2015年12月の雑記〜年末〜
15年12月
12月31日(木)
さようなら2015年
・最凶降臨で始まった2015年。最凶というほど最凶ではなかったものの非常に停滞した1年で好不調の波も激しくあまりさっぱりしない1年だった。無事ここにたどり着いているのだからまずはそれで御の字ではあるものの、停滞感の打破にはもっと本格的に取り組まないといけないなぁと感じる2015年の年の瀬。
サイト的には変わらぬ…というかストックをためる方式にしたので、更新が途切れずに毎日続くというまさかの更新頻度インテリジェンヌ化(復活おめでとうございます)を達成。12月半ばからは2015年感を出すために2015年作品のストックを全放出したので、本日の女子流Blu-rayを最後に2015年分はストック切れとなった。年明け以降は延々ビートルズとかが続く予定。マイラバと女子流アルバムと乃木坂Blu-rayは2016年になってからだけど、乃木坂Blu-ray以外は聞いてはいるので昨日のランキングには加えている状況。
「Tree」(SEKAI NO OWARI)が今年の最初の方にあったので「TREE」(CHAGE&ASKA)で締める構成も分かる人には分かるギャグとして面白いのではないかとちょっと考えたが、残念ながら「SEE YA」までしか感想ストックが完成していないので断念。惜しい。
12月30日(水)
勝手に2015音楽大賞
楽曲は2015年1〜12月のシングル感想及び2015年のアルバムリスト掲載全楽曲から選曲。正直かなりアバウト。
アルバムは2015年のアルバムリスト掲載作品から選出。
楽曲部門
1位 大空へ/風味堂
2位 fantasy/Mr.Children
3位 明日はきっといい日になる/高橋優
4位 KLING! KLANG!!/TWEEDEES
5位 Hello,world!/BUMP OF CHICKEN
6位 リーマンズロック/高橋優
7位 Beautiful/MONKEY MAJIK
8位 幻聴/Mr.Children
9位 endless/ねごと
10位 東京ドライブ/TOKIO候補曲一覧(順不同)
未完/Mr.Children、灯台/TUBE、Over The Rainbow/大原櫻子、華麗なる逆襲/SMAP、シンガロング/Aqua Timez、未来航路/ねごと、"TIME"/風味堂、魔法以上が宿ってゆく/藍坊主、降車ボタンを押さなかったら/藍坊主、まだ見ぬ星座/高橋優、有頂天/B'z、エデン/水樹奈々、border/ClariS、ONENESS/miwa、雪風/スピッツ、360°/miwa、DESTINY/ねごと、ずっと伝えたかったI love you/DEEN、千回恋心!/DEEN、今、話したい誰かがいる/乃木坂46、あらかじめ語られるロマンス/乃木坂46、別れ際、もっと好きになる/乃木坂46、羽根の記憶/乃木坂46、Little*Lion*Heart/竹達彩奈、終わらない歌/ゆず、Winter's Day/TWEEDEES、オー!リバル/ポルノグラフィティ、閃光/Aqua Timez、miss you/家入レオ、Easter/ASIAN KUNG-FU GENERATION、black hole/寿美菜子、さくら道/Aqua Timez、ねがお/Aqua Timez、ANATA TO/Every Little Thing、Must be now/NMB48、Fantastique Phantom/petit milady、ハコネハコイリムスメ/petit milady、もう夢は見ないことにした/GOING UNDER GROUND、YOU & I FOREVER (Original Mix)/東京女子流、RAINBOW/エレファントカシマシ、FOLLOW ME/坂本真綾、私の時計/高垣彩陽、未来形Answer/TRUSTRICK楽曲単位ではなかなか繰り返し聞く曲というものが無く、そんな中でトップ5は発売後から繰り返し聞いた回数がかなり多い楽曲になったので、5位までと6位以下ではかなり様相が違う。6〜10位は正直明日には候補曲一覧と入れ替わっていてもおかしくないけど、トップ5は2015年の曲として固定だと思う。
アルバム部門
1位 風味堂6/風味堂
2位 VISION/ねごと
3位 The Sound Sounds./TWEEDEES
4位 REFLECTION {Naked}/Mr.Children
5位 Colour by Number/MONKEY MAJIK
6位 HAPPY/大原櫻子
7位 葡萄/サザンオールスターズ
8位 re:evergreen/My Little Lover
9位 家/LUNKHEAD
10位 FLY HIGH/doa候補作一覧
青の光景/秦基博、REFLECTION/東京女子流、透明な色/乃木坂46、cheri*cheri? milady!!/petit milady、Rainbow/Tama、ザ・ビートルズ 1+〜デラックス・エディション〜/THE BEATLES、10th Anniversary Best RED/Aqua Timez、10th Anniversary Best BLUE/Aqua Timez、高橋優 BEST 2009-2015 笑う約束/高橋優、MONKEY MAJIK BEST-A.RI.GA.TO-/MONKEY MAJIK、Tabitabi/Every Little Thing、C2/Base Ball Bear、ClariS〜SINGLE BEST 1st〜/ClariS、RHINOCEROS/ポルノグラフィティ、Blue Avenue/花澤香菜、Wonder Future ASIAN KUNG-FU GENERATION、プラチナムベスト L⇔R---One of a Kind---/L⇔R、SUPER Very best(Loppi・HMV盤)/V6、全開恋心!!〜Missing You〜/DEEN、SONGS-40th Anniversary Ultimate Edition-/SUGAR BABE1位と2位はどっちにしようか迷ったけどギリギリでこっちになった。結果、楽曲もアルバムも風味堂が1番に。4位までは全部★5にしていたと思うけどどれも繰り返し聞いた。サザンも★5にしていたけど意外と聞かなくなってしまい最後に聞いてから半年近く経過してしまったので少し位置が下がってしまった。楽曲でもそうだけど基本的に当時つけた★の数はあまり関係が無くなる。
マイブレイク部門
1位 REBECCA
2位 ねごと
3位 TWEEDEES
4位 風味堂
5位 Mr.Childrenベスト盤しか聞いていなかったREBECCAは再結成のタイミングで全アルバムを入手してライブにも行ったので今年最大のブレイク枠。4thアルバム『REBECCA W Maybe Tomorrow』は今年聞いた中でも最大級の傑作アルバムだった。
ねごとはこれまでから一気に突き抜けたと思う。
TWEEDEESは唯一の2015年デビュー。
風味堂は前作出た時もマイブレイクしていたが、オリジナルアルバムを全部聞いたのは今年なのでこの位置に。
Mr.Childrenは実質再デビュー的な勢いが戻ったのでたぶん初めてマイブレイク枠に。
最凶インパクトジャケット部門
最凶降臨(1月おみくじバトル参照)にちなんでこのためだけに用意された初回盤Bに敬意を表して、このためだけにこの部門を作って2015年を締めたいと思います。
12月27日(日)
音楽大賞2015募集開始
・今年もやります!っていうことでよろしくお願いします。
・12月の上旬は今年も早いなと思いつつ余裕もあったのに、またしても年末になって余裕があまりない。だいぶ立て込んできて、年内のシングル感想はようやくこれにて終了。今年はかなり新作アルバムを絞ったのでアルバム感想は今リストに載ってるBlu-ray以外は1回は聞いてストックもエレカシ、秦基博、高垣彩陽まではあるけど年内に全部埋めるのは無理そう。おかしいな、全部埋める余裕があったと思っていたのに女子流も乃木坂のBlu-rayも全く再生できてないなんて…。
