2015年6月の雑記〜OVER 30's WORLD〜
15年6月
6月25日(木)
勝手に2015音楽大賞〜途中経過〜
6月も終わるという事で、勝手に2015音楽大賞の途中経過、中間発表をば。
これ当たり前のように上半期とか言ってずっとやってたけど、以前「上半期はあるのに下半期が無いのが不公平だ」とかいう話がTwitterだかで出ていた事があって驚いた。俺としては「上半期」=「途中経過、中間発表」だと思っていてその発想は無かったからだ。しかし確かに「上半期」とだけ言うと「下半期」だけのは誰もやらない…しかしわざわざ1年を2つに分けて個別に発表して年間として合算するとかもっとないわってことで今年から「途中経過」という呼び方に変える事にする。
楽曲編
1位 大空へ/風味堂
2位 KLING! KLANG!!/TWEEDEES
3位 fantasy/Mr.Children
4位 明日はきっといい日になる/高橋優
5位 Hello,world!/BUMP OF CHICKEN
6位 未完/Mr.Children
7位 border/ClariS
8位 360°/miwa
9位 endless/ねごと
10位 Beautiful/MONKEY MAJIK候補に挙がった曲たち
幻聴/Mr.Children
千回恋心!/DEEN
エデン/水樹奈々
未来形Answer/TRUSTRICK
Starting Over/Mr.Children
シンガロング/Aqua Timez
有頂天/B'z
華麗なる逆襲/SMAP
雪風/スピッツ
緋ノ糸輪廻ノGEMINI/petit milady
black hole/寿美菜子
イマココカラ/モーニング娘。'15
ANATA TO/Every Little Thing
DESTINY/ねごと
僕がいる場所/乃木坂46
miss you/家入レオ5位6位辺りまでが現段階で★5から★5、★4クラス。それ以外は★4と★3より少し上とか印象に残ってるとかそのくらい。
アルバム編
1位 風味堂6/風味堂
2位 The Sound Sounds./TWEEDEES
3位 REFLECTION/Mr.Children
4位 VISION/ねごと
5位 Colour by Number/MONKEY MAJIK
6位 葡萄/サザンオールスターズ
7位 HAPPY/大原櫻子
8位 家/LUNKHEAD
9位 透明な色/乃木坂46
10位 FLY HIGH/doa
次点 ONENESS/miwaジャストこんな感じ。風味堂、TWEEDEESが楽曲アルバムで並びが同じに。ねごと、MONKEY MAJIKは爆発的な1曲よりもアルバム全体で印象が上がるタイプなので楽曲編より位置が上がる。
アルバムはかなり満足度の高い10作+1が綺麗に浮かび上がった。年によっては★5は1位だけとか、★4までしかないとかそんなこともあった気がするが、今年既に★5を5作も使ってしまっている。★5は多用しないようにしていたのに半年で5個とか過去最高じゃないのか?使いすぎじゃないだろうか?とも思ったが実際キタコレキタコレと思ったのだから仕方ない。
話題になっている新人は全くチェックせず、13年も音楽サイトやってるくせに最新音楽シーンの動向など全く把握せず、一時期ビーイング系多めという色があったけどそれも無くなって早数年、音楽フェスとか絶対無理と公言してはばからず、話題になっていた頃から数年〜下手したら10年近く経過してからという意味不明なタイミングで一挙聞き始める、途中で聞かなくなった率が少なくて全作品取り扱っている率が年々上がっているという独特のスタイルでおなじみのこのサイトだけど、確かにこうして並べると楽曲にしてもアルバムにしても2015年感が無い。むしろ新人ガンガンチェックしている人からすると、まだ聞いてるの?つーかまだいたの?とか思われてそうな、ファン以外には聞かれてないようなアーティストばかり上位に並んでいるような気がするが、こればかりは自分のスタイルなので仕方ない。
分かりやすく言うとこのサイトに並んでいるのって「作品名/アーティスト名」という表記で並べた場合、左側知らない、右側知っている、みたいな感じになるんだよな、たぶん。
6月22日(月)
ここ最近の2015春ドラ いきなりFINAL
天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課- 全9話
