2015年11月の雑記〜深秋〜

15年11月

11月29日(日)

REBECCA Yesterday,Today,Maybe Tomorrow 追加公演

8月12,13日に横浜アリーナで復活ライブを行ったREBECCAだったが、即売したため11月29日にさいたまスーパーアリーナでの追加公演が決定。NOKKOの地元が浦和(さいたま市)ということもあってか、まさかの地元公演。これは取るっきゃない!と発表と同時にたまたまPC前で作業中だったので即座に申し込み、見事当選!

REBECCAデビューの84年は生まれる前、「フレンズ」をリリースした85年は生後7ヶ月だったので当然記憶が無い。最後のライブを行ったという90年1月(休止したまま1年後に正式解散)頃も幼稚園生だったので『地球戦隊ファイブマン』〜『鳥人戦隊ジェットマン』とかを見ていた記憶しかない。現役時代のREBECCAは全く知らなかった。

知ったのは99年のドラマ『リップスティック』。女子鑑別所を舞台にした野島伸司脚本のかなり暗いドラマで主演の看守三上博史と不良の広末涼子がやがて魅かれていくというものだったが、窪塚洋介の悪魔のような悪役っぷりとか、池脇千鶴が妊娠させられた挙句に自殺してしまう(これ以降何故か池脇千鶴は妊娠する役が妙に多かった)とかかなり衝撃的な内容でその主題歌が「フレンズ〜remixed edition〜」だった。ドラマよりもむしろ主題歌の方にハマってしまい、その後の『Complete Edition』や1年後の『Complete EditionU』をチェックするもそれ以上はなかなか聞かずにいたが、2010年に『GOLDEN☆BEST REBECCA』が出た際に久々に聞いて、いずれオリジナルアルバムも辿ろうと決意。そんな折2013年にほぼ全作品がリマスターで再発され、ちゃんと集めようかと思っているうちに今年再結成が発表されたのでこれが後押しになり全アルバムをゲット。この日のライブに向けて全作制覇へ挑んでいたのであった。

 

というわけで現役時代にライブに行っていた人たちはまあ中学生だとあんま行けないと思うので、高校生以降、普通に大学生以上の人がメイン層だったと思うので大ブレイクした85〜90年までに20歳前後としてアラフィフである。ライブには行けずとも中高生の頃レコードをよく聞いていたという段階でもアラフォー。そして俺のように中学の頃に見た『リップスティック』きっかけのremixed edition世代でもまあアラサー。メンバーも50代。当然年齢層は高かった。

 

座席は200レベルのアルファベットだったんだけど入ってみたらアルファベットじゃなくて数字。偽チケットだったのか!?と焦ったが、ほとんどアリーナ席付近まで降りていくとアルファベット枠があった。そうさいたまスーパーアリーナの200レベル・アルファベットとは平坦なアリーナの後方よりもわずかな傾斜があるのでアリーナの同じような位置よりも見やすいという良席だったのだ。

というわけでほぼアリーナ寸前のちょっとだけ高い位置(このためステージの高さよりはやや低い位置)というMOMA史上最もスーパーアリーナのアリーナ席に接近した位置に。何せ成人式においてもアリーナ席は許された者と見沼の竜神様(Twitterのアイコンになってるやつ)しか立ち入れない区域だったからな…。

会場は当然撮影禁止だったんだけど「開演前ならいいよね?」という自分ルールを発動してステージの写真をカッシャカッシャ取っている人生の大先輩様が割といらっしゃった。

また「Maybe Tomorrowでサイリウムを使用してください」の注意書き付で配布されたサイリウムを早速発光させていらっしゃる注意文もまともにお読みになれないほどに老眼が進行なさった人生の大先輩方もチラホラ。これは周囲の観客やスタッフの尽力によるものなのか開演する頃には一斉に消えていたけど、結局アンコールで「Maybe Tomorrow」が来る1曲前にほぼ8割の観客がサイリウムを使い始めてしまう始末。自由ですね。

さらには最後の方のMCでNOKKOが「今日来られなかった人、天国に行ってしまった人もいるじゃないですか」みたいな話をしたら厳かな空気になるどころか、笑いが巻き起こってしまう始末。人間の寿命の関係上、天寿を全うする場合においても人生の5割〜7割程度までが確実に過ぎていらっしゃる人生の大先輩方はこれを綾小路きみまろが得意とするようなジョークの一種だと受け取ってしまった方が多いらしくNOKKOとの間に変な空気が漂ってしまった。

このような人生の大先輩様たちの御口が「最近の若者は…」とか嘆き節を仰っていらっしゃるのでございますか。そうですか。

 

1.SUPER GIRL
ジャケット写真でもNOKKOが空を飛んでいるという珍妙なものが使用されているが、なんと1曲目からリアルにフライング。なんか着ぐるみ2人に追いかけられるという設定で追いつめられるとサビで空を飛んでいくという超演出が。この時点で歌声が全盛期そのもの。そしていきなりのフライングで爆上げな盛り上がりに。

2.MOON
3.LONELY BUTTERFLY
4.Cotton Time
5.CHEAP HIPPIES
6.フレンズ
人気曲を立て続けに披露。30年前のCDとほとんど変わらぬ歌声にパフォーマンス、CD以上の演奏を聞かせる演奏陣。まさかここまでのものが見られるとは…。

7.メドレー
Hot Spice 〜 ガールズ ブラボー! 〜 BOSS IS ALWAYS BOSSING 〜 ラブ イズ Cash 〜蜃気楼〜Hot Spice
ここではメドレー形式で披露。「Hot Spice」で始まり「Hot Spice」で終わるという構成。

8.真夏の雨
バラードでじっくり聞かせる。ボーカルが際立つようなこの曲でも衰え皆無。2010年の『KISS』や近年FNS歌謡祭で誰あんた?状態のボーカルを披露していた時とは別人のようだ。

9.TIME
長い小田原豊のドラムソロからサポートパーカッションの中島オバヲ、キーボード土橋安騎夫も加わってのインストからの披露。

10.76th Star(『NOKKO sings rebecca tunes 2015』Ver.)
今年NOKKOのソロ名義でEDMリアレンジしたバージョンでの披露で今回唯一当時とアレンジを変えた曲。CDの方をまだ聞いてないので何とも言えないんだけど一応バンドの演奏主体で(かなりダンスナンバーっぽいアレンジだったけど)、これはこれで悪くない。ただ個人的にこの曲の現代版ベストリメイクは水樹奈々のカバーバージョン(五十嵐公太編曲)じゃないかなと思ったりも。この曲からはダンサー2人も出てきてNOKKOもかなりキレのあるダンスを一緒に披露。

11.Little Darling
1度もベスト盤に収録されていない曲、というのは「BOSS IS ALWAYS BOSSING」とこの曲だけだったかな。

12.(it's just a) SMILE
13.OLIVE
14.WHEN A WOMAN LOVES A MAN
15.MONOTONE BOY
16.プライベイト・ヒロイン
全く声の調子も衰えないまま駆け抜ける。後半はダンシングしながらの曲も多かったがヨレないのが凄い。「MONOTONE BOY」の演奏時はメンバー紹介もあったけど、メンバーが喋る機会は無し。終盤にかけては風船が降り注ぐわ、巨大風船が飛び交うわ、テープシュパーンがあるわで演出も派手に盛り上がった。さすがにチケット代9800円もするだけあるぜ。しかも大概こういうのは遠くで降り注いでいるのを見ているだけだったんだけど、今回の席では凄い勢いで風船直撃落下点に位置していたので大量の風船襲撃をまともに受けるわ、シュパーンテープが一直線に降り注いでくるわ、ふいに巨大風船が襲い掛かってくるわで一時ステージを見る余裕がなくなるほど。今までこの手の演出が出ても2階席とかから見てて遠くでやってんなーとしか思ってなかったが、この演出の直撃を食らう大変さもちょっとわかった。

アンコール

1.RASPBERRY DREAM
この時点で8割サイリウムに。

2.Maybe Tomorrow
ラストライブでの最終曲が本日の最終曲に。本来の指示通りに観客が動いていればここでサイリウムだったが既に8割点灯。律儀に指示を守った残り2割くらいの人もサイリウムを掲げて100%サイリウム…のはずがちょっと見渡すと持ってない人がチラホラ。何故?入場時に受け取り損ねたのか?まさかもったいないから使いたくないなんてことはないですよね!

