2015年7月の雑記〜OVER 30's WORLD〜
15年7月
7月28日(火)
新譜いろいろ
・高橋優のベスト盤。高橋優の0歳からの年表がパッケージに記載されていて、年と年齢が併記されているんだけど、20代最後に初武道館に立ったのも30歳扱いになっているのでなんか1つズレてないか?と思ったけど、高橋優って12月26日生まれなので、その年に併記された年齢である期間が5日間しかないからだった。あと生まれた時の体重がgじゃなくてkgになってる。ヤバい。
ベスト盤なのに売上伸びなかったみたいだけどやっぱ5周年程度で2枚組30曲の重量級ベストは最早回避要因。しょうがない
・乃木坂46は写真も握手券もいらないので今回もオークションでそれらが抜かれたセット品を入手。1200円で一般発売4種をゲット。発売前に生産終了になりAmazonでは3000円前後まで跳ね上がっていたセブンイレブン限定盤も網を張って待った結果、ポスターなし、応募券なしで1400円程度で入手できた。
付加価値<<<<CD/DVDタイプのアイドル系の入手はこの方法がお勧めだ。中古相場を意識して出品する事よりも、最安値で合わせてとっとと大量入手したダブりを処分したいファンがたくさんいるのでヤフオクでは特価で容易く入手できてしまう。Amazonよりも遥かに安く入手できる。
キーワードは「作品名」+「発売種数」、今回の場合は「太陽ノック 4」で検索すれば1000円前後で4枚セットが大量に出品されている。セブン限定盤はさすがに単品での出品が多いがこれも「太陽ノック セブンイレブン」で検索すれば安いのが紛れている。
注意したいのはある程度評価が溜まっていて慣れていそうな出品者を選んだ方が安心、というところか。送料無料の人もいれば、500円くらいとる人もいるのでそこらへんの兼ね合いはある程度考える必要がある。
・V6のベスト盤はレンタルでも良かったんだけど、新曲3曲が初回A,B,LoppiHMV限定盤に分散するというので、1番後から入手するのが面倒になりそうなLoppi/HMV盤にしてみた。初回Aの自作曲が1番人気出そうな気もするしそっちも聞いてみたかったけど…。
・DEENのアルバムは早速聞いたけど予想通りかなり軽やかなサマーポップロックアルバム。というか前作でブラス多用しまくってたのに今回ブラス使用なし、ストリングスをちょっと使った以外は固定バンドメンバー+打ち込み。今までよりシンプルに聞こえるわけだ。少し前はダンサー、こないだまではブラス隊3名(踊れるので若干ダンサーも兼ねる)をサポートに入れてツアーを回っていたけど、ブラス使用曲が新作にない以上は今回のツアーはベースドラム以外のサポートは無しになるんじゃないだろうか。
それにしても低音が出なくなったからか、一時期、特にAOR時代に比べると平メロが高くなったなぁ…と思う。声変わり以前はキー下げ、以降は原曲キーでほぼCD通りに歌えるといった感じの時期もとうに過ぎて02〜11年くらいまでの平メロがひく〜い曲は原曲キーでもささやき歌唱で聞き取れないのが徐々にデフォになりつつあるし、声変わり前の曲も下げすぎるとサビ以外がそうなってしまうことが増えたように思う。
AOR時代なんかは平メロのキーを下げつつもサビなどの高音部分で裏声を駆使することで音域が極端に狭くなるのを回避している感じがあった。08年の武道館の時に良きトレーナーとやらに出会って鍛えた結果、09年以降は力強い声が出るようになった。ライブでシャウトまで見せるくらいの絶好調っぷりだったけど、結局しゃがれた感じで力強く歌うのが喉に負担をかけてしまったのか、加齢に勝てなくなってきたのか、2012年頃からは低音が出なくなるという症状が出始めた。高音はわりと出るので、そっちに合わせた曲作りにシフトしたみたいで結果的には一時期より今のDEENの曲の方がキーが高い気がするんだけど、これからどうなるんだろうか。安定したことが無いのでまた変化していくんだろうな。
7月25日(土)
ここ最近の2015夏ドラ Vol.3
初森ベマーズ 2話
伝説と呼ばれた監督を探そうと行きついた先はオカマになっていた元監督(手塚とおる)だった。かつてスパルタしすぎて選手(渡辺みり愛)をケガさせてしまい荒れていたところオカマバーに拾われたという相変わらず雑な設定が明らかに。渡辺みり愛がそのケガした選手役でチョイ出演。とりあえずこういう1発出演の形でレギュラー以外のメンバーを出演させていく方針らしい。1話同様に最初は拒否しながらもなんだかこれといったきっかけもなく無駄に時間を消費した後に監督就任が決定し、スパルタ基礎特訓に。基礎続きに嫌気がさしたメンバーがキレるというよくあるパターンに陥るが何故かモメず、監督は素直に了承しネクストステージへ。随分物わかりのいい監督だな…。
だが連れていかれた先はボウリング場。謎のボウリング大会になり、これも特にオチもギャグも無いままにメンバーのボウリング姿がダラダラ流れるのみ。一応ソフトボールの下投げの投球フォームとボウリングが同じだという事らしいが、最後になってななまる(西野七瀬)の失踪した父が最低スコア300最大900(ストライクではじけたピンをサイドのレーンに飛ばしてそっちでもストライクを取るというギャグ)という伝説のボウラーだったことが明かされた。伝説多いなこの街!
失踪したので父にあまりいい印象を抱いていない様子だったが、父の血を覚醒させたななまるが魔球でガターからの超回転でスプリットを取り監督に期待されるという一幕も。これがどう期待に繋がるのかよく分からん。こうしてついにソフトの練習が始まった!