人を疑うことを知らないヒカリ(剛力彩芽)と人を信じない弁護士の茶島(渡部篤郎)が、検察上層部(宇崎竜童)の特命により設立された「未解決事件匿名交渉課」として未解決事件を再捜査し、日本では認められていない司法取引を極秘に使用して関係者に証言させて事件を解決するという新感覚のサスペンスドラマ。未解決事件を再捜査する設定はかつて渡部篤郎が出演したドラマ『ケイゾク』でもあったけど、今作も真相らしきものを推測するまでは行く。しかし証拠がない…というところであと一歩及ばず、そのあと一歩を解消するために関係者や共犯者に自身の刑の軽減もしくは無実化、隠ぺいなどをエサにして司法取引を持ち掛けて主犯を告発させるという形を取るところが新しかった。
事件自体もけっこう二転三転して練られたものが多く、近年の1話完結のユルい刑事ドラマとは一味違う重厚さや犯人側の葛藤なんかもあって面白かった。残念だったのは肝心の「天使と悪魔」すなわち、ヒカリが天使で茶島が悪魔という対比に関してそんなにキレが良くなく、天使というほど天使じゃないし、悪魔というほど容赦ないようには見えなかった。特にヒカリの天使っぷりが微妙。
ヒカリは天使というより単に甘いだけの中途半端キャラで、似たような若い刑事役を『クロコーチ』でもやっているんだけどあの時はちんちくりんな感じを妙として生かしていたのに今作では剛力彩芽である必要性をあまり感じなかった。この枠ではかつて『私の嫌いな探偵』でハイテンションなキャラを演じ、剛力オブ剛力な魅力を全開にしていただけに、真面目キャラでは剛力オブ剛力な魅力は全く出せない。もったいない。
最終回では検察上層部(宇崎竜童)が敵となり、彼の罪を暴くためにヒカリにすべてを託して茶島も逮捕されるというオチに。刑事役だった『ビター・ブラッド』を除いて『クロコーチ』(剛力とは敵役)、『銭の戦争』(前クール)に続いてここんとこ最終回で逮捕されすぎだろ渡部篤郎。
ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜 全10話
警視庁内部のヤクザを辞めたい暴力団離脱者電話相談室、通称足抜けコールに所属する麦秋(大島優子)がありとあらゆる非情な手段をもってヤクザを抜けさせるという基本1話完結のドラマ。冷酷に職務を遂行し、時には足抜け希望者に絶望を与えるような根回しまでして苦しませてからヤクザを辞めさせるといった行動をとる麦秋はヤクザ、特に関東貴船組の組長である橘勲(遠藤憲一)を異常に恨んでおり、彼の逮捕に執念を燃やしていた。この謎は中盤以降明らかになっていった。一旦は、橘勲が実の父親だったからだと判明。本来警察官にはなれないはずだったが、母親が出生に関して嘘をついていて採用されたが、育ての父親が死亡した際に嘘が発覚。辞職を迫られるも拒否したところ監禁同然の勤務を強いられ発狂しかけるも育ての父親が警察官になったことを喜んでいた記憶があったため徹底拒否して現在の無表情で冷酷な性格に変貌したと…。
しかし関東貴船組内での内紛があったことで、橘勲は実の娘ではないと発言。母親(名取裕子)に問いただしたところ、実の父親は銀行員の平岡祐太。誠実そうな男だったが、横領で逮捕され、名取裕子に「君のためにやったんだから君も共犯だ」とのたまう最低男だったことが発覚。これ、平岡祐太を起用したところが芸が細かい。平岡はかつて『私が恋愛できない理由』にてやさしげな同僚として登場し、失恋で傷ついていた大島優子の初彼氏となるも、何度も関係ばかりを迫り、大島優子が苦言を呈したところ豹変して捨てるというクズ野郎を演じていた。友情出演として回想シーンだけの登場でわざわざ平岡祐太を起用するなんてそこんとこ踏まえてキャスティングしたのかっていう。
既にお腹の中に麦秋がいたが自殺を決意したところ、止めたのが橘勲で出産から命名までも世話してしばらく愛人として暮らしていたとかなんとか。
橘勲自体が部下を「子供だ」「息子だ」というほど義理堅い性格だった事、そして名取裕子が真実を隠していたのがそもそもの発端だったという微妙な設定になってしまい、名取裕子が言わなかった理由が「(育ての)父親との約束だったから」だそうだが、そもそも実の父親がヤクザである事も横領犯であることも事も大差が無く、とっとと言っておけば麦秋がこんなことにならなかったのでは…。名取裕子だけがなんか最後までちょっと許せない感じのキャラだった。