 

選曲はほぼベスト盤収録されるような人気曲中心だった。ファンが一通り聞きたいと思っている曲は聞けたんじゃないかと思うけど個人的には「ヴァージニティー」「Little Rock」は聞きたかったかな…。「Little Rock」はともかく、「ヴァージニティー」はあると思っていたので意外だった。

横浜アリーナとはほぼ同じセットリストで「RASPBERRY DREAM」、「フレンズ」の配置が変更になり、「ONE MORE KISS」がカットされて「SUPER GIRL」が入ったというのが変更点のようだ。

MCはNOKKOのみ。それも時々ちょっと挨拶程度のMCするだけで、今後の活動予定も特に明かされず…といった具合だったのでほぼ演奏をひたすら聞かせる構成。大概公演時間が長くなるのはMCの長さによるところが大きいが、それがあっさりしていたので16時15分過ぎの開演ながら18時ちょい過ぎくらいで終わった。

NOKKOはとにかく圧巻。さすがに50代になって30年前と同じクオリティなんて期待しちゃいけないと思っていたんだけど、それをやってのけた。けっこう衣装も52歳が着るには派手なものが多かったけど遠目には全く気にならなかったし、スクリーンでアップになるとさすがにおばちゃんなのは当たり前なんだけど声も動きもキレッキレ。どうやら横浜アリーナ時点よりもかなり体型も絞ったようだし、ボーカルコンディションもここまで戻してくるとは相当な努力があったのではないか。

ていうか横浜アリーナの映像の若干ふくよかなオバさんとは全くの別人だった。声もこれとは全然違う。紅白出演が決定した時に妙に劣化しただの、今のNOKKOはただのおばさんとかいう声が多かった気がするが、この映像が再結成ライブとして割とメディアに多く出ていたせいだったのか…。『SONGS』や紅白を見たら驚くゾ

演奏陣はMCすることもないし、ほとんどバックバンド状態だったけどこれも圧巻。特に小田原豊のドラムというのはこの人あちこちのJ-POPのCDに参加しているのでたぶんREBECCAメンバーの中ではこれまでのリスナー人生で意識せずとも最も聞いていたのは小田原豊のドラムのはず。そんなドラムが生で見れたのは感慨深いものがあった。

特に今後へ向けての発表も無かったし、実際のところ現在のREBECCAは各々が違う事務所に所属しているし、レコード会社も無い。ソニーは古い音源のリマスターしかやってなくて再契約する気はないのか、横浜アリーナ公演の映像作品はLoppi/HMV限定商品だ。再始動で何らかの作品を出すにはまず体制を整える必要がありそうだけど、今日のパフォーマンスを見る限りこれで終わってしまうのはあまりにもったいない。懐かし需要で集まったレベルを超えていたと思うので、これは新作をぜひ聞きたくなった。


11月26日(木)

紅白2015

前年の紅白がどんなんだったかも覚えてないのに出場関係と曲目関係の更新だけは恒例化している今日この頃。今年も行ってみよう(定型文)。

初出場の人たち

大原櫻子
昨年デビュー。亀田誠治プロデュースによる破格の制作体制による豪華な作品群と数々のタイアップ、さらに女優としてもちょくちょく出演していて若手シンガーとしては順当すぎる選出だろうか。ただはつらつさを押し出した楽曲じゃなくて普通に「瞳」でバラード要員にされそうでもありそうなると微妙かも。

Superfly
2010年NHK FIFAワールドカップテーマ曲を担当しても出なかったのに何故か今更初出場。今年格段に活躍した感じはないどころか、初期メンバーで脱退後もほとんど作曲していた多保孝一がメインから外れて作風が変わって既存リスナーも戸惑っているといった状況だと思うんだけど何故に今なのか。まさか5年遅れでワールドカップの「タマシイレボリューション」なんてことは…。

乃木坂46
昨年出る出る言われて出れなかったが、O社年間チャートトップ10(棒読み)に現在3曲も送り込んでおり、一般発表が終わってしまったが劇場盤抜きのサウンドスキャンの数字ではAKB48越えを果たしていたりもするので当然といえば当然か。知らない人は全く知らないんだろうけど。問題は今年の曲になるのか「君の名は希望」や「何度目の青空か?」など過去曲遅れて披露パターンなのか。

μ's
「ラブライブ」というアニメの声優キャラユニット。時代の変化の象徴。「アイドルマスター」と並んでとにかく関連シングル、アルバムが山のようにどっさり出まくっているのでどの曲がヒットしているのか知らない人には全く分からない。どんなステージになるのか。保守的な考えの年配者は多いのでお茶の間が凍り付くんじゃないか。

REBECCA
現役時代に出ていなかったらしく初出演。まあ「フレンズ」か「RASPBERRY DREAM」だろう。ところでプリプリもそうだったけどカタカナ表記と英語表記がどっちが正式表記なの?

ゲスの極み乙女。
デコ大に続き、数少ない2015年大ブレイク扱いになった模様。近年多い遅れて初出場でも無くダイレクトに初出場するという快挙。あまりに今年ヒット曲が無かったこともあって、同様のヒット規模で去年だったら見送られていた気もするが、これを機に新しいバンドが根付くといいけどなぁ…。サカナクションみたいに1年出ておしまいじゃ結局根付かないし…。

BUMP OF CHICKEN
元々「ブラウン管の前で評価されたくない」なる理由からTV出演しないバンドとして知られていたが、ブラウン管が絶滅して液晶の時代になったからか、年を取って考え方が変わったからか、近年はMステに出たり、先日は「王様のブランチ」にも出ていたらしいので方針が変わった模様。2012年以降出していなかったシングルCDも今年は久々にリリースしたとはいえ…なんか普通に代表ヒット曲「天体観測」になってしまうような気も。

星野源
アミューズになった途端強ぇぇぇぇ。高橋優にはその力を使っていただけないのか。

三山ひろし
ケン玉演歌歌手として話題らしい。

山内惠介
イケメン演歌歌手として有名らしい。

 

帰ってきた人たち

今井美樹
20周年を迎えていた06年以来2度目。今年は1年前倒しの30周年オールタイムベストを発売していたのでそのアピールが実ったのか。

橋真梨子
2013年以来3度目。2013年は『高橋40年』があったが今回は…?

X JAPAN
91〜94、97年以来6度目。再結成したのが2007年なのでもう8年。制作中のアルバムは来年とされておりまだ不確定。何故今なのかはよく分からない。

近藤真彦
81〜88年、「ミッドナイトシャッフル」が久々にヒット曲になった96年以来となる10回目。実質ジャニーズのドン。昨年末の歌番組で35周年アピールをしていた記憶があるけど、実際の35周年は今年。ジャニーズカウントダウンライブでは何故かこの人の独壇場となり、こんなおじさんリアルタイムじゃ知らないし、知ってても「ミッドナイトシャッフル」の人(これでもアラサー前後じゃないと分からない)、ギンギラギンな昔の人としか認識してない若手グループファンの間で大ひんしゅくを買ったという話もあったがジャニーズの枠をさらに増やしてまで降臨なさるとはよほどの重鎮扱いらしい…。

島津亜矢
01年以来2度目。代わりなのか香西かおりが落選している模様。

ゆず
03、04年が唯一2年連続で、09以降は11、13年と2年おきの法則が今回も適用された。今までその年の曲を必ず歌えていたが果たして今回どうなるか。今回の帰ってきた人枠の中では唯一今年も変わらずトップ10ヒットを出し続けているわけだけど。

 

特別企画で帰ってきた人

小林幸子
2011年以来。舞台装置大衣装枠として活躍し続けた女王がコミケやネット動画民などを味方につけてカムバック。舞台装置枠を継承している水森のかおりさんはどう対抗するのか。

 

いつもいる人たち

E-girls
3年連続。現状安泰。

いきものがかり
8年連続。デコ大からは外れてしまったが紅白ではまだ落選には至らない。というか大衆ウケを掲げるこのグループが紅白落選になる時が来たらマジでグループの存在意義がヤバい。昨年初めてバラード以外の曲を歌う事ができたが、果たして…。

AKB48
グループ名は形骸化していて実質JPN48もしくはAKB48グループ。SKE48、HKT48がリストラされたとはいえ前列メンバーは全員ここにいるし、総選挙1位様もここにいる。問題ない。

NMB48
SKE,HKTがリストラされた中で唯一生き残った。現在の朝ドラ主題歌は名義はAKB48だが、NMB48が本職の山本彩がセンター(一応AKBにも兼任扱いにはなっている)なのでその効果だろうか。しかしNMB48として「365日の紙飛行機」を歌うわけにもいかないだろうしどうするんだろうか?AKB48&NMB48にしてうやむやにした挙句にたかみなのラストセンター曲、「365日の紙飛行機」、NMB48の「ドリアン少年」をメドレーにしてごまかすしかないような…。

椎名林檎
2年連続3度目。朝ドラ、サッカーW杯テーマ曲と過去2回はNHKタイアップがあったが今年はNHKタイアップは無い。個人的には曲も全く耳に入っていなかったので意外だった。

AAA
6連続。紅扱いは13年以来2度目。今年は10周年で7ヶ月連続シングル+2ヶ月後にもう1枚の合計8枚、ベスト盤にオリジナルアルバムまでセットでくっつくという大放出だったが出しすぎてたぶんお茶の間1曲も分からないっていう。

西野カナ
6年連続カナ。「トリセツ」も当たったし、今年も絶好調カナ。まだまだ安泰なんじゃないカナ。

Perfume
8年連続。これまた安泰。

松田聖子
昨年のトリ。昨年は「35周年目」という日本語誤用アニバーサリー前倒し商法を繰り出していたが今年は正式な35周年で40枚以上ベスト盤出しているくせに「初のオールタイムベスト」を銘打ってのアピール。今更新曲はありえない。

miwa
3年連続。伸びは止まった感じはあるけどまだまだ外れる段階じゃない。


7連続。今年は延々続いた司会から離脱。

EXILE
すっかり三代目と曲の知名度が逆転してしまった感があるが、オリジナルメンバーのパフォーマーが何人か引退するらしいのでHIROの時ほどではないがその辺の演出はありそう。

