2016年7,8月の雑記〜夏〜
16年7,8月
8月30日(火)
ここ最近の2016夏ドラ Vol.2
神の舌を持つ男 4話
80年前のの大量殺人事件の陰から閉鎖的な山奥の村で祟りだなんだという妄信的な村人たちが織り成す不気味系サスペンス…というかつての金田一少年を思い起こすような作り込まれた閉鎖的空間で起こる殺人事件。まさかの前後編となって何も分からないままに終わってしまったが、不気味さだけでは最早物足りないのか不気味系サスペンス定番の不気味老婆が双子で登場したと思ったら1人ずつ増えていき、4人になって俊敏なアクションを繰り広げ始め、そのドサクサで5人に増えて村人を引き連れて一行を焼き討ちにしようとするとかギャグの度が行き過ぎててシュールだった。
またここで蘭丸(向井理)と寛治(佐藤二朗)が出会った経緯(金が無くて祖父の通夜に紛れ込んでて祝儀泥棒と勘違いされた)が明かされ、顔が隠されていた蘭丸が追っているミヤビの正体が広末涼子だったと判明。ヅラみたいな茶髪が絶望的に似合わない上に広末だとさえ最初分からなかった。物凄く綺麗にメークした片桐はいりかと思ったよ…。
5話
追い詰められた御一行だったが、村長(きたろう)がしっかり監視すると約束して事なきを得る。@何らかの問題・事件・殺人が起きる
A祟りじゃぁぁぁぁぁぁぁ
Bお前らよそ者が刃物を持ち込んだせい(略)
C監禁だ!
この2話の間で何回目だよこのパターン…。
しかし監視役の村長の息子(柄本時生)が見当たらない。やがて謎の漫画キャラ風コスプレ姿のまま柄本時生まで死体になってしまった。息子の死に村長夫婦も余裕が無くなり、恒例の祟りじゃぁぁぁぁ軍団の勢いが止められなくなってしまったが、そこにミヤビを追いかける先にいつもその影があったヤクザ風スキンヘッドのオッサンが登場。実は医者だったこのオッサンはミヤビの主治医で薬を渡すためにミヤビを追いかけていたという。これにてヤクザ風のオッサンの謎もあっさり明かされた。ついでに3話に続いて光(木村文乃)が蘭丸(向井理)&寛治と出会って旅をするようになった過去も回想シーンで明かされたが大したことは無かった。これでいきなり旅しているところから始まったこのドラマの主要人物の紹介がようやく終わった…。
事件はついに解決の時を迎えたが、最初の駐在さんが殺された事件は柄本時生が起こした事故だった。
漫画家志望の柄本時生はコスプレ好きでもあり、自らキャラになり切る事でインスピレーションを発揮して構想を練る憑依型だった。光が持ってきていた骨董品の刀に強く魅かれた柄本時生はガス欠で放置されていた蘭丸たちの車から刀を夜中に勝手に持ち出してコスプレ姿で刀を振り回して悦に浸っていたが駐在さんに見つかってしまい当然「ナンダオマエ!」という事になり、もみ合いに。もみ合いの末に刀が解放され駐在さんにザクリ…。
これで刀は祟りだという事で住職(石橋蓮司)の寺に持っていかれてしまったが、どうしても刀をもう1度手に取りたい柄本時生は寺への潜入を試みる。そこで石橋蓮司に見つかってしまうが、逃げるどころか石橋蓮司を突き飛ばして一目散に刀へ向かい刀を手にしてウヒャウヒャ。当然「ナ、ナンダオマ!」という事になりもみ合いに。もみ合いの末に刀は綺麗に柄本時生を切り裂いた…。
ということで柄本時生が駐在さんを、石橋蓮司が柄本時生をそれぞれ誤って殺害したのだった。変人というより最早刀の悪霊に憑かれたようにしか見えなかった柄本時生といい、呪いじゃない祟りじゃないと散々連呼しておきながらこの異常な不幸な連鎖、やはり刀の祟りなんじゃ…。
あともう1つ宿泊客の夫婦のうち夫が死ぬ事件もあったが、これは奥さんの犯行と判明。冷たい夫に耐えかねた妻が殺してやったと恨みを吐き出すが夫はR35ばりの「もう1度妻を口説こう」みたいな再プロポーズからの婚約指輪一新を計画していたらしく悲劇展開に。しかし、呪いのような事件に加えてこっちのエピソード必要だったか?
6話
ミヤビを追っていたもう1人の男(宅間孝行)に接近した一行だったがたどり着いた温泉地で殺人が発生。蘭丸と寛治が共同浴場に入っていたら女の死体が浮かび上がってきた。ってまたかよ…。宅間孝行は借金取りでミヤビの借金返済を迫り全額を回収、さらに殺された女にも金を貸していたらしく容疑者となる。蘭丸の噂を聞いていたためミヤビの携帯番号を交換条件に蘭丸に事件解決を依頼。
今回は旅館に泊まって旅館で事件ではなく、温泉地の共同浴場で事件が起きたので1泊目(現地到着の死体発見日)はあえて任意同行で留置所に宿泊し、2泊目以降を現地の旅館にいつもの交渉(三助やるのでタダでヨロシクパターン)で宿泊するもオマケ程度。犯人も鍵を管理している2つの場所のうちのオジサン(利重剛)という地味なもので、動機も浴場のカギを女が勝手に持っていったので怒って詰め寄ったら頭ぶつけて…っていうほぼ事故だったし。これにより蘭丸と寛治だけでなくその前に風呂に入っていた宅間孝行も死体風呂に入っていたことに…。
宅間孝行から番号を聞きだし新たな温泉地へ向かうことになって次回へ続く。しかしついに視聴率3.8%か…。カルト的人気も無さそうだし、続編の話は消えてそうだけどロケ主体の撮影ゆえに雪が降る頃や桜が満開の頃(1話で雪が舞っている場面で「異常気象」の一言で無理やりごまかした)でとっくに撮影終わってそうだし、ラストに伏線張ったまま完全終了とかにならなきゃいいけど。
7話、8話
バスツアーでの令嬢殺人事件前編。殺人が起きたツアーなのに気にせずにツアーを続けるという力技に加えてバスガイドの片瀬那奈が光(木村文乃)と同じ二サスマニアで対抗意識とか相変わらずテンションが凄い。結局犯人は片瀬那奈で、これまで以上の2サスネタでガンガンに押し切ったがさすがに2週連続でこのテンションはしんどいものがあり、失速した感は否めないかも…。
徳山大五郎を誰が殺したか? 3話
徳山大五郎(嶋田久作)の死体が消えたのは単に隣の長沢のロッカーに移動させられただけだった。長濱と会っていた平手は長濱の仕業と勘づくが黙っておくことにして、そこに謎の女(ふせえり)が登場。初期のマジすか学園の校長役だった人か。パクチーとマカロンを差し入れして不気味に迫る様子に凍り付く一行だったがこの女は徳山の妻で、1ヵ月帰ってない夫の不倫相手を探しに来たという。弁当を忘れて購買に行っていた鈴本と追いかけた尾関が戻ってきて何故か鈴本が死体と2ショット取って無理やり不倫相手にされてしまう。ほとんどイジメじゃねーか。しかも尾関がやらされる役回りばかりになるから鈴本に無理やり回したみたいな脚本の都合っぽいという。