最近ちょっと監督が問題起こすと時代錯誤な体罰だ!とする風潮が酷くなっている事への警告なのか、ケガした渡辺みり愛やその話を聞いただけのななまるに、ケガさせるつもりだったわけじゃなくて選手へ愛情を注いでいたからだと擁護させるセリフを言わせていたのが印象的だった。
デスノート 3話
ほぼドンピシャで真実を言い当てられ、平凡なので何も言い返せないライト(窪田正孝)だったが、L(山崎賢人)は一方的に喋るだけ喋って満足して電話を切ってしまったので一言も会話せず。それでも平凡なのでライトの精神ダメージは深く、「もうダメだぁ…」とあきらめモードで失意の中で帰宅後はリュークに怒鳴り散らしたと思ったらもう捕まえに来るのか…?と泣き出すという醜態を晒しまくる。平凡だから仕方ないよね。タイミング悪く総一郎(松重豊)が刑事を連れて帰ってきたので逮捕しに来たのかと勘違いしさらに狼狽する平凡ライトに見かねたリュークはデスノートに書いて殺せと煽り、平凡なのでパニック状態で言われるがままになりそうなライト。しかし刑事が聞きにきたのは海砂(佐野ひなこ)のストーカー警備員が死んでその携帯にライトの番号があったから聞きに来ただけだった。ミサのアイドル仲間だが1度しか会ってなくて知らない…と平凡なので明らかに動揺を隠しきれずに答えるライトだったが、無能なのか満足して帰ってしまう警察様。
あれだけ守ろうとしていたミサが生きていたというのにミサを気にしているのはリュークの方で自らの保身で頭がいっぱいな平凡なライト。ミサへのアイドル熱もその程度だったか…。一夜明けてようやく冷静になったライトは証拠がないなら捕まらない!と一転して強気になり、異常なまでのポジティブシンキンっぷりを披露。実際Lも20数名に同じような電話をかけてカマをかけていただけだったとはいえこの切り替えの早さはどういうことだ…
(オリジナル展開が原作準拠の展開に切り替わっただけ)。その後は原作通りに勝手に開けたらデスノートが自動発火する超工作を机に仕込み、さらにFBI捜査官の恋人の名前はそういえば写真で見たアレなんじゃね?と思いだしてそちらは本名と判断し、これを利用してあのFBI捜査官どころか全FBI捜査官を消してしまえばいいと突如悪魔的才能を発揮して暗躍を開始。開始10分とその後で別人じゃないか、なんだこの人…。超サイヤ状態かよ。超サイヤライトになったら父親の前でLを名乗る悪戯電話がかかってきたとか呑気にすっとぼけて話をして自分だけじゃなかったことを聞き出す演技派にまで…。
FBI捜査官を婚約者を盾にして脅して、他の捜査官の名前を聞き出させ、死因を書いたところを伏せた穴埋め式デスノートのきれっぱしに名前を書かせる作戦はほぼ原作通り。平凡なのに原作通りの作戦を立案するライトだったが、Lは盗聴器を仕掛けていて途中まで会話を聞いていた挙句にFBI捜査官は自分の名前を書けと言われたところだけ別枠になっていたので何故だ?と疑問に思い名前を書かずにからくりを暴くという原作にない1枚上手の機転を見せた。ただLの場合盗聴のツメが甘すぎて(発信機仕込めよっていう)むしろアホっぷりが際立ったか。
ドラマオリジナル展開平凡に戻ったライトはノコノコとFBI捜査官が死体になっているはずの廃工場に出向くが、FBI捜査官は生きており完全に正体を見破られてしまう。追い詰められると何も言い訳ができなくなり硬直するのはドラマオリジナル展開平凡ゆえの特性らしい。FBI捜査官は問答無用に射殺しにかかってきてなすすべがなかったライトだったが、既に顔を見ただけで名前が分かる死神の目を獲得していてライブに来ていた観客の中で唯一寿命が非表示のライトがキラ=両親を殺した犯人を消してくれた恩人だと気づいていたミサが先回り潜伏していてFBI捜査官を殺害。ワケが分からず窮地を脱して動揺モードのまま彷徨っていたライトだったがリュークの言葉から第二のキラの誕生を聞いてさらに動揺したところで次回へ続く!
平凡ゆえの情けなさを披露しまくったと思ったらほぼ原作通りの作戦を突如キレッキレで立案してクールに実行する分裂気味なライトと、展開を変えた影響で原作以上の機転を見せることになって原作の結末を回避したり、回避までは行かずともガッツを見せるLやFBI捜査官。どっちが凄いのかよく分からん…。
探偵の探偵 3話
妹の咲良(芳根京子)のストーカーで自殺したはずの岡尾が生きていたと矢吹(高岡早紀)に聞かされ、阿比留(ユースケ・サンタマリア)が岡尾を操って自作自演していると確信。目的は警察の信用を得て極秘で進んでいる都のカジノ構想で筆頭探偵社になる事。一直線に突き進もうとする玲奈(北川景子)に対して琴葉(川口春奈)は都合よすぎて怪しいのではないかと提言するが聞き入れてもらえない。須磨(井浦新)に隠し事をしたままでは信頼は生まれないと言われた琴葉は自分も調査についていくと言い出し、咲良とは親友だったと明かす。原作にはないこのオリジナル設定、桐嶋(DEAN FUJIOKA)は琴葉が何故黙っているのかと怪しがっていたが別に何も裏は無かった。親友だったとすることで2人の距離が少し縮まるといういかにもフジテレビらしい泣かせ演出の一環でしかなく、出逢いも偶然だった、むしろ咲良の導きだったのではないかなどというスピリチュアルな一言で片づけられてしまった…。必要だったか?この設定…。
山奥に出向いた2人だったが、そこに待っていたのは悪徳探偵と悪徳医師だった矢吹。矢吹は阿比留に雇われていて、阿比留が誘拐事件八百長のクライマックス時に邪魔しないように遠ざけられていただけ。岡尾が生きていたなんてのも全部罠でしかなかった。琴葉がボコられ、玲奈は謎の薬で昏倒させられ目覚めると何故か交番に。偽交番であることを見抜いて脱出した玲奈は悪徳探偵をボコり、琴葉を救出するが琴葉は「ひとりじゃない」と連呼してそのまま意識を失ってしまう。この事態にようやく「琴葉!」と初めて名前で呼んだところで次回へ続く!
