2016年11月の雑記〜深秋〜
16年11月
11月24日(木)
紅白2016
前年の紅白がどんなんだったかも覚えてないのに出場関係と曲目関係の更新だけは恒例化している今日この頃。今年も行ってみよう(定型文)。
初出場の人たち
市川由紀乃
演歌の人。既に40歳になっているものの大ベテラン勢が幅を利かせていて大ベテランより売れている若手が不遇な扱いをされるのはどこでも同じだが、ようやく上がいなくなったので出番が巡ってきた感じの模様。宇多田ヒカル
決死の交渉実ったのか、心境の変化かデコ大に続いて出場。史上最多メダルのオリンピックテーマ曲を取り逃がすも朝ドラ主題歌を失う事態は回避。特別扱いのフルコーラスか。大竹しのぶ
近年歌手活動を再開しているとはいえ特に歌手イメージはなく、代表ヒットとかも無かったような…。今年は中島みゆきのトリビュート『歌縁』と『なかにし礼と13人の女優たち』というコンピにしか参加していないが、どっちも有名な曲ではないと思うし…。謎すぎる。欅坂46
直前報道で全く名前が出てこないので衣装ナチった騒動が響いたのと近年のヒットした翌年に去年以前の曲を歌う(今年の曲じゃない)という謎の法則に従い選ばれないかと思いきやしっかり選ばれた。PUFFY
20周年とはいえ15周年や10周年時とさほど変わらない感じで盛り上がっている様子もあまりなかった。初期1,2年のヒットメドレー以外無いだろうし。ELTも20周年だけど紅白にも出演し中規模ヒットを出し続けて今もPUFFYよりは人気があるだけにPUFFYは予想外すぎた。「初出場」という話題性と逆に初期以外全くヒットが無い=ほぼ18、19年ぶりくらいで耳にする人が多くて懐古需要満たしまくりというのが逆に良かったのか。桐谷健太
「海の声」フィーバーもアルバムはさほどヒットせず。おそらく1回限り。KinKi Kids
ついに初出場。初期曲メドレーにはなりそうだが…。THE YELLOW MONKEY
再結成から一気に初紅白。新曲かヒットメドレーか。RADWIMPS
再ブレイクというかセールス全盛期もJ-ROCKファン限定って感じだったし、実質ロック界隈を越えての初ブレイクに近い状況か。両方あまり知らない人は昨年のBUMPと区別がつかなくなりそう。RADIO FISH
企画枠ではなく正式な歌手扱いに。
帰ってきた人たち
AI
05年以来。売れなくなってからも妙にTV出てるなぁと思っていたらついにTV出演からも遠ざかっていたが近年は「Story」再評価や、「ハピネス」のクリスマスコカ・コーラCM定番化もあり、複数の曲がスタンダード性を獲得しつつあった。何故今年なのかってのはあるけど。またwikiには「和田アキ子に「私の子分」と紹介された」との一文があり、落選した和田アキ子の後継者枠として考える事もできる(できねーよ)。絢香
06〜09、11、12、14年に続いての復帰。2年置きパターン発動か。ていうか今年10周年でベスト盤しか出してないんだけど、PUFFYといいKinKiといい周年お祝いが選出理由になってくるなんてルールでも?香西かおり
91〜95、97〜03、05〜07、12〜14と時々途切れていたようで今回伍代夏子、藤あや子と2人分枠が空いたので1つは市川さんに、もう1つでこの人を戻した模様。福田こうへい
事務所トラブルが響いて落選したと思われた昨年から解決して無事復帰。
いつもいる人たち
E-girls
4年連続。現状安泰(コピー)。いきものがかり
9年連続。「ラストシーン」を歌えるのか、2年連続過去曲送りになってしまうのかで立ち位置がハッキリしてくるかも。石川さゆり
07年から津軽・天城ループ地獄に陥っており、今年は天城年にあたる。マンネリ勢が退いていく中でもここまで綺麗なループを繰り広げている存在もまた他に無い。AKB48
ついに完全なJPN48化となり、48名を投票で選ぶという。これでは姉妹グループが出れるはずが無いどころか純粋AKB48メンバーもほぼ出れない。NMB山本やSKE松井などエースが兼任を自ら解除申請し、自身のグループへ専任する意向を示す動きはあったけど結局AKB48名義での選抜には選ばれるし、こういうことされれば全部無駄になってしまう。もうどう頑張ってもAKB48と姉妹グループを別グループとはみなせない状態になっているし、もうしょうがない。独立体制を取っている46は2組と逆転状態に。坂本冬美
ここのところ数回披露曲送りになりがちだが、デコ大には新曲でノミネート。ただあれはTBSドラマ主題歌だからと思われ、通常よりヒットしなかった事からも過去曲送りになりそう。椎名林檎
3年連続4度目でいつの間にか常連に。リオ閉会式の「フラッグハンドオーバーセレモニー」検討メンバー(プランニング担当)として賛美されていたものの、そっちに注力していたのか今年自身の新曲が出ていない。昨年の出演時も一部ロックファンのみがバックメンバーの凄さに驚嘆するも一般人はその人もそもそも曲もさっぱり分からないというねじれ現象がピークに達した場面もあった。初期ヒット曲は個人的にもインパクト抜群だったが直撃世代以外は…だろうし、近年の朝ドラやW杯曲はあるものの、TV良く出るわけでもないし、紅白連続出場は個人的には1番意外性がある。島津亜矢