しかも2015年ラストスパートと称して2015年作品の更新ストックを一挙放出して旧作ストックを放置しているので年明けで2015年ストックが尽きると、延々とチャゲアス・松任谷・みゆき・ビートルズの更新が続くことになるという。
それにしてもストック方式、もっと早くやればよかった。ブログと違って自動更新できないのでストック常にゼロ、時間がある1日に最高1作感想上げるという効率の悪さに13年気づかなかったとかギャグかと。
12月21日(月)
紅白曲目2015
何だかがっかりな曲目発表のお時間。
紅組
E-girls「Dance Dance Dance」
最新作(23日発売)が発売数日で賞味期限切れになるクリスマスソングなのでその前の9月のシングル曲。今年の曲を歌えてラッキー組。いきものがかり「ありがとう」
水木しげるの追悼企画で「ゲゲゲの女房」主題歌という予想通りの展開。石川さゆり「津軽海峡・冬景色」
いつもの。今井美樹「PIECE OF MY WISH」
前回出た時は「PRIDE」。今回はもう1つの大ヒットシングル。AKB48「AKB48 紅白2015 SP〜10周年記念メドレー〜」
紙飛行機をNMBに押し付けて10周年メドレーということは「会いたかった」「ヘビーローテーション」「フライングゲット」辺りだろうか。今年の曲を歌えるかどうか。NMB48「365日の紙飛行機」
山本彩がセンターだったAKB48名義の曲をまさかのカバー。NMB48メンバーでこの曲に参加しているのは山本彩と渡辺美優紀の2人だけだがソロパートがある山本だけ合ってればいいという事なのか。ただでさえC/W曲で朝ドラを見ている視聴者が久々にCDを買おうと思ってもCD屋がこのCDがどこにあるのか分からない状態なのに、今度は名義まで違うのが歌うなんてことになったらおじいちゃんおばあちゃんパニックになるぞ…。大原櫻子「瞳」
若く元気に盛り上げるのかと思ったらまさかのバラード要員だった。伍代夏子「東京五輪音頭」
まさか2020年まで誰かが歌い続けて引っ張るつもりなのか…(戦慄)。昨年は福田こうへいが歌っていたがいなくなってしまったので、ヒット曲が無いこの人に回ってきた感じ。坂本冬美「祝い酒」
88年の曲。椎名林檎「長く短い祭 〜ここは地獄か天国か篇〜」
8月のシングル。副題が付与。島津亜矢「帰らんちゃよか」
04年リリースのカバー曲。何故今?Superfly「Beautiful」
今年の曲。高橋真梨子「五番街のマリーへ2015」
ソロではなくペドロ&カプリシャスに在籍していた時の代表曲を2015年バージョンでやる模様。なおペドロ&カプリシャスはボーカルを変えて現在も存続している。天童よしみ「人生一路」
美空ひばりのカバーAAA「恋音と雨空」
2年前の代表曲。今年8枚もシングル切ったのに10周年ベスト盤リリースの影響か過去曲に戻ってしまった。西野カナ「トリセツ」
今年のヒット曲。乃木坂46「君の名は希望」
初出場で過去曲という近年多いパターン。2013年の曲で売上はそうでもないが、ファン人気及びそんなにファンでもない人の間でもそれなりに評価が高い現時点で1番の代表曲に近い曲。Perfume「Pick Me Up」
今年のシングル曲だが、何故か両A面の2曲目、という1番無さそうだった選曲に。藤あや子「曼珠沙華」
山口百恵のカバー。引退35周年記念?松田聖子「赤いスイートピー」
代表曲の1つ。水森かおり「大和路の恋」
扱いが悪いままで、今や舞台装置要員と化しているが、演歌勢最強の売上を誇り続け、紅組演歌勢で唯一今年の新曲を堂々歌える貫禄はハンパない。μ's「それは僕たちの奇跡」
去年の曲。miwa「fighting-φ-girls」
何故か今年1番うす〜い印象の曲に…。謎のナースコスプレで歌っていた記憶しかない…。REBECCA「フレンズ」
予想通り過ぎる代表曲。和田アキ子「笑って許して」
上から目線でのご意見も売れてないのにいつまでも出続けるのも、先人たちのように卒業宣言する気配も無いのも全て笑って許そう。
白組
嵐「New Year's Eve Medley 2015」
メドレーのタイトルを使いまわしし続けるのも逆に凄い。五木ひろし「千曲川」
75年の曲。EXILE「EXILE 紅白スペシャル2015」
ドムチケ商法をO社に封じられ、三代目が売れすぎて完全に追い抜かれてしまった一族の総本山。今年の曲ではたちうちできないのでRising Sunでまた日が昇りそう。X JAPAN「紅白スペシャルメドレー 〜We are X!〜」
1曲入魂なイメージがあるんだけどメドレーするようなタイプのバンドだったっけ?関ジャニ∞「前向きスクリーム!」
前向きまえむっき!ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」
大臣も歌った。郷ひろみ「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」
ファンしか知らない最新曲を歌い続ける謎の優遇ポジションだったがついに過去曲送りに。100thシングルが出た記念の年にそれを歌わせないってNHKも酷なことしますネ。ゴールデンボンバー「女々しくて」
今年も貫いて4年連続。近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」
代表曲。トリという報道も出ていたけどこの曲でトリはいくらなんでも時代性が強すぎる気がする。ましてや30年以上前の「赤いスイートピー」(82年)とこの曲(81年)でトリになったら80年代感強すぎるし、懐古主義極まりすぎ。三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Summer Madness」
ボーカル2人しかいないところから始まって徐々にバックダンサーが登場していったかと思ったらサビで歌が無くなり全員がダンサーと化すのでおなじみの今年の代表曲。SMAP「This is SMAP メドレー」
「This is love」が含まれるとは限らないけど、今年+過去曲メドレーというパターンか。SEKAI NO OWARI「プレゼント」
Nコン課題曲という定番パターンに。Sexy Zone「ニッポン Cha-Cha-Cha チャンピオン」
今年の曲に何故か「ニッポン」を加えた謎の構成。TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」
まさかの3年連続過去曲送り。一昨年以来3度目のI get a true love。テーマに「ニッポン」が含まれると安易にこれが選ばれるのだろうか。代表曲だった「宙船」の没落化が著しく…。もうBe Ambitiousのサビよりサビ前のI get a true loveのリーダーの外し具合と顔芸面白がってるだけだろNHK。このまま「LOVE YOU ONLY」との無限ループになってしまうのか…。徳永英明「時代」
安定の過去の名曲カバー要員。去年出てくれた御方のカバーを。今年の『VOCALIST6』の収録カバーではなく、2011年にも歌っている初代『VOCALIST』収録曲。先行シングルでもあり、アルバムの1曲目でもあり、ボーカリスト芸人化への道が始まった原点に戻ってきた事でカバーシンガーへの1つの区切りにする!という深い意味が…ないか…。BUMP OF CHICKEN「ray」
去年のアルバム曲。氷川きよし「男花」
今年の曲。V6「ザッツ!V6メドレー」
デビュー数年のヒットメドレー&何故か固定で歌われる今年のベスト盤初回盤Bにだけ収録されている「Wait for you」があるかどうかというところか。たまには「Darling」とか「UTAO-UTAO」とかさぁ…。福山雅治「デビュー25周年スペシャルメドレー」
ベスト盤のプロモーションメドレー。星野源「SUN」
年末ほぼ固定で披露中。細川たかし「心のこり」
75年の曲。三山ひろし「お岩木山」
今年の曲美輪明宏「ヨイトマケの唄」
2012年の初出場時の楽曲に帰ってきた。森進一「おふくろさん」