最終回では真相を知ってヤクザを恨む理由が無くなった麦秋が徐々に変わっていく姿を描きつつ、橘勲を足抜けに導き、さらに本来の明るさを取り戻しつつあるところでハッピーエンドに。
植田Pと堤監督ということで『ケイゾク』『SPEC』の流れを汲んだドラマにしては、あまり大きな支持も集まらなかったのが逆に幸いしてかサイコな方向に向かわなかったのは良かった。『SPEC』の終盤や『安堂ロイド』終盤での謎のスロー映像&唐突な挿入歌を長尺で流す自己陶酔的なクライマックスがあまりにアレだったのでまたバラード曲をフルでかけながら血の雨が降るようなスロークライマックスをやらかすんじゃないかと心配だったんだけど、こうもすっきり終わるとは。ただ『ケイゾク』『SPEC』で登場した弐係や未詳がもう無くなっているというセリフをぶっこんできたり、相変わらずなところはあった。
終盤では勝地涼が暗躍。暗躍して本性を見せたままいなくなってしまうという尻切れっぷりであったが強烈なインパクトを残した。03年の映画『バトルロワイアルU』で生き残った数少ない生徒の1人として存在を認知してからちょくちょく見かけてはいたけど、『SUMMER NUDE』辺りから一気に存在感出してきたなぁ…。
6月21日(日)
藍坊主が自主レーベルでインディーズに戻ったっぽい
自主レーベル設立ということだが、メジャー(トイズ)内にレーベルを作るのか、トイズを離れるのかは明言されていない。
レーベル設立というと一昔前に一定の成果を出したミュージシャンがレコード会社内にプライベートレーベルを作るみたいなのがあったが(1期ワーナー時代の槇原敬之とかサザンとか)最近もっぱらそんな余裕は無く、近年はあまりそういう話を聞かない。いわゆるインディーズへ移動。LINDBERGが晩年にインディーズに移動になった頃はまだメジャーにも力があったのでインディーズへ移動したことは完全に"落ちた"感じがあったが、最近はメジャーからインディーズになってもそんなにマイナスな感じも無く、それなりの環境と仕組みさえ整っていればメジャーと遜色ないどころか、浅岡雄也のようにメジャー時代はバンドを起用できず打ち込み処理だったのが生バンドにできたりとできる範囲でやりたいように決められる利点も多いようだ。
藍坊主のこの話もどうやらトイズファクトリーとの契約終了で(自主的か更新がされなかったかは不明だけど)、インディーズへ移動するということっぽい。昨年末のアルバムにC/W集がついたのが今にしてみれば総決算にしてフラグだったか。
というのもその答えは自主レーベルでリリース予定とされている新作の品番にあった。
http://natalie.mu/music/news/151287
新作シングルの品番がDLCRになっている。これはインディーズ時代の品番と同じ。トイズに残るならこうはならない。
またDLCRの品番はどうやら事務所GOOD DAYと縁が深いようだ。
これが事務所の所属ミュージシャン。
そしてDLCRの品番を使っているのが藤田麻衣子がメジャー前に所属していたMW RECORDSと藍坊主がインディーズ作品を出していたBUDDY RECORDS。元は同じデジラボというのが運営元。
http://www.digilab.co.jp/enterprise/mdl.html
で、ここからCD出しているのがGOOD DAYの所属ミュージシャンばかり。事務所の筆頭格であるDEENだけはデビューから現在までずっとメジャーにいるものの、基本的に活動の初期はこのどちらかのレコード会社から全員がリリースしているので、GOOD DAYの音源リリースを担っているのがデジラボ、ということらしい。演歌/歌謡歌手として03年のデビュー以降クラウンからCDリリースしていたもののここ数年リリースが止まっていた神園さやかはDEEN山根サウンドプロデュースとなった新作を今年MW RECORDSから出している。神園さやかがGOOD DAY所属というわけではないから、DEEN山根サウンドプロデュース繋がりっぽい。
藍坊主が新たに設立したと発表したLuno Recordsというのは品番がDLCRであることからこのデジラボ内に新しい専門レーベルを作った、ということだと思う。
事務所ごと独立したは良かったが1年で解散したSomething ELseとか、新進気鋭のレコード会社の所属第1弾になったらあっさり事業撤退で行き場を失った長瀬実夕とか、事務所通販の対応が史上最低な星村麻衣とかの例があるので独立とか新レーベルって環境によってはちょっと安心できないところがあるんだけど、藍坊主の場合は環境がしっかりしてそうだし、その点での心配はなさそうだ。