親友でした設定以外は今回もほぼ原作通り。映像にすると分かりにくい偽警官展開(意識をぼやけさせて阿比留に繋がる証拠を持っているなら回収しようとしていた)とか、小説では化学的説明をすんなり地の文で入れられるけど映像じゃ誰か喋らなきゃ説明できないペットボトル釘爆弾をなんか黙々と調合してなんか突然カメラのシャッター切ったらドッカンとか説明皆無でそのままやるとは思わなかった。さすがにその上でさらに延々と殴り続けるのは省略されたけどむしろ不意打ちでもして延々殴り続ける方が説明皆無の謎の釘爆弾より分かりやすかったんじゃ…。
あと原作ではこの時点でまだ影が薄かった窪塚(三浦貴大)が歯向かいすぎて阿比留に目をつけられ捜査から外されてしまうというオリジナル展開も。誘拐事件は阿比留の自作自演らしいっていうのはもう隠すつもりもないようで、ミスリードではなく矢吹医師まで合流するほどバッチリ明示。それにしても警察上層部が馬鹿みたいに従っている絵面は不自然だなぁ…。
Charlotte 3話
もう1人のレギュラーキャラ西森柚咲が本格登場。ロックバンド「How-Low-Hello」のボーカルを務める人気アイドルというバンドなのかアイドルなのか良く分からない設定で能力は口寄せ。しかし本人に自覚が無く(記憶が無い)、憑依してくるのは死んだ姉の美砂だけ、しかも憑依のタイミングは美砂の自由、美砂は発火能力を使えるという。これまで登場した能力は不完全なものばかりだったが、いつでも妹に憑依し放題で発火能力に制限も無さげってかなり有能な気が…。やがて能力は消える=美砂も憑依できなくなるから、この場合は死んでいる事自体が不完全なのか。
ドラゴンボール超 3話
ビルスがサイヤ人に目をつけて向かってくる中、ブルマの誕生パーティーが開かれるという映画「神と神」展開に突入したが、広大な敷地で行っていた映画に対して船上パーティーに変更するなどいきなり大きく変えてきた。今回も変な設定が登場し、界王様が自分が死んでいる事への恨みを悟空にぶつけ、神龍が出るたびに自分も生き返れると期待しているのに生き返れないなどと言い始めた。そもそも1年以内に死んだ者とか制約があり、セルを倒した直後の唯一のチャンスで生き返れたのに当時の悟空に付き合って拒んだのは界王本人。一体何を言い出すのか。悟空だけその後ちゃっかり生き返ったので考えが変わったのかなんなのか知らないけど、そんなのより界王星が復活している事を説明して欲しいんだけど…。
そして老界王神が自分を封じ込めたのはビルスだと発言。あんた初登場したときにむか〜しむか〜しやたらめったら強いやつがいてそいつに封じ込められたと語ってたけど思いっきり「今の魔人ブウほどじゃない」相手だったとコメントしてたじゃないか。
7月17日(金)
ここ最近の2015夏ドラ Vol.2
初森ベマーズ 1話
乃木坂46の主演ドラマ。JPN48が展開するヤンキーモノ(マジすか学園)に対してこちらは同じ昭和発想のスポ根モノ。投げたボールが火を噴いたりとか、ありえない練習方法とかいかにもな感じは現代においては斬新なギャグとして炸裂し、全員が変なあだ名だったりとかはマジすかの流れを踏襲。秋元康はそんなに昭和文化にこだわりがあるのだろうか。ななまる(西野七瀬)、コテ(高山一実)、ショパン(生田絵梨花)が近所の憩いの場である初森公園でだべっていると都市開発でマンションになるという通達が。反発する住人達と共に抗議する3人の前に社長の娘であるキレイ(白石麻衣)が登場し、今度の大会で自身が所属するソフト部よりいい成績(実質優勝)になれば開発を中止すると持ち掛けて
めちゃくちゃ強引に物語が始まった!ということでイマドキ(若月佑美)が最初に合流し、残りは拒絶しながらも最終的に思いなおしてブナン(桜井玲香)、アカデミー(生駒里奈)、ハーバード(秋元真夏)、カアチャン(深川麻衣)、ユウウツ(松村沙友理)が加入して9人揃ったところで次回へ続く。当初拒絶していた各自が考えを改める過程もかなり雑だったのでこんなんなら最初に拒否せずに嫌々参加させられる展開でも良かったような…。
マルキュー(橋本奈々未)だけは休学中で誘いを受けるも拒否。何故か双子の弟まで自身が演じるというギャグなのかなんなのか分からない特別扱いだが、メインキャスト勢とは外れた立ち位置になるのは橋本奈々未の宿命なんだろうか。2年前の月9の悪夢が蘇るぜ…(※月9ドラマに出演したはずなのにメインキャストと無関係、ほとんど絡まないままいつしか完全にドラマ本編では無く「コーナー」扱いされて毎回1シーンコントを繰り広げた)。
ライバル高校は何故かキレイ以外にはシェリー(衛藤美彩)しか乃木坂46メンバーが起用されてなくて、他の部員もいるんだけど全員顔がはっきり映らないモブ。単純に未出演のメンバーかき集めればいいんじゃないかと思うんだけどラスボスゆえ最終回まで対決する事が無いので大量にメンバー起用しても出番皆無になってしまうというストーリー上の都合か。それにしたってOP映像の最後の2VS10で見合ってる絵面はおかしい。
それにしても思っていた以上に面白くなかった…。なんだ凄く今更感があるというか、1年前くらいだったらまだ勢いがあったと思うんだけど…。
デスノート 2話