関ジャニ∞
4連続。安泰。

郷ひろみ
出なくなったと思ったら2010年以降まさかの6連続。その年のファン以外全く聞き覚えのない新曲を堂々披露するという完全な老害好待遇のため、今年も新曲を披露するのだろうか(コピペ)。

ゴールデンボンバー
4連続。果たして4連続の「女々しくて」で年忘れかくし芸大会に走るのかどうか。

三代目 J Soul Brothers
4連続。今やEXILEより時代をリードする存在になった。

SMAP
ここに来てだいぶ存在感が弱ってきて大御所寄りになってきた感はある。

SEKAI NO OWARI
2年連続。「ANTI-HERO」「SOS」のどっちかなら凄く異色な紅白になりそうだけどNHK御用達の中学合唱コンクール曲の「プレゼント」だろうな。

Sezy Zone
3連続。ジャニーズは押し出しなしで増える一方。ただグループの勢いとしては嵐に続くのは今はHey! Say! JUMPが盛り返してきているんじゃないか…という気もする。

TOKIO
ここ2年過去曲枠になってしまったが、今年こそ大晦日のTVに「作詞作曲編曲:長瀬智也」の表示が見たいんだ。

徳永英明
まさかの10年連続。これで最後と言いながら会社の要望に従って出し続ける「VOCALIST」芸人。カバーか過去曲だけで10年連続とは思いもよらない。今年は新曲無いしカバーか過去曲確定。

V6
20周年、イノッチ司会で2年連続。ベスト盤のプロモーション出演では一貫して新曲はEDM調の初回Bのみ収録の新曲にしていたが、紅白でそれは無いと思うので定番の96〜97年頃の初期ヒット曲メドレーだろうか。

福山雅治
8回目7連続。中継といえば福山!福山といえば中継!となってきて今年は25周年!結婚!

美輪明宏
4連続。ついに歌手最高齢の大台である80歳に。しかし、まさかの総合司会に82歳黒柳徹子が!

石川さゆり、伍代夏子、坂本冬美、天童よしみ、藤あや子、水森かおり、和田アキ子、五木ひろし、氷川きよし、細川たかし、森進一
おなじみ演歌・歌謡・ドン枠オールスターの面々から香西かおりがOUTした。前述のように島津亜矢がIN。

 

いなくなってしまった人たち

HKT48
JPN48の総選挙1位様が所属なさるグループが昨年初出場からあっさり落選。

SKE48
NMB48より先に出ていたが年功序列ではなく先に落選。

May J
レリゴーの後には何も残らなかった…。

薬師丸ひろ子
特別出演で継続で出る出演ではなかったパターン。

絢香
昨年は朝ドラ主題歌だったが、今年は産休もあり4月のアルバム以外はシングルリリースも無し。

神田沙也加
想像以上にアナ雪がブームとして消費されつくして完全に過去の産物になってしまったようで、昨年の再評価っぽい流れが無かった事になったかのようにTRUSTRICKは全くブレイクに至らず。

中島みゆき
朝ドラ主題歌の特別出演だった模様。

長渕剛
これまた特別出演だった模様。

きゃりーぱみゅぱみゅ
一気に旬が過ぎてきた感があり、早くも落選。日テレで同時刻に毎年ケツバットされている芸人が妹としてデビューするので日テレに出るのではないか。

水樹奈々
自身の名前に引っ掛けた奈々回目となるはずがまさかの落選。レベッカの「76th Star」のカバーをしたことがあり、そのレベッカが出たタイミングで消えてしまうなんて…。

ももいろクローバーZ
同時刻に公式にて「卒業」を表明。卒業を表明したという事はもう紅白出ねーよということなのか?外しにくい大ベテランが自ら身を引いて「卒業」などという表現を使うならまだしも、昨年の浜崎といいまだ人生半分以上残ってそうな人たちが「卒業」宣言するのは違和感がある。辞退したんじゃなくて普通に落選したというのが本当のところっぽく、各紙では普通に落選扱いされているし、メンバーの1人が落ちたと明言もしていたし、プロデューサーも落ちたと明言しているの。落選した→じゃ卒業だわ、という思考回路らしいが、1度落選しただけで「卒業」してしまうのはやはり良く分からない。

クリス・ハート
カバー3度目ならず。徳永英明の方がまだ先だと思っていた…。

T.M.Revolution
2年連続で水樹奈々とのコラボ要員扱いという形だったが水樹奈々が落選して一緒に落選。

ポルノグラフィティ
13回11連続だったが昨年のaikoに続いてついに落選…。

福田こうへい
2連続から落選。事務所トラブルが響いたか。

 

なおモーニング娘。'15が落選。既に紅白出場経験のある最後のメンバーである道重が卒業して現メンバーに誰も紅白経験者がいなくなっているんだけど、卒業を発表している鞘師がメンバー史上初めて紅白未出場のメンバーとなる模様。


11月24日(火)

ここ最近の2015秋ドラ Vol.4

掟上今日子の備忘録 7話
前々回の続編。作家須永先生が自殺ではないかという説が浮上。またも登場した重信(神保悟志)の依頼で自殺かそうでないかを調査することになり、今日子(新垣結衣)は前々回発見した遺稿だけでなく全99冊を読破し手がかりを探すことを決意し、助手として厄介(岡田将生)を雇う。

始めはラブラブモードに近かったが、徐々に眠気で今日子が不機嫌になり、やがては目的を見失って同志のような関係になり…と不眠不休の地獄の5日間で2人の関係性は変化していく。最後にはバスルームで今日子が気絶してしまい、厄介が救命。全ての事件関係のメモだけを消しこの依頼自体を無かったことにし、自身も2度と今日子に会わない事にするという切ない展開に。数々のバイト経験が完全犯罪的な証拠隠滅を可能にしているところが地味に泣ける。

しかし、今日子のためにメモを消そうと決意してむせび泣いていた段階で今日子は新たに目覚めていた。状況把握のために寝たフリをしていた今日子だったが、厄介の誠意ある態度に信頼を深めていた。記憶がリセットされたことで逆に自殺でない事はあっさり突き止めることができ、今日子の信頼はさらに深まるのだった。この日の終わり、今日子のメモには初めて厄介の名前が記され、信頼できる人だという説明が入ったのだった。

という、記憶が消えてしまう制約の中でできる限りのこれまでの積み重ねが効いてきたという展開に。寝室の天井に書かれた今日子ではない筆跡の「お前は今日から、掟上今日子。探偵として生きていく。」の文字。ドラマオリジナルのキャラとはいえむしろドラマより踏み込んでその謎を提示することになりそうな絆井(及川光博)の存在。終盤に向けて盛り上がりそう。

 

サムライせんせい 5話
何故か小学校に寄贈されて昔から置いてあった甲冑が動くという噂が立ち、優菜(岩崎春果)が実際に目撃。調査しようと龍馬(神木隆之介)が張り切るもビビりだった武市(錦戸亮)は校内で情けないビビり芸を披露しまくるというギャグ展開に。

甲冑を売り飛ばして補てんを埋めようとしていた校長が晴香(比嘉愛未)の元先輩の青年教師を使って企んでいた事だったというのが最終的に発覚。権力者の校長に逆らえず、武市の嘘はいけないという演説にもダンマリを決め込むことを決意した板挟み状態の晴香だったが、その姿に心打たれた先輩は罪を自白。最後まで尻尾切りに躍起になる校長を武市が成敗!

…成敗したはいいけど体育館のステージから吹っ飛んで気絶した校長の顛末は触れられず、甲冑が戻った事から先輩教師はクビにならずに済んだとまでしか明かされなかった。校長どうなったんだろうか。逮捕になってないなら次期村長とも言われていたほどの権力を駆使されてヤバいのでは?

また甲冑を寄贈した人物は不明のままだったが、最後の最後に視聴者にだけ佐伯(森本レオ)だと明かされた。甲冑は土佐のものでこの地とは何の縁もゆかりも無い事から龍馬の予想では大昔にこの時代にやってきた人物がタイムスリップしてきた際に着ていた甲冑じゃないかという。つまり佐伯は過去の人間?となると孫である春香や寅之助(藤井流星)は現代人と過去人の混血種ということに?