今年で最後を宣言していたが最後は代表曲に。岡本おさみの追悼で「襟裳岬」もあるかと思ったが…。山内惠介「スポットライト」
今年の曲。ゆず「かける」
まさかの配信限定シングル曲。未CD化の曲を歌えるとは…。
特別企画
「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」特別企画
小林幸子「千本桜」
動画サイト界隈ではかなり有名な曲のカバー。近年コミケの参加で新たなファン層を獲得し、この曲もカバーしていたらしい。動画サイト界隈を知らない人、紅白を去って以降を知らない中高年には何が何だか分からなそう。戦後70年 紅組特別企画
MISIA「オルフェンズの涙」
戦後70年などと掲げた割にまさかの発売したばかりのガンダムタイアップの新曲。歌詞を見ると戦いの歌ではあるようだけどタイアップに合わせていった感の方が強く、とても戦後70年の特別企画に当て込める曲には思えない…。どうしてこうなった。戦後70年だったらNHK沖縄が戦後70年テーマ曲として採用したHY仲宗根&Kiroroによるユニットさんご「いのちのリレー」をもっとごり押しすればよかったのに…。100位圏外というコケっぷりで全く話題にならなかったけど紅白出場経験のある2組のコラボに加えて安定のヒットメイカー亀田誠治による編曲はNHK的にも鉄板だったのに、何故か発売前後や沖縄戦があった6月頃にちょっと取り上げた程度で8月の戦争特番が増える時期での再度のピックアップがされずにそのまま忘れ去られてしまった。紅白関連の出演者予想とかでもNHK的観点からでも全く名前が挙がってなかったし、そもそも知られてすらいなかった気もするけど、NHK自らが立ち上げた企画だっただけに、戦後70年特別企画で紅白なんてこれこそうってつけだったはず。ここまでおろそかにされるとは思わなかった。
12月17日(木)
勝手に2015ドラマ大賞
今年は見たドラマが少なく、さらに例年もう1,2週間最終回まで引っ張るドラマが多いのにことごとく今週で最終回を迎えてしまった。よって例年だとクリスマス過ぎに最終回が出揃って、年末に音楽大賞と一緒にやっていたけど、もう全部終わっているので早めにレッツゴー。
1位 掟上今日子の備忘録
新垣結衣が何故かあまり好きではなく、主演作を全く見ていなかったにも関わらずこのドラマの今日子さんはとても魅力的ではまり役だったと思う。学生の頃はもっと正統派の好青年イメージだった気がするけど頼りない雰囲気がいつの間にか似合うようになった岡田将生も誠実さを武器に成長していく過程も良かった。毎回の事件や謎よりも2人の関係性に重点を傾けていったのも良かったように思う。2位 デスノート
何故に今更リメイク?何故にライトが平凡大学生に?何故にLが嫌味なだけの奴に?リューク仕事しろなど数々の突っ込みどころから始まり、さらに伝説の迷言「(半笑い気味に「DEATH NOTE」の文字を指さしながら)これ、デスノートじゃないよ?」を生み出したり、なんの推理も無しにただひたすらLはライト=キラの妄信だけで暴走した挙句に、ライトを信頼していた刑事御一行全員にまでLの呪いが伝染。死後にビデオレターを残しまくり、ライト=キラとついに暴かれるクライマックスシーンでさえ一時Lの勝利宣言ビデオ上映会場と化す、原作や映画が余韻とメッセージ性を持たせて描写した「キラ亡き後の世界」というエンディングでさえ全く行わずにLのビデオ上映だった。ネタのオンパレードでこの夏を彩った異色作。3位 サムライせんせい
コメディとして面白かった。4位 流星ワゴン
かなりイライラさせられるもどかしいシーンが多いという映画ならいいけど連ドラだと尺が長すぎてしょうがないパターンに陥っていた気がするけど、最後は盛り上がったし前向きだったので良かった。5位 サイレーン
1話と最終話しか見なかったけど、最終話の盛り上がりがかなり白熱していたのでこの位置に。逆に全話見てたらもっと低かったかも。6位 徒歩7分
超サイヤOVER 30'sニートな田中麗奈が何故か1人暮らしを始めてのほほんと暮らすというだけでのユルいドラマ。7位 天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-
剛力の使い方が致命的に失敗していて別に剛力である必要が無く、結果的に今期の剛力的連ドラがこれっきりになってしまったのは残念だったが、意外と重厚な事件があって見応えはあった。8位 ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜
『SPEC』『安堂ロイド』で反社会的思想爆発&自己満足暴走を極めた植田Pが再び堤監督とタッグを組んだということで、また暴走しないかが心配だったが、結果的にはかなり尻つぼみで普通に終わった。大島優子の父親がヤクザでした!実は違いました!の二重オチ及びそれを何故か言わずにいた母親という展開はちょっとあんまりだった。それでも『SPEC』もこのくらい普通に終わっていれば名作だったのにとは思う。9位 お兄ちゃん、ガチャ。
ジャニーズJr.御用達ドラマだったけど、子役の鈴木梨央がいい味を出していたと思う。10位 Charlotte
今年唯一のアニメ枠。ゴザル・ナノ・DEATHを救うまでは良かったけど出演者からも唐突過ぎると言われたという終盤の展開はついていけなかった。前半で終わっていればトップ3くらい。11位 探偵の探偵
松岡圭祐の原作映像化としては初めてほぼ原作通りにストーリーが展開したにも関わらず何故にこんなに魅力に乏しかったのか。ただ暗くて陰気なだけのドラマになってしまった。演出の大事さを改めて感じさせられた1作。12位 初森ベマーズ
乃木坂46もとい西野七瀬を堪能するだけのドラマ。本人の控えめなキャラをそのまま生かしたとはいえ、主人公としてはあまりに余裕が無さすぎでもう少し引っ張る主人公らしい姿を見たかった。13位 マジすか学園4
3年生が卒業する直前の3学期に突如九州から転校してきて3学期終われば自動で開くのに「道を開けろよ」とか言って、宮脇さくらがひたすら上級生にケンカを売り続け圧勝し続け、ピンチになっても主人公補正覚醒により絶対勝利するという主人公に全く好感が持てないドラマだった。一応島崎遥香がW主人公扱いにして最強扱いであり、最終回ではさくらが1発しか返せずに島崎にズタボロにされて終わるというのはこれまでさくらが行ってきた理不尽さが一括返済された感じで意外とスカッとした。なお続編の「5」では文字通り全滅してこの世を去ったらしい。
12月16日(水)
ここ最近の2015秋ドラ FINAL
掟上今日子の備忘録 最終話
元恋人を名乗る要潤に拉致され、妻としての日々を過ごし始めてしまった今日子(新垣結衣)。要潤はかなり警戒していて厄介(岡田将生)を遠ざけるが、厄介が別れを言うために1度だけ話をするのは許可。別れを告げる厄介は切なさ全開だったが最終的にこの時の厄介の1日1日を大切にしてくださいという言葉と、明日でいいだろと放り投げる心無い要潤の2人の態度の差が明暗を分けることに。厄介は刑事たちから今日子が失踪直前にいた場所での過去の殺人事件の話を聞く。要潤は知人が起こした殺人事件の再現をしているだけと言っていたが、実は要潤こそが本当の犯人で、何故か不起訴になり釈放されていた。これにより今日子に恨みを抱いていた可能性が浮上。
絆井(及川光博)と塗(有岡大貴)を雇っていた態条老人には隠し子がいて突如隠し子に遺産をあげると言い残して死亡したもんだから、相続するはずだった親族が隠し子の存在を疎ましく思っている事も判明。今日子が隠し子だと判断した親族と要潤の利害が一致し、遺産相続が終わるまで今日子の存在を隠そうとしているのではないか?という話に。
一方の今日子は厄介と会った時点で態度の違いから厄介を信用。食べたものはこっそり吐き出し、数日間一睡もせずに隙を伺い続けていて、見事に脱出。厄介と接触を図り、厄介が残していた今日子のこれまでの備忘録を抱えて逃走し、逃走中に読破し、掟上今日子を選択すると決意。