平凡ゆえFBIに尾行され焦りまくるライト(窪田正孝)だったが、リュークから海砂(佐野ひなこ)がもうすぐ死ぬと聞かされそっちの事で頭がいっぱいに…。同時にFBIの奴の名前を知るためにデスノートでどこまで死の状況を操れるか実験するのは平凡でもできるので原作通り。凶悪犯を操ってバスジャック事件を起こさせ、そのドサクサでFBI捜査官の名前を聞こうとするのも原作通りだったが、オリジナル展開でLが上手で偽名の重ね塗りをしていたので失敗。原作では本名だった"Raye Penber"まで偽名という重ね展開はむしろ原作とアニメ見た人を驚かせる演出か。まあ殺せなかったのでこれがLにライト=キラを確信させる決定打になってしまう。バスジャック犯の死亡原因もバスジャックのドサクサでもっと自然に事故死かFBIともみ合っているうちに死んでしまうとかにしておけばいいのに、何ら不利になってないバスジャック絶賛決行中の状況で突如腹部を撃って自害させたので怪しさ全開…。Raye PenberにLを殺害させる指定をしたライトだったけど当然失敗。前述のようなあまりに不自然なバスジャック犯の自害やライトの行動は全て報告されてしまったらしい。もう疑うべき材料どころか決定打になっちゃったじゃん…。平凡だから仕方ないとはいえこんなライトは見たくなかった。
一方、海砂の死を回避するための奔走も全くの無駄足。ストーカーまがいに近づいて危険を知らせる手紙を渡そうとして不審者扱いされ、その警備員と仲良くするも実はその警備員こそが海砂殺害(予定)犯だった。これに気付けなかったのは平凡じゃなくても仕方ないところだったが、名前交換までした上で、直前でこの警備員が海砂を殺害する犯人らしい事に気付いたにも関わらず、何もせずあきらめて外で夜までうなだれているだけという…。FBI殺させるためにリュークにデスノートを持ってこさせていただけにその場で即刻リュークを呼び出してデスノートに警備員の名前を書くくらいの逆転劇は見せてくれると思ったのにあきらめて長時間うなだれてるだけっておま…。あのわざわざ名前と携帯番号を教えあったフラグはなんだったのか。電話番号を交換していないとライトが騙されていたことにさえ気づけないので、そのためだけだったのだろうか。こんなライトは見たくなかった。
結局海砂を助けたのは原作通りに新たな死神レムと新たなデスノートだった…。その頃うなだれたライトはLに直電で君がキラですね?と言われて恐れおののいていた。
も う 詰 ん だ 。
探偵の探偵 2話
阿比留(ユースケ・サンタマリア)がスマリサーチ社を訪ねてきて「贈り物」を渡して去っていった。盗聴器でないことを確認した琴葉(川口春奈)は現場に出ている玲奈(北川景子)から呼び出されて「贈り物」も持っていってしまうがそれはGPSだった。琴葉を急いで帰した玲奈は敵をおびき出そうと夜の埠頭で待ち構えるが強引な手段を使ってきた敵により車ごと海に落とされてしまう。かろうじて生き延びた玲奈は帰還。翌朝(原作だとその日の深夜)、琴葉は社長の須磨(井浦新)に玲奈の過去の事を聞く形で1話では短縮されてほとんど不明だった妹の咲良(芳根京子)の事件が判明。
高校生だった咲良はストーカーに追われるようになり、この段階で傲慢な父と母の関係が悪化し、母は精神を病んでエスケープ。母方の実家に避難した咲良だったがそこにもストーカーが現れ、やがて警察の方から前科持ちの岡尾芯也を手配したと知らされる。岡尾が捕まるまで遠縁かつ遠方の親戚に咲良を預けることになったが、もぐりの探偵を使って咲良の居場所を突き止めた岡尾は無理心中を図り焼却炉に咲良を投げ込み自らも飛び込んで死亡。
現場に到着して泣き崩れる玲奈の遥か背後に琴葉がいた=同級生だったという謎設定が追加され、何故か琴葉がだまっているので桐嶋(DEAN FUJIOKA)が怪しむというくだりも…。原作だとここからもう名前で呼び合うようになって打ち解けるんだけど、先輩/貴方呼びのままで玲奈と琴葉が信頼しあうのはもう少し後に回してドラマティックにする算段なんだろうか。
一方で日銀総裁の孫娘誘拐事件が発生。何故か阿比留が警察上層部に絶対的な信頼を寄せられ捜査協力する事になるが、捜査官の1人である窪塚(三浦貴大)は不満顔…という関係なさそうな話が同時進行。
しかし玲奈の元に咲良と岡尾のDNA鑑定を担当した医師矢吹(高岡早紀)がコンタクトを図ってきて、当時のDNA鑑定では岡尾だとは正確には断定できなかったと衝撃的な説明をしてきた挙句に、今回の誘拐事件の犯人が残したとされるDNAが岡尾と一致した=岡尾が生きてて誘拐事件を起こしたと説明してきた。衝撃の展開!というところで次回へ続く。
ここまで原作に沿った松岡作品の映像化見たことねーよ…っていうくらいだけど、琴葉の咲良と同級生でした設定と阿比留が有能&冷酷度3割増し(原作だともっと名声を得たいタイプの目立ちたがりで1回警察に対して赤っ恥もかいている)っていう流れはちょこちょこ変えてきていてこれが最終的に全く別の話になってしまう可能性も高いだけに油断できない(催眠、千里眼、ニュアージュ、Qの映像化のトラウマ)。
あと阿比留が警察上層部に無条件で信頼されている流れが意味不明で分かりにくいのと、岡尾とうより咲良の死の状況が残酷すぎるからか完全カットされたので(原作だと焼却炉の中心部に落ちた岡尾は完全に灰になっていたが、咲良は落ちた位置が温度が低い部分だったので上半身だけ綺麗に残っていて鑑定するまでも無く特定できたという設定)岡尾が正確に断定できなかったのに咲良は断定できたのは何故かとか余計な疑問が浮かぶことになってしまった感。