2年連続3度目。01年に初めて出たっきりだったがこのまま常連入りなるか。高橋真梨子
まさかの2年連続。84、13、15年と、当初は久々出場の大物という1回ポッキリのスペシャル出演かと思いきや普通に出てくるように。昭和カバーアルバムを出しているので徳永に代わるカバー枠になる可能性も?天童よしみ
93、98〜連続。安泰枠。西野カナ
7年連続カナ。「Darling」「トリセツ」級には至らずとも相変わらず高い人気を維持しているカナ。乃木坂46
2年連続。AKB48がJPN化しているので実質AKB48を越えている勢い。Perfume
9年連続。安泰。松田聖子
4年連続。過去曲ばかりの大物扱いになっているがYOSHIKI提供の新曲なるか。水森かおり
演歌界の圧倒的女王と呼ばれてもいいはずなのに何故か舞台装置要員。miwa
4年連続。Nコン主題歌で確定枠。嵐
8連続。相葉司会者をサポートするため出番も多そう。五木ひろし
安泰。X JAPAN
まさかの2年連続。アルバムもやっぱり出ず、今年は新曲も出ていないのに…。関ジャニ∞
気がつけば5年連続。郷ひろみ
何故か新曲を歌い続けられる特別扱いも昨年ついにオックセンマン送りとなり果たして今年は…。三代目 J Soul Brothers
親分が出ない中で孤軍奮闘。SEKAI NO OWARI
3連続。「Hey Ho」しか出てないのでこれか。Sexy Zone
4連続。TOKIO
新曲じゃないんだろ?どうせ過去曲送りなんだろ?(あきらめ)AAA
7連続。安泰だが紅から白へ再移動。氷川きよし
安泰。V6
3連続。メドレーは歌い尽くした感があるが新曲か繰り返しか。福山雅治
新曲出してなかったような…。星野源
2年連続。みんなで恋ダンス。三山ひろし
山内惠介
両者とも2年連続。上が退いたので当面人気が下落しなければ安泰か。ゆず
2年おきの法則を破って2年連続。しかし今年はシングルが無く、あのサビだけ流用した半カバー曲(それも10年ほど前のリメイク)とアルバムしか出ていない。
いなくなってしまった人たち
今井美樹
1回きり大物枠っぽかったし。EXILE
ATSUSHI留学による実質休止はもう始まっていたらしい。NMB48
「365日の紙飛行機」のセンターがここの所属だったので残っていた昨年から案の定な姉妹グループ全滅。大原櫻子
貴重な若手が1年ポッキリで消えてしまう事態に。シングル1作、アルバム1作のトップ10ヒットではダメなのか。ゲスの極み乙女。
ゲスノートについに自身の名前も書かれた。ゴールデンボンバー
「女々しくて」5連続という新記録は達成させてもらえない。だったらまだヒットしていたうちに別の曲も歌わせておいてほしかった。伍代夏子、藤あや子、森進一、細川たかし
演歌勢ベテランが一掃。森進一は昨年のうちに卒業表明、細川たかしは発表直前に辞退を表明したが数年前には出れるまで出るとか言っていたので落選を聞いて慌てて発表したのでは…。近藤真彦
まさかの大トリから一転して活動してない。Superfly
連続では出てくれないのか。SMAP
やっぱりそうなるよね。徳永英明
カバー要員状態だったのもついに用済みに…。BUMP OF CHICKEN
1回ポッキリの特別だったか。美輪明宏
最高齢、退く。μ's
代わる新たなアニメ枠が選ばれず、アニメ枠消失。REBECCA
終了宣言もせずに活動しなかった。和田アキ子
40回を目前に消されるというあんまりな事態に。消すなら40回で綺麗に幕引きさせるもんだと思っていた。芸能界は恐ろしいぜ!
そういえばいない人たち
安室奈美恵
紅白は95〜03年でストップ。産休時も5月出産だったので産休前最後の紅白、復活紅白と余裕の2連続出演をしていた。かつては普通にTV出演する人だったが、低迷した00年代半ばにTV出演が減るとそのまま距離を置くようになり、再ブレイク後も露出増加をせずにほぼ出なくなってしまった。NHKリオオリンピックテーマ曲を引き受けたという事は出るという事かと思われたがここでも拒否するとはよほど出たくないのか。メダルラッシュだっただけにフル尺のバック映像にメダリストの映像流しても全員収まりきらない勢いだったと思われるが、リオは誰が振り返るのか。林檎にNIPPON晴れさせるのか。back number
28日にベスト盤を発売してスタンバっていたはずが…。1つ抜けたヒット曲が出せていない(と思われている)のだろうか。BABYMETAL
一部では神格化されているものの良く知らない人は知らないという現代を象徴する若手グループ。出れば盛り上がるのも確実であると同時にお茶の間唖然もまた必須。大晦日にDEATH!! DEATH!!とかデスボイスが炸裂するのは…(※常にDEATH!! DEATH!!しているわけではない)という事もあるし、アミューズ的にはお茶の間で無害安心の福山・星野・Perfumeで打ち止めということか。Mr.Children
