YUZUTOWN
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | Sound Produced by | 備考 |
1 | SEIMEI | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 松任谷正隆/蔦谷好位置 | 蔦谷好位置&ゆず | 15thデジタルシングル バンドアレンジ シングルは弾き語りだった |
2 | チャイナタウン | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 玉屋2060%&ゆず | ||
3 | 〜Pinky Town〜 | TeddyLoid | Instrumental | |||
4 | 花咲くク街 | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 釣俊輔&ゆず | 先行配信(2月26日) | |
5 | GreenGreen | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 釣俊輔&ゆず | 16thデジタルシングル | |
6 | マボロシ | 北川悠仁 | 北川悠仁 | SUNNY BOY&ゆず | 14thデジタルシングル | |
7 | 〜Yellow Town〜 | TeddyLoid | Instrumental | |||
8 | イマサラ | 北川悠仁 | 北川悠仁 | MEG&ゆず | ||
9 | フラフラ | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | 須藤優&ゆず | ||
10 | 夏疾風(YZ ver.) | 北川悠仁 | 北川悠仁 | トオミヨウ&ゆず | 嵐へ提供 セルフカバー | |
11 | 〜Green Town〜 | Instrumental | ||||
12 | マスカット | 北川悠仁 | 北川悠仁 | TeddyLoid&ゆず | 44thシングル 最高10位 売上2.7万枚 | |
13 | まだまだ | 岩沢厚治 | 岩沢厚治 | トオミヨウ&ゆず | ||
14 | 公園通り | 北川悠仁 | 北川悠仁 | 釣俊輔&ゆず | 12thデジタルシングル、ライブ会場限定シングル |
Vocal Arrangement(北川悠仁):岡田実音(2,4,5,6,8,10,12,14)
Guitar Arrangement:西山隆行(2,4)
リリースデータ
2020年3月4日 | 初登場2位 | 売上7.7万枚 | Produced by 稲葉貢一 Produced by ゆず&稲葉貢一(1〜10,13) |
SENHA & Co. |
メンバー
Vocal/Acoustic Guitar/Tambourine | 北川悠仁 |
Vocal/Acoustic Guitar/Harmonica | 岩沢厚治 |
ゆず15thアルバム。前作から1年11ヵ月ぶり。前作以降のシングルCD1曲、配信シングル4曲を収録。「SEIMEI」は完全な弾き語り曲だったが、紅白出演時に披露したストリングスを入れたバンドアレンジに変更して収録された。嵐に提供した「夏疾風」もセルフカバーで収録。初回盤は豪華アートパッケージ仕様、40Pブックレット付。ゆずの二人によく似た19歳のジンジン、ガンガンによるデュオという設定でのアニメーション映像によるMIZUのデビュー作『MIZU』が同時発売。
『LAND』以降続いているなんでもありな楽しげな遊園地路線の作風に大きな変化はないが、そろそろ遊び疲れた…という感じも漂ってきていた中で今作は遊園地ではなくYUZUTOWNと命名されていて街。ここ最近のゆず王道として定着した方向性をまとめて集大成のような1作に仕上げたという印象。打ち込み中心のサウンドは変わらずとも今回はそんなに派手な装飾をしないアレンジャー陣を中心にしているが、前作では共作しまくっていた北川曲が全部単独作になるなど、とにかく勢いが落ちないように無理に方向性を拡張させていくのは止めにして特別な場所(遊園地)ではなく自分たちの街にした、といったような精神性の変化がある…のかもしれない…と思った。
なのでまあさすがに勢いが落ちたといえばそうではあるんだけど、正直前作はかなり無理して遊園地なハイテンションのキープを試みている印象が強くなってしまってそろそろもう少し落ち着けてもいいんじゃないかとも思ったので、今作は真新しさは無いけど久々に安心感はあった。ゆずらしさというのはだいぶ変わってしまったが、今作はここ最近の中でも最もゆずらしい、今のゆずの王道はこれだよねという感じがある。好みとしてはもう少し生のサウンドを戻してほしいのと、岩沢曲にもう少し頑張ってほしいところはずっと続いているんだけど…。2曲の岩沢曲は目立ちはしないけど出てくると北川曲が忘れていってしまったものがずっとあるような感覚はあるので、岩沢曲がもう少し増えると深みは増してくると思うんだけどクオリティ落とさずにアルバムで3,4曲以上用意するのももうきついのか、北川曲がどんどんわいてくるので遠慮しているのか…。
印象度★★★★☆
2020.5.31更新