | 北川悠仁・岩沢厚治・前山田健一 | 前山田健一&ゆず | 40thシングル 最高4位 売上5.3万枚 | |
6 | 素顔のままで | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 蔦谷好位置&ゆず | |
7 | 幸せの定義 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 電球&ゆず | |
8 | Ultra Lover Soul | 北川悠仁 | 寺岡呼人・北川悠仁 | 玉屋2060%&ゆず | |
9 | レトロフューチャー | 北川悠仁 | 北川悠仁 | CHRYSANTHEMUM BRIDGE&北川悠仁 | |
10 | Interlude〜Old New World〜 | CHRYSANTHEMUM BRIDGE | インスト | ||
11 | ひだまり | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | CHRYSANTHEMUM BRIDGE&ゆず | |
12 | 所沢 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 電球&ゆず | |
13 | 守ってあげたい | 北川悠仁 | 北川悠仁 | soundbreakers&ゆず | 4thデジタルシングル、39thシングル両A面曲 |
14 | 四間道路 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | |
15 | 友〜旅立ちの時〜 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 斎藤有太&ゆず | 38thシングル 最高5位 売上4.2万枚 |
Strings Arranged by 門脇大輔(5)
※シングル200位以内データ
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | おっちゃんの唄 | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 97年7月の野外ライブ音源 |
2 | 夜霧の伊勢佐木町 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 02年のデモ音源 後に5thデジタルシングル「夜霧の伊勢佐木町〜愛の真世界編〜」としてリメイク |
リリースデータ
2014年2月19日 | 初登場2位 | 売上23.3万枚(300位集計) | Album Produced by 稲葉貢一 | トイズファクトリー |
メンバー
Vocal/Acoustic Guitar/Tambourine/Pianica | 北川悠仁 |
Vocal/Acoustic Guitar/Harp | 岩沢厚治 |
ゆず12thアルバム。前作から9ヶ月とオリジナルフルアルバムでは最短でのリリースとなった。前作から4ヵ月後の13年9月以降短いスパンでシングルを4作リリースし、5曲のA面曲が収録されている。「ヒカレ」はアルバム1週間前の先行シングルだった。Sexy Zoneにわずかに及ばず2位だったが、前2作を越える初動10万突破、累計20万突破を果たすなど好調な売上を記録した。サウンドスキャンでは1位(初回)、6位(通常)を記録している。初回盤は未発表音源2曲を収録した特典CD付属。
前作よりもさらにゆずの幅を広げまくった意欲作。かなり打ち込みを多用しまくっており、中には電子加工しまくったような箇所も出てくるなど、基本的には前作の延長上にある何でもアリでひたすら楽しい作風。今作では元々ゆずに新風を吹き込んだ蔦谷好位置の参加作品がむしろおとなしいとか従来通りのイメージに変わってきており、蔦谷好位置よりも後に新たに組んだアレンジャー達とさらに新たな世界へ突き進んでいるような印象がある。大体このくらいのキャリアになると行きつくところに行きついて安定感の方が全面に出てくるミュージシャンがほとんどだし、ゆずもメジャーデビューから一貫して関与していた寺岡呼人を離れて蔦谷好位置と組むという大きな転換期を経て、自己啓発壮大路線で一時的に行きついた感があったのにそこにとどまらずにここまで攻めまくるというのは本当に凄い事だと思う。攻めまくったゆずだけでなくこれまでのゆずの要素も忘れられたわけではないというギリギリのバランスも保っている。わざわざデビュー頃のライブ音源や、10年以上前のデモ音源(収録時期とふざけっぷりがあのアルバム未収録シングル「恋の歌謡日」リリース時とほぼ同時期)を初回特典につけたのもかつてを忘れないという事なのかもしれない。そのバランスが若干おかしいなとかここはもっと普通にアコースティックに聞かせればいいんじゃないかと思えるところが無いわけでは無いが、それ以上に勢いがあるのでさほど気にならない。もちろんあまりに変化しすぎてついていけなくなるリスナーも出てくるだろうとは思うけど、個人的には今回は岩沢曲の比重が相変わらず少ないものの前作よりは復活していることもあり、前作以上にまだまだゆずは行けるんじゃないかという次への期待も増した1作になった。
印象度★★★★☆