朝ドラ現役主題歌で発売が1月に決定しているものの、年内のメディア出演は発表されておらず、やっぱり出なかった。来年交渉しても放送終わってるし無理そう。コブクロ、aiko、平井堅
かつてだとベテランと呼ばれていたが高齢化著しい昨今では中堅扱いのおおよそ15周年界隈の人たちの復帰も特に無し。超ベテランが複数人切られたため、若返りとも言われているが実際のところ若手が増えたわけではない。昨年初出場で10代だった今年20歳の櫻子が即刻切られ、20代のゲスは世間から袋叩きにされて消された。
今年の初出場は概ねOVER 30's WORLDであり、20代以下は欅坂46のみ。これで若返ったと感じてしまうのは若手の認識がどんどん加齢しているという事であり、高齢化社会待ったなし。
11月23日(水)
DEEN LIVE JOY Special 日本武道館 2016〜Ballad Night〜
8年目、9公演目を迎えた武道館ライブ。20周年を機に10月上旬へ移動していたが今年はさらに遅らせて11月23日となった。まさかの水曜祝日ど真ん中開催。祝日とはいえ全国から遠征してくるファンには酷な週のど真ん中開催が仇となったか、初のバラードナイトというバラード縛りが、近年のアンチエイジング路線と真逆すぎてやるなら今じゃないだろ感が半端なかったためか、史上最大の空席祭りに…。
ここ2年はファミリー席にいたので全体像が見渡せず、東西が1/4まで減っているのが見えるのみだったが今年はファミリーも一般も価格が変わらなくなったので久々に一般席を取り、安定の南東方面へ。久々に見渡した会場全体はさすがに寂しすぎるものがあった。
東西は完全に絶滅寸前となり、1階はまだしも2階は最も南寄り最前の小さな1ブロックのみ。最早黒幕が足りず、東西の半分までを黒幕で覆っているのに全く隠しきれない空席を大量に晒し続けるという。
さらに南東、南、南西も最後尾からの5〜6列(南のみ4列程度)が完全空席。さらにポツポツ隠しきれない空席が点在。実際俺の横2席が空席のまま。反対の隣の人が大柄で明らかに俺の座席部分にはみ出してきていたが、空席が幸いした。
東西ほぼ絶滅、ついに二階席後列が絶滅。いつも「半分になってもやる」とかネタで発言していたが、これは半分どころかリアルに武道館のフルキャパの50%割れ確実。5000人でも盛りすぎ、最早4000人台がいいところか…。なんてこったい。
恒例の直前発売CD封入特典の引換券は恒例のランダムポストカード。例年と交換場所が異なり、グッズ&CD売り場の真横になっていた。なお毎回誰が買うんだろうと思っていたメンバープロデュースのネックレスみたいな3万とかする高額グッズは消失していた。なかなか売れずに困っていたところようやく在庫処分が終了したのだろうか。
入場時全員プレゼントは空席祭りで苦しい中でもクリアファイル2枚。最悪何もない(宣伝チラシだけ)と思っていたが頑張った!
ステージ自体はいつも通り。サポートはバラードナイトなのでダンサー無し、ブラス隊も無しと近年の踊るバラエティ路線サポートメンバーは無しだったが、右側をリズム隊、左側をストリングス隊8名と、初めてリズム隊とストリングスを同格の扱いで配置し、後列を17人の日本工学院のボーカル科コーラス隊。これは3年前の『二十歳』に参加したのと同じ所属だが専門学校は2年制で前回から3年経過しているので当然次の世代。3年前なぞついこないだのようだが、もう『二十歳』歌ってた若者たちは卒業しているのである。まだ夢に向かっている者もいれば、挫折した者、別の道へ向かった者もいるのかと思うと遠い目に…。
昨年はバイオリン1人とダンサーしかいない省エネ路線だったので、演奏を聞かせる事に徹したかのような導入っぷりには山根さんがいきなり「今回登場人物が随分多いんですが僕のギャラが減るんでしょうか」とギャグをかますほど。
特にストリングス隊8名というのは08年の初武道館以来。ストリングス隊は09年以降は4人になり、ずっと4人だったが昨年ついに1名にまで削減されてしまっていたことを考えると大復活。ていうか最近のCDでも3,4人なのにCDより多いじゃないか。今回はリズム隊と同格の配置だったのでほぼ全曲に参加していた。コーラス隊はいない時間の方が圧倒的に長かった。
1.心から君が好き 〜マリアージュ〜
ストリングス隊が前奏を弾いている間にいつの間にかセンターステージに出ていた池森さんがマイクオフで熱唱して戻ってきて3人+ストリングス曲がスタート。早4年前の曲、BEING LEGENDでは他の旧曲がガッタガタな中で最新だったこの曲は貫録の1曲だったけど、4年の間にだいぶ声の調子が変わったせいか早くもCDとはちょっと違う感じに。2.愛の鐘が世界に響きますように...