6月18日(木)
20周年を迎える前に閉鎖予定の20周年特設サイト
Every Little Thingが20周年でオリジナルアルバムとベスト盤をセット販売&20周年ツアーが決定した。
http://tickets.yahoo.co.jp/special/elt-2015/
過去に『Every Best Single 2』なるベスト盤があり、タイトル被りしてしまっているが今回のは09年の『Every Best Single〜COMPLETE〜』の続編『Every Best Single 2〜MORE COMLETE〜』とされている。
実際には続編では無くアップグレード追加収録盤。しかも単独発売が無いとか、いろいろ形態が用意されているけど最上位のDVDとBlu-rayが両方付属するやつ、DVDとBlu-rayの内容が全く同じという謎。ファンはとりあえず1番高いのを買いたがるので問題NOTHING!という事か。
何だか企画が練りきれていない感があるんだけど、そもそも今年冒頭に謎の企画ベストアルバムを本人不稼働でリリースしたばかり。これが史上最低売上をたたき出してしまい、満を持してのCMタイアップ新曲まで大コケしてしまった。正直20周年まであと1年待っていられない状況になってしまったのだろうか…。
ELTのデビューは96年8月であり、今年は19周年20年目であって20周年ではない。20歳などと銘打っているが、現在18歳であり、今年8月に19歳になり、2016年8月まで19歳だ。ツアーは2015-2016となっているものの4月で終わってしまい、本当の20周年を迎える2016年8月までは4ヶ月もある。
さらに上記20周年特設サイト、ご丁寧に掲載期間が記載されているのだが…
なんと20周年到達4ヶ月前にして消滅してしまう予定。どうしてこうなった…。
本当の20周年を迎える2016年8月ってもしかして何も無いんじゃ…。
なお10周年の時はアルバムやツアーなどを合わせて行ったが特に10周年の冠は無く、その翌07年の春に武道館で10周年ライブを行ったようだ。
15周年の時は15周年を迎えた2011年秋から翌2012年春までかけて15周年を掲げたツアーを行っていた。
6月16日(火)
UHQCD
・最初に聞いた時点でもう『Last Roll』もリリースから数年経過していたので、今回が初めての発売時新品購入となったL⇔Rのベスト盤。
http://uhqcd.ponycanyon.co.jp/platinum.html
昨今異常なまでのハイレゾ推しに切り替わり、下火になりかけている高音質CD戦略だが、Blu-spec CDが素材を追求してBlu-spec CD 2に進化したのと同じようにHQCDがUHQCDに進化したとかなんとかでそのアピールの一環での10作の中にL⇔Rが入ったという感じのリリース。リンク先では他には書いてないところもあるがL⇔Rのところには「アナログマスターから最新リマスター」とあるんだけど、開けてみたらスタッフ表記のところにマスタリング表記が無く、帯でのリマスターアピールも無く、リマスターを示す文面が全く無い。UHQCDのアピールに躍起になっており、肝心のその音源をどこで誰が用意したのかをアピールすることを失念しているらしい。
とりあえずまだちょっとしか聞いてないんだけど、これが02年の『Last Roll』とは全く違う。ていうか音量がかなり抑えられている。『Last Roll』は音圧全開時代のものだけにかなりド迫力なサウンドで、現役時代の音源よりも格段にパワーアップした感じで好きだったので、今作の音量の小ささにアレ?って感じだったんだけど、何だか音を絞った割にベースが随分クッキリ立って聞こえてきてオオッ!と。
全体的に音は小さくなったけど凄く綺麗になった感じ。というか『Last Roll』って随分乱暴者だったんだな…みたいな。これが最新リマスターか。ていうかこのリマスターで「Bye Bye Popsicle」とか「Lazy Girl」を聞きたかったよ!聞かせろよ!
やっぱり何が違うのかよく分からんハイレゾよりリマスターの方が面白い。メーカー的にはUHQCDだから音が凄い!!っていう方向に持っていって他の旧作カタログもガシガシ売りたいんだろうけどこれは100%リマスター効果だろう。
6月12日(金)
これライブでやんの…?