要潤はいつの間にか謎の黒服集団を従えていて彼らを指揮して迫りくるというラスボスっぷりを見せつけるが喫茶店メンバーも活躍して全員処理。塗とまくる(内田理央)は2人で数を減らし、それでも大量に残っていた黒服集団は絆井が知り合いの武闘派探偵集団を用意していて数の暴力で撃破するところまでは描かれたが、要潤は反則だろそれは…みたいな顔してるのがラストカット。
逃げ込んだ廃墟でラブストーリー的にはクライマックスのキスシーンにまで至る厄介と今日子。数日不眠だが眠るわけにはいかないとする今日子に安心して眠ってくださいという厄介の包容力といい、このシーンに一点集中したかのような盛り上がりっぷりだった。
結局、要潤がどうなったのかは全部すっ飛ばされ、今日子はいつもの生活に。態条老人の隠し子というのも間違いで、単に態条老人は過去に今日子に凄くお世話になっていたので援助していただけと説明され、本当の隠し子は喫茶店メンバーのまくるだったというオチに。
「また口説いてくださいね」とクライマックスに達していた今日子の厄介への愛情もメモ書きなしで寝てしまった上に、一時期デフォになっていた基本メモの「喫茶店メンバー+厄介(信用できる)」から厄介は外されてしまったらしく、初めましてとか挨拶されているところでめげずにアタックを開始する厄介と、夏に季節が変わって信頼を深めたっぽい2人が手をを繋ぐイメージシーン(脚本では「いつかの、どこか(未来)」とされている)でハッピーエンド。
要潤周りの出来事はかなり無茶苦茶な上に、端折りまくって尻切れで終わってしまった。要潤は殺人犯だったのになぜ不起訴になったのか?事件を解いた今日子を恨んでいたとされたが、妻にして囲い込むけど特に何もしないというのは意味が分からない…。態条老人の親族が今日子を隠し子だと勘違いしていたので、親族が適任者として要潤を選んだだけで、要潤本人は恨みで今日子をどうにかしてやろうというよりは、金目当てで雇われていただけの方が後腐れなくスッキリしていたのに何でこんな複雑な設定にしたんだろう。
隠し子じゃないと発覚した時点で親族の方は今日子を狙う理由が無くなるけど、要潤が殺人犯で個人的に今日子を恨んでいるなら親族が手をを引いても要潤が手を引く理由にはならない。それどころか親族と協力関係にあったからこそ相続の手続きが終わるまでの期限付きで今日子に手を出さなかっただけで、理由がなくなれば即座に襲い掛かってきてもおかしくない。まあ黒服集団とか、前回からの人件費、土地代、家代など莫大な金のかかった執拗な作戦なども全部親族側の財力(遺産相続への先行投資込みで)でやっていたんだろうから、それらが無くなって要潤1人では何もできなそうではあるけど。それに恨みを晴らすとか何かしてやりたいっていうよりはやっぱ報酬目当てで動いてたんだろうな。
原作が完結していないので、今日子の天井の文字を書いた人物は謎のままで、何度か示唆された「最後の記憶」である"狭い地下道を走って逃げる"イメージ映像も、要潤からの逃亡の際にオーバーラップしながらもそれ以上切り込むことは無し。
かなり展開自体には無理があったけど、厄介と今日子の関係のザ・クライマックスな盛り上がりに注力したようで、盛り上がりとしても着地点としてもここだけはベストオブベストだったと思う。主演2人が本当に素敵だった。これだけ盛り上がれば要潤の行動理由が意味不明でも、突如黒服集団大量登場でも、要潤行方不明のまま終了でも別にどうでもいい。総合的には今年No.1だった。
サムライせんせい 最終話
日本を洗濯するぜよ!と言い出し、忍成修吾を暗殺し、闇金データを暴露し、平成建白書のサイトで集めた同志1万人が決起して革命が起きるとかなんとか主張する龍馬(神木隆之介)。武市(錦戸亮)も賛同し、1度佐伯(森本レオ)に礼を言うために龍馬と別れて村へ帰還。しかし村には忍成修吾と部下が先回りしていて村人を買収して武市を確保しようとしていた。武市は襲撃されて茂みへ転落し、意識不明となり、村の子供たちに匿われていた。子供たちVS買収された親たちの戦いが始まるのかと思いきや、武市に恩義がある親たちは買収に流されず武市を保護。買収されているのは小見山(梶原善)だけだった。
眠っている間に富子(谷村美月)と対面した武市。目覚めた武市に佐伯は先祖代々預かってきたという富子直筆の武市宛の手紙を差し出す。そこにはたった今、武市が夢で見た内容が書かれていて、実際に一時的に武市が切腹した後の時代にワープして富子と対面していたことが判明。
佐伯が過去の人物と思わせる描写も甲冑絡みのくだりであったけど、結局「遠縁である」というだけで処理されてしまった。この富子という人物は史実では1917年(大正6年)まで生きた人物だが武市との間に子供がいなくて養子をもらったらしいので、そこからの繋がりがあるってことだろうか。甲冑持ってた謎は解けないが…。
この一件で今を嘆くな!今を生きろ!という考えに覚醒した武市は龍馬を止めるために再び東京へ。忍成修吾の部下はさすがに大勢の前で拳銃を持ち出すわけにはいかず、警棒で突進しようとしたが理央(石田ニコル)が一撃粉砕。
東京でTV出演を終えた忍成修吾を殺害するために龍馬が銃と刀を持って登場したところに武市が止めに入り、ついに袂を分かつことになった2人は真剣勝負を展開。
その隙に晴香(比嘉愛未)は忍成修吾の不正データをネットにアップ、寅之助(藤井流星)と共に近くのお天気中継に乱入してアピール。これにて忍成修吾は御用となった。最後はアワアワしているだけだったな…。
真剣勝負を繰り広げていた2人の前には突如警察の氏家(神尾佑)と部下が登場。いきなり発砲する構えだったので龍馬がかばおうとするが、武市が撃たれて重傷を負い、抱えて逃げようとするもさらに撃たれてそのまま行方不明になるという衝撃展開に。さっきまで半ばギャグノリだったのに突如なハード展開に呆然とする晴香、寅之助、そして視聴者。
2人が行方不明のまま帰郷した晴香、寅之助。村のダムの近くに到着した謎の男の車のシートには青シートに包まれた龍馬と武市の死体。衝撃の死体遺棄ENDかと思ったら、男は氏家。なんと氏家は龍馬の同志の1人で最初から協力していたという。撃たれたのも嘘で当初の作戦は失敗したものの脱出に協力してくれていたという異次元展開で強制ハッピーエンドに。
平成建白書関連では同志が集まったというよりも実際に殺人犯が生まれるなどきな臭い部分が多く、そもそも氏家はそれに気づいて捜査してたんじゃないのかよ…。今後どうするんだという龍馬のその後は保留のまま、1ヶ月後。春香は村長になっていたというこれまたすっ飛んだ展開になり、武市も永住したのでサムライがいる街を全面に出した村になっていた。今までえばっていた小見山が秘書になってて格下になってたのだけ笑えた。
最後かなり強引だったけど、武市と龍馬の友情が最終的には崩れずにハッピーエンドになったので終わり良ければ総て良し。タイトルバックでも刀を交えていたので当初は対立してどっちか倒されるくらいの結末も考えてたんじゃないかと思うけど予想以上に2人の友情と関係性がドラマを支えるようになっていたのでそこをぶっ壊すのも後味悪かっただろうし。
ドラゴンボール超 23話
悟飯をかばったピッコロはなんとオリジナル展開で死亡。悟飯がキレで一矢報いるのかと思いきや、修行不足を反省するのみ。なんか強引に気を高め始め、体がもたないとか身内からも敵からも心配される悟飯。ようやくウィスと連絡がついたけど遠すぎて瞬間移動ができない悟空のために悟飯は一矢報いるのではなく強烈な気でアピールしたらしく、悟空は悟飯の気で瞬間移動して駆けつけるという単なるアンテナ役で相変わらずビミョーな扱いで悟飯は用済み。放出しつくして廃人状態の悟飯を見せられるとは。ブウ編では単体最強だったのが泣ける。次章では戦力外で出番も無いらしいので悟飯にとっては「超」自体がGT以上の黒歴史になってしまった…。タゴマギニューはベジータが一瞬で消した。ギニュー特戦隊メンバーはこれにて全員ベジータが消したことになり、ギニューだけ逃していたのでこれにてコンプ達成。おめ(棒読み)。残っていた大量の部下はフリーザが最終形態変身の勢いで消してしまいいよいよ戦いが始まる!