バンド、日本工学院のコーラス隊が大挙して17人出てきた時点でコーラス隊を必要とする曲はこれしかないと読めた。フルでの披露は当時以来?映像化されるとすればメドレー以外で初だろうか。3.Christmas time
たぶん原曲キー。1番から最後のサビ部分(1番サビと2番サビ)へ飛んだのでギターソロなど無し。最後の方で1ヶ所だけ裏声になっていたがそれ以外は張り上げた。4.瞳そらさないで〜Smooth Blue Mix〜
Complete Sorasanaideにまた新たな1ページが。ほぼ何があっても食い込んでくるこの曲だが、コーラス隊がいるのを生かしてレアなSmooth Blue Mixでの披露。5.このまま君だけを奪い去りたい
ド鉄板。ストリングス付。裏声なし、変な溜め、遅れなし。これならTV出ても大丈夫。6.Teenage dream
意外と披露されていないんだけどなんだか随分聞き飽きた感があるのは何故なのか。7.記憶の影
最新バラード。最新曲だけに最もCD通り。8.夢であるように(キセキver)
アコースティックコーナーだが、3人が前に出てきただけでストリングス、ベースドラムも定位置でそのまま演奏。キセキVer.は暗めなせいかほぼ披露されることが無いがこういう機会でもない限り聞けないので貴重か。トーク&撮影コーナー
修理されたニュースマホにて。画面左の方がやけに真っ暗なのはレンズがズレているのではなくて人がいないから。アコースティックコーナー間のトークは何故かいつもよりかなり短め。バラードなので尺が長く、喋っている時間を削る必要があったっぽい。
9.蒼い戦士たち
こちらはよりアコースティックコーナーっぽい装い。3人+ストリングスでの演奏。原曲が3人だけ(ただし1人で重ねまくり)だったのでストリングスが入ると原曲より豪華。10.Long Distance
4thアルバム『'need love』の中でも好きなバラードだがファン人気があまり高くないのか生で聞けたのは初ライブ以来だろうか?感激。しかもCDだとドラムが軽いのが気になっていたがこの時ばかりはHIDEのドカドカドラムがその不満を解消してくれる形に。しかもこれ原曲キーじゃなかったか。11.Sea Of Love
田川ソロ。THE SONIC TRICKの曲。THE SONIC TRICKは実質終了状態なので(3人のメンバーのうち1人はHIDEなのでいつもいるが当時若手としてオーディションで選んだ森口翔太は接点が皆無になっておりどうしてるのかと思って調べたら今年のELTの新曲でベース弾いてた)封印しておいても永久封印状態であり、前回からDEENのライブでも披露するようになったようだが、ストリングスも参加してのいつもの激しいギターソロとは異なる聞かせる泣きのギターが炸裂する新鮮なステージに。12.向日葵の咲く丘
山根ソロ。上海ロックスターにバラード曲が無いので今回は出演を断り(ロックスターデビュー10周年だったのに)、自身のソロボーカル曲の中でしっとりしたやつを。故人を思って歌う曲だったせいか、曲の前ふりで墓参りに行った話をしてやたらと「墓参り」を連呼していたのが印象的。13.永遠をあずけてくれ(キセキversion)
コーラス隊も戻ってのアカペラ風バージョン。14.君去りしクリスマス
結局今回ほとんど00年以前の曲で固められていたが、この曲は2009年のアルバム曲でありクリスマスが近いので選ばれた模様。こういう00年代バラードをもっと聞きたかった。15.いつか僕の腕の中で
Ballads in Blue styleのサビ裏声ではなく、張り上げる原曲バージョン。16.素顔で笑っていたい
17.LOVE FOREVER
18.思いきり笑って
1st〜2ndアルバム期の楽曲を固め打ち。この辺も毎回やらないとはいえ、割と出てくる曲だし、同じような初期の固め打ちがちょっとなぁ…。キーも以前より下げてなかったか原曲キーだったような。「LOVE FOREVER」は以前は違う曲みたいにキー下がってたのに今回はそんなに低く感じなかった。全体的に高音が安定してきているので定番を除いた久々披露の曲は3下げや2下げを1下げや原キーに戻した曲も多いのかな?19.さよなら
3rdアルバム『The DAY』から冬の曲を。これはかなり意外性があったが、やはり00年以前の曲で…。ここまでショートだったりフルだったり混在していたが一応ファン投票を基にしたメドレーだったとのこと。今も残っているファンだからむしろ直近10年くらいを熱く支持するかと思いきや、こんな初期信仰の強いファンばかりなのか…?20.哀しみの向こう側-Triangle Cover Version-
これも00年の曲。そういえば3人だけのセルフカバーバージョンがあったんだった。ストリングスも入れての披露。本編最後は「MY LOVE」でガツンと締めると思っていたがまさか「MY LOVE」無しとは…。アンコール
アンコールをコールする間も無く、メンバーが去って1分もしないうちにKYADEEN結成からレコーディング、本日のライブ出演に至る経緯を天野の視点から天野・池森・時々ウドのラジオ風の会話劇で構成した音声が流れる。
21.遊びに行こう!