・最早恒例のようなDEENの振付。若い頃はちょっとかっこよくロック路線をやっていたけど、中年になってくるにつれてイケイケ路線に走りたがるという点が先を行くTUBEそっくりなんじゃないかと最近思い始めている。
ついには発売前に公式で振付教則VTRまで。
https://www.youtube.com/watch?v=0ukI-RMwoG0&feature=youtu.be
90年代にテイルズ、GT、コナンで触れた少年たちも今やアラサーのオッサン達。活動20年をゆうに超えているだけに初期から応援し続けている最も熱心な女性リスナーはアラフォーやアラフィフ。どう考えてもライブ会場で20代がファンの中心になりえない中でこんな若々しい振付って…?ある意味で今までで1番恥ずかしい気がする。変な振付だらけになったのは池森さんが30代後半に差し掛かってきてからだったと思うけど、人はそのくらいの年になるとこういうノリがたまらなくやりたくなるものなんだろうか。
・早速太陽誘電のCD-R(50枚入り)を2つ確保してきた。他のCD-Rも見てみたけどやっぱりインド、台湾、中国ばかりで日本製のCD-Rは太陽誘電しかなかった。
・V6の20周年はやり直しオールタイムシングルコレクション。
http://avex.jp/v6/news/detail.php?id=1022746
オールタイムベストなご時世、まあ普通に『Very best V』は無いなとは思っていたけど、まさかシングル全部網羅するとは思わなかった。よく見ると両A面曲が全部ハブられているので、1〜2に入っていた曲の中で「one“Japanese version”」だけ飛ばされた&以降のシングルの両A面が5曲がカットか。
TUBEやTOKIOでもこういう感じでやってほしかったなぁ…。
・一方で山崎まさよしが熱い!
https://www.yamazaki-masayoshi.com/contents/16134
10年ぶりのベストアルバムにして、なんと前回の正規続編
(3年後に4曲追加して出したデラックス盤は忘れろ)。事務所の後輩のスキマスイッチでさえキャリア半分の10周年時であっさりとやり直しオールタイムベストに走ったのに、何だろうかこのマイペースさ。デビュー20周年という非常にオールタイムベストやりやすいタイミングなのにそれをやらない潔さ。これはすげぇ。
6月11日(木)
太陽誘電がディスク撤退
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150611-00000505-fsi-bus_all
衝撃的ニュース。
CD-Rの生みの親にして、他社がどんどん質の悪い海外製に移行していく中で国産であり続けた太陽誘電が撤退してしまうという。確かに最近電気屋に行ってもCD-RやDVD-Rのコーナー狭くなってきたなとは思っていたけど…。
俺の音楽録音はMDを経由せずにカセットテープから00年4月にいきなりCD-Rへ移行したまま15年、現在に至る。昨年からはデジタルウォークマンを導入したり、一部アルバムはCD-Rに焼かずに、FLACデータで保存しておいたり(最近の1stから順番シリーズがこれに該当。ただし感想書く前に聞く時はCD)、レンタルしてもその時しか聞かないだろうなというものはWAVデータをUSBに入れて聞いてそのままデータで保存したりするやり方に変更しているが、シングルCDに関しては00年4月からC/WまでCD-Rに入るだけ詰め込んだものが15年分CD-Rとして残されている。
初期は確かTDKを使っていた。ただ当時のTDKのCD-Rは4,5年経過して記録面が隅からペリペリ剥がれるという非常事態に見舞われるようになり、何枚かのCD-Rが再生不能に陥ったので使用停止。
03年頃はとにかく格安のもの(記録面の色がなんかうす〜い奴)を使っていたが、どうも質が悪いんじゃないかという気がしてきて、以降はとりあえず有名メーカーということでTDKに戻したり、ビクターを使用したりしていたが、やがてSonyをメインに使用し始めた。しかし2010年前後だっただろうか、ソニーの同じ商品名、同じ包装のCD-Rなのにレーベル面がうす〜くなっている事に気づき、何故だ?と仕様を見てみたら今までは日本製だったのが中国製になっていた。