ピッコロはデンデのところに預けて、悟天トランクスもそっちに行けと指示して退場。ナメック星のポルンガで蘇らせればいいとかコメントしてたけど、ピッコロって過去2回の死亡(ナッパに殺された、ブウの地球消滅で殺された)では共にポルンガで生き返っていて地球のドラゴンボールで生き返ったことないので地球のドラゴンボールで蘇れるはずなんだけど…。
5→9〜私に恋したお坊さん〜 最終話
1話切りした後、あらすじも全く把握せずに最終回だけ流し見してみた。1話は山下智久がストーカー坊主と化して石原さとみを追いつめ自宅に監禁したところで終わっていたが、色々あってすっかり相思相愛になっていた。なんか1度別れることになったけど、周囲の協力とパワープレイにより最後はゴールイン。なんかもうフジテレビが今のフジテレビへと堕ちたのが納得できてしまうくらい勢いに欠けるフジテレビだった。
サイレーン 最終話
1話と2話の途中まで見たがあとはあらすじ見ただけで把握できたので最終回だけ見てみた。カラ(菜々緒)を疑ってひそかに調査を進める里見(松坂桃李)、猪熊(木村文乃)に近づき親しくなり何かを狙っているカラという構図だったが、里見が猪熊に対してもカラが怪しいと告げずにコソコソする&猪熊が恋人の里見よりもポッと出のカラの方を信用するというコンボで2人の仲は険悪になっていく…という展開だけでずっとやっていたようなのでまあ過程はいいかな…と。
ついにカラは本性を現して猪熊を監禁。後手に回り続けた里見はカラにそそのかされた勘違い中年の渡(光石研)による襲撃で重傷を負うが、満身創痍でカラのアジトへ乗り込みバトルに。猪熊がカラを銃殺して全てが終わった…はずだったが…。
というところで最終回。猪熊の様子に何か違和感を感じる里見。整形外科医の要潤が再登場してカラに関与していたことが判明していたのでまさか…と仮説を立てつつも、猪熊の母もどこかおかしいという共通認識を持っていたのでDNA検査をひそかに実施。しかし同一人物と出たので疑念を振り払おうとした里見だったが、再び猪熊の母から「タコアレルギーの娘が何故か差し入れのタコヤキを食べている」と告げられ、今の猪熊=整形したカラという疑念が本格化。
調査を続けた里見は
・本物のカラが既に死んでいる事
・本物のカラに十和田幸という友人がいた事
・十和田幸がカラに成り替わった
・十和田幸は猪熊同様に孤児で引き取られた養女だった
・猪熊は知らなかったが、猪熊と幸は双子だったという事実に行きつき、本物のカラの白骨死体を発見。
その場に現れた木村文乃の顔をした幸(適宜演出の都合で菜々緒に変更される)は今度は猪熊に成り替わろうとしていた。猪熊はどこだ!と迫る里見だったが「とっくに殺した」と聞かされ絶望。里見は復讐鬼へと変貌し、木村文乃の顔をした幸(菜々緒)に迫る。幸は「里見が殺人犯になれるはずがない」と楽観思考だったのでマジで殺されそうになって焦るが地元警察が駆けつけてしまったので「里見が猪熊を殺そうとしている犯人」として追われる事になってしまう。
整形を繰り返し過ぎていた幸は苦痛と頭部の皮膚の壊死が始まっていて要潤の元へ急ぐ必要があったが、復讐鬼里見は狂気の勢いでバイクで突進&バイクに乗ったままわざとコケてバイクをふっとばして飛び道具にした挙句に爆発させるなどのテロリスト級の連続攻撃を実施。
要潤を監禁しているアジトに何とか辿り着いた幸は要潤にどうなってるのかと迫り、整形を繰り返し過ぎたのが原因だと告げられるがそこに復讐鬼里見が到着。ここまでほぼ無言でひたすら本気で殺しにかかってくるという気迫でさすがに追いつめられた幸は逃亡を図り、実は生かしていた本物の猪熊を盾にする作戦に切り替え形勢逆転を図る。
しかし、冷静さを取り戻した里見に「お前が殺したかったのは自分自身だ」と真理を突かれて動揺敗北。警官隊が到着したが、既に里見自身の根回しと、上司の安藤(船越英一郎)が土壇場では信頼してくれたこと、猪熊の母は既に偽物だと気づいていた事もあり、今の猪熊=偽物と主要人物全員が共通の認識を持っていたこともありこれにて長きにわたる戦いは終結した。
というわけで最終回怒涛の展開。どうやったら菜々緒が木村文乃になるんだよ!!という2人の身長も体型もまるで異なるのでその時点で無茶はあったけど、ヒロインが偽モノだったとか主人公が闇堕ちして無言の復讐鬼と化して迫りくるという展開はなかなかに白熱したものだった。映画とかだったら面白かったかもしれない。
結果的には双子だったのと、幸の母親が猪熊を見て幸と勘違いしたほどだったので、幸の元の顔は木村文乃で色々整形して菜々緒になっていた事になる。なので猪熊そっくりに整形したわけではなく実際は元の顔に戻した、といった形になるようだが変えすぎたので顔面崩壊が起き始めていた、と。
12月9日(水)
ここ最近の2015秋ドラ Vol.6
掟上今日子の備忘録 9話
不動産屋のバイトに採用され、1日おきに喫茶店に通って今日子(新垣結衣)に存在を認知されながら絆井(及川光博)について調べる1週間を送った厄介(岡田将生)。寝る前の今日子が「信用できる」と書くのもデフォになったらしく、朝に夜見る映画の約束をするという展開で2人が1日別行動を取るという新展開に。今日子に依頼をしてきたのは先週元恋人っぽく登場した要潤。明らかに自分が殺しました感全開で失踪した同僚が残した暗号の謎をといてほしいと迫る要潤は犯人オーラ全開で実際犯人だった…。
と、思いきや今日子が過去に解いた事件の捜査資料を基に完全再現したもので要潤は犯人役の行動をなぞっただけ、死体役や近くの喫茶店の店員まで雇っている手の入れっぷり。執念が怖い…。
要潤は今日子の本名も知っているらしく、熱烈に愛のメッセージを送ってくるが今日子は拒絶。そもそも記憶を失う体質になる前に出会っているなら覚えているはずだと主張する今日子だったが、要潤は過去の同様の体質の人の前例を持ち出して「残っている記憶も1日ごとに1日遡って失っていっているんだろう」と迫る。厄介の元へ向かおうとする今日子に暴走した要潤はそのまま今日子を連れ去ってしまったらしく、絆井の元にも帰ってこないままに記憶がリセットされ失踪してしまった。
厄介は順調な調査で絆井の正体に迫るが、さすがにドラマオリジナルキャラの絆井に全ての謎のカギを握らせるわけにはいかなかったのか、絆井と塗(有岡大貴)は大金持ちの態条という老人に雇われて態条がスポンサーとなることで現状を維持していただけ。今日子も以前から住んでいた住人のため、天井の文字も1度見ただけで過去の事は知らなかった(塗は天井の事も知らず定期レポートを送っていただけ)。その態条老人が今日子の謎に迫る手がかりのはずがこのタイミングで死亡が判明(新聞の著名人死亡欄に名前が載るくらい大物だった模様)。
今日子失踪から10日、厄介は黒髪になった今日子を発見するが当然掟上今日子だった事を覚えているわけも無く…最終回へ続く!まさかの要潤が突如現れて今日子を忘却探偵から忘却人妻にしてしまうというミラクル展開。どう終わるか
サムライせんせい 7話
1,2話で出てきた殺人鬼など殺人犯を生み出している平成建白書のサイト作成者が龍馬(神木隆之介)と判明。しかし今回は龍馬の思惑はあまり明らかにならず、龍馬の計画の1つとして龍馬が獲得していた裏社会のドン忍成修吾の闇金データを巡っての騒動に。忍成修吾集団に拉致された龍馬。姿を消した龍馬を追って武市(錦戸亮)、晴香(比嘉愛未)、寅之助(藤井流星)が東京へ行き、東京の文明に驚くサムライというギャグをひとしきりやった後は、武市単独になり、忍成修吾集団との決戦に。
金の力を絶対とし、データを渡す事を求める忍成修吾。龍馬と武市は主張が食い違ったと思いきや忍成修吾をハメるための罠でデータを渡しながらも(すり替え)2人とも逃亡に成功。
結局新たな敵が出てきただけでほとんど明らかにならなかった龍馬の本来の目的は「日本を洗濯する」事だった。誘われた武市の答えは…というところで最終回へ続く!
結果的にすでに殺人鬼を生み出してしまっている龍馬の平成建白書。集まってきたのは志を持ったというよりサイコ&マッドな危険人物ばかりなわけで、ここで人死にを嫌う武市と人死にを辞さない龍馬が最終的に袂を分かつことになりそう。
ドラゴンボール超 22話
チンピラ化したタゴマの強さは悟飯いわく「絶好調時の僕と同じくらい」。なんだそれは。絶好調時っていつだ。ピッコロが腕をもがれるほどの強さを見せつけたタゴマだったが、そこに超ゴテンクスが登場。股間に頭突きを喰らわせ、タゴマは別の意味で戦闘不能に。イケイケなゴテンクスだったが何故か時間切れ。変身してからここに来るまで29分もかかっていたのだろうか…。悟天トランクスの単独でも亀ク天より強いはずだが何故か戦力外扱いになってしまい観戦要員に。
股間強打により動けないタゴマの前にカエルギニューがチェンジを使用し、タゴマはギニューに。チンピラからハイテンションにキャラチェンしたタゴマ(inギニュー)はさらに強いらしく亀ク天戦闘不能。さっきから一撃喰らうたびに仙豆食べて回復するのなんとかならんか。悟飯が単身挑むが…。
ノーマルのままで「修行不足で力を引き出せない」という悟飯は仕方なく超サイヤ化。そのうえで「今の体でどこまで持つか」などと心配する始末。ギニューは一瞬で瞬殺したものの、かつての悟空の姿と重なったためフリーザの逆鱗に触れ、ひゃひゃひゃビームみたいなのでズタボロにされトドメを刺されるところで今度はナッパ戦の時みたいなピッコロが盾になって犠牲になって次回へ続く!ナンダコレ…。
老界王神の潜在能力解放の力を引き出せないから仕方なく超サイヤ人になって無理やり底上げすることで潜在能力解放に近いところまでパワーアップできるが負担が大きすぎて修行不足の体には持たないということなのか、単純に潜在能力解放は既に消失して超サイヤ人に変身するのもやっとでキープも厳しいというほど弱くなってるのか。後者だと悲しすぎる…。
ビルスの時は潜在能力解放状態で戦って、ゴッド制作の時だけ超化してたけどそもそも潜在能力解放状態って原作だと解放後は常時その状態のまま(目つきが変わったまま)で10年後も解放状態の目つきのままで変身扱いじゃなかったっぽいしよく分からん…。ピッコロがやられたのでもう一頑張りするフラグだとは思うけど次回は悟空ベジータも到着するみたいだし活躍は期待できそうにない。どこまで悟飯下げすれば気が済むのか。
12月6日(日)
高橋優5th ANNIVERSARY LIVE TOUR「笑う約束」〜約束の武道館〜
2015年12月6日、高橋優の5周年ベストツアーの最終日にして武道館2daysの2日目に行ってきた。高橋優の武道館は2013年のこの時期以来2年ぶり。前回は近年まれに見る大感動なライブだった。だが後に発売されたBlu-rayではなんか変な音のバランスになってて感動が薄れ、結局1度見たっきりもう見ないだろう、思い出の中に取っておこうということで早急に売り払ってしまった。ベスト盤に入っていたライブDVDもやはり同様に何だか他のミュージシャンとは違う変な音のバランスなのでどうも高橋優が起用しているエンジニアやプロデューサーがそういう音が好きでそれが俺にはものすごく合わないんだろうなと思いつつ生のライブは良かったので今回も行ってみようということになった。
2年前の武道館以降、この場所で見たライブはいずれも東西の席の半分ほどに黒幕があった。今回は久々に東西までしっかり解放された武道館の客席を見ることができた。ステージから飛び出した花道も無く、アリーナもバッチリ。これぞまさに満員御礼。
ただいかにも後で映像作品出しますよ的な派手な撮影機材は無く、スクリーンにそのまま映す用っぽいカメラしか無かったので映像収録はしてなかったっぽい。
1.今を駆け抜けて
2.(Where's) THE SILENT MAJORITY?