夫のにおいに感づいたふせえりはロッカーの死体の前で聞こえてない夫に向けて言葉を浴びせ、火をつけようとするが死んでるので無反応。平手らがかばったことで勝手に納得したふせえりは去っていき事なきを得たが、パクチーを回収した副担任(江口のり子)は妖しく微笑み、誰もいなくなった教室で徳山の死体の前でマカロンをほおばる長濱という不倫相手が両名であることを思わせる描写で次回へ続く。
4話
そろそろ腐敗がヤバいと思っていたらエアコンが18℃設定になってて寒いけど死体のためにエアコン全開にしているという設定が登場。刑事の矢代(菅原大吉)が登場し、徳山が盗撮専門の大人のお店に常連だった事から教室を盗撮していた恐れがあるとしてロッカーを調べ始める。徳山の死体が隠してあるロッカーは直前に平手が蹴りまくって破壊していたので開かずに済み事なきを得るが…。エアコンの中から平手がカメラを発見。夜の教室で生徒数名で上映会を決行しようとしたところ何故か矢代が再登場して次回へ続く。「高校3年生なんだから警察沙汰は勘弁」と言いながら微笑して去っていく副担任(江口のり子)、死体があるの承知でフォローに走っているとしか思えないタイミングで刑事をやんわり止める校長(岩松了)、変なタイミングで再登場する矢代…と出てくる大人及び長濱ねるを全員意味深に描写するのは相変わらず。たびたび出ていた教室後方上からの盗撮風映像は今回発見された盗撮カメラが撮影してた映像ってことでいいのかな。
5話
カメラには長濱ねると徳山が一緒にいるところまでしか映っていなかった。ねるの不審な行動を疑う一行の前に不登校だったねるが表れ、疑いの目を一斉に向ける。ねるの不登校の理由が不明だが、イジメや精神的な問題ではあまりない模様でこれだけの敵意を向けられても平然としているので単なる変わり者なのか?6話
いよいよ腐臭がひどくなってきた死体を埋める事にした一行は夜の教室に集うが、警備員が出てきたり、徳山と何らかの取引を行おうとしていた男が出てきたり核心に迫るような展開が連発。徳山はどうやら学校のカネ絡みの悪事を暴こうとしていて男と協力してユスりをしようとしていたが躊躇気味で狙われているのを悟っていたようで…。警備員は「敵」側らしく、この男を襲撃、ほぼ殺害(?)する勢いで殴打して連れ去ってしまった。徳山の死体を埋める描写は無かったが翌朝スッキリした表情の一行の前に徳山が現れてパニック。7話
現れた人物はよく見たら徳山大五郎より優しそうな別人であり、双子の兄の大四郎(嶋田久作)だと名乗る。弟の大五郎が殺されたのではないかと双子の直感で感じ取り、大五郎のふりをして様子を探りに来たという。驚いた相手が犯人の可能性が高いと語る大四郎だが、教師陣はどいつもこいつも動じない変人ばかりで、教室を去ってから静かに驚愕する連中ばかりなので1番犯人っぽい驚愕を見せたのが生徒御一行という…。分かっててやってんの?状態の校長が死体を埋めた校庭の工事を急に始めたので慌てて死体を掘り起こして教室へ戻す一行。かなり雑な展開で校庭のカットも一切出てこなかったが、低予算で教室と廊下のセットでしか撮影してないから校庭のセット用意してないしロケもやってないってことか。
職員室へ向かった大四郎の前に先日のバイオレンス警備員が「見つけた」とばかりに立ちふさがり、徳山が殺される原因になったらしき謎の学校の秘密リストに2000万円という破格の金額が記された菅井に平手が迫ったところ菅井が豹変し徳山殺害をほのめかしたところで次回へ続く。
ドラゴンボール超 53話
第十宇宙の界王神見習いザマスに会いに行ったビルスウィス悟空。執拗に戦おうとする常識のない悟空の姿は映画「神と神」でちょっと見せた変な敬語の使い方のウケが良かったと勘違いして大量に盛り込んだのだろうか…。やりすぎで悟空ここまでバカじゃないと思うんだけど。ザマスは人間に不信を抱き滅ぼしたらいいのではないかと考えつつある危険思想の持ち主で老界王神が人間を知る機会として悟空と戦わせる。超2で戦う悟空の強さに驚いたザマスだったが、全王すら懐柔する悟空の人間的魅力(棒)が全く通用せずかえって神に殴りかかってくるなんてあいつ危険だから人間滅ぼそうという思いを強くさせてしまった模様。時の指輪の所在を確認したのもこの件で存在自体をザマスに教える事になってしまい、どうやらこの歴史でのゴクウブラック誕生の原因は今まさにこの瞬間にあるんじゃないかこれ。
結局似てるけど確証はない、似てるけど微妙に違うという曖昧な状態で帰還。そりゃゴクウブラックは悟空の姿をしているんだから気が微妙に違ってて当然だろ…。地球ではトランクスがクリリンの妻である現代の18号と会うという悟飯激変より衝撃展開も。世界変わり過ぎでもう過去と未来じゃないな。
54話
ザマスはブラックと同一人物とは言い切れないということになってウィスとビルスは帰ってしまったが、ザマスは人間への不信を強めていた。トランクスはベジータに修行をつけてもらうことになり、超サイヤ人3への変身をベジータに依頼。平然とブルーへ変身してトランクスは圧倒されたが、ブウ編直後までだったらベジータは超2止まりであり、恐らくこのトランクスとほぼ同レベルだったはず。危ないところだったな…。55話
全王に悟空が呼び出される。ウィスでは移動に時間がかかるが、界王神なら直結で全王のいるところまでワープできる&破壊神と界王神は一体でどっちかが死ぬと両方死ぬという新設定も判明。かつてブウとの戦いで大界王神含めて5人いた界王神のうち存命の東の界王神以外全員殺されてるんだけど実はヤバかったのか…?封印されていた老界王神は15代前とかだから既にカウントされてなさそうだし。
界王神とウィスもつれて全王のところへ瞬間移動したが、瞬間移動も回復も主要な能力って全部付き人のキビトの能力じゃなかったっけ…?ポタラで合体してたけどブウ編終盤ではホイホイ瞬間移動してたけど(回復能力は失念)、キビトの能力だって説明してたような…。全王の元へ直結するワープは別扱いなのか?