これ以降、「日本製」にこだわるようになり、行き着いたのが太陽誘電のThat's Rシリーズだった。何せ日本製とデカデカと表記してアピールしていた。実に分かりやすい。俺と同じように海外製品に質の低さを感じていたユーザーにとっては太陽誘電が最後の砦だった。
ただこの太陽誘電もCD-R、DVD-Rは日本製をアピールしていたが、BD-Rではアピールしておらず、よく見たら海外製だった。DVD-Rではビクター辺りもまだ日本製アピールをしているものもあるし、DVD-R、BD-Rは他社に日本製のものがあるのであまり困らないだろう。DVD-Rは今後どうか分からないけど、BD-Rにしても映像系、大容量の記録ディスクとして需要は一定あるだろう。
問題は音楽録音でもデータ保存でも使用されにくくなってきているCD-Rである。ただでさえ数が減っているのに、今や電気屋で売ってるCD-Rはソニーもビクターもみんな海外製になってしまった。太陽誘電のCD-R、今年中に見つけ次第回収し続けておいた方がいいかもしれない。
6月10日(水)
DVDの時代が終わっていくのか
http://www.deen.gr.jp/news/detail.html?info=105&p=0
うっかり情報出しちゃったせいだろうか、その後正式な発売告知だけされた。
今回ポイントは初回盤がBlu-ray付だけということだろう。こいつは一気に舵を切ってきたなという印象。そしていよいよこうなってきたかと。
VHS→DVDの切り替えもかなりのんびりやっていた感じはあるんだけど、DVD→Blu-rayはもっと遅くて切り替えというよりほぼ共存状態が長く続いていた。元々DVDの次世代規格としてHD-DVDと争い始めたのが10年以上前で08年頃にBlu-rayに決着したと記憶している。既に7年も経過しているがDVDも依然根強い。
・初回盤/豪華盤はDVDで、Blu-rayは通常盤扱いで特典なしの下位版扱い。
・Blu-ray/DVD共に初回盤/豪華盤が出て特典の差がなくなる。
・Blu-rayにのみ特典が付属し、DVDが下位版扱いになる、もしくはDVDでは出なくなる。
おおよそ普及と切り替えはこういう経緯を辿っていくが、Blu-rayがとにかく早かったのがアニメ系。主に画質面でのこだわりが他のユーザーより強かったのか、かなり早い段階でBlu-ray優位になり、CDの特典がBlu-rayとDVDとかBlu-rayのみになっていくのも早かった。むしろDVDでだけ特典出すとなんでBlu-rayにしないんだと叩かれる始末。
VHS→DVDが最も遅かったのと同様に女性ファンがメインのジャニーズ系は普及が最も遅く、ここ何年かでようやく切り替えが進み始めたところ。TOKIOも今年になってようやくBlu-rayが出たが、初回盤があって優位な扱いなのはDVDだったし、O社の数字もDVDの方が高かった。
DEENもキャリアと女性ファンの多さから、ジャニーズ寄りの傾向があり、VHSの発売もとっくにDVDが普及していた04年まで行っていた。Blu-ray導入は15周年の武道館ライブをDVDより遅れてBlu-rayで出した09年になってからでこれはDVD導入時と同様でさほど遅くはなかった印象。
そこから毎年の武道館ライブはあくまでBlu-ray版は下位版扱いで、初回特典が付属するのはDVD版という状況が2011年まで続く。2012年は映像作品が無かったが、2013年の作品で初めてBlu-rayにのみ初回特典がつくようになり、DVDが下位版へと逆転。
そして今作ではついにアルバム特典の映像作品が初めてBlu-rayになり、いきなりDVDが発売されないという事態に。緩やかに移行してきたとはいえ、いきなりDVD無しにしてしまうとは驚きだ。苦情きそうだけど大丈夫なんだろうか。
6月6日(土)
さりげなく情報解禁
・http://www.deen.gr.jp/news/detail.html?info=104&p=0
DEENニューシングルの購入特典ポスターの情報公開というだけのニュースだったはずだが…。
見本のポスター画像の下部にまだ発表していないアルバム発売情報が!!