3.陽はまた昇る
4.パイオニア
5.ミラー
6.こどものうた
7現実という名の怪物と戦う者たち
8.誰がために鐘は鳴る
9.旅人
10.花のように
11.同じ空の下
12.友へ(弾き語り)
13.誰もいない台所(弾き語り)
14.駱駝(弾き語り)
15.未だ見ぬ星座
16.おかえり
17.BE RIGHT
18.太陽と花
19.オモクリ監督〜9時過ぎの憂鬱を蹴飛ばして〜
20.素晴らしき日常
21.泣ぐ子はいねが
22.明日はきっといい日になるアンコール
23.リーマンズロック
24.微笑みのリズム
25.福笑い一応武道館2daysだけではサブタイトル「笑う武道館」(1日目)、「笑う約束」(2日目)が付属しているものの元々がベスト盤引っ提げてのベスト選曲ツアーなので、武道館になってもこれまでとセットリストは変わらず、特に1日目はツアー本編と同じだった模様。
2日目は少しだけ変えてきてたようで
・「頭ん中そればっかり」をやっていたところを「こどのもうた」に入れ替え。
・弾き語り3曲のうち「駱駝」以外の「靴紐」「こどものうた」を「友へ」「誰もいない台所」に入れ替え
ベスト盤に入っていたライブDVD同様にバンドメンバーはギター、ベース、ドラム、キーボードに加えてバイオリン1名が常駐。ベスト盤のDVDにおいてはこのバイオリンの人が元々入ってない曲でも弾き倒していてそれがけっこうな音量で入っているので邪魔に感じてしまったが、今回もストリングスが無い曲ばかりのセットリストの中でガンガン弾き倒していた。
本来CDで弦が入っているのは「誰がために鐘は鳴る」「おかえり」「明日はきっといい日になる」だけのはずで、この時だけ出てきて弾けばいいのに何で常駐して特に必要のないような余計な音を足しているのか。
しかもDVDでのミックスと異なり、ライブではやたらドラムとボーカルが大音量で鳴りまくるという音のバランスのとり方しているので、ギターもやや影が薄めなほどだったが、ドラムが引っ込まない限りはバイオリンとキーボードに至ってはほぼ音が聞こえない始末。
常駐してCDにないフレーズを延々弾き倒している姿が見えるのにほとんど音が聞こえないとかなんだよそれは…。正直ガツンとしたロックナンバーでバイオリン聞こえても邪魔だろうなとは思うので聞こえなくてよかったけど、ライブはライブでなんかバンド編成やバランスの取り方がおかしくてかなり気になってしまい集中できなかった。
10年ほど前のDEENはドラムがでかい上にボーカルが埋もれて聞こえない状態だったけど、この場合はむしろボーカルがドでかい。ドラムとボーカルが異様に目立って鳴り響き、アコースティックギターってもっとクリアな音で鳴らないっけ?と言いたくなるほど異様にきったない音でジャカジャカ鳴るアコースティックギター、相対的に存在感の薄いベースとエレキギター、完全に埋もれるキーボードとバイオリン。このバランス、どうにも馴染めない…。バンドメンバーの技量というよりは音を作っているスタッフの問題だと思うんだけど…。特に誰も気にせず盛り上がっていたようなので、俺の感覚だけおかしいのかもしれないが、音のバランスが終始気になってしまい、かなり集中をそがれた。
もちろん大盛り上がりだったし、終盤は感動もしたんだけど、前回の武道館ほどの感動や衝撃には及ばず…。楽曲自体は素晴らしいし、本人のパフォーマンスも凄くいいんだけど、この演奏のバランスは個人的にはちょっと無しだった。ソロシンガーだけにずっと固定ということはないと思うし、バンドメンバーに変更があるまではCDだけでいいかな〜と思った。
12月2日(水)
ここ最近の2015秋ドラ Vol.5
世にも奇妙な物語 25周年記念! 秋の2週連続スペシャル〜傑作復活編〜
視聴者投票により、過去のストーリー5作を別の役者でリメイクするという内容。しかし1位、2位、4位、5位、6位、9位とジャニーズ組織票なんじゃないかというくらいジャニーズ主演作ばかりが上位に入ったので単純な人気投票とはどうも言い難いかも…。このためかトップ5ではなく公表されたトップ30からスタッフ選抜で5作が選ばれた。昨日公園
06年堂本光一主演。男同士の話でオチの相手役が女性だった話を有村架純と福田麻由子の女同士の話にしてオチの相手役を男性に変更。友人の福田麻由子が事故死したが、最後に福田麻由子に会った公園に足を踏み入れると昨日にタイムスリップできた。有村架純は福田麻由子を救うために歴史を変えようとするが…。階段から落ちて死ぬ→事故に巻き込まれて死ぬ→家が強盗に入って弟も死ぬ→家がガス爆発して母と弟も死ぬ
と、死を回避すればするほど犠牲者が増加してしまうので最後はあきらめるという救いの無いオチな挙句に、7回忌を迎えた日、同じ公園で夫の様子がおかしい事に気づいた有村架純は7年前と逆の事態=今度は自分が死ぬ事になってて夫は何度もトライしたが無理だと悟った段階に達し、今度は自分の番だと悟る。この話はあまりに切なかったので今回の5作で唯一覚えていた。何ももう1度やりきれない思いをさせずに結末変えてくれてもいいじゃないか。
イマキヨさん
06年松本潤主演。野村周平でリメイク。イマキヨさん役の酒井敏也だけまさかの続投。謎の座敷童のようなオッサン「イマキヨさん」に取りつかれるという話は記憶していたがオチは覚えていなかった。イマキヨさんにはルールがありルールを破るとイマキヨさんが増殖していくが、ルールさえ守ればいいことがある、という設定なんだけど、ルールに抵触してばっかで増殖する一方で、主人公にあったいい事というのはフラれた彼女と復縁できたというだけ。就職活動の成功には至らないし、最後は増殖したイマキヨさんに呑まれて自身もイマキヨさん化してしまうというオチは微妙。だから忘れてたのか…。もう少し幸福な部分があっての落とし穴という形ならいいのに単なる疫病神なんだもんなぁ…。ハイヌーン
92年玉置浩二主演。和田アキ子でリメイク。和田が男性サラリーマン役で、寂れた商店街の定食屋にやってきた和田がメニューを端から端まで全てひたすらフードファイトするだけという話。寡黙なフードファイトっぷりにギャラリーが集結してきて盛り上がるが、メニュー制覇を達成した和田はなんともう1周始めるというオチも何もないループ展開。超絶つまらん…。ただでさえ紅白で老害扱いされ、冠番組はBPOから警告受けているタイミングでさらにこんな和田不要論が高まりそうな出演オファーするフジテレビがマジフジテレビ。92年なので覚えてないんじゃなくて小学2年だったので放送時間帯にはもう夢の中。なので元を知らなかったんだけどこれのどこに面白みがあるのかさっぱり分からなかった。食い物系なら「夜汽車の男」、商店街系なら船越英一郎がバトルアクションした奴は面白かった記憶があるんだけど。
ズンドコベロンチョ
91年草刈正雄主演。藤木直人でリメイク。みんな知っているけど自分だけ知らない謎のマジックワード「ズンドコベロンチョ」が何なのか分からず苦悩するコメディ。これも元は知らないけどこの謎の言葉だけでは何故か記憶にあった。脚本家の北川悦吏子のブレイクのきっかけになっただけあって時代を超越したナニカが宿ったワードだと思う。思い出を売る男