15日に原作4巻が発売され、一応シリーズ完結っぽくはなった。これたぶん3巻までやって好評だったら4巻を映画化で狙ってるんだろうなぁ…っていう感じのその後だったけど、松岡作品特有のさらなる続編に向けての伏線ばらまきはほとんどなかった。千里眼やQのようなシリーズ放置されてやきもき…ってことにはならず、これで終了ならそれはそれで問題ない。
Charlotte 2話
前半は念写能力を持つ能力者の制圧、後半は能力者の兄を実験台にされた友利奈緒の過去が明かされた。非道なる科学者は能力者を研究し尽くして使い捨てにしていたそうだけど随分マッドな連中だな…。友利奈緒は魅力的なキャラだと思うんだけど、ですます調に加えて語尾にござるまで乱用するという乙坂有宇の妹の歩未はさすがにちょっときつい。普通の口調か最悪でも「ですます調」と「ござる」どっちかだけだったらまだ普通にかわいい妹キャラだったと思うんだけど特徴盛りすぎ。
ドラゴンボール超 2話
ブウと戦う前の修行の時にトランクスがベジータに1発でも当てられたら遊園地に連れていってやるという約束を果たして家族旅行に行く話が前半で、後半はビルスが予知夢で見たスーパーサイヤ人ゴッドの名前を思い出すまで。これで「神と神」編につながっていくようだ。どこまで変えて再構築するのか分からないけど。気になったのはベジータが自らを「No.2」(No.1は悟空)と自称し、いつまでもNo.2のままではいないいつか越えてやるとかほざいていたところ。ブウ編から数年のこの時点でのベジータではいくら修行を続けていても当時の悟飯以下なのは確実だし、ゴテンクスは合体戦士だから除いても善ブウにすら及んでないんじゃないだろうか…。どんだけうぬぼれてるんだこの人。
あとナレーションと界王様の声がけっこう聞き取りづらいくらいのレベルにまで厳しいことになっている気が…。キャスト高齢化による健康問題が心配。
7月14日(火)
現役感が…
・TUBEのオールタイムベスト。選曲の時点で前半15年(85〜99年)ばかりで、後半15年(00〜15年)の曲が4枚それぞれ3曲、1曲、4曲、4曲の合計12曲、50曲あって38:12という偏りすぎな点は気になっていたが封入されている歴代スタッフ/現役スタッフによるコメント集でもやっぱり前半15年に偏ってた。
というのも思い出の1曲を各々が上げる欄があるんだけど、2人が「プロポーズ」「涙を虹に」を挙げた以外は36人中34人が前半15年の有名曲を列挙。今作収録曲じゃないとダメみたいな暗黙があったのかもしれないし、過去のスタッフが近年の曲に思い出が無いのも仕方ないけど、最近や現在まで関与しているスタッフで00年代以降のライブの思い出を語っている人でもそのライブで披露された90年代の曲を挙げる…みたいな感じになっていて、なんか本当に後半15年の印象の薄さがさらに浮き彫りに…。
確かに00年代以降の曲の知名度は90年代に比べて極端に低いんだろうけど、ここ2年リリースが無かっただけで毎年アルバムをリリースし続け、デビュー翌年の1986〜2012年まで毎年アルバムトップ10入りを達成するというたぶん誰もやっていない偉業を成し遂げた現役のバンドだと思っていたのでオフィシャルでここまで過去の懐かしバンド感を出されると正直けっこう切ない。今聞いている最中ながら確かに03年以降からはどんどん落ち着いていってベストを選ぶとなると後回しになりがちな感じではあるけどさ…。
なおスタッフコメントの1人目、しかも現役で携わっているレコーディングエンジニアがいきなりふくよかになられたメンバー2人の体型にツッコミを入れているのは笑った。前田への一言が「そろそろ本気でライザップ」って。
改めてざっとラインナップを見ても今のTUBEというより、90年代までTUBEを聞いていて最近聞いてないリスナーに改めて90年代以前のTUBEを再提示して懐かし需要を満たす+ずっと聞いている人には初のリマスターで初期音源どうぞ!っていうのにほぼ9割注力したベスト盤っぽいので、前ベストとなる『TUBEstV』の先である00年以降15年間のTUBEを知りたいんだ!という人は残念ながらこれまでと変わらず00年以降のオリジナルアルバムをひたすら辿るしかないと思う。
7月11日(土)
ここ最近の2015夏ドラ Vol.1
デスノート 1話
03〜06年にジャンプで連載され、06年に藤原竜也主演での実写映画とアニメでも放送された作品をドラマ化。もう10年近く経っていた…だと…!?ぬ〜べ〜同様に主人公のキャラ改変が行われ、天才だった主人公の月(ライト)(窪田正孝)が平凡な生活を願う凡大学生になってしまった。L(山崎賢人)との天才同士の対決が作品の軸だったのに平凡VS天才で勝負になるのだろうか…。
と早くもぬ〜べった感全開…(ぬ〜べる=原作を改変しすぎて全く異なる魅力に乏しい別のナニカになってしまうこと)。ていうか窪田正孝って2年前の月9『SUMMER NUDE』で元ミサミサ(映画版でミサを演じた戸田恵梨香)へ片思いを募らせた結果フリーターになり彼女の立ち回る先をキープし続けて25歳になり、彼女が来なくなったので仕事辞めてニートになったと思ったら突如ガラシャツノーネクタイで面接を受けて1発合格してニートの太陽と化し、主人公カップルが名前で呼び合う段階にすら達しない中で必殺技の終電逃げキッスを披露しながら元ミサミサをゲットして結婚したあの彼じゃないですか!出世したな!