全王は「友達になって」と幼い子供らしいお願いをしてくるので悟空は承諾。原作時点ではここまで過剰ではなかったが、「神と神」以降「超」になってやたら目につく偉い人たちが悟空の人間的魅力に魅かれて特別視するという過剰描写がまた…。
タイムマシンが完成してついに未来トランクスと悟空ベジータは未来世界へ。しかしこの世界ではゴクウブラックと顔が同じどころか悟空は20年以上前の故人なのでこの顔したやつ=悪魔なので早速一般人残党に襲撃されて次回へ続く。
56話
悟空ベジータを連れて未来へ戻ったトランクスは生きていたマイと合流。一般的な銃器による攻撃だけで生き延びていたというが、ここまでくると逆にブラックが何でマイだけ殺さないか不思議になってくるレベル。残ったわずかな人間の中にはヤジロベーの姿もあり、これはトランクスも知らなかったらしい(人造人間に殺されたと思っていた)。人造人間に殺されかけた際に同じく死亡したカリン様に最後の仙豆をもらっとかなんとか。
ブラックをおびき出した3人はベジータが早速全力で挑むが、ありえないレベルでインフレパワーアップしていたブラックはベジータを「前座」「改め前菜」と称してノーダメージで鋭利な刀剣のような気でザックリ瞬殺。確かにこれぞベジータだけどベジータを過剰に強くさせておいて瞬殺させてしまうと残りの戦士たちの立場が…。このベジータのコピーに手も足も出なかった超ゴテンクス3とかどうすんの…。
ベジータかろうじて生きているようだが続けて挑んだ悟空も全く適わない中で、トドメを刺すのは自分だとザマスが登場した。
このザマスは今まで描かれていた人間不信を強めていったザマスと違ってそもそも悟空にも会っていない(死んでたので)はずだし、そもそも宇宙自体が違うはずなんだがどうなっているのか…。この宇宙の界王神が死んだので代わりに界王神やってて時の指輪関連で歴史改変の事情も把握しているとか?
8月14日(日)
これからSMAPを集める人へ
・とりあえずベスト盤を聞く場合
95年『COOL Best Selection』
中古屋でも数多く格安で転がっている1stベスト。新曲は最後に1曲。ポイントはラスト3曲以外の演奏がNYセッションによる生演奏リテイクになっている事。97年『WOOL』
『COOL』の発展形でNYセッション期、Smappies路線の楽曲を中心に編集した内容。歌詞カードの無いCDだけのプラケース2枚にロングなブックレットとバッジ等がセットになったおもちゃみたいなでかいパッケージ仕様の限定盤。通常の中古コーナーには置いてない(置けない)。完品での入手は意外と難易度が高い。01年『Smap Vest』
デビューから32枚目の「らいおんハート」までの全シングルがリリース逆順に、シングルバージョンで収録されている決定盤。90年代SMAPのヒットシングルを網羅するならこれ1択。パッケージはかなりやっつけ仕様で、写真皆無、ブックレットの紙がペラいので中古だと1000円前後してもボッロボロだったりもしてよく見ずに買うとガッカリしやすい。なんかジャケットの色がいっぱいあるけど、初回盤は色違い12種あったため。CDレーベル面の色も12色が固定で割り振られている。通常盤は真っ白でCDレーベル面はミラー仕様。02年『ウラスマ』
タイトル通りの裏ベスト。C/Wやアルバム曲を新録音交えて編集した内容。「BEST FRIEND」収録の唯一のアルバム。収録されているのはリメイク版だが稲垣メンバー事件以降、節目節目でTVで披露されたのは基本的にこっちのリメイク版なので森脱退時以前のリスナーでない限り違和感はないというかこれがオリジナルくらいの感覚だと思う。11年『SMAP AID』
東日本大震災の復興支援のために元気が出る曲をテーマにしたファン投票で選出。アルバム未収録だったシングルのうち「This is love」「ありがとう」「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」が収録され、「not alone〜幸せになろうよ〜」がCD化された唯一のアルバム。しかし実は期間限定生産だったため、現在は廃盤。ぶっちゃけ発売当時から数年は過剰在庫くらいの勢いでAmazonでも中古屋でも徐々に投げ売りへ移行しつつあったが、1月の解散騒動の際に価格が高騰。中古に関しては落ち着いてきていたが、解散決定で再度とんでもないことに。赤色と黄色の2種類が存在し、封入されているハンカチが異なる。ハンカチが無い中古品もあるが、ハンカチの扱いに困って放置したリスナーが多かったらしくハンカチが未使用のままの中古品も数多い。スリーブケースに入っているがハンカチ込みでのスリーブなので、ハンカチ無しのスリーブ付だとヘコヘコに…。
・アルバム未収録シングル一覧
33rd「Smac」
37th「BANG! BANG! バカンス!」
41st「弾丸ファイター」
44th両A面「スーパースター★」
46th「僕の半分」
48th「Moment」
49th「Mistake!」(シングルバージョン)
49th両A面「Battery」
51st「シャレオツ」、「ハロー」
52nd「Yes we are」、「ココカラ」
53rd「Top Of The World」、「Amazing Discovery」
54th「華麗なる逆襲」、「ユーモアしちゃうよ」
55th「Otherside」「愛が止まるまでは」同じビクターのサザンもアルバム未収録のシングルが多いが、SMAPは近年アルバム未収録シングルが大量に発生し、アルバム未収録シングルA面曲数においてサザン越えを達成。ラスト5連発など両A面シングルの連発により、20周年以降の5年分だけでもアルバム1枚に達している現状。加えて『SMAP AID』が廃盤なので結局「This is love」「ありがとう」「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」もここに加えるともうアルバム2枚組クラス。
『Smap Vest』の先を聞きたい場合、アルバムだと『SMAP015/Drink! Smap!』以降を全部集めても上記シングルが抜け落ちるわけで次なるベストアルバムが出ない限りはどうしようもない。
・とりあえずオリジナルアルバム全部聞きたい場合
001から始まりナンバリングされているので集めやすいが『SMAP 010』だけ存在しない。当時のライブ映像を編集したビデオ作品として『SMAP 010』を出してしまったためだが、これによりアルバムカウントとタイトルの数字が『011』以降はズレる。