最新曲にしてKYADEENのデビュー曲。モニターに歌詞が出ると思っていた天野は何も出ないので焦ったらしいが間違えなかった。バラード続きで全編着席だったので、ここで初めて観客も総立ちになり盛り上がる。天野は24時間テレビで片隅で武道館に立ったことはあるが歌うとは…みたいな武道館でライブは初めてですみたいな態度を取っていたが、ブラックビスケッツとしてここで思いっきり歌った事ある。ポケビに負けておまけで歌わせてもらった形であったけど。
さらに相方のウドに至ってはポケットビスケッツのラストライブにて完全単独公演を経験しており、単独ボーカル曲(GREEN MAN)、単独ギターソロ曲(まごころ)、Bメロ・Cメロ・締めのコード弾き(Power)、間奏ギターソロ(Days)を全て生演奏で行うというボーカリスト&ギタリストとしての日本武道館経験が16年前にあるわけで(そのせいか天野ブログではポケビには言及)、当時の満員の景色を覚えていたのであれば今日の景色は…だったろうな…。そんなポケビの再発ベストが本日発売というのもまた縁か。
22.ひとりじゃない
2番カットのショートサイズ。アンコールなのでバラード縛りは無くなったという解釈で、皆勤賞のこの曲を欠かさず持ってきた。23.君が僕を忘れないように 僕が君をおぼえている
新たな定番曲になるか。2年前のアップチューン。24.歌になろう
武道館定番。今年もスクリーンなしのうろ覚え歌唱かと思いきやさすがに9回もやっていると慣れてくるものだな…。25.翼を広げて(キセキversion)
ストリングス隊がいたのでキセキversion。去年は原曲、一昨年はキセキだったので交互にやっているが3年連続で同じ締めになってしまいせっかくの新鮮な試みが何だかマンネリっぽい終わり方に。最後のあいさつではキャイーンも再登場。全員で挨拶を行った。また来年以降の活動も説明され、来年は47都道府県ツアーをやるので武道館はやらず、25周年でやると明言。その際に「空席が目立ちますが、25周年は一杯埋められるように精進する」という池森さんの正直なコメントも飛び出した。今年はさすがに空席ネタは禁句かと思ったら自ら最後に持ち出すとはまっすぐな人…。
20周年前後が1番マンネリ極まっていたと思うけど、ここ数年はカウントダウンをマニアックナイトにしたり、マンネリ打破を意識し始めていた感もあった。そんな中でのバラードNightの案は以前からあったが躊躇があり、このタイミングになったようだけど、正直今では無かったかなとも思った。音楽の路線やコラボ相手やタイアップ先球団などが旬を迎える前後の時期で旬を逃すとかDEENの活動タイミングの間が悪いのはいつものこととはいえ、ここ数年の活動方針とバラードがほぼ真逆だったってのもあるし、バラードベスト出した後とかそういうタイミングならまだしも。
山根さんのMCではいつもと違う構成で、いつもはドカンと始まって数曲いってバラードいってアコースティックいって…いつも同じですね!→池森さん「だから今回違うんだよ!」というノリツッコミがあったくらいなので、00年代以降定番をいくつも固めていき気がつけば完全固定になったライブ構成を変えようという動きはようやくといった感じで良かった。
来年のツアーは何故か東名坂のZeppを2daysずつという斬新な構成になっているが、これも1日目はマニアックナイトベスト、2日目はベストライブという2部構成に分けるというから、ライブの構成を変えていくというのはかなり緊急の課題になっているっぽい。
というか随分前から毎回同じという声はそれなりにあったはずだが、危機感を持たずにドマンネリを極め続けた結果いよいよ動員が目に見えて下がり始めているのかもしれない。祝日でも週中という日の悪さもあったとはいえ目に見えて空席が目立ってたのでドマンネリが続いたこの4、5年で本当にファン離れ進んだんだなぁと改めて実感した。10年くらい前は既にヒット曲も出なくなっていてCDは右肩下がりだったが「最近実はライブ動員が増えている」というMCもあり、だからこそ武道館へ向かって行けたわけだけど。
しかし「MY LOVE」は聞けると思ったんだけどなぁ…。「i...」「星の雫」「もみの木の下で…」「I Promise You」「星降る夜、この星で」「もう泣かないで」など02年以降のバラードがほとんど無かったし。ストリングス隊が8人もいる時だからこそこれらの曲が映えるわけで、山根さんもメドレーの後に中規模なヒット曲ばかりなどと発言していたけど、ストリングスいなくても成り立つ曲ばかりでもったいなかった。あの後半の初期曲メドレーが本当にファン投票の結果反映だとすれば現在進行形で熱狂的に追っているのではなく、ファンの間でも昔が良かったから惰性で残っている感が強まってくるし、ちょっとまずくないか。ここ何年かでいよいよコナン・中華一番・テイルズ世代辺りもほぼ軒並みOVER 30'sになってきて本格的に若者がいなくなってくるところでもあるから仕方ないかもしれないけど。
ボーカルコンディションは高音は完全安定。低音はやや出しにくそうで不安定だったけど12〜14年頃よりは断然出ていた。これに伴い久々披露の曲が来た時のCDで聞きなれた音より低いなぁという感じがだいぶ無くなった。総じて良かったけど初期寄りの選曲がなぁ…。
11月18日(金)
嗚呼デコ大2016
今年もやってきた意味明瞭な権力の祭典、かつて少年少女たちは大人の世界への疑問をこの賞から抱き始めると言っても過言ではなく、現在の少年少女たちはついに見向きもしていないのではないかとささやかれるデキレース・レコード大賞、略してデコ大の発表である(完全テンプレ)。