 

サイレーン 1話
初回2時間SPが面倒で溜まっていたがようやく1話消化。初動捜査しかできないので捜査一課を目指す機動捜査隊所属の刑事、里見(松坂桃李)と猪熊(木村文乃)は周囲に隠れて付き合っているという相棒兼隠れ恋人な刑事ドラマ。ノリ自体はそんなにシリアスではない部分もあるんだけど、最初のホステス自殺事件に絡んだ謎の女、橘カラ(菜々緒)が猪熊に興味を抱きストーキングを開始。このために里見や猪熊が関わっていた猟奇殺人犯(板尾創路)を警察より先に発見し返り討ちにしたり、猪熊に取り入るためだけに知人を利用して新たな殺人事件を実行した挙句に知人を犯人に仕立てて自殺に見せかけて殺害するなど初回だけでドッカドカ殺しまくりで常軌を逸していて…という1話完結ではない大きな謎が展開していく模様。

猪熊は巧妙に下準備をして近づいてきたカラに騙されてすっかり友人になってしまうが、里見はこいつは何か危険だと感じひそかに探り出すが、これが原因で徐々に2人の関係にもヒビが…と逆ラブストーリーになってしまう展開はちょっと辛いか。はたして最後にスカッと終われるかどうか。

松坂桃李はなんか佐藤健が刑事やってた時と雰囲気が被る。木村文乃は何で前髪失敗しちゃった感じになってしまったのか。菜々緒は美女だとは思わないが異色の存在感を放っていてアンドロイド的雰囲気がこの不気味な役にはハマりすぎ。

 

ドラゴンボール超 20話
フリーザが復活し、ジャコがブルマに知らせに登場。鳥山明の最新作にして原作「ドラゴンボール」以前の話だった「銀河パトロールジャコ」の主人公だけど知らない視聴者の方が多いはずで、映画でもいきなり出てきたけど今回はなんか工夫するのかと思ったら何の説明も無く、ブルマの昔の知り合い(しかも結婚してたのを知らないくらい古い知り合い)っぽいことだけ示すという謎の新キャラ扱いのまま。またこの際に映画未出演だったがトランクス悟天も登場。この2人はこれっきり登場せず、最後は映画同様に悟飯、ピッコロ、クリリン、天津飯、亀仙人が迎え撃つところで次回へ続く。ただし到着後にそれぞれ合流ではなく、全員が向かっている最中に揃ったという変更が。

それ以外は変更点は映画での謎のセリフ「4ヶ月トレーニングすれば戦闘力130万はいける」を削除し、「あいつらくらい軽く超えられる」といった感じに差し替えた。原作者脚本とはいえトレーニングしてたった130万は謎すぎただけにアニメスタッフが英断を下した模様。

あと映画ではフリーザの強さに懐疑的ゆえに速攻消されてしまったタゴマが生存。ということは悟飯がこいつ辺りのカマセにされるのか、悟飯の活躍の機会が増えるのか…。最強だったはずが格下扱いされて久しいし前者だろうなぁ…。


11月20日(金)

嗚呼デコ大2015

今年もやってきた意味明瞭な権力の祭典、かつて少年少女たちは大人の世界への疑問をこの賞から抱き始めると言っても過言ではなく、現在の少年少女たちはついに見向きもしていないのではないかとささやかれるキレース・レード賞、略してデコ大の発表である(完全テンプレ)。

優秀作品賞
「愛してるのに、愛せない」AAA
「ありがとうForever...」西内まりや
「Unfair World」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
「愛しのテキーロ」氷川きよし
「お岩木山」三山ひろし
「トリセツ」西野カナ
「僕たちは戦わない」AKB48
「もんだいガール」きゃりーぱみゅぱみゅ
「大和路の恋」水森かおり
「私以外私じゃないの」ゲスの極み乙女。

・AAA、三代目、氷川、カナ、JPN、きゃりーが見慣れた面々。

・昨年からはゆず、サザン、セカオワが外れた。

09年以降常連だったいきものがかりが外れた。大衆ウケ万人ウケポップスを志向し続ける彼らが表向き大衆ウケの賞であるこの枠から10周年を前に外されてしまったという事実は地味に大きい。

・水森かおりはセールス面における演歌女性界最強の座に10年以上君臨しているはずだが一向に扱いが向上せず、紅白ではついに舞台装置ネタ枠に移行してしまったが、デコ大においても2012外れる、2013ノミネート、2014外れる、2015ノミネートと行ったり来たり。

・三山ひろしも入った事で昨年1枠だった演歌が3枠に。

・おなじみ&ねじ込みしかない中でゲスの極み乙女。が初登場。2015年感がここにだけ漂う。

・昨年事務所パワーまさかの最優秀新人賞の西内まりやが恒例となりつつある新人賞から優秀作品へのスライド。00年代になってから最優秀新人賞から現在も優秀作品賞に居残っているのは00年の氷川きよし、05年のAAAだけ。2011年フェアリーズ、2012年家入レオが新人→優秀→消えるの3年コースをたどっているが西内まりやの来年は果たして…。なお2013年の新里宏太はそもそもその1曲ポッキリで新作を出していないのでノミネートさせようがなく優秀作品賞へのスライドすらせずに消えている。

・2年連続三代目とするか、高橋みなみ有終の美としてAKB48か。12月卒業と言っているのに未だ明確な卒業日が発表されていない。テレビ的にはAKB48の方が感動的演出にできそうだけど曲が「戦わない」って

 

最優秀アルバム賞
「葡萄」サザンオールスターズ

自動決定のこの賞。昨年優秀作品に入れたのに出演してくれなかったので今年も出演するとは思えず、適当にVTR流して終わりっぽい。

 

優秀アルバム賞
「Tree」SEKAI NO OWARI
「Tint」大貫妙子と小松亮太
「Bremen」米津玄師
「Your TUBE + My TUBE」TUBE

セカオワはこっちにスライド

何故にTUBE?むしろ企画枠じゃないのかこれ?

後はさっぱり分からない…。よく知らないけどワンオクとかハマショーとかヒットしてたんじゃないのか2015年。

 

最優秀歌唱賞
松田聖子

35周年ご祝儀?

 

特別賞
あったかいんだからぁ♪ (クマムシ)
福山雅治

なんか流行ったものに与えるために作られた賞。昨年はここに「妖怪ウォッチ」を入れ、『特別映画音楽賞』を創設してアナ雪に与える特別措置が取られた。今年のは…なんだこれ?

クマムシの廃れた感も半端ないが「福山雅治」ってなんだ?どうしてそうなった?25周年ご祝儀じゃここには入らない。結婚か?結婚が話題になっただけでここに入れたのか?25周年というより結婚で入れたよな?

 

新人賞
lol
こぶしファクトリー
花岡なつみ
安田レイ

1つも分からねぇ…。

lolはエイベックスの男女ユニットというAAAのような新人。

こぶしファクトリーはハロプロ。ハロプロもデビューするとひとまず新人賞に入ってくる。

花岡なつみは鬼束ちひろの提供でデビューしたビクターの新人。

安田レイは新人でもなんでもなく2013年デビューで既にシングル7枚も出し、昨年1stアルバムも出しているソニーの歌手。前年末のデビューとかならまだしも2013年デビューを新人枠は前代未聞。さすがにこれは反則すぎるのでは…。

エイベックスがlolしかいないのでlolで決めるか、2007年の℃-ute、2010年のスマイレージに続いてハロプロのこぶしファクトリーに行くか。間を取って花岡なつみか。2年も前にデビューしたのにねじ込んだ以上大きな力が動いてのレイか。誰でも文句は出ないし、ある意味で誰でも知らねー誰だよって叩かれるだろうから、ダーツで決めても問題ないかと。

 

日本作曲家協会選奨
石川さゆり
山内惠介

作曲家協会が推薦するという謎の賞。基本的に未来ある若手が選ばれていたが、昨年はアラフォーとアラフィフのおばちゃんが選ばれていて風向きが変わってきた。ていうか石川さゆりだと昨年も超えるアラ還じゃないか。

山内惠介は演歌の中では若手扱いとはいえ32歳デビュー14年。

…若手にチャンスを!

 

作曲賞
つんく♂
「うまれてきてくれて ありがとう」クミコ

実績が評価されてというよりは声帯摘出という大きな話題を公表(実際に摘出していたのは昨年秋とされる)したから急に実績が評価されて選ばれたという感じではある。そんな話題と一緒に「声を失っても前向きに楽曲制作をしている」というVTRとセットで出てくるのは長年プロデュースし続けるモーニング娘。'15ではなく、クミコだった。

このおばちゃん、特にセールス的には持っているわけでも事務所に巨大な政治力があるわけでもないのに、話題性のある楽曲に呼ばれるというそういうナニカを持っている人なのか広島関連の楽曲「INORI〜祈り〜」で紅白に出たのは記憶に新しい。今回もこれよ。

ただこの曲、そんだけ話題にした割に初登場178位、最高107位

 

作詩賞
喜多條忠
「スポットライト」山内惠介
「横ハ濱マの踊り子」北川大介

2年連続同じ人…。他にいないのか…。

 

編曲賞
亀田誠治
「あなた」いきものがかり
「瞳」大原櫻子

いきものがかり、こっちに名前残った。昨年の新人賞の櫻子もこっちに残った。どっちかというと優秀賞から外れたこの2組を残すために共通のアレンジャーである亀田誠治の名前を利用して取り繕ったという感じが…。

 

企画賞
『VOCALIST 1〜6』
コ永英明

『心と体を整える〜愛の周波数528Hz〜』『自律神経を整える音の処方箋〜愛の周波数528Hz〜』
ACOON HIBINO

『高見沢俊彦プロデュース ウルトラヒーローソング列伝』
Takamiy/つるの剛士/DAIGO/宮野真守/THE ALFEE/ボイジャー

『なかにし礼と12人の女優たち』
常盤貴子/水谷八重子/南野陽子/平淑恵/浅丘ルリ子/桃井かおり/泉ピン子/
佐久間良子/高島礼子/草笛光子/大竹しのぶ/黒柳徹子

『平和元年』
元ちとせ

『松本隆 作詞活動四十五周年トリビュート 風街であひませう』

『八奏絵巻』
和楽器バンド

『Request』『RequestU』
JUJU

『River Boat Song -Future Trax-』
朝倉さや

カバーアルバム、そして文字通り「企画アルバム作品」にランダムに与えられる感じの賞。昨年もそうだったがカバーアルバムのシリーズに全部まとめて与えてしまうというのはどうなのか。『VOCALIST』の1作目って05年だよ。10年前の作品に賞上げちゃってるよ。

あと07年は『特別賞』の枠で徳永英明のアーティスト名でもらっているが評価されたのはこの『VOCALIST』シリーズだったはず。

そして『VOCALIST 2』は2006年に全く同じ『企画賞』を単独でもらっている

違う年に同じ作品で2度受賞という珍記録は史上初か?