『012』の後にメンバーのソロ5曲を収録したミニアルバム『la festa』が存在する。通常盤は普通のCDだが、初回盤はEPレコードジャケットサイズという特殊ジャケットで、あまり売れず通常盤がそんなに出回ってないので探すのが地味に困難。
また『016』を最後にナンバリングが途絶えてしまったが、『019』までは1曲目のインスト曲にナンバリングが残されている。『We are SMAP!』で完全にナンバリングが消失した。
ベスト盤を無視してオリジナルアルバムだけを辿る場合、シングルのほとんどがアルバムバージョン&未収録のシングルが大量発生するのでシングル目的でオリジナルアルバムをひたすら辿っても抜けの方が多くなる勢い。アルバムはアルバムとして楽しむことを推奨。
『001』〜『005』は今聞くと古い・ダサい・若いとまず感じると思われるが、成長と変化を楽しむ用。
人気が高いのは『006』〜『012』までのNYセッション期。バックの演奏が異様に豪華でそういうの分からなくてもなんか凄い。
誰もが知っているような有名国内ミュージシャンによる曲提供、及びDISC-2がメンバーソロ曲DISC路線が始まったのは『016』以降。めったに提供しないあんな人やこんな人が脈絡なしに次から次へと出てきて凄い。
8月1日(月)
8月チェック予定CD
今回も安定の2ヵ月連続合同モード。6,7月はレンタル追放作品が多くて予定外の事態に陥ったが今月はどうだろうか。昨年完全に見切ってカード更新しなかったTSUTAYAではV6、LUNA SEAは入荷してたりもしたけど、どのレンタル屋でも「ヨシ子さん」が通常盤だけの入荷だったのは想定外だった。
1stから全部聞くぞシリーズ、アジカンが完結。アジカンを全部扱ってここまでライトリスナーなのも他に例を見ないくらい読み込みの足らんライトリスナーだと思う。
数年単位になってきているユーミンはアルバム自体は全部揃ったが四季ベストが四季を感じながら完結したい事もあって10、11月くらいに完結予定。
中島みゆきは入手に手こずり足踏み中。新作の間はいいんだけど、ボロボロになってる旧譜をレンタルするのって何か損した気分になるのでそれなら中古探したいんだけど全然安くねぇ…。レンタル駆使しないと完走できそうにないな。
いつか全作行っときたいリストに入っている1つである安全地帯はBOXを安売り発見したので急遽開始。そのまま玉置浩二ソロと繋げていきたいところ。ただ思った以上に全盛期と呼ばれる時期の代表曲以外にあまり良さを見いだせなかった。
今井参議院議員誕生により20周年が完全に絶望的になったSPEEDもこれに合わせて全作揃えたので勝手に20周年を盛り上げて全作行く予定。
渚のオールスターズは8月の間に全作上がる予定(既にストック済み)
ラルクも20周年なので年内に全作行く予定。
というわけで今にたどり着くために聞いておきたい過去が多すぎて新作聞いている余裕がない。
シングル
8/3
僕はいない/NMB48
先日卒業コンサートを行ったはずの渡辺美優紀の最終参加シングル。卒業コンサートを行っただけで卒業したわけではなく、まだこのシングルとあと劇場での最終公演が控えているらしいが、一応それなりにデカデカと卒業コンサートが報じられたのにまだいるって事情を知らない人からすると奇異な現象である。
[DEATHTOPIA]/GLAY
「DEATHTOPIA」で検索すると同名漫画の情報が出てくるが、全く無関係の別のアニメ「クロムクロ」OPということでアニメサイズが先行無料配信されていた「デストピア」とその次のOPになった「超音速デスティニー」+6曲のライブ音源というミニアルバム的なシングル。[DEATHTOPIA]というのは要するに正式な曲名ではなくCDの作品名ということになるようだけど別の漫画と被る表記にしなくたって…。被るから[]があるのか…。
夢を追う旅人/エレファントカシマシ
彼らもまた新たなアレンジャー村山☆潤と出会ったことで新鮮な雰囲気になっているが、インタビューによればストリングスを使おうかという話も出たけど村山☆潤の進言で無しにしたとかなんとか。期待が高まる。
8/10
世界には愛しかない/欅坂46
安定のヤフオクセット入手予定。アルバムが出たら買う。
あんなに好きだったサマー/GO GO サマー! /志田サマー新井サマー
先月のシングルで告知されていた第2弾にして最終作(予定)。しかし公式サイトが前作リリース以降ほぼ半放置状態に陥り、発売10日前になってもリリース情報が載ってない始末。TIF出演に合わせてか8月5、6日付近になってようやく2nd仕様に変更された。
8/17
金の愛、銀の愛/SKE48
実際にはA〜D、劇場盤の5種なんだけど初回と通常で封入特典とジャケットを変えているので9種もあるという。数少ない知ってるメンバーの柴田さんが卒業ということで表題曲は参加辞退したらしいけど卒業ソングが入るというType-C1択。
8/24
いつかの自分/anderlust
早速ストリングスポップになってしまい表題曲はパッとしない予感だが、小林武史の娘だったことが公表され、C/Wには早速お母さん(マイラバakko)もカバーしたことがある「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」が。
ラストシーン/ぼくらのゆめ /いきものがかり
ベスト盤の最終曲を両A面2曲目でシングルカットするという奇行に。シングルだけ手に取る人って今更いるんだろうか…。
8/31
深海/東京女子流
ノンプロモーション配信シングルが続いたがようやく4人での初シングル。
光の破片/高橋優
今度はアニメタイアップ。コブクロが実写版の方の主題歌でなんかいつもよりヒットしたらしいので売れるのかもしれないけど…。
walk on Believer♪/豊崎愛生
アルバム良かったし期待。
LOVE TRIP/しあわせを分けなさい /AKB48
朝ドラ主題歌をC/W送りにしてしまった愚行を反省しての初の両A面。総選挙曲とゼクシイタイアップを両A面にして共通C/Wに熱闘甲子園タイアップ。4曲目を総選挙の下位5つに分散させる形式の模様(初回・通常でジャケットが違うので劇場盤含めて11種あるが実質6種)。これによりアンダー以下の扱いが悪化した。
アルバム
8/3
Remode 2/globe
冬に出るはずがトリビュートになってしまったので1年越しに…。冬用に取っておいた曲が多いので冬曲が多めの真夏発売に。