というわけでデコ大と呼び始めて5周年を迎えた2016年、昨年1億円で大賞をお買い上げしていたことがマジでセンテンス・スプリングされてしまい、ついにデキレースでもって勝敗がついたって拍手を贈るべきウィナーが存在しない(by 光の射す方へ)事が白日の下に晒される歴史的瞬間が訪れてしまった。思えば受賞曲は「Unfair World」、そのまんまだったのである。実にシャレが効いていた。
センスプられなければ今年も
1億円でお買い上げで連覇の予定を狙っていたと思われるが、各メディア全く報じない中でもLDH追放の動きは確実に進んでおり、先に発表された有線大賞からLDHが抹消された。これじゃ有線大賞もお買い上げだったのかと思ってしまうところだったが、デコ大からもLDHが綺麗さっぱり消失した。またかなり気にしているのか今までやった事もない選考説明文を突如掲載。「議論を尽くした」「論議した」などと審査員勢がちゃんと話し合って選びましたよアピールをしまくるという変化が生じた。
優秀賞
西野カナ「あなたの好きなところ」
浦島太郎(桐谷健太)「海の声」
坂本冬美「女は抱かれて鮎になる」
きゃりーぱみゅぱみゅ「最&高」
AKB48「365日の紙飛行機」
AAA「涙のない世界」
宇多田ヒカル「花束を君に」
西内まりや「BELIEVE」
氷川きよし「みれん心」
いきものがかり「ラストシーン」・西野カナ、きゃりーぱみゅぱみゅ、AKB48、AAA、西内まりや昨年から残留。
・外れたのは一億円、三山ひろし、水森かおり、ゲスの極み乙女。
・新登場は浦島太郎(初)、復活は宇多田ヒカル(1999年以来)、坂本冬美(2013年以来)、いきものがかり(2014年以来)。
残留組の中でもきゃりー、西内はO社トップ10入りを果たせていないが、他に入ってくるものも無かったので残留した感じ。これにより西内は最優秀新人→優秀→消えるの定番3年コースを回避した。
一方で昨年の最優秀新人賞を獲得したこぶしファクトリーが優秀賞へのスライドなしで消失。新里宏太と違って活動が継続しているのにスライドせずに1年で消えるのはなかなか前代未聞だ。
昨年は編曲賞送りになっていたいきものがかりは謎の復活。アルバム(ベスト)は1番ヒットして10周年もあって存在感は見せたが、この曲に関してはO社20位に終わっており全く爪跡を残した様子もない。戻さなければならないほど他がいなかったのか。
演歌勢では若手の三山ひろしが早くも消えてしまった。演歌界の最強女王なはずなのに扱いが微妙なままの水森かおりも13作連続O社トップ10入りの偉業を達成しているのにまたしても外れ、これで2012外れる、2013ノミネート、2014外れる、2015ノミネート、2016外れると交互ループ状態に。代わりに復帰した坂本冬美はTBSのドラマ『神の舌を持つ男』主題歌だった縁としか思えないが、ドラマは大コケ、なのに何故か12月に映画公開が決定している泥船状態、主題歌だったのに通常より売上低いわとむしろ逆タイアップ状態。
ゲスの極み乙女。はそのゲスノートっぷりで猛威を振るいついに自らも停止を余儀なくされてしまうなど追放状態になってしまったのでまあ…うん…。ワイドショーの今年の芸能ニュース特集ではたぶんそれなりに登場すると思う。
「海の声」「花束を君に」と配信&アルバムでしかCD化していない楽曲及び一応途中で表記を両A面に変えるもC/Wの「365日の紙飛行機」を入れてきたのはかなり異例。デコ大も一応時代に合わせて柔軟対応したということだろうか。
デコ大的にはAAAにまさかの!というのがいつものパターンだがこれ以上デコるとさすがにまずいので無難にAKB48に戻るだろうか。例年だったら順当なくらいの爪跡も残した楽曲だが今年の場合は「で、いくら積んだの?」「PMT48(Payment 48)」「納金康(ノウ・キンコウ)」とか言われるのが宿命なのでめんどい。
宇多田であれば異常神格化されている存在なので誰も文句言わない枠。むしろ「レコード大賞が再生した!」「ここから権威復活」とかプロリスナーとかプロ評論家の人たちが勝手に権威回復させてくれるので、例え会場に来なくとも、むしろ来ないのに宇多田ヒカルを大賞にするとイメージ回復効果がとんでもない事になる。浦島太郎もヒット認知が高いので近い効果は期待できそう。そろそろ演歌に戻して氷川きよしに置きに行くよりも断然利点が多い。
新人賞
iKON
林部智史
羽山みずき
BOYS AND MEN新人というと欅坂46くらいしかメディアで大々的に話題にならなかったが、林部はここのところ毎年のように出てくる「泣けるバラード」系の持ち上げられ方をしている。
BOYS AND MENは名古屋拠点からジャニーズの支配の中でTV露出の制限という男性アイドルグループの宿命をうまく交わしながらかなりの大成功を収めており、ジャニーズもいないデコ大においては順当にいけば確実。ただBOYS AND MENは2012年にはシングルを発売しており、メジャーデビューでもおもいっきり2015年。2016年はユニバーサルと専属契約してレコード会社が固定した、というだけなので新人感が皆無。
最優秀アルバム賞
「Fantome」宇多田ヒカル
勝手に決まっている大賞は順当に宇多田ヒカル。宇多田ヒカルのノミネート自体が98年に『First Love』でアルバム大賞取った1回ポッキリ。このレコード献金大賞化している状況で宇多田がいるかいないかは大きく、権威回復に宇多田を利用しまくる魂胆が見え隠れしなくもない。
優秀アルバム賞
「YELLOW DANCER」星野源
「醒めない」スピッツ
「シャンデリア」back number
「JOY OF LIFE」葉加瀬太郎