 

 

功労賞
五木寛之
菊池俊輔
小林亜星
布施明
美川憲一

存命で基本的には活動○十周年とか何らかの節目を迎えた方々枠。上3名はOVER 80's WORLDのご高齢だが特に周年ではないようでタイミングがよく分からない。

布施明、美川憲一はデビュー50周年なので非常に分かりやすい選出。

 

特別功労賞
江藤勲
加瀬邦彦
菅原やすのり
只野通泰
ちあき哲也
三島大輔

2015年に亡くなった人枠。

川島なお美も歌手活動していたが…歌手活動のイメージ薄くてももうちょっと大御所じゃないと入れてもらえないか。


11月19日(木)

ここ最近の2015秋ドラ Vol.3

掟上今日子の備忘録 6話
先週何か今後の不吉な展開を示唆するモノローグがあったけど今週は関係なしで進行。厄介(岡田将生)は古本屋のバイトの後に女子中学の清掃員として採用される。ある日の放課後、女子生徒が倒れているのを発見した厄介だが扉が閉まると同時に開かないようになっていた。密閉された部屋で二酸化炭素で充満されていき、薄れゆく意識の中で数々のバイト経験の中からサバイバル雑誌の編集をやっていた知識で煙を起こし警報を鳴らすことで助かり少女も救えた。

持ち前の運の悪さで何故か疑われた厄介は今日子(新垣結衣)へ依頼。早速職質される厄介だが何故か婦人警官がレスリング吉田沙保里。厄介へ技をかけるという無理やりすぎるシーンが2度も登場。2013年にDEENのMVに出演してたけど、ここのところは歌手になったり、ドラマに出てきたり…。思えば「見上げてごらん夜の星を」のカバーやBEGINとのコラボもちょっとだけタイミングが早くその後でブームがやってきた。ブームの半歩先を行ってしまうDEENの法則が発動しているのだろうか…。

中学生たちにモデルだと偽って接触を図った今日子だったが髪色が珍しかったのでべたべた触られた挙句にもみくちゃにされてしまい、厄介が駆けつけた時にはどういうわけかセーラー姿で髪型ボロボロ(その後髪型だけもとに戻った)になっており激しく落ち込んでいた。もみくちゃにされた後に落ち込むほどの何をされたのか詳細が語られなかったが、断片的に「着ていた服は燃やされた」とか無茶苦茶なコメントも。そんなイジメスタイルな生徒はいなかったように見えるが、とりあえず毎回衣装が変わる今日子スタイルにかこつけて新垣結衣(27)にもう1度制服を着せたいという番組サイドのなりふり構わない攻めの姿勢が存分に出たとしか。あまりにも制服姿になった理由が適当すぎるんだけど…。

最終的に判明したのは少女の自殺で間違っていなかった。だがこの少女は親の都合で中学生にして1人暮らし、誰にも内面を見せず孤独に生きていたそうで、プライドだけだが育っていった。図書館や古本屋で本を手に取る気も好みを隠すためにカモフラージュを混ぜる(今日子曰く「AV借りるときに普通の映画を挟む」感覚)といった徹底ぶりだったが、古本屋でバイトをしていた厄介が好みの本を言い当てた(実際は店長がカモフラージュを見抜いて少女の好みのジャンルを察知していたが店長不在だった時に店長から話を聞いていた厄介が勧めただけ)のがきっかけで厄介に恐れを抱いたとか。

しかしそんな恐れを抱いた男がまさかの自分の中学の清掃員として再登場。孤独ゆえ殺意を育てていった少女は厄介を殺害して自分も死ぬために今回の仕掛けを発動させたという。少女サイコすぎ…。

記憶を失う今日子は推理までしかできずに厄介に聞かせるだけにとどまったが、持ち前の心優しさで少女に一方的に自分の不幸話を聞かせることで少女の闇に光をともした厄介。帰宅後の今日子は初めて厄介に明確な好意を抱く独り言を言うが今日子の記憶は1日しか続かず…。

孤独少女があまりにサイコすぎたのが斬新だったけど、厄介の心の広さがこれまで以上に前面に出ていたのは良かった。普通のドラマならさらに2人の関係が深まるところだけどこれもまたリセット…。

 

サムライせんせい 4話
晴香(比嘉愛未)の弟のチャラ男寅之助(藤井流星)と一緒にいたギャルのサチコ(黒島結菜)が実はギャルじゃなくてスーパーお嬢様だった事が発覚。黒島結菜って1年前の錦戸亮が主演の「ごめんね青春!」の委員長やってた人か。ギャルヅラ取るまで分からなかった。黒髪とキリッとした眉毛が印象の8割を占めていた模様。少し前に街で不良に絡まれたのを助けられた事で、ネットを駆使して寅之助をストーキングしてギャル語を練習したらしい。ギャル語練習風景がなんかカワイイ。

武市(錦戸亮)と龍馬(神木隆之介)は当初サチコを過去から来た人物でないかと思っていたが、そのままダメ男寅之助の玉の輿大作戦に巻き込まれる事に。

堅い人らしかったが見た目明らかにチャラ男、長髪、チョンマゲという怪しげな人たち相手にもフランクなサチコの父。しかし乗り込んできた小見山(梶原善)がギャル姿の時のサチコに対して余計なことを言い出したので修羅場に。酔った武市が引っ掻き回したことでようやくお堅い議員の父ドラマテンプレート「この屑が!」「近寄るな!」発動という外し具合。

龍馬の助けで1度は逃げてきたサチコだったが、「デスノート」のレイ・ペンパーボディーガード(尚玄)に連れ戻されてしまい、チャラ男寅之助はあきらめモード。それどころか嘘をついていたのを酔った勢いで暴露した武市のせいだと逆切れする始末だったが、武市に説教されて改心。再びサチコの家まで追いかけてレイ・ペンパーボディーガードと直接対決。フルボッコにされいいとこなしの寅之助だったが、代わった武市がレイ・ペンパーボディーガードを倒した後でサチコの父へ非礼を詫び、捕まっていた龍馬はサチコ父も実は高卒フリーターから奥さんに出会って一念発起して現在の地位を築いた人だったといつの間にか経歴を調べ上げていて説得した上に「いい情報」を渡して許してもらえたらしい。なんだか厳格なんだか理解あるんだかよく分からないブレまくりのサチコ父だった。母の方はほんわかしていてオールオッケーな人で、見た目もサチコそっくりだし。

結局寅之助はバイトを決意する程度の成長に留まったが、助けておいて武市ははたして現代のこの状況がいいのかどうか黄昏れてしまうし、龍馬は龍馬で1話〜2話の殺人犯やニュースで出てきた殺人犯が殺人の参考にしていた闇サイトと関与していそうな不穏な空気漂ってるところで次回へ続く。

 

「相棒」2話以降と「サイレーン」は溜まっていく一方…。

 

ドラゴンボール超 19話
「復活のF」導入部をほぼ忠実になぞり補完しながらフリーザが再生装置で復活するまで到達。願いが3つなのか2つなのか扱いが曖昧になっていた神龍の願いの数も映画では願いが2つだったのが「地球人全員を生き返らせるなど1度に大勢生き返らせるような願いは2つ分消費する」と神龍自ら説明。今回はフリーザをバラバラのまま生き返らせたので残り2つとなり、シュウが100万円もらったのに加えてマイが世界一うまいアイスを頼むという描写が追加された。

セル編で神がデンデに代わって神龍の復活と調整をした時に、当初はデンデは3つで調整するつもりだったけど「1度に全員蘇らせる」願いを可能にしてくれと依頼したところ、そういう場合は願いの数が2つになってしまうと発言。それで調整したものの、ポルンガのように1度死んだ人間を2度蘇らせるのができなくなってしまい、最終的に悟空がブウ編まで死んだままとなった。

このため神龍の願いはデフォで2つになったのか、基本3つで大量に蘇らせた時だけ2つに減る(2つ分消費)のか、原作でもその後のアニメでも毎回変わっていて良く分からない状態になっていた。

・セル編の最後では全員生き返らせるのと17号18号の体内爆弾削除の2つに使用。

・ブウ編では大量に生き返らせるのにしか使用しなかった上に残りの願いをキャンセルさせたので4ヶ月待てば使えるようになるなどとデンデが発言。何で4ヶ月なのかも良く分からず、通常の願いが3つなのか2つなのか恐らく作者鳥山もスタッフも分からなくなっていたんじゃないかと思う。最終決戦で使用されたのはナメック星のポルンガの方でこちらはパワーアップしていて1度に1人だったのが大量に生き返らせるのが可能になった上に願い事は3つのままというチートっぷりだった。地球の神龍はその後でデブブウの記憶を関係者以外から消すのに使用されたとナレーションされただけ。