94年小堺一機主演。木梨憲武でリメイク。借金まみれで家族にも逃げられた木梨が借金を返すために記憶を売る話。それなりの報酬というわりには金の入った封筒の厚みがあまりないのが気になった。妻と娘以外の記憶全てを売らないと借金を完済できないほどだったのに、娘を救う手術費用の捻出には残った家族の記憶とその他諸々で事足りてしまったりするバランスも良く分からん。借金がよほど莫大だったのだろうか。廃人ホームレスになっていた木梨の元に、事情を把握した妻と娘がやってきて娘の姿にわずかに救われた表情を見せたところでリメイク編終了。なんでこの5作だったのかなぁ…というラインナップだった。覚えていたのは「昨日公園」だけだったけど、役者変えただけで知ってる結末に向かうんじゃ面白くもなんともない。変えたら改悪だと言われるし、禁断の企画だったんじゃ。
世にも奇妙な物語 25周年記念! 秋の2週連続スペシャル〜映画監督編〜
2週連続のこちらは映画監督が手掛けた新作。箱
『アンフェア』の佐藤嗣麻子監督。竹内結子主演。研究室で突如何者かに殴られた竹内結子が寝そべるのが精一杯な箱の中に閉じ込められ、iPhone1つだけで110に連絡するが全く助けが来なくてひたすら絶叫・パニックし続けるという恐怖映像が展開。恐らく今作のせいで視聴率が大幅に下がったんじゃないかというくらいにとにかく絶叫・パニックし続ける姿が延々続くってのは精神的にもしんどい。その上、オチは竹内は脳出血で倒れて意識不明の植物状態になっていたというもので、絶叫・パニックし続けている間に感じられた外の気配も全てそれ(運ばれているのや外部音は全部病院に運ばれた後の検査やストレッチャーの音で、彼氏の声は病院に彼氏が到着して声をかけた時のもの)。結局植物状態で目覚める事無く、恐怖極まりないまま絶叫・パニックのまま終わってしまった。後味最悪。
幸せを運ぶ眼鏡
『スペーストラベラーズ』『踊る大捜査線』などの本広克行監督。妻夫木聡主演。さえないサラリーマン妻夫木聡の元に突如謎の眼鏡が届いた。そのメガネはありとあらゆる情報を提示し、その時々の最善の選択を指示してくれる素晴らしい代物。まるでドラえもんの道具であった。眼鏡の指示通りに美人の彼女(山本美月)もゲットして人生ウキウキだった妻夫木聡。しかしいざプロポーズの際に眼鏡の電池切れにより中断して充電している間に眼鏡の事がバレてしまいフラれてしまう。しかし誠実な態度を取って眼鏡を破壊し、後日再度プロポーズにやってきた妻夫木君に惚れ直した山本美月は全て許してゴールイン。だが実はそれも全て眼鏡の指示で、バレたので破壊しろというのも指示。後日コンタクトタイプに切り替えていた。更なるオチは消費しない若者に幸せな人生を提示すると共に多額の消費を促すという企業の策略だった。結果的には誰も不幸にならず、消費させるといっても元の貯金が多かったのでよくありがちな眼鏡の指示通りに高額な消費を続けた妻夫木君が金欠の陥るみたいなこともなかった。今回唯一の傑作。
事故物件
『リング』の中田秀夫監督。中谷美紀主演。娘の新井美羽と共に新居に越してきた中谷美紀だったが毎晩同じ時刻に謎の気配と娘が苦しむという不可思議な現象が発生。実はこの家は隠れ事故物件なのではないかと疑うが…。何故か別居している夫が出てくるも別居の理由が良く分からない、中谷が心療内科に通っているなどの不可解な描写が出てきてやがて娘の新井美羽自体が、自宅の火事で死んでいたことが発覚。自身の記憶を操作して娘が生きている事にしていた中谷本人がサイコさん化していたというどんでん返し。タイトル自体が引っ掛けだったという。発狂エンドではなく娘の死を改めて受け入れ、行けなかった授業参観で娘が母の看護士の仕事を誇りに思っている事が発覚すると、辞めていた看護士に復帰するという前向きENDになったのは良かった。
バツ
『三丁目の夕日』などの山崎貴監督。阿部サダヲ主演。普通のお父さんである阿部サダヲの額に突如謎の「×」マークが現れる。自分以外に見えていない事が分かり、一体何なのか意味不明な中で同じ「×」仲間に出会った阿部サダヲ。出会った仲間のオッサンはもう数ヶ月「×」があるらしいがこれは死の前兆なのではないかと推測していた。後日、小説家志望のニュースの際の生前の小説家に「×」マークがあり、仲間のオッサンも死んだことが判明。×=死の前兆であることが確定し、やがて悟りを開いた阿部サダヲは静かに日常を大切に過ごしていた。だがある日突然町中の全員が×マーク、妻と娘も×マークになってしまった。TVでは国内に危険なウイルス(エボラのパチモンみたいなの)が侵入したことを伝え安全宣言をする政治家の姿があったが政治家もまた「×」マーク。ウイルスで日本滅亡を悟った阿部サダヲの絶望でEND。奇妙な終わり方としてはいいけど阿部サダヲにだけ先に「×」が出ていたのは当初は別の死因だったのか、ウイルス拡散前に死ぬのか。嘘が生まれた日
『呪怨』の清水崇監督。満島真之介主演。嘘という概念が存在しない架空の世界でのストーリー。嘘が無いので誰もが思ったことをはっきり言ってのけ殺伐とする事も少なくない世界で、咄嗟に「本当じゃない事」を言ってしまった満島真之介。嘘という概念が無いので世紀の大発見のような気分になり、仲間2人と共に自身の頭文字をとってそれを「USO」と命名。「USO」を使ってただの水を幸せになれる水として販売し巨万の富を得る。効かないという苦情でピンチに陥るが「効果は5年後」と言っただけで嘘が存在しないのでみんな信じてしまった。しかし1人の少女の母は病気で死んでしまっていた。「USO」が人を傷つける事を知り、心痛めた満島真之介は自首を決意。少女には優しい嘘(生前の母から少女の事を大切に思っていると聞いていたという嘘)をついて救いを提示し、警察で「USO」の概要を説明。瞬く間に「USO」が世間に浸透し、しばらくして出所した満島真之介の元に仲間2人も合流しておしまい。
『呪怨』の監督という宣伝だったので恐怖ストーリーかと思ったら「もしもBOX」系の設定が斬新だった。
掟上今日子の備忘録 8話
今日子(新垣結衣)の部屋が前回明かされた事もあり、今回は視点を変えて今日子視点で話がスタート。目覚めてから喫茶店メンバーを確認して状況を受け入れるまでが描かれた。喫茶店メンバー3人の事は以前から知り合いだったのかと思っていたけど、朝の段階で大体のキャラを把握しているだけで知っているわけではなかった模様。厄介(岡田将生)の名前も今回初めて「信用できる」と書かれたがまず「やっかい」と読んでしまった挙句に喫茶店メンバーではないので疑問に思っていたが、依頼があった事件の捜査に出向いたら容疑者として厄介が登場。しかし今回は依頼人として厄介が登場したわけではないのと若干かみ合わなかった事から厄介に興味を抱くも大した人間ではないと興味を失ってしまうという…。これまでの回でも微妙に態度が異なっていたが裏側はこんな感じだったのか…。
今日子は依頼者の刑事から報酬を半分しか受け取っていなかったのでヒントだけ挙げて帰ろうとしたが、帰り際に厄介が過去の今日子の服代が残っているとかなんとか今日子がらみで金欠になっているらしいことをしゃべっているのが聞こえたので思いとどまり。さらに助手だと厄介が言い出したので、試すように厄介にヒントを与えながら解決させるという展開に。
事件自体はこのドラマには珍しい殺人事件だったが、犯行動機は社長の二股問題で、二股だと思ったら残りの女性店員2人も泣き出し、4股だったことが発覚するというギャグで締める始末。
今回も厄介を信頼することにした今日子だったけどちょっとした手違いで誘おうとした映画には誘えず。厄介は絆井(及川光博)に「知らないはずがない」と今日子の部屋の文字の謎について迫り、1人映画の帰り道で今日子の元には婚約していたと証言する謎の男(要潤)が登場。要潤こないだまで「サイレーン」で橘カラ(菜々緒)の餌食になって行方不明になったと聞いているがまさかもう次のドラマに出てくるとは…。さて果たして今日子の謎は連ドラ内でちゃんと明かされて終わるのか、謎は謎のままで終わってしまうのか。