8/10
ゅ 13-14/ユニコーン
去年はドラマのサントラアルバムだし、先日はカセットシングルとか手に取りにくいのが続いたので期待。
Recall THE END/TRUSTRICK
またダンガンロンパか…。思い入れがあるのは分かるけど奇異なコスプレ&濃すぎて意味不明かつ近寄りがたい雰囲気が出ちゃうんだよなぁこれ。
8/24
Out Of Blue/GOING UNDER GROUND
まさかのビクター復帰。3人で見せる次の景色とは。
君の名は。/RADWIMPS
ドラム山口が活動できなくなったこともありしばらく作品が出ていないが、完全な新作アルバムではなくサントラ盤。歌入りの新曲は3曲だけであと20数曲全部劇伴らしいのでこれは手に取るかどうか分からない。
8/31
青春の声が聴こえる/サスケ
まさかのベストアルバム。復帰してからアルバム1枚、あと通販限定でもう1枚出していたらしいが昔の新録音連発でも魅力に乏しいかも…。
KANAight〜花澤香菜キャラソン ハイパークロニクルミックス〜/花澤香菜
なんかキャラクターソングをかき集めてリミックスする企画作品だとかなんとか。1曲も知らないどころか演じていたキャラ自体もAngel Beatsの奏(キャラソンは無い)くらいしか知らない体たらくなので一応本人名義扱いとはいえどうしようかというところ。
7月26日(火)
ここ最近の2016夏ドラ Vol.1
神の舌を持つ男 1話
謎の温泉芸者ミヤビを求めて毎回温泉地を旅して2時間サスペンスみたいな事件が起きて解決するコメディミステリー。なめただけであらゆる物質を成分分析できる蘭丸(向井理)、2サスマニアで店舗を持たない流浪古物商の光(木村文乃)、正体不明の寛治(佐藤二朗)の3人が主人公でほぼ全編ふざけまくっているという堤監督らしい作風だったが、3人の関係性をほとんど説明せずにいきなり始まったので、この3人が実は数週間前に出会ったばかりだとかそういうのは公式サイトや随所のセリフだけで説明。1話なのに途中から始まった感が否めず、事件よりも終始小ネタの連発芸なのでなんとも話が掴みにくかった。
とりあえず、堤監督が原案に入った上で「相棒」や「科捜研の女」の脚本を手掛ける櫻井武晴が脚本なので、今作における植田Pは文字通りプロデューサーとして単なる最高責任者で作品への介入はしていないと思われる。中盤過ぎからしゃっくり連発しながら人類の愚かさを語りだしたりする自己陶酔の世界に突入することは無い…よね?
2話
1話よりも展開がスッキリして分かりやすくなった。徳井優、山村紅葉、中尾明慶とゲストだけでもメンツが濃かったが事件自体は殺人ではなく事故で、徳井中尾の親子愛で感動ムードに持っていきながら徳井の浮気で紅葉ブチ切れという紅葉を完全にネタに振り切った扱いがトンでいた。3話
ゲストの女将(森脇英理子)が昔の男を殺すという最初から犯人を明かすパターン。明らかに古畑テイストな部分があったけど…。殺害方法が温泉のお湯の自動入れ替えで、入れ替えをするとお湯の吸出し口の吸引が物凄くて風呂に入っている人間が引きずり込まれてしまうというものだったがオーバーすぎ。これを生かしてのコントみたいなやり取りがちょっとしつこかった。
徳山大五郎を誰が殺したか? 1話
欅坂46全員主演ドラマ。朝の教室でいきなり担任の徳山大五郎(嶋田久作)が刺殺されているのをメンバーが眺めているところから始まるというシュールなスタートからシュールを重ね掛けしまくり、なんか死体を隠す事になり、しばらく教室の隅の見えないところに置いておいたけど授業が始まるにあたって不登校の長濱ねるのロッカーに隠すことに。古文の竹村(相島一之)の授業中にロッカーが開いて徳山死体がこんにちは状態になり、慌てるメンバーだったがギリで乗り切ったところで徳山名義での「俺、死んだの?」というLINEが届いて驚愕する御一行&不登校の長濱ねるが廊下の向こうで変顔しているところで次回へ続く。ホラー、ヤンキー、スポ根という秋元系ドラマ定番の80年代以前から変わらないアイドルドラマのフォーマットを欅坂46では崩そうという事なのか今までにない作風。嶋田久作を死体で起用というインパクトが凄いがさすがに後で生前の回想も入るんだよな?
嶋田久作は乃木坂46の「シャキイズム」MVにも教師役で出ていたし、古文教師の相島一之は「セーラーゾンビ」で最終的にサイコさん化する教師役でケツスパーン芸を披露していたのが印象深いけど以前に繋がりがある役者を起用しているのは偶然か?副担任の江口のり子も48系の別のドラマに1回出てたみたいだし。
2話
不登校の長濱ねるも少し登場したが帰ってしまったらしい。音楽の時間で教室を離れている間にロッカーに隠した死体は消失。しかし徳山を名乗るLINEは監視しているかのように台車を手配したり、生徒を挑発するような行動を繰り返す。校長も副担任も明らかに何か分かっているかのような態度。作風自体が変なので不自然なのは単なる作風なのか伏線なのかよく分からん…。
ドラゴンボール超 51話
現代のマイに対して、未来でのトランクスが反逆軍のリーダーだったマイに助けられてきたという回想が入るもこれといった進展は無し。無力を痛感するトランクスが「悟飯さんや父さんならとっくにブラックを倒せているはず」と悟空の名前を挙げずに悟飯の名前をトップに挙げたのは悟空至上主義の中で未来トランクス視点でちゃんと描いていて良かった。未来トランクスにとっては悟空は未来でも過去で昔凄かったとはいえあくまで故人。トランクスの世界では師匠であり、現代に来ていた時もセルを倒した最強戦士は悟飯だったわけで。タイムマシンの修復は掃除から始まり時間がかかる模様。よく考えたら当時カプセル化する際にコケなどの汚れは自動排除されてタイムマシン本体だけがカプセル化されるという、なかなかの高性能っぷりだったはずなのでコケが付着しているのはおかしかったりもするけどまあいいか。そもそも人造人間編で既にDB消滅したままの未来でマイがDB連載初期くらいの若さにようやく成長している時点でお前ら人造人間出てくる前にこっそりDB使って若返り図ってたのかとかいろいろおかしいし。
52話
現代の悟飯に会いに行く話。悟飯の現状を聞いた未来トランクスにピッコロが「お前の知っている悟飯とは別人」「学者になって戦いから遠ざかっているから連れて行って戦うのは無理」とかバッサリなのが相変わらず切ないが、つい先日まで鍛え直していたピッコロでもこの発言だから本格的に悟飯もうダメそう…。自分の時代の師匠としての悟飯、この時代においてもセルを倒した少年期悟飯と全く違うお気楽キャラの悟飯に戸惑う未来トランクスだったが、幸せそうな悟飯とビーデル、パン、サタンらと触れ合う事で決意を新たにできたようでまあ何より。