こういう情報解禁って一応色々タイミングとか決まっていると思うんだけどこんなバラし方でいいのか。昨年から曲制作と言っていたし、ツアーやって武道館やるのに新作アルバムなしとか厳しいので、ツアーに向けてアルバムが出るのは確実だとは思っていたけど、先に言ってしまうとシングル買い控えが発生するので恐らくシングル発売前後までは情報出さないと思っていたんだけど。
しかしタイトルすげぇな。
あとDEENに関しては個人的にブログがほぼ一言コメントばかりであんまり面白くない&田川伸治のソロブログの方は内容は丁寧なんだけどどうも文体のイメージがかつての真面目なギタリストのイメージをかなり崩すノリなこともあって田川さんのイメージが崩壊しないようにあえて見ないようにしていたんだけど、なんか最近コアファンが田川ソロライブのサポートメンバーの女性の人の扱いやこの方の発言等を巡って?何かいざこざがあった?とかなんとかでブログもコメント欄閉鎖、更新も一時停止していたとかなんとか。某掲示板で久々にDEEN関連のスレを探してみたら婆、婆と連呼されているばかりという相当意味不明な状況に。ただひたすら婆、婆の連呼。これはいったい何なのだろうか…。
・とりあえずミスチルのアルバムはUSBからウォークマンへ移したMP3音源を車中にて流し聞き1周、CD(Drip)を家で1周。ああ久々にミスチルを聞いたなぁって感じ。
思ったより小林武史がまだ参加してるし(プロデュースで参加した曲以外のミスチル単独楽曲にも数曲キーボードのみで参加した曲があるという、桑田佳祐の1st→2ndアルバムの時の現象が1作の中で発生している感じ)、クレジットがいつも通りサポートとは別枠のメンバー直下に空白開けて表記という『Q』以降続くメンバー表記のままだったんだけど、「Mr.Children&小林武史」と順番逆になってるし、メンバーの意志を汲んで演奏に臨んだのかなんなのかコバチル感(ピアノまみれ)は相当薄くなっている。
結局のところ、近年のピアノストリングスバラードまみれコバチルに辟易していたリスナーほど最高傑作に聞こえるし、辟易してなかったとしてもバンドの勢いが明らかに増したのでやっぱり最高傑作に聞こえる、そんなアルバムというのが第一印象。
6月3日(水)
ハイレゾ再生できなかったのでDVD-AUDIOにしてみた
・ミスチルニューアルバム。こいつがとんだ厄介ものであった。
なお今回書いている事に注力していた事もあり、まだ音源自体はちゃんと聞いていない。たぶん明日以降聞く。とりあえず今回は発売前から危惧していた面倒な発売形態がやっぱり面倒だったというお話。
まずUSBが豪華な形なのはいいが、この三角形のせいで引っかかってしまいミニコンポEX-AR3のUSBポートに差せない。
ノートPCにはさすがに差せるがこれもこの三角形のせいで隣のUSBポートが塞がってしまう始末。
恐らくデスクトップ型のPCとか、その他の環境、USBポートのある場所や状況によるUSB差せない難民の続出が予想される。延長ケーブルの購入を余儀なくされる者も続出するのではないか。
そもそもあの平たい長方形なのがUSBであり、世の中的にもあの形が想定されているわけだから、こんなでかい三角形のUSBを差すなんてのは設計する上で想定してないはず。本当に迷惑な仕様だ。天下のミスチル様がこんなことでいいのだろうか。「USB ささらない」で検索すると被害者がけっこう出てくる…。
さてとりあえずPCには差せたのでUSBに入っているMP3音源はそのままウォークマンNW-S786へと移動。これにてウォークマン環境で全曲を聞くことは可能になった。ただこのウォークマンはハイレゾ非対応とされているので、ハイレゾ音源を入れても意味が無い。
とりあえずハイレゾ音源は一旦PCに移動させ、そこから別のUSBへと移動させてみた。本当は直移動させたいところだったが、前述のように隣のUSBポートをこの三角形が塞ぎやがっているので一旦PCへ移動→PCから市販USBへ移動の手順を踏む事になった。
特にコピーガードのようなものはかかっていないのでこの辺りは問題ないようだ。ミニコンポEX-AR3はいかんせん08年のものなので対応ファイルがあまり多くない。今回のハイレゾ音源のフォーマットはWAVなのでWAVが読み込めるEX-AR3なら読めるはず…と思っていたのだが…。
無 理 で し た