例年に比べると一定以上のヒットを記録し、一定以上の話題性を獲得したアルバムが並んだ印象。ただ2作が去年のアルバムになってしまってはいるが…。
気になるのは説明に書いてある「今年セールスが顕著だった、若手で最も旬な存在だった、キャリア・アーティストならではの匠の技が見事だった、など」という選考理由だが、30〜40代しかいなくて中堅とベテランのみ。若手というと10代20代だろうけど若手に該当するアーティストは選ばれていない。まさかメジャーデビュー5年のback numberを若手扱いしているのだろうか。back numberは「今年セールスが顕著だった」の方に該当するはずだが…。選考している人たちの高齢化が深刻だ。
日本作曲家協会選奨
城之内早苗
山川豊基本的に未来ある若手が選ばれていたがここのところ急に老け込んでしまい、ここ数年はベテランのおじちゃんおばちゃんばかりになってしまった。作曲家協会も高齢化が進んで最近の若者を認めない傾向が強まっているのだろうか。
最優秀歌唱賞
鈴木雅之
今回初めて明確な説明文が掲載されたことで日本作曲家協会選奨と同じラインだったことが判明。元々こっちは優秀賞から選んだ実質レコード大賞に続く2番のような扱いとしていた時代も10年ほど前にあったはずだが名称そのままで趣旨変わり過ぎ。鈴木雅之はソロデビュー30周年。ここのところは完全に周年を迎えたベテランソロシンガーに与えているような…。
特別賞
『君の名は。』RADWIMPS
THE YELLOW MONKEY
『シン・ゴジラ』鷺巣詩郎・伊福部昭
BIGBANG流行ったものに与えるような賞。RADWIMPSをこっちに回した。BIGBANGだけなんだかよく分からない扱い。
特別話題賞
『PPAP (ペンパイナッポーアッポーペン) 』ピコ太郎
急遽ぶっこん出来たような新設の賞。世界で大ヒット!というVTR付の年末進行が定番化しそうだがビルボードランクインもわずか1週で圏外になった事はあまり知られていない。
特別栄誉賞
船村徹
文化勲章をもらったらしいのでそれに便乗して賞の格式を上げるために突貫新設したっぽい。
作曲賞
岡千秋
「命の恋」神野美伽作詩賞
原文彦
「秋恋歌」香西かおり編曲賞
SEKAI NO OWARI
「Hey Ho」SEKAI NO OWARI作詩作曲は演歌歌謡、編曲だけJ-POPからになったがセカオワ?何故にセカオワが優秀賞じゃなくてこの枠?
企画賞
『あからんくん』プロデュース:松本一起 (作詩)、伊勢正三 (音楽)
南こうせつ・イルカ・池田聡・太田裕美・大野真澄・我那覇美奈・しなまゆ・名倉七海 他『1936〜your songs〜』
山崎育三郎『顧かえりみて』
永井龍雲『ザ・ピーナッツ トリビュート・ソングス』
相田翔子・石川ひとみ・岩崎宏美・植村花菜・太田裕美・華原朋美・島谷ひとみ・鈴木亜美・谷山浩子・中川翔子・夏川りみ・平野綾・FUNK THE PEANUTS (吉田美和・浦嶋りんこ)・藤本美貴・マルシア・misono・ももいろクローバーZ (百田夏菜子・玉井詩織)・森口博子・森高千里・矢井田瞳・Littele Glee Monster (アサヒ・manaka)『Sugar Cane Cable Network』
BEGIN『スナック JUJU〜夜のRequest〜』『六本木心中/ラヴ・イズ・オーヴァー』
JUJU『長編歌謡浪曲 無法松の恋〜松五郎と吉岡夫人〜』
中村美律子『トゥ・ヤング』
雪村いづみ with 美空ひばり・江利チエミ『東京恋文』
蘭華『PERFECT HUMAN』
RADIO FISH『未樹の歌の旅…』
松川未樹カバーなどの企画作品に与える賞。2016年を彩った曲の1つであるはずなのにピコ太郎にかき消されすっかり流行が終わった感のある『PERFECT HUMAN』はここに紛れていた…。
功労賞
斉藤 功
志賀大介
水前寺清子
千 昌夫
馬飼野俊一存命で周年とか何かしらの節目を迎えた超ベテランに贈る賞。
特別功労賞
伊藤ユミ (ザ・ピーナッツ)
永 六輔
喜早 哲 (ダークダックス)
佐々木 行 (ダークダックス)
冨田 勲亡くなった人枠。先日亡くなったりりィなど入ったり入らなかったりする人がいる。
11月17日(木)
ニュースマートフォン闇グラ解除
もっとかかるかと思ったが発送からピタリ1週間でスマートフォンZenfone Goが帰還し、闇グラが解除された。修理内容は本体組み直しによるカメラレンズ位置の修正。修理にあずけたものは全てデータ初期化のルールに基づいて初期化はされていた。Nifomoで契約して購入したためNifty関係のソフトが大量装備されていたんだけど初期化によりNifty関係のアプリも一掃されて逆にスマート化していてスッキリ。
こっちからの配送は着払い、返送はもちろん無料、修理費も無料。配送に使った梱包は元箱とジョーシンとかの通販でCDが届いたときに使用されていた段ボールを流用したので、手間が郵便局まで行くだけだったのも楽だった。結果オーライだ。
11月8日(火)
ニュースマートフォン闇グラ発動
格安ゆえに不具合が多いとされながらも順調に稼働しているかに見えたニュースマートフォン。しかし先日旅先で初めてカメラ機能を使ったときにその異常事態が判明した。
あっれれ〜(コナン君風)
おっかしいなあ〜(コナン君風)
常に端っこが暗くなってるよ?というわけで画面上部、横向きだと左側が常に闇へとグラデーションしていく通称「闇グラ」が発動。最初は手が入ってしまっているのかと思っていたが闇は常にグラっている。
そこでレンズに目を向けた時、購入1ヵ月弱全く気付いていなかった驚愕の光景がそこに!