斉木楠雄のΨ難 1〜3話
乃木坂46の生駒もお勧めに挙げていた漫画のアニメ化。1年も前に実写化発表があったが続報なくウヤムヤになっている中でアニメ化は発表されたと思ったらもう放送開始。個人的にこの作者のギャグが妙にツボでデビュー作の「ぼくのわたしの勇者学」も1巻で打ち切られた「新世紀アイドル伝説 彼方セブンチェンジ」も読んでいた。
ほぼ原作通りにアニメ化されていたが、「おはスタ」内で5分弱のショートアニメを平日毎日放送。溜まった5回分を通常の30分アニメとして日曜深夜に放送、という変則スタイルでの放送ゆえかとにかく早送り展開。
正直セリフを聞き逃したり理解が追い付かない速度で登場人物たちが終始喋り続け、漫画特有の間も全く無いので同じことやってるのにこれじゃ全然面白くない…。原作1話分を5分弱(話によっては前編後編に分割)で片付ければまあこうなるだろうけど…。テンポがいいというのを通り越して1.5倍速再生しているみたいだ。
7月9日(土)
MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2016 -YEAR OF THE MONKEY-
4月から行われているツアーの中野サンプラザ2daysの2日目、7月9日公演に行ってきた。このツアー、埼玉公演がこれまでの三郷や戸田から和光へ移動してしまい、和光まで行くなら都内の方がアクセスしやすいということで中野公演を選択。
MONKEY MAJIKのライブは5回目。昨年2月の武道館以来だ。中野サンプラザはMONKEY MAJIKを初めて見た2012年以来ちょうど4年ぶり、その前年末に東京女子流も見ているので会場自体は3回目。駅周辺が少し新しくなってたかな。
今回はアルバムが期待と違っていたので行くかどうか迷っていて迷いの末にチケットを確保。にも関わらず2階席ではなく1階席後ろから2番目が取れてしまう辺りに一抹の不安が…。1階はひとまず埋まっていたが2階席埋まったんだろうか。現状の売上はついにアルバムでもDEENを下回るか同等程度まで落ち込んでおり、にも関わらず東京公演を2daysとか、それ以前にホールツアーが続けられている事自体がなかなか例を見ない奇跡的な状況のような。通常、アルバムでO社0.5万割れレベルだとホールツアーよりZeppツアーに落としてくるか、小さめなライブハウスで細かく全国を回る形になりそうなもんだけど。
前日の公演では吉田兄弟がゲストに来て先日吉田兄弟+Monkey Majik名義で吉田兄弟サイドから発売した新曲「criminal」を披露し、アンコールのセットリストが変更されたらしいけど本日は登場なし。しかし映像収録は本日行っていて、後で映像化する予定という発表があるというねじれ現象が。吉田兄弟のスケジュール厳しかったのか。
1.Delicious
2.High
3.Plastic Girl
4.Undercover
5.Utopia
6.Crazy
7.空はまるで
8.Frozen
9.Breathe
10.Kiss Me
11.Splash
12.Valentine
13.虹色の魚
14.Change(吉田兄弟不在バージョン)
15.Gamer
16.Around The World
17.Together
18.Headlight
19.Colours of the worldアンコール
20.Beautiful
21.ただ、ありがとう
22.The Mistakes I've Made太字が最新作『southview』収録曲。
『southview』から全曲+前作『Colour by Number』から「Crazy」「Frozen」「Beautiful」、そして定番の代表曲という構成。初期作は完全に姿を消した。また『Colour by Number』はリリース直後の武道館で数曲しかやらず、その後ツアーが開催されずにFCツアーでは全曲曲順通りに演奏というのをやって映像化もされたものの、一般ツアーではほとんどの曲が未披露のまま、という事に。「Frozen」「Beautiful」は武道館でもやってるので一般ツアーで初披露は「Crazy」だけか。
冒頭5曲はアルバムの曲順通り。新しいMONKEY MAJIKを打ち出すかのような80'sダンスミュージック的なレトロ感が満載のステージに。音楽性の変化よりも、Maynardがアルバム制作過程から一心同体だった帽子を取っ払い、ついにツアーにおいても全編スキンヘッドで登場しているという見た目の変化がさりげなく1番大きい。MC時にスポットライトを浴びると太陽拳状態になり、聞こえなかったが前列の客が誰か「眩しい!」と勇者な発言をしたらしく、「眩しい?はは、ごめんね」と陽気に挨拶した以外は誰もイメチェンに触れなかったが、キャラ自体が今までよりも微妙に陽気になっていたような気がするのでなにかしら本人的に吹っ切れたものがあるのかもしれない。
MONKEY MAJIKといえばCDが打ち込みっぽさ全開の軽めのサウンドなのでライブでバンドサウンドで聞くと全印象が変わって迫力増し増しでライブならではの魅力に気づく曲が多いんだけど、今回の『southview』の曲も全体に生のバンドサウンドで重さが増し、新たな魅力が芽生えていて良かった。というかほとんど別物みたいに感じた。
けっこうノレるノリでもあり、なかなかライブ映えするなと思ったんだけど、「空はまるで」「Frozen」と既存の楽曲が続くとやはりそっちの方が盛り上がってるし、聞き心地も馴染みがあっていいなと思ってしまい、そこからの9〜12曲目はムムム…といった感じ。アルバムツアーでも全曲やらずに省かれるような曲がここで並んだといった感じでこの部分は正直少しだれた。
ノレると言っても意外と盛り上がれるわけではなく、明らかに既存曲の方が観客が沸いているのが見て取れるし、「Valentine」か「Gamer」だったか忘れたけど、観客がついに完全に棒立ち状態になってしまい、明らかに盛り下がってきたところ、間奏でメンバーが手拍子を煽ると息を吹き返したかのように最後のサビだけこれまでの棒立ちが嘘のように一斉に盛り上がったという場面は印象的だった。