高校時代の同級生で誰からも嫌われていた奴に再会してしまい、バイクでの突進アタック&恐喝を喰らったライトは不満を募らせていたが、そこに目をつけた死神リュークによりデスノートが降ってきた。説明書が英語なので辞典片手に解読するという平凡設定ゆえの無駄なシーンが挟まれ、半信半疑で同級生の名を書き込むライト。しかし平凡な大学生なのでビビって即消そうとするが消せず、グジャグジャしてみたが結局同級生は死亡。
平凡設定な上にリアルに人殺し体験した人のリアルな反応みたいな感じで取り乱すライトだったが、刑事の父である総一郎(松重豊)が事件に巻き込まれたので犯人殺害のためにデスノートをもう1回使用。
平凡ゆえに罪の意識に耐えかね自殺する勢いで取り乱しまくるという"こんなライトは見たくない"シリーズのオンパレード芸を披露し続けるライトのもとにリュークが現れて話し合いの末に平凡ゆえの思考回路で何かに目覚めたライトは原作通りにニュースで見た犯罪者を次々とノートに記して殺害し始める。
設定変えたなら原作のストーリーなぞるのいっそ止めた方が良くね?と思うんだけど、Lが登場して偽物を使った作戦で早くも関東の大学生と暴かれてしまうという展開は何故かほとんど原作通り。ライトが平凡なので煽り耐性ゼロでボロを出しまくって追い詰められた感しかなく、L天才というよりライト凡才って印象が強くなってしまった。こんなんで渡り合えるのだろうか…。やってる事同じでもキャラが違うだけでこんなに印象が変わるのか。Lも嫌味さが強調されてるし。
探偵の探偵 1話
「催眠」「千里眼」「万能鑑定士Q」などで知られる松岡圭祐が安定の新作シリーズ始めて旧シリーズ放置芸を発動させて昨年から現在まで3冊刊行している「探偵の探偵」のドラマ化。連ドラとしてやるのは00年の「催眠」以来か…。「催眠」は原作とは登場人物の名前以外全く一致しない原作とは最早言えない別ストーリー、「千里眼」は映画化見込んで原作書いたのに予算の面を考慮してなくてしょっぱすぎる仕上がりな上にコケるという惨劇以降映像化に慎重になってて、単発ドラマや自分で自主製作映画作っちゃったりしたけどことごとく微妙な出来で、昨年の「Q」映画もさっぱりだったけど果たして今回は…。ていうか「千里眼」「万能鑑定士Q」シリーズが放置されているのを早く再開してくれ!「万能鑑定士Q」が人の死なないミステリをキャッチコピーにしていたのと対照的に今作はスーパーバイオレンスな作風で、主人公は終始傷だらけ、登場人物もバンバン死ぬし、なかなかに容赦なくかつスピーディーに展開しており、現在出ている3巻までで当初の目的は果たして一区切りはついている。例によって当初の目的を達成したと思ったら新たに提示されて続編を示唆するという伝統芸が発動され、続刊である4巻が今月出る事になっているが、ドラマは3巻までとのこと。
1話では3冊のうち1巻の半分程度まで一気に進行。ストーカー被害に合っていた09年当時高校生だった妹の咲良(芳根京子)が、ストーカーによって殺害された。執拗なストーカーへの対策として居場所を変えていた咲良の現在住所を調べ上げたのはもぐりの探偵だった。この探偵を捕まえるために玲奈(北川景子)は探偵の養成所へ通い、状況を知った社長の須磨(井浦新)は悪徳探偵を調べ上げる「対探偵課」を発足した。
というプロローグをかなり端折り気味に展開。その後はほぼ原作通りで、同居していた姉が結婚して家を出ていかなくてはならなくなったものの就職先が見つからずよく知らずに応募してきた琴葉(川口春奈)が採用され、咲良と同い年だったことから須磨の何らかの考えで玲奈の助手として雇う事に。
最初の事件では悪徳探偵を捕まえる痛快話かと思いきや、過去に潰した探偵業者による報復目的のバイオレンスな罠だったという衝撃展開になり、早速玲奈さんズッタボロに。さらにラスボス感漂う大手探偵会社の阿比留(ユースケ・サンタマリア)が出てきたり、須磨自身が何だか怪しげだったりしたところで次回へ続く。
ちょっと違っていたのは原作よりも琴葉が速攻会社辞めようとしたところと、序盤を端折った上で桐嶋(DEAN FUJIOKA)が琴葉を玲奈につけたのはどういうつもりだなどと詰め寄ったことで須磨が妙に怪しげになっていたところくらいか。果たして原作通りに進む初の松岡ドラマになるのかどうなのか。
Charlotte 1話
2010年の「Angel Beats!」と同じ制作陣によるアニメ。「Angel Beats!」ゲーム版がようやく発売&Blu-ray BOX発売の流れでこのアニメの存在を知ったので見てみた。他人に5秒だけ乗り移れる能力者の乙坂有宇は能力を悪用して学年1位の優等生として暮らすゲスい高校生だったが、彼の前に対象1人だけの視界から消える能力を持つ友利奈緒が現れ、能力者が集まる学園への転校を強制される。
という感じでまだ顔見せ段階で話がどう転ぶか分からない。妹の乙坂歩未があまりに妹キャラすぎ&ですます調かと思ったらござるとか時代劇も入っているという変な喋り方には強いインパクトが…。瞬間移動の能力者である高城丈士朗は見た目もメガネキャラも声も「Angel Beats!」の高松じゃねーかと思ったら声優まで一緒だったからこれは狙ってやっているんだろう。
ドラゴンボール超 1話