結果「神と神」編では何故か超サイヤ人ゴッドの作り方を教えただけ(1つ)でビルスにビビった神龍が早々に逃走(映画・アニメ共に)、映画「復活のF」では地球の神が変わった時にリニューアルされて願いの数が増えたとしながら2つ、とここのところの新作でさえ願いの数はコロコロ変わった。今回ついに基本3つで大量に蘇らせた時だけ2つに減る(2つ分消費)、ときちんと説明されたのは何気に重要。


11月13日(金)

オールタイムれない福山ベスト

・20周年でオールタイムったせいか今回は25周年記念ベストと銘打ったのみでこのオールタイム時代にオールタイムらないベスト盤の発売が発表。前ベストからオリジナルアルバムは1作、アルバム未収録シングルはたった1作ポッキリ。さすがにこれはレンタルでいいか…。

http://sp.fukuyamamasaharu.com/sp/fukunooto/

・90年代(BMG時代)はミリオンシングル2作のみ。加えてBMG時代のベスト常連曲を5曲ライブ音源で収録しておしまい。

・前ベストにスルーされた「HEY!」「東京」を収録。

・当時「milk tea/美しき花」という両A面だったにも関わらず、C/Wの「あの夏も 海も 空も」が2連続ベスト収録、「美しき花」は2連続スルー。

・アルバム『5年モノ』期は割と冷遇されているが、『残響』『HUMAN』期のシングルは欠かさず収録。『HUMAN』のDISC-2がシングルコレクションだったので9曲中7曲収録という状態に。DISC-1も9曲中4曲。

・今回もリミックスするのか、逆にあえてシングルバージョンで放り込むのか。アルバムの音源そのまま入れるとかなり手抜き感漂う事になるけど…。

どっちみち結婚によるファン離れがささやかれる中で大コケしてトドメ刺すベストアルバムになりそう。

 


11月11日(水)

ここ最近の2015秋ドラ Vol.2

掟上今日子の備忘録 3話
厄介(岡田将生)は警備員の仕事について美術館の警備をしていたがそこに3日連続で今日子(新垣結衣)がやってくる。しかし絵に感動していた今日子は最後だけその絵をスルー。やがてその絵が謎の老人により破かれる事態となり、警備を担当していた厄介はクビになってしまう。その謎を探る事に。

結果的には老人は絵の額縁を作る「先生」と呼ばれる人物。館長が金に汚い人物で絵に愛着が無くて新作の絵に用意した額縁のサイズを間違えて同じサイズの該当の絵のものと交換してごまかしていたが、絵と額縁はセットで芸術だという考えを持つ老人はこれにキレたらしい。

とはいえその絵を描いた画家も今は独立しているけどかつては画家を目指す人々が入居しているマンションの住人であり、実質管理人的存在の老人の弟子みたいなものだったはずで、そんな知り合いの画家の絵を額縁が違うからと破壊してしまうってどんだけこの老人短気なんだ。これにて終了かと思いきや、厄介の好意に気付いていた今日子が拒絶する(当日限りで忘れるけど)というほろ苦な展開の後に、老人から2人で来てほしいと呼び出しがかかり行ってみると老人が倒れていたところで次回へ続く。このゲストたちで話続くの…?

 

4話
改めて老人から呼び出された経緯をやってから先週ラストの老人倒れてるところに行きついて犯人探しがスタート。先週から引き続き登場の少年が犯人と思わせて新登場のお姉さんが犯人というオチに。とりあえず殺しておけばいい的な推理ドラマではないらしく、今回の老人も刺されたものの生きていたというのは逆に新鮮だった。ラストでは今日子が実はいつもの絆井(及川光博)の喫茶店の上に間借りして住んでいて事務所もそこだったと発覚。住んでいる場所も知らないというのはおそらく原作設定だったと思われるが、絆井と喫茶店メンバーはドラマオリジナルなので、ここに来て設定したって事かな。絆井たちのことは厄介と違って毎回初対面扱いしていないので記憶をなくす前から知り合いだったっぽいし。

 

5話
1話に登場した編集者(神保悟志)から推理作家須永昼兵衛(2話で今日子がファンの作家として紹介されていた)の新作を探すフェスタが開かれるので今日子の力を借りたいと連絡が。何故か厄介と今日子だけでなく、喫茶店メンバー3名も同行。5人しかいないのにバスをチャーターして出向くも、別に須永に興味が無い3人。塗(有岡大貴)は趣味がカメラだったらしくコケや紅葉を撮影しまくるのに没頭、まくる(内田理央)はひたすらショッピングに没頭、法郎(及川光博)に至ってはもはや何で来たのかもよく分からない始末。レギュラーキャスト全員でロケ回(または温泉回)というのは1話完結モノのドラマでよくあるのでそのパターンか。何故か過去2回出てきた刑事(工藤俊作)まで出てきたが、須永氏が滞在先ホテルで急死したため、来るはずだった編集者たちはやってこなくて今日子一行と刑事2名しかいない状態に。

本日限りで記憶が消えるとはいえ楽しんでもらいたいと須永の死を画そうとする厄介の献身(&ドタバタ)、いつも以上にテンションの高い今日子、早い段階で須永の死に気づいていたもののバレたとされるTVを見たタイミングまで知らなかったとして厄介の気遣いに感謝して気遣う今日子、カセットテープの中にデータとして保存するというマニアックかつ古風な原稿の在処など見どころの多い回だった。須永の死は70代で高齢だったからの一言で処理され、別に事件ではなかった模様。

 

5→9〜私に恋したお坊さん〜 1話
山下智久ではなく、石原さとみ主演。山下が主演じゃないのって逆にいつ以来だ?05年の野ブタ以降ずっと連ドラ主演俳優として活躍し、月9主演も4作5回(「コード・ブルー」が2期あったので)達成しているのにここに来て月9で相手役(2番手)扱いになるとは…。何気に低視聴率が続いているので30歳を機に2番手に回ることでコケた場合の責任を回避しようという事務所の魂胆が見え隠れ

法事に出ていた潤子(石原さとみ)は足がしびれすぎて焼香台をひっくり返してしまい、坊さんの高嶺(山下智久)を灰まみれにしてしまうが、どこかズレたこの高嶺、潤子にホレてしまい、町内の政治力を駆使して潤子の家に圧力をかけて出会いの場をセッティング。潤子の家族を贈り物で買収し、高級料亭に潤子を呼び出して「あなたを妻にして差し上げる」と宣言する。ということでズレたストーカー坊主とモテ期が到来した29歳潤子のコメディラブストーリーが始まった!

ストーカー坊主に悩まされながらもなんだかんだ楽しい日々を送っていた潤子だったが、29歳誕生日当日に仕事のミスで災厄に見舞われ史上最低の誕生日になってしまう。

イケメン講師のもこみち目当ての金持ち婆生徒のパーティー用原稿をもこみちの代打で考えることになったが表現が古かったとかで笑われたとかで大問題に。パーティーが電車とバスで2時間半、さらにめちゃめちゃ歩いて辿り着く山奥にあったという悲劇っぷり。

最早ストーカー坊主が疫病神だったとしか思えないが、このストーカー坊主、自身のお見合いがあったはずなのになんと山奥までストーキングしてきた。弱っていた潤子には誕生日おめでとうの一言だけでも奇跡の言葉だったのでなんかとりあえず月9ラブストーリーっぽくなったものの、ストーカー坊主は潤子を拉致。そのまま自宅へ監禁するというサイコな展開に及んで次回へ続く!

いや…これ…無理…。世代的には同世代だけど英会話学校の面々のノリがトレンディドラマ(死語)すぎるし、いくら石原さとみが全盛期を迎えているとはいえ、相手があんなストーカー坊主では…。初回監禁オチとか滑りすぎだし、これぞ今のフジテレビそのもの。ということで1話切り。

 

サムライせんせい 1話
武市半平太(錦戸亮)は切腹を命じられまさにその瞬間を迎えた…と思ったら150年後の現代の田舎の村へタイムリープしていた!時代のあまりの違いに「世にも奇妙」(コメディバージョン)みたいな反応をする武市半平太。周囲の人間が誰もが怪しいおかしい奴だと村中が騒ぎになる中で、人の良い佐伯(森本レオ)は行き倒れていた武市半平太を保護。

孫の晴香(比嘉愛未)のブラジャーも知らず手に取って「いい香りが…」と嗅ぐという行為に変態だ!と騒ぐ晴香だったが、どこかとぼけた佐伯は動じずに話を進め、武市半平太という名前を聞くと彼が150年前からやってきたと推察し、その事を伝えるのだった。佐伯理解よすぎ!

とりあえず武市半平太は150年後の未来だと認めざるを得なくなり、幕末の人だけに西洋かぶれな現代の日本を憂うが、他の人は信じてくれないので改めて佐伯の度量の広さに感銘。佐伯の塾の講師を引き受ける。

その頃村に殺人犯が紛れ込んでいるとの情報が入り、村人たちは武市半平太の事を連想。しかし武市半平太が1度遭遇していた「殺気を放っていた男」こそが殺人犯だった。武市半平太の言う事を聞かずに追い出された子供2人が殺人犯に遭遇して大騒動に。この件を解決した武市半平太は一躍英雄に…。と思ってたらなんと犯人の元へ駆けつけてにらみ合ったところで次回へ続く!いきなり引っ張るのかよ!