今回はここのところ連続披露されていた最定番曲ポジだったのにベスト盤にはスルーされた「pretty people」が無かったのでDICKのMCタイムが「pretty people」の曲間ではなく、普通に始まって普通に終わったがここはBLUE MOONがスポンサーについている限り定番といった感じ。DICKがBLUE MOONのビールを乾杯して一気飲みする(背後ではメンバーがリラックスして飲んでいる)→チケット半券で抽選して毎回2,3名にビールやらサイン入りグラスが当たる…という流れ。毎回グダグダと自称するこのDICKのMCパートだが、パーカッションのサポートメンバーをハッピーバースデー合唱で観客も巻き込んでお祝いさせておいて、オチが「で、誕生日は?(マイクオフで回答)。あ、11月が本当の誕生日だそうです」というのは意味不明すぎた。
15時開場、16時開演、18時過ぎ終了と早く始まって明るいうちに終わる全体にはコンパクトな印象のライブだった。序盤は今回のアルバムもいいかもなと思えたんだけど、終わってみると今までの中では1曲1曲のパンチがやはり弱いのかなと思った。前半5曲や本編最後、アンコール最後などの配置は凄く良かったんだけど9〜12の印象がどうもなぁ…。今までのライブの曲目見直してみたら大体この本編中盤過ぎのラインって新作引っ提げてても昔の曲とか定番曲挟んでくる時間帯だったからだろうか。
また個人的には左斜め前の席にいた青年が周辺の中で頭2つくらい抜けて長身の頭デカめで、その長身青年が俺の前の席の人のエリアに半侵入した状態にどんどんズレ込んできていたせいで困った事に。
前の列は右端の方が1人不在だったようで、左右がゆったりしていて青年から右にいた人たちは全体に自分の座席から半身が隣の席にズレた状態になっていたようだが…。時間が経過するにつれて俺の目線ピタリに見事に長身青年の後頭部がドンピシャで遮るように入り込んでくる事態となり、こっちは左右空席が無くほとんど身動きできないので重心をズラすとかして頭の位置を無理やり変えなくてはステージが見えない状態になりストレスフルだった。何度長身青年の後頭部を「定位置に戻れ!」とひっぱたきたくなったことか…。
7月8日(金)
ここ最近の2016ドラマ春→夏過渡期
少女のみる夢
ド深夜関東ローカルで突如単発放送された新人シナリオ大賞受賞作のドラマ化。主演は乃木坂46の星野みなみと齋藤飛鳥。冒頭、沙良(星野みなみ)が1人でやりたい事リストあと1つを残すのみとなっている段階で登場するので明らかに登場前から飛鳥が演じる役の人は…感が漂う壮大なネタバレを喰らう中で3年前のメインストーリーへ。
事故で重体となり意識不明となった沙良が目覚めると看護師コスの七海(齋藤飛鳥)がいた。初めは普通の看護士だと思って病院を案内してもらっていたがその日の夜、七海は10年前から意識不明、沙良も意識不明で肉体は植物状態、意識だけが幽体離脱している事を知る。
世界で2人だけの同じ境遇に親友となり、イメージするだけで衣服をチェンジでき、どこへでも移動でき、おいしいものも食べれる、イメージ上のものであれば生み出せるのか霊体で触れるだけならメモ書きを残せたりもする(冒頭で生還した後の沙良が幽体離脱時に書いていたメモを持っているのは判断微妙だが…)という幽体離脱の日々を楽しんだ2人だがある日、脳腫瘍で入院中の生身の高校生である優斗(中島広稀)が声をかけてきた。生身で自分(幽体)が見えるということは2週間以内に死ぬフラグだという新設定が七海から明かされ、自暴自棄になる優斗。
そして七海も10年前当時からの担当医師の周(福士誠治)に片思いしていたが何も伝えられないもどかしさに苦悩。周は10年前転がってきたボールを拾わずに通過したらそのボールを取りに行った少女七海が交通事故に遭い、責任を感じて人一倍熱心に七海を見ていた。このため栄転の話を断り続けていたが、ついに上司からの栄転を断れなくなり病院を去ることになり、七海は自暴自棄に。周に栄転を命じる上司の医師が老けメイクのオリラジ藤森というギャグここでやる必要ある?
七海に惚れた優斗は七海に告白し、生存率五分五分と言われていた手術を受け、生きることを決意。これにより死亡フラグが消失したらしく、優斗からは七海や沙良の事は見えなくなった。
一方の沙良は七海のために何かしたいとして自分に乗り移って想いを伝えろと七海に提案。乗り移るのは消耗が激しく危険だととってつけたような回想説明シーンが挿入されたが、それ以前に何で同じ植物状態で沙良の肉体に七海の霊体が入れば動かせるのか良く分からない。10年意識不明のの七海と、1週間程度意識不明の沙良では状況が違うのだろうか。なんだこの超展開。
しかし超展開ながら力技でなんだか泣けるいいシーンになり、沙良を通しての七海の言動から周もこれは七海だと悟る。直後に沙良が重体に陥り心停止してしまう超展開2に…。
七海はすべてをかけて沙良を救ってくれと懸命に祈る。結果、沙良は意識を取り戻して生還。いつの間にか優斗も手術が成功して助かっている中で、優斗の表情は暗く、七海が代わりに死んでいたという超展開3に…。七海と今まで一緒にいた!と突然飛び込んできた沙良の話をあっさり信じた母親や周らは穏やかな表情でそれを聞き入れ、七海の母も周もみんなが救われた格好に。
退院した沙良と優斗は七海と沙良が書き下ろしていた退院したらやりたいリストを1つずつ叶えていき、最後の1つである20歳でワインで乾杯も実現。去り際にふいに七海のような人物とすれ違った沙良の微笑で終了。
なんだかんだ感動的ではあったけど、駆け足感の半端無さと超展開の重ね掛けが力技ハンパ無かった。やはりこういうのは全員救われてハッピーエンドが良かったなぁ…。
みなみ飛鳥は「BAD BOYS J」にも呼ばれなかったし去年の全員出演ドラマ「初森ベマーズ」でも当時選抜メンバーだったのに伊藤万理華含めて3人揃って最終回まで出番が無く、脇役ゲスト扱いに留まった(それまでのゲストメンバーは他校の敵役など目立つ出番が多かった)のでほぼこれが初ドラマ。かなり初々しかったけど初々しさを生かした形で良かったと思う。
ドラゴンボール超 47話
セル編の時に未来から来たトランクスが再び現代にやってくる新章。悟空が心臓病で死去し、人造人間の破壊行為により生き残りがトランクスしかいない未来と、全員生存+悟天+ブウらが仲間となっている現代とでは最早全く別次元のパラレルとして別れてしまったので単なる時間移動じゃなくて時間&別次元への移動という複雑さになってしまうような気がするが…。未来の世界はポタラみたいなイヤリングをつけた悟空そっくりの悟空ブラックにより人造人間が暴れていた時代よりも壊滅していた。片道分のタイムマシン燃料をなんとか捻出したブルマも何故かトランクスと恋仲になっていたマイ