ようやく「改」が「Z」=原作の最後まで終わって次の展開はまさかの作者原案による完全新作。ブウとの戦いから数年後、悟飯とビーデルが結婚した直後くらいで、映画「神と神」の前らしいが、「神と神」と「復活のF」をTV用に再構築した後で新展開になる予定だとかなんとか。映画2作では悟空ベジータの完全2強扱いで本来ならこの時期の単純な戦闘力No.1、少なくともベジータ相手だったら瞬殺できるくらいの差があるはずの悟飯の弱体化が著しかったが、OP映像では映画ほどベジータ押しではなく、一応悟飯もそこそこな扱い。
初回は悟空一家の日常。これといった展開も無く、ビーデルに結婚祝いを渡すのにトランクスと話し合った結果、化粧水がいいとなって悟天とトランクスが山奥で水を拾ってくる話。ただの水だけど好意を受け取るビーデルさんいい人。
悟飯とビーデルはサタンの経済力で裕福な暮らしをしていたが、悟空一家は兼ねてから牛魔王の過去の財産だけで生活する貧乏っぷりでチチから農業をやらされていた悟空だったが、サタンが平和賞を受賞して1億ゼニーもらったが、感謝の意味を込めて悟空一家にプレゼントしてくれたので金の心配が無くなった、という少々生活感のある話も。
金が入った途端にたまに帰ってくればいいと悟空を放任するチチが若干微妙だったが…元々こういう夫婦だったか…。チチの教育ママっぷりがエスカレートしたのはアニメのせいだけど、アニメで2人の愛を強調したシーンとかも全部オリジナルだったしまあこんなところか。あと「改」では休業していたのでビーデル役が別の人になってたんだけど映画版に続いて元の声に戻ったのは良かった。やはりビーデルさんはこの声だろう。
7月5日(日)
段階別クレジット気にするレベル
LEVEL 0
クレジットを一切見ない。多くのリスナーが基本この段階であり、音楽好きの度合いとは関係が無い。音楽サイトやブログ運営者でも見る人もいれば全く見てない人もいる。
個人的には音楽を聞き始めた96年〜98年頃はこれに該当。
LEVEL 1
作詞作曲編曲、プロデューサーの表記を見るようになる。ほぼクレジットが固定されていて誰が曲を書いたかが周知されているバンド系(ミスチルやサザン)、シンガーソングライターなどを中心に聞いている場合、いつも一緒なのでここに関心を持つのが遅れがち。
作詞作曲は固定だけどアレンジャーがよく変わる、毎回提供者が変わるアーティストを聞いている場合は、曲調の違いや作風の違いを気にするうちになんとなく目にするようになり「〜の歌詞はいい」「〜の曲はハズレが無い」「〜のアレンジは好み」または「〜の曲はあまり好きじゃない」などと作家によって好みを分類するようになる。
また小室哲哉以降プロデューサーが表に出て「〜プロデュース」がブランド化した影響で、プロデューサーの名前が判断材料になることも。この辺りで部分的にこの段階に達した者も多いが、入りが浅いと「〜プロデュース」=「作詞作曲編曲も全部やっている」という間違った認識を持つことも。作詞作曲編曲演奏のいずれにも参加していなくても総括する立場であればプロデューサーである。
個人的にはビーイング系を意識して聞くようになった00年前後がこれに該当。「Beautiful Dreamer」はこれらを表記した上で感想が載っているサイトがあればいいのになと思ったことから始まっている。
LEVEL 2
演奏クレジットも見るようになる。演奏クレジットには2段階あり、第1段階はとりあえず生演奏かどうかを確かめる(ドラムやベースのクレジットが無く、All InstrumentsとかProgrammingとか書いてあればバンド風でもリズムは打ち込みだと分かる等)。
第2段階に達するとよく見かける演奏者を記憶し、サポートミュージシャンの名前が分かるようになってくる。サポートミュージシャンでもほぼ固定されているメンバーに愛着が湧くようになる。さらに進むとライブとかでサポートミュージシャンの名前を呼ぶようになる。
個人的には00年代半ば頃には演奏者も見るようになっていった。
LEVEL 3
マスタリングエンジニアを見るようになる。ベスト盤におけるリマスターやリマスター再発の表記はあったりなかったりするので、リマスターの有無を気にしているうちにこの段階に達する。帯などにリマスターの表記が無くてもマスタリング表記があり、さらに旧譜と変わっていればリマスターされている。
個人的にはこれも00年代半ば以降。
LEVEL 4
ミックスエンジニアやレコーディングエンジニアを見るようになるシングルバージョンとAlbum MixやRemixなどの聞き比べをしているうちに、各楽器のバランスを調整するミックスの重要性に気付き、それを行っているのは誰なのかを気にするようになるとこの段階に達する。ほぼ併記されていることが多いのでレコーディングエンジニアも同時に目に入るようになる。
また近年ではDTMの進化や人件費削減もあってアレンジャーが一括でこの辺りまで手掛けてしまうこともあるため、アレンジや演奏も1人でやってると思ったら録音やミックスまで1人でやってるよ!という事も。
個人的には近年まで気にしていなかったが、miwaや家入レオのクレジットを見ていたらアレンジャーがここまでやってた…というのに気付いて見るようになった。
LEVEL 5以上
直接音楽に関係ない項目まで見るようになるこれ以外にもクレジットには項目がたくさんある。事務所やレコード会社の関係者、マネージャー、スタイリスト、アートワーク担当者、ぶっちゃけ何なのかよく分からん項目もあったりするが、そこまで詳しく突き詰めていくとこの段階を越えていく。
個人的にはそこまで達してない。
LEVEL ???