 

2話
凶悪犯と押し問答の末に瞬殺した武市。手柄を横取りしようとする晴香のセクハラ上司のセクハラっぷりに成敗を加えたりなんだりしていたが、最終的には佐伯の元に留まる事に。

そこに現れた雑誌記者の男が坂本龍馬と名乗り、お互い盛り上がったところで次回へ続く!凶悪犯が上司を殺したというのを革命だと1度は褒めたたえり、現代とのズレがいちいち面白い。

細かい役者関係では泊めてもらった理央(石田ニコル)の演技不慣れ感は微妙だけど、娘の優菜(岩崎春果)が子役勢の中で一際美少女系だなと思ったら子役モデルだった。いずれ人気出そう。

あと凶悪犯に襲われた男子2名の親が先週全く出てこなかったものの、ラストで武市にお礼を言うシーンで一斉に登場。しかし何故か1人だけ常に電灯で顔が隠れている不自然な状態に。

先日逮捕が発覚した高部あいが生徒の母親役で実は出演していて放送前に急きょ全カットになったとは一部で報道されていたが、1話では何の違和感も無かった。そういや「心配する当事者の保護者」の絵が無いなとは思ったけど。消すに消せなかったのがたぶんこれだった模様。高部あいというと名作映画『夜のピクニック』の主要(やや存在は脇役だったが)生徒の1人だった。まさかあの名作から逮捕者が出るとはなぁ…。

 

3話
タイムスリップ1年で現代に染まった龍馬に戸惑う武市だったが、龍馬は武市の妻富子
(谷村美月)を1度見た気がするといって東京へ帰還。そんな折、村にドラマの撮影でやってきた女優(谷村美月)が富子そっくりだった。富子じゃな!と近づくちょんまげに困惑&迷惑顔の女優…というストーカーギャグドラマが展開。今期のジャニーズはストーカーづいているのだろうか

ついには危険人物として監禁されてしまった武市だったが龍馬が助けに来てしまった。一方の女優は共演者の俳優とカップルかと思いきや2人の仲にはやや亀裂が…。

武市は俳優に惚れたなら仕方あるまい!と潔く身を引く覚悟を一方的に女優に告げるが、女優は富子ではないと否定。証拠のホクロも無かったのでようやく武市も富子じゃないと判断し、すべて謝罪。しかし武市の一途な妻への愛に感化され、俳優との恋に疲れていた女優は武市と共に逃亡。武市は女優と俳優へ結婚しろと迫るという謎の超展開に。なんかもう力技で押し切った回だったな…。谷村美月は何かいきなり随分大人になったなと思ったけど、3年前の「SPEC〜翔〜」で女子高生役やってた時に既に20代前半で、今25歳だから年相応か。

 

相棒 1話
1度も見たことなかったんだけど新相棒が反町隆史になるというので見てみた。前作では3代目相棒の甲斐刑事が、古くはホスト小僧(高校教師)、カマセテロリスト(アンフェア1作目映画)、J(ブラッディ・マンデイ)、犯罪プロデューサー(笑)(金田一少年)などなどインパクトの強い犯罪者役に当たり役が多い成宮寛貴が演じていたということで(?)、まさかの最終回の事件の犯人で逮捕というオチになって物議を醸していた。

その責任を取って休職扱いになって旅立っていた右京(水谷豊)が帰国し、復職してない状態で事件に首を突っ込み、法務省キャリア官僚から警視庁に出向しているものの基本的にやる事が無くて暇しているだけの冠城(反町隆史)と共に事件を解決。これにより右京は正式に復職し、冠城と共に捜査するようになるという初回は2時間SP。

刑務所内で起きた殺人事件ということで妙に陰鬱とした雰囲気で、刑務所内でいばりちらす鬼刑務官、カリスマ性を発揮する囚人などが絡んだおもた〜い事件で驚き。基本的に右京が賢いのでどんどん真相に切り込んでいく中で、刑事でもない冠城がお飾りにならずに相手を懐柔するために策を弄したり、右京にすら言わずに取り入ったり根回ししたりするのも良かった。14シリーズも放映されているだけあって、1クールでも様々な破たんを起こしながら低視聴率を記録して視聴者の記憶からも消えていくそこら辺の連ドラの推理モノとは一線を画す風格。これが「相棒」か。

 

 

ドラゴンボール超 16話
修行に行けない悟空の元にクリリンが登場。初期の思い出話をした後にクリリンは悟空の強さを知りたいから自らを殴ってくれと頼む。一応気を開放したクリリンだったが、悟空はノーマルのまま顔面を殴り、クリリンは彼方まで吹き飛ぶ大ダメージを受ける。これにてクリリンは武道家を辞めてよかったこれで踏ん切りがついたと18号に告げる。クリリンが戦うの辞めたのってブウ編始まった時点でもう辞めてなかったっけ?元々坊主にしていたのも武道家としてであってハゲじゃないと登場初期に言っていたし、珍しく作者がそれを覚えていたのか「戦わなくなって髪を伸ばした」と悟飯が説明してたはずじゃ。

ブルマとウイスがいつの間にか仲良くなっていたことを知ったベジータはビルスの師匠がウイスだと知るとキャラ崩壊させながら修行してくれと直訴。最終的にブルマが高級料理は食べさせていたがカップ麺を隠していた事が判明し、カップ麺でウイス釣りに成功。ビルスの星での修行に向かう。ということで次回は悟空が合流して「復活のF」につなげる模様。

 

17話
前回から半年経過。パンが誕生し、グレートサイヤマンに変身してサタンと一緒にパンを放り投げてかわいがるがチチが激怒。武道家にはさせないなどと勝手なことを言い出して好感度ダダ下がり。昔からアニメでのチチの身勝手さのブーストっぷりは果てしないけど、ビーデルの意思を尊重するという発言もあり、ちょいちょいフォローも。

警官になったクリリンも登場しつつ、ウィスの元にベジータがいると知った悟空はウィス来訪を心待ちにしてブルマの元にちょくちょく現れるのでスマホを渡してもらうという現代的な話も。ていうかいくら修行好きとはいえこんなに理性のない奴だったか孫悟空…。

ウィスが来訪してからもとにかくしつこい悟空。ウィスは元々連れていくつもりだったがあまりのしつこさに機嫌を損ねる始末。チチも激怒してやってくるが、なんと悟空は言い訳もせずに逃げるようにウィスにしがみついて行ってしまった。いわく「チチは分かってくれる」。なんて身勝手な…と思ったら散々キレてたチチも行ってしまった途端に「どうせそのうち帰ってくるべ」などとカラッとキャラ変してしまう始末。二重人格かよ。

18話
ビルスの星で修行開始。ほとんど家事手伝いと今更感漂う超重量上げという修行しか出てこなかったが、修行2日目には早くも「復活のF」の冒頭部分に突入。フリーザ軍も登場したが、「超」の新キャラである太ったビルスと完全な女タイプのウィスというデザインの2人組も登場。さて「復活のF」編が終わるのはいつになるのか。下手したら学生の学年が変わる頃になるかもしれないな…。


11月4日(水)

Blu-rayプレイヤー新調

・この3年くらいでトレイが開かなくなるという不具合で2台壊れたのでAVOXのBlu-rayプレイヤーに見切りをつけて新しいものを購入することにした。

といってもTVにHDMIで接続し、ミニコンポEX-AR3に音声を出力しようとすると光デジタル音声端子が付属していることが必須で、さらにEX-AR3の上の隙間にポンと置くにはコンパクトサイズである事が必須。大手のソニーやパナソニックが出しているBDプレイヤーは光デジタルが無かったり、横幅がオーバーだったりで使えないので必然的に選択肢は無名メーカーのものに。

結局選択肢にはネット上でトレイ開かなくなる問題での不評が相次いでいるAVOXとネット上を探してもまともなレビューが全く見られない数台しかない始末。

まあここは賭けに出るしかない!

と、何も考えずに

https://el.s-cubism.jp/product/abd01.html

こいつを信じることに。このメーカーを信じた理由は16型TVをまだ生産しているのと、この時代にポータブルCDプレイヤーの両方を生産しているメーカーだったから。

若干サイズが大きくなったものの収まりは問題ない。トレイの開閉はどうも不安な感じではあるんだけど、ここ数ヶ月DVD/Blu-rayを見るのに開閉ボタンを1〜5分くらい連打するランダムゲームを強いられていたストレスが無くなったのは良い事だ。しかし果たしてどれくらい持つだろうか。


11月3日(火)

「初の」オールタイム

・ここ数年重量級ベストアルバムが流行っているが、同時に「初のオールタイムベスト」と銘打つベテランが増えている。

http://natalie.mu/music/news/164897

wikipedhiaによれば42枚目のベスト盤となる松田聖子が35周年で初のオールタイムベストと宣伝。

42枚も出して初なわけないだろ!と突っ込む余地も無く、オールタイム的なベスト盤は過去に何度も出ている。

元々オールタイムベストという言い方は移籍を繰り返していて各レコード会社ごとにしかベスト盤が出ていなかったベテランアーティストが初めてレーベルの枠を越えて選曲したベスト盤を出すときに、今までのベスト盤とは違うレーベル越え=全期間から初めて選曲できたよ!という意味合いで用いられるものだったと思う。

ところがいつの間にかみんなこぞってオールタイムり始めた

オールタイムっておけばいつもより売れる!