08年のミニコンポだけにWAVといってもCDフォーマットしか想定していないようで24bit/96kHzなんてCD圏外な情報量のWAVは存じ上げないらしい。ファイル自体は表示されるのだが再生せずに高速で23トラックすべてをカタカタカタカタっと風の如く素通り表示していくという大変レアな反応をお示しになられた(なお対応外のファイル(MP4とかFLAC)だとそもそも表示されない)。
というわけでハイレゾ音源を再生できる環境が現状で絶たれてしまった。
とりあえず現状で出来るのはここにあるPCのサウンド設定を変えて鳴らすくらい。そのままPCのスピーカーで鳴らしても意味が無いので、そこにイヤホンHA-FX850を差して聞けば(特にアンプもダックも無いのでPCのジャックに直差し)とりあえずハイレゾ相当の音が聞こえる…のだろうか。しかしイヤホンでしか聞けないのってなんか不自由だぞ…。
とここで1つ試してみたかったのがミニコンポEX-AR3はDVD-AUDIOが再生できるので、ハイレゾ音源をDVD-Rに焼いてDVD-AUDIOとして再生させればいいんじゃね?っていう新案。DVD-AUDIOやSACDなどで使用されている音源は理論上はハイレゾとほぼ同レベルであり、24bit/96kHzも余裕でフォーマット圏内のはずだ。つまりファイルの品質を下げる事無く、そのままディスク化できるはずだ。
しかしこれまたニッチというかDVD-AUDIOなんて絶滅したようなフォーマットのやり方ゆえ、イマイチやり方が分からない。CDをアップサンプリングしてハイレゾ音源に変えてDVD-AUDIOにするみたいなページはいくつかヒットしたのでこれを参考にすることにする。
現段階で既にハイレゾ音源があるわけだから変換する必要は無く、そこから先だけ真似すればいい。
というわけで「dvda-authur-package-09.02」というオーサリング系のフリーソフトにハイレゾ音源をぶっこんでまずこれをISOファイル化。
そしてフリーソフト「ImgBurn」でこのISOをDVD-Rへと焼いてみた。
これにてDVD-AUDIOらしきものが完成。何の設定もしてないのでメニュー画面とかの機能も無いんだけど音は出た。果たしてこれがハイレゾ相当の音なのか、よく分からないが少なくともDVDの容量とハイレゾ音源の容量がほぼ同じなので、変に圧縮されたり、失敗はしていない模様。
というわけでハイレゾ音源のディスク化、すなわちDVD-AUDIO化に一応成功したっぽい(?)ので、Nakedの音源はこれで聞くことにする。
それにしてもミスチルによるハイレゾ音源。これやっぱもっとワケ分からない事になっているリスナー多いんじゃないかなぁ…。
6月1日(月)
6月チェック予定CD
今月シングル多い。
シングル
6/2
SUMMER TIME/TUBE
前作がレンタルスルーされた事から今回も購入しないと聞けないと思われる。
6/3
DESTINY/ねごと
シングルの購入は初。アルバムが良かったし今回もよさそう。
6/10
明日はきっといい日になる/高橋優
これは購入予定。1年ぶりくらいか。
出会いの続き/渡辺麻友
久々のソロ。今回はどうするかちょっと微妙。
6/17
HAPPY 7 DAYS/9nine
この手のグループには珍しい1年3ヵ月ものブランク。去年は武道館公演とか大々的に掲げていたしアルバムも出たけどシングルは1作だった。
6/24
千回恋心!/DEEN
初回通常2枚買わないとライブ音源が揃わない複数商法。5月末の雑記で取り上げたように意外とさわやかだったので期待よりはよさげ。
Never ever/東京女子流
もう曲云々じゃなくてガッツリ売れなくなってんだろうなぁ…。
まっすぐなうた/NICO Touches the Walls
ベスト以降のリリースの仕方が微妙でちょっと乗り損ねた感がありこのまま聞かなくなってしまいそうな感じ…。
アルバム
6/4
REFLECTION{Naked}/Mr.Children
聞くのが大変、聞き比べも大変な問題作いよいよ発売。
6/17
プラチナムベスト L⇔R/L⇔R
聞き始めてから初めて出る新作ベストという微妙なワクワク。
Your TUBE + My TUBE/TUBE
今順番に聞いている最中なのでこのタイミングで聞くよりは辿り着いてからの方がいいかなと思う。
6/24
ALL TIME SINGLES BEST/華原朋美
10年前のベスト盤が用済みになるコンプリート盤ついに登場。
ALL TIME SELECTION BEST/華原朋美
なんかここまで聞くと完結しちゃいそう。
ハローグッバイ/新山詩織
すっかり聞かなくなっていたが今回どうするか…。