スペシャルサンクスに別のミュージシャン仲間や脱退メンバーの名前を見つけて喜ぶスペシャルサンクス欄はミュージシャン個人の知り合いや過去の関係者、家族など制作には関与していないが個人的に感謝している名前が列挙されていることが多いため、基本的にリスナー側にとっては知らない名前が並んでいる。場合によっては完全にあだ名が並んでいるだけなんてこともあるので、置いて行かれた感が漂う事も…。
しかし場合によっては別のミュージシャン仲間や芸能人、はたまた脱退メンバーや昔のバンドメンバーなど、リスナー側がよく知る名前がこの欄に登場する事がある。この欄はミュージシャンによりけりなので応援しているミュージシャン次第で見方が変わる項目だ。
7月1日(水)
7月チェック予定CD
・今年はまだ酷暑日が来ていないが、逆に来た時が辛そう…。
シングル
7/1
いいんじゃない?/普通の私 ガンバレ!/LoVendoЯ
田中れいなが所属するギター2人とボーカル2人のユニット。アルバムは出していたがシングルは初。レンタルにあれば聞いてみようかなと思ってたら全く入荷されないままなんだけどその流れだと今回も入らなそう。買ってまで聞こうというほどではないんだよな…。
7/15
vivid brilliant door!/スフィア
まあいつも通りなんだろう。全員20代での最後の作品になるかな?
7/22
真夏の太陽/大原櫻子
いかんせん制作体制が一流だけにmiwaや家入レオにはない安心感がある。ジャケットが7月で1番さわやかわいい。
Stamp!/SCANDAL
すっかり出ればチェックしてそれっきりみたいになったが、昔は欠かさず買ってたんだよな…(遠い目)
太陽ノック/乃木坂46
夏ソングは毎年印象が薄い。今回はセブンイレブン盤なんつーのも出るらしいがC/Wはどうなるんだろう。
7/29
ANTI-HERO/SEKAI NO OWARI
ドラゲナイが下手に流行った感じになったせいでそれがピークになってしまい、旬を過ぎた感じになってしまっていないかが心配。
アルバム
7/7
DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム/DREAMS COME TRUE
過去のベスト盤でわりと満足しているので今の段階では聞かないかも。1stアルバムだけで止まってるけど、中島みゆき、C&A、TUBE、松任谷由実のいずれを辿り終えた後にオリジナルアルバムを辿りたい。
PEACE ROCK/森友嵐士
ソロでは復活以来4年ぶり。視聴した感じなんかいかにも90年代っぽい感じでT-BOLANの延長っぽいんだけどこれをT-BOLAN復活中にやらなかったったどころか再結成期間中に新曲が全く発表されなかったということはやっぱなんかT-BOLANとしてできない理由でもあったのだろうか。
7/15
Best of TUBEst 〜All Time Best〜/TUBE
とりあえずリマスタ目当てで購入予定。正直30年のうち後半15年の曲が各DISCラスト数曲程度しか入ってなくて現役感の無いベスト盤だなぁと思う。
LIFE/HY
現在継続して聞いているバンドの中で数字的に最も出すたびジリ貧しているのがHYだと思うんだけど、それも納得せざるを得ないほどのマンネリ感は確かにあり、これを打ち破れるかどうか…。
7/22
高橋優 BEST 2009-2015『笑う約束』/高橋優
決定盤にはなるだろうけどこれ1作で完全完結する重量級ベスト盤になるのは必定。高橋優の曲は2枚組重量級で聞きとおせるような情報量じゃない。
7/29
全開恋心!!〜Missing You〜/DEEN
ファンの大半が既婚未婚問わずアラフォー、アラサーになっているはずなんだけどここに来て20歳前後向けみたいな若いラブソング路線にはじけるという発想がかなり無謀かつチャレンジャー。一体どういうリスナーを想定してこういうノリになったんだろう。
SUPER Very best/V6
全シングル集。初回盤のDVDは興味ないので通常盤を買うかどうしようか検討中。
DVD/Blu-ray
7/1
JAMBOREE 3 “小さな生き物”/スピッツ
VHS時代の初期作品についていたナンバリングが何故ここで16年も経って復活するんだろうか…。後追いのファンが1,2探しても無くて混乱するぞ(「デラックス」として1,2セットになってDVDで販売されている)
7/22
aobozu TOUR 2015〜時計仕掛けのミシン〜 at 渋谷公会堂/藍坊主
自主レーベル第1弾作品。当日2階から見ていたけどステージ前を動いていたのは家庭用みたいな片手サイズのカメラを持ったスタッフだった。クオリティ的に大丈夫なんだろうか。