オールタイムっておけば散々過去にベスト盤出していても全部チャラで今度のが決定盤!という雰囲気にできる!!

オールタイムっておけば過去のベストと被りまくりでも「だってオールタイムだもん」の一言で許される!!!

オールタイムっておけばシングルコレクションではないからシングルコレクションはまた次の機会に取っておける!!!!

オールタイムっておけばシングルコレクションちょっと前に出しちゃったけど、アルバム曲織り交ぜて成立させられる!!!!!

といった具合。

さすがに初ベストからオールタイムるわけにはいかないのと次の機会に取っておきたいところだし、キャリア10年未満でオールタイムっても白けた空気の方が勝ってしまうのであまりない。近年だとスキマスイッチが10周年で2枚目のベスト盤を前ベスト収録楽曲を全部網羅したうえで出した際にAll Timeの名称が用いられたが、大体10周年を越えてなおかつ2枚目以上のベスト盤じゃないとオールタイムっちゃいかんだろう、というかオールタイムの魔力を引き出せないだろうという線引きはレコード会社も踏まえている感じではある。

現状の「初のオールタイム」は文字通りの"デビューから現在までの全期間から選曲したベスト盤は初めて"というものではなく、"過去に銘打ってなければ「初のオールタイム」と銘打ってOK"という解釈に変わってしまっているようだ。

「コンプリートベスト」とか独自のベスト盤タイトルを採用することが多く、「オールタイムベスト」なんて言葉は意外と使われてなかったので、次のベスト盤を出す際はみんなこぞってオールタイムる事が可能だ。30周年のB'zがどうするのか気になっていたがB'zはオールタイムを銘打ってなかったから30周年でまたベスト出すなら初のオールタイムればOKじゃないか。

オールタイムることを編み出したことでCDの売上をもう少し持たすことができる。さあみんなオールタイムベストを買ってオールタイムろう(意味不明)。

※筆者はこんだけ重量級にオールタイムられても消化できないので以前だったら手を出していたちょっと興味がある程度のベスト盤も最近はガンガンスルーしています。


11月1日(日)

11月チェック予定CD

・早くも年末の足音が…。

シングル

11/3

ラブとピース!/夢題~遠くへ~
ラブとピース!/夢題〜遠くへ〜 /いきものがかり
今年は一気に地味になったような…。

11/4

KIRA KIRA / AKARI(CD+DVD) KIRA KIRA / AKARI
KIRA KIRA/AKARI /Every Little Thing
20周年を翌年に控えてシングルコレクション出した直後にシングルって。

TVアニメ「ランス・アンド・マスクス」エンディング主題歌 Little**Lion*Heart(初回限定盤)(DVD付) TVアニメ「ランス・アンド・マスクス」エンディング主題歌 Little*Lion*Heart(通常盤)
Little*Lion*Heart/竹達彩奈
今回アニカワ成分が少なめでよさげ。

キミを忘れないよ (初回限定盤A) キミを忘れないよ (初回限定盤B) キミを忘れないよ (通常盤)
キミを忘れないよ/大原櫻子
このジャケットは別人じゃないカナ

 

11/11

LINE(初回生産限定盤)(DVD付) LINE
LINE/スキマスイッチ
11ヵ月ぶり待望の今年初シングル。

あなたがここにいて抱きしめることができるなら(初回盤)(DVD付) あなたがここにいて抱きしめることができるなら
あなたがここにいて抱きしめることができるなら/miwa
アイドル売りしていたと思ったらなんか急に学生女子へターゲッティングしたような曲が続くように…。

 

11/18

プラマイ(初回限定仕様)
プラマイ/aiko
今更大きな期待は無いけど安定した期待はある感じか。

夢を見れば傷つくこともある 【初回盤A】(DVD付) 夢を見れば傷つくこともある 【初回盤B】(DVD付) 夢を見れば傷つくこともある 【通常盤】
夢を見れば傷つくこともある/KinKi Kids
他の連続1位アーティストが捨てたシングル1位連続獲得年数記録&デビューからのシングル1位獲得年数記録を伸ばすため、年1のリリースは欠かせない。

 

11/25

しぇからしか! (TYPE-A) しぇからしか! (TYPE-B) しぇからしか! (TYPE-C)
しぇからしか!/HKT48 feat.氣志團
コラボ…だと…!?「マジすか学園」とかヤンキーシリーズやってるので逆に遅すぎるくらいか。

記号として/‘I’ Novel
記号として/‘I’Novel /RADWIMPS
そろそろコアファン向けバンドになってきた感も。

Prism(完全生産限定キキララ盤)(DVD付) Prism
Prism/ClariS
大きく外す事は無いだろう。

 

アルバム

11/5

ザ・ビートルズ 1+ ~デラックス・エディション~(完全生産限定盤)(CD+2Blu-ray) ザ・ビートルズ 1+ ~デラックス・エディション~(完全生産限定盤)(CD+2DVD) ザ・ビートルズ 1(初回限定スペシャル・プライス盤)(CD+Blu-ray) ザ・ビートルズ 1(初回限定スペシャル・プライス盤)(CD+DVD)
ザ・ビートルズ 1[Blu-ray] ザ・ビートルズ 1[DVD] ザ・ビートルズ 1
ザ・ビートルズ 1+ 〜デラックス・エディション〜/ザ・ビートルズ
00年の『ザ・ビートルズ1』は2011年に09年リマスター音源を使用して再発されていたが、今回はリマスターした映像作品をくっつけての再発。さらに09年リマスター以降、赤青ベスト、1、アメリカBOX、日本BOXなどありとあらゆる作品が09年リマスター音源仕様で乱発される事態となり、09年リマスター音源使いまわすのいい加減にしろよ状態になっていたが、今回は新たなミックス変更がCD音源の方でも行われるらしい。00年前後の頃はミックス変更の方向に向かったこともあるが(ジョン・レノンのソロはリミックスで5年くらいかけて発売したり、ビートルズもソングトラックやネイキッドでリミックスをやっている)09年リマスター以降はオリジナルミックス準拠の方針に戻ったらしく、ジョン・レノンのソロに至っては全部オリジナルミックスに戻してのリマスター盤が現行作品となった。個人的にはミックス変更大いに歓迎なので(オリジナルの音に愛着があるリスナーは頑固だが、どう考えてもミックスまでいじれば当時よりも鮮明な音に仕上げられるだろっていう)、これは聞いてみたい。

 

11/11

C2(初回限定盤)C2
C2/Base Ball Bear
「C」は昔1回聞いたことあったかな?「十七歳」だけだったっけな。

 

11/18

RAINBOW(初回限定盤)(DVD付) RAINBOW
RAINBOW/エレファントカシマシ
なんと休止前、先にベストに入っていたシングルから収録。

0と1の間 [Complete Singles]【数量限定盤】 0と1の間 No.1 Singles 0と1の間 Million Singles 0と1の間 Theater Edition (イベント参加券・生写真なし)
0と1の間/AKB48
全シングル集、ミリオン(O社限定)シングル集、1位獲得シングル集に新曲を加えた高橋みなみ卒業に合わせたベスト盤。これどこまでレンタルに出るのか。全シングル集も別に興味ないというかMV集で揃えてればいらないっていう。

 

11/25

The Decade - 10th Anniversary Best
The Decade-10th Anniversary Best/Tourbillon
アルバム2枚出して自然消滅(ただし河村隆一ソロにて葉山拓亮はずっとメインアレンジャーとして組んでいるしINORANが参加することもある)していたがまさかの復活&ベスト。ベストっつーか再編集盤にしかならないだろ…。

森高千里 UHQCD THE FIRST BEST SELECTION ’87~’92森高千里 UHQCD THE FIRST BEST SELECTION `93~'99
森高千里 UHQCD THE FIRST BEST SELECTION '87〜'92/森高千里
森高千里 UHQCD THE FIRST BEST SELECTION '93〜'99/森高千里
UHQCDによる2枚同時ベスト。既に『ザ・シングルス』で全シングル網羅してしまっているが、今回は高音質を謳い文句にして2枚に分割し、シングルを間引いてアルバム数曲を足した内容のようだ。本人が演奏関与しているのに演奏クレジットをカットしてしまった『ザ・シングルス』の反省を生かしてクレジットがちゃんとされるかが注目ポイント。

re:evergreen
re:evergreen/My Little Lover
名盤1stアルバムを禁断のリメイク&新作。今の小林武史が90年代という自身の全盛期にどこまで立ち向かえるのか全く期待せずに聞きたい1作。

individual individual
individual/高垣彩陽
スフィアでこの人だけ1stアルバムしか聞いてないので今回どうするか。

松任谷由実 40周年記念ベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」-GOLD DISC Edition-(期間限定盤)
日本の恋と、ユーミンと。- GOLD DISC Edition -/松任谷由実
O社だとまだ80万台だというのに100万枚出荷記念と称して、タイアップのついた「気づかず過ぎた初恋」1曲を追加収録しての再発。これで一気にミリオンを突破させる…のは難しい気がするが…。しかもGOLD DISCと銘打っておいてリアルに金色なのは100枚ランダム出荷という。さすがに買いなおしは無いな。

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