サムライせんせい 6話
理央(石田ニコル)の元夫で5年前に大規模な族同士の大戦争で逮捕された鬼沢(湘南乃風RED RICE)が出所直後に当時の抗争相手の族集団に襲撃され、理央や娘の優菜(岩崎春果)にも危険が及ぶ事態に。武市(錦戸亮)もまた襲撃されケガを負い、理央が拉致されてしまうが、義理堅い男武市は鬼沢に続いて救出に向かおうとする。過去に武市と決別(脱藩)したことがあった龍馬(神木隆之介)は義理堅すぎて自己犠牲にまで及んでしまう武市の行動を非難するが聞く耳を持たず出陣。最終的には龍馬もかけつけて族を一掃。
族のヘッドがかなり凶悪な相手だったが随所にギャグが挟んであるのは笑えた。晴香(比嘉愛未)や寅之助(藤井流星)まで特攻服で参戦した挙句に、吹っ飛ばされてきた雑魚的相手にキャーキャー言いながら金蹴りでトドメを刺す晴香とか、最初から期待されてなくて龍馬の眼鏡預かる係に任命される寅之助とか小ネタ満載。
既に離婚していたので娘の優菜には会わずに去っていった鬼沢の哀愁もまたなんとも。元暴走族ぴったりな役者だと思ったら湘南乃風メンバーだったとは…。ラストではついに龍馬が企んでいたっぽい1話から連なる一連の事件の容疑者として龍馬が浮上して警察もやってきた。果たして龍馬が現代で起こそうとしているでっかい事とは…。
ドラゴンボール超 21話
フリーザ軍の戦闘を小規模に変更し、何故かクリリンがビビって戦えない、かつてクリリンを殺したフリーザは悟空の息子である悟飯の存在にも気づいたものの、ターゲットを実際は1番弱い亀仙人ではなくクリリンにロックオン。兵士たちをクリリンの元に集中的に送り込むという謎のクリリン展開に。しかし強敵との戦いを間近で見てきた経験は腐っておらず、フリーザ軍程度の攻撃は経験で全回避、亀仙人に勇気づけられたクリリンは拡散エネルギー波で敵を一掃…このシーン必要?そして天津飯の映画での「チャオズとヤムチャはおいてきた」発言からヤムチャカット。ヤムチャと天津飯が一緒にいるわけないのでカットは自然だった。
しびれを切らして最強とされるシサミが送り込まれる。映画ではザーボンドドリア匹敵程度とされた程度なのになぜかピッコロが苦戦、悟飯が超サイヤ化して一撃で仕留めていたがこれも改変。最初から悟飯が挑み、いきなり抱き着いて締め上げを仕掛けてきたがノーマル状態でも全く相手にならず、悟飯は「帰ってくれないかな?」「娘が生まれたんだ」などと娘の未来を守るために戦うことを決意するような映画には無かったカッコいいセリフを並べていよいよ倒そうとしたところでまさかのタゴマ。なんとタゴマがシサミごと悟飯を撃ち抜いてしまった。「嘘…だろ…」と崩れ落ちる悟飯。それはこっちのセリフだよ…。カッコいい事言わせて何この仕打ち。結局映画でフリーザにワンパン喰らったのと同じ展開で心肺停止→ピッコロ救命措置→仙豆で復活。なんなのこれ。マジで悟飯どんだけ弱体化させられてんのこれ。本人の「超サイヤ人にはなれますよ…たぶん」とかもうアルティメット化以前の問題だし。一応映画よりは設定直してきてはいるけど。
映画では既にフリーザに殺されていたタゴマが、今作ではフリーザの特訓相手として半殺しにされていたのではるかにパワーアップ。フリーザに半信半疑でソルベに従っていた性格も激変してフリーザ信者になっていた。ていうかチンピラみたいになってるんですけど?
チンピラ化したタゴマが放つ強烈な気に、悟天トランクスが気づいて向かってくる、何故か今更ギニューカエルが登場するなどのオリジナル展開が予感されるところで次回へ続く。
12月1日(火)
12月チェック予定CD
・もう年末…?
シングル
12/9
魔法以上が宿ってゆく/藍坊主
自主レーベル第2弾シングル。レーベル変わった以外は制作スタッフが変わっていないのは元から事務所がしっかりしてたからか。
唇にBe My Baby/AKB48
高橋みなみラストシングル。朝ドラ主題歌を共通C/Wにせざるを得ないのはJPN48化の弊害か。
12/16
灯台/TUBE
てっきり1月に出ると思ったら年内で四季4作完結。何故か最後だけ前3作のフォーマット(初回盤はスリーブケース付のライブDVD、通常盤はライブ音源追加収録)を破ってグッズ付初回盤2種と通常盤で曲違いはなし。
未来/コブクロ
同じ週の吉田山田とタイトル被りしてる。このタイミングだと聞くのは年明けかな。
大切な人/8分前の僕ら /藤巻亮太
1年ぶりシングル。忘れがちだけど聞くと毎回良いんだよな。これも年内レンタル入らないと年明けかな。
12/23
右足エビデンス/藤田奈那
今年のAKB48じゃんけん大会の優勝者ソロデビュー。昨年はNMB48のエース渡辺だったのでそれなりに話題になったが今年は…。
12/29
冷たい風と片思い/ENDLESS SKY/One and Only /モーニング娘。'15
鞘師さん急に辞めるとか言うからこれが最後に。しかしまた3A面…。聞くのは年明けになる。
アルバム
12/2
MUSICK/宮沢和史
ソロでは確か2枚目のベスト盤。ベスト出すほどソロ活動してたっけ?という感じであまり興味が沸かないけど一応聞いておきたい。レンタル出ないので買わなきゃ聞けないパターンだと後回しになるかも。
12/16
玉置浩二 LIVE 旭川市公会堂/玉置浩二
安全地帯どうなったんだろう…。たぶん聞くとしても年明け。
青の光景/秦基博
待望のオリジナルアルバム。今年最後の期待の1作だけどレンタル待ってると今年終わるので買うかな。
#globe20th-SPECIAL COVER BEST-
『Remode 2』かと思ったらトリビュート盤になっちゃった。
12/23
REFLECTION/東京女子流
今年半ばに腰痛で休止した小西が不在のまま、松井寛をほぼ外してのリミックスのようなオリジナルアルバム。ちょっと松井寛以外の曲やっただけで不評だったのにEDMリミックスみたいな路線メインにしてしまったり、ミスチルにタイトル被りを挑んでしまったところといい完全に迷走している感半端無いんだけど…。どんだけファン残ってるんだろう?
福の音/福山雅治
被りまくり25周年ベスト。リミックスされるのかどうかがポイントだけどさすがに今回はレンタルでいいか。
Mille Mercis/petit milady
まさかのベストアルバム。
℃maj9/℃-ute
制作側に色々あったのでかなり久々。ガラッと雰囲気変わってるんだろうなぁ…見た目がもう違うもんな。
JUST LIKE HONEY-『ハチミツ』20th Anniversary Tribute-
スピッツ最大のヒット作のトリビュート盤。曲の良さは確実だけにどう料理されるか楽しみ。
映像作品
12/16
TOKYO GIRLS'STYLE 5th Anniversary LIVE -キラリ☆ into the new world-/東京女子流
5周年ライブBlu-ray。
12/23
ALL MV COLLECTION〜あの時の彼女たち〜/乃木坂46
ほとんど持ってるんだけど一気見できる上にたぶんCDより高音質でBlu-rayというところに大きな価値がある。
1/1
THE GREAT JAMBOREE 2014 “FESTIVARENA” 日本武道館/スピッツ
元旦発売だけど年内入荷だろうから12月扱いで。