(実年齢ブルマより上だぞ…)も殺され(後に生きてたと判明)、トランクスも深手を負った中で過去へとダイブ。セル編の時の現代トランクスは赤ちゃんだったので青年トランクスとは初対面。緊急事態で誰も説明してくれないので青年に対して同じ名前を呼ぶ両親に困惑する現代トランクス。誰か説明してやれ。ビルスウィスのところに悟空とベジータがいたのでこいつらもセットでついてきて、仙豆で回復した未来トランクスだったが、悟空がブラックと重なっていきなり殴りかかる。
未来トランクスの世界ではトランクスが物心ついた時には悟空は死んでて会ったことが無かったし、初対面はメカフリーザ一蹴時に過去に来た時。まともに接したのはこの初めて来た時だけで2度目に来た時は心臓病で悟空は戦線離脱。その後もベジータと過ごす期間が多かったし、心臓病から回復して精神と時の部屋で修行してから死ぬまでの後半の悟空は常時超サイヤ状態でいたので、未来トランクスとノーマル黒髪の悟空が行動を共にしていた時間は実はほとんど無かった。この状態では悟空がブラックに見えるのも仕方がないというか、トランクスが知ってるこの過去世界でも悟空は結局セル戦で死んでるので悟空がしれっといる時点でありえないし、ブラックに見えて殴りかかってきても不思議じゃないか。
48話
悟空が生き返っていた事に驚くトランクス。トランクスの時代では現代よりも遅れて現れたダーブラとバビディを苦戦の末に界王神の指示もあって何とか撃破した事で魔人ブウ復活を阻止したがその後に突如ブラックが出現したという。これ詳しい話をしなかったからアレだけど、トランクスにとっては最強な悟飯だけでなく、ベジータも生存してて、あの世から悟空も来てたのにダーブラも倒せずに魔人ブウ復活阻止できずに大バトルになったって聞いたら未来トランクス驚くだろうなぁ…。そもそも登場タイミングもまるで違うし(トランクスがまだ子供の頃)。
未来のブルマが現代のブルマあてに詳細な資料を添付していたおかげでタイムマシンの帰りの燃料確保はなんとかなりそうだったが、ブラックは何らかの手段で自ら現代に登場。悟空の事も知っているようだが…。
トランクスの強さを図るための手合せではトランクスが当時はなれなかった超サイヤ人2に変身。ダーブラを倒すまでの過程でここまでは極めていたようで作者はもちろんアニメスタッフにも軽視・忘れられがちな超サイヤ人2がちゃんと出てきただけでも何だか感慨深い。悟空はひとまず久々の超3まで見せてトランクスの本気の一撃を指だけで防いで貫禄を見せ、ゴッド化までは見せなかった。戦力差でかいなぁ…。悟天と未来トランクスの初対面も見たかったが悟天はテスト勉強のため現地に登場せず。
49話
悟空相手には何故か敬語なブラック。悟空と闘えるなんて光栄だということで戦い始めるが悟空は超サイヤ人2止まりで探り合いのままブラックが時間切れに。なんでもトランクスがタイムマシンで来た時空のゆがみをたどってきたので歪みが元に戻り強制的に引き戻されたとかなんとか。去り際にタイムマシンを破壊して行き、現代のブルマはまだタイムマシンをゼロから作ることができないので未来がブラックの天下になりトランクスは現代に取り残される事に…。しかし思い出したブルマが探し出してきたのは別の次元の未来(トランクスが現代での修行を経ずに人造人間だけ何とか撃破できてそれを報告しようとしていたいたもう1つの未来)でトランクスを殺害してセルが現代に来るのに使用したコケだらけで壊れていた方のタイムマシンだった。そういえば当時ブルマがカプセル化して持ち帰ってそのままになってたな…。
2話連続で時空を越えるのは重罪だとかなんとかビルスウィスがシリアスに語ってたけどそもそも「現在」自体が大幅に改変されて出来たパラレルな世界だっていうのはどう解釈すればいいだろう。
7月1日(金)
7月チェック予定CD
ようやく発疹が消えてきて平常運転に戻りつつある今日この頃。7月だ…。
シングル
7/6
灼熱サマー〜SUMMER KING×SUMMER QUEEN〜/志田サマー新井サマー
夢みるアドレセンス、東京女子流メンバーのコラボ限定ユニット。女子流がプロモーション皆無の配信限定リリース、公式サイト簡略化などもう1度武道館どころかいつ終わるか分からないほど規模縮小著しい中で堂々のCDリリース。
RIDE ON SUMMER/TUBE
昨年から継続して新作登場。しかしTUBEでの編曲はもうやらないんだろうか。
ACROSS/相川七瀬
単発リリースが続き前2作もアルバム未収録のままなのでこれも逃すと聞けなくなりそうだがレンタルにも出そうになく、割高なCDを買うしかないのか…。
7/13
ブラッドサーキュレーター/ASIAN KUNG-FU GENERATION
安定して期待。
7/20
薔薇と太陽/KinKi Kids
ここんとこデビューからのO社毎年1位記録のために年末頃にようやく1作というのが数年続いたが20周年を来年に控えて活発化しそう。
7/27
Million Clouds/坂本真綾
シングルはいいかなという気もする。
アルバム
7/6
THE STILL LIFE/平井堅
10周年は大ヒットベストアルバムでドカンと行ったが、20周年が去年シングル1枚で過ぎ去り、5年ぶり。
Synchronicity/HY+BIGMAMA
コラボ作品。HYのマンネリが著しいだけに新鮮な風が吹きそう。
7/13
Tシャツと私たち/ウカスカジー
復活するならまたW杯の頃かと思ったけど謎のタイミングで再始動。
THIS IS ME〜絢香 10th anniversary BEST〜/絢香
シングルだけ見ると前のベストから3枚しか出てない(アルバムは2枚)。そもそもオリジナルアルバム4枚で3枚組ベストアルバムとなるとまだ聞いてない残り2枚を聞いた方が早い気がしてきた。
7/20
The Second Time Around/TWEEDEES
期待。
7/27
醒めない/スピッツ
最上位盤がFC限定になってしまったのは残念。
CALENDAR GIRL/petit milady
勢いは凄そう。
Blu-ray
7/6
3rd YEAR BIRTHDAY LIVE 2015.2.22 SEIBU DOME/乃木坂46
8時間くらいやったらしいので必然的に収録時間が膨れ上がり、すげぇ価格設定に…。今こそポイントを駆使する時だ。