生還した旧スマホにて撮影(普通に動きまくり)レンズの位置がおかしい!
というわけで本来中央にあるはずのレンズが上にズレてしまっており、これでは闇グラが発動するのも必定。なんだこれ不良品じゃねーか。
既に1ヵ月弱経過しておりとっくに初期不良対応期間は終了。購入したNifMoでは保証プランも切っていたので使えず、Zenfoneのメーカーの方の修理対応に出すことに。果たしてどうなるのか。経過は1、2週間後につづく。
11月3日(木)
ここ最近の2016秋ドラ Vol.0
世にも奇妙な物語'16秋の特別編
シンクロニシティ
黒木メイサ主演。時計が壊れた日に偶然彼氏からのプレゼントが時計だった黒木メイサは偶然高校時代の友人の藤井美菜と再会。偶然にもこれまでの色々な事も一致しており、バーのマスターからそれは「シンクロニシティ」だと言われる。さらなる偶然は続き、この日は12年前の高校時代のテニス部の合宿中イジメで同級生が自殺した日でもあった。途端に恐怖を感じ始める2人。偶然にも高校時代の教師(テニス部顧問)とも再会。タクシーでの帰りの車中で自殺した同級生と付き合っていたというミラクルな事を言い出す教師。先輩からの圧力とはいえイジメに加担としていた事をホラーめいて攻めてくる教師の迫力がマジホラーで自殺したナイフまで持ち出してきたところでCMへ。
CM明けには突如そんなつもりじゃないと謝りだす教師。そもそも自殺の原因がイジメじゃなくて妊娠で思い悩んでいたというそれ完全にお前のせいじゃねーか状態で一方的に謝罪した教師はさわやかに雨のトンネルの中を退場。歩いて帰んの?
ほっとしてタクシーに再び乗り込んだメイサと藤井だったが、今度はタクシーの運転手が奇妙な「シンクロニシティ」を語りだし、12年前に娘が落とし穴に落ちたのが原因で死んだという。その落とし穴は自殺した同級生を落とすために先輩の命令で2人が
無駄に本格的に深く掘って用意していたものだった。「シンクロニシティ」に感謝しながら加速していくタクシーはトラックと正面衝突で終了。教師を引っ掛けにして運転手の方にもシンクロが…という複雑なシンクロはいいにしても、メイサ&藤井という戦闘力高そうな両者がやられっぱなしで終わるというのは逆に狙ったのか?イジメに加担する弱気な高校時代の回想を本人じゃなくてあんまり似てない役者で差し替えたのもこの2人ではもう高校生に見えないというより、先輩たちより強そうに見えてしまうせいだったのかも。
貼られる!
成宮寛貴主演。銀行マンとしてバリバリ働いていた成宮寛貴だが、ある日謎のレッテル用紙が張り付けられるようになり、レッテルをよくしようと振り回された結果転落していくというコメディ。レッテルは周りには見られていないが、誰かに張られるたびに増えていくので後半は紙でベッタベタに…。銀行マン時代の末期に工場の社長の渡辺哲を救っていたおかげで娘の三倉茉奈にも感謝されていた成宮は転落人生とレッテルが見える人生からも救われて幸せな生活へ。しかし娘からのレッテルが再び見えるようになり…。オチはついたけど今作唯一のハッピーエンドか。
捨て魔の女
深田恭子主演。売れないキャスターの深田恭子はロケで出向いた地方の帰り道に謎の僧侶に何かを得るなら何かを捨てろと告げられる。それまで捨てられない生活だった深田だがお気に入りの服が破れたので仕方なく捨てたとこと商店街の福引で松坂牛をゲット。捨てる魔力を信じ始めた深田があらゆるものを捨て始めてどんどん出世、地方を飛び出して東京で成功をおさめ始める。が、高級マンションに住んで贅沢した途端にツキが鈍り始めたので揃えた家具を一掃。このあたりからサイコさん化し始めて家族を捨て、ついにはライバルキャスターをビルの屋上から放り捨て(完全に殺人)。最早捨てるものが無くなった深田はさらに自身が先行した誤報で窮地に立たされ、最後に自らの命を捨てる(殺人も告白)ビデオメッセージを残して身を投げるのだった。
サイコさん化一直線の展開で壊れていく深田恭子は近年あまり見ない怖さが。途中から捨てるものが自分のものじゃなくなってる(ライバルキャスターは関係ない)、実力で勝ち取っていたサクセスなので捨てるものがなくなって失速したんじゃなくて、雑念を捨てて一心不乱に頑張ったから成功し、成功して調子に乗ったから失速していたという勘違いなサイコっぷりがポイントか。また最後の自殺シーンを絵的に幻想的に見せるためか、何もかも捨てたのにカーテンだけずっと捨てずにとってあるというのはツッコミどころだった。
車中の出来事
北村一輝主演。昭和の列車の中で繰り広げられる会話劇。犯人を護送中の刑事杉本哲太相手に自分も刑事だと名乗りのらりくらりと推理を聞かせ何が本当なのか分からなくさせておいて、どんでん返しどんでん返しどんでん返しと畳みかけてからのオチは主要キャスト一覧には掲載されていないモブの人が黒幕だったというもの。主演が実はザコキャラだったというのは衝撃だったかも。ずっとトモダチ
「シンクロニシティ」の終了後と「貼られる!」の終了後に2回に分けて流れたショートストーリー。自殺した女子生徒がLINEの自動返信AIりんなと融合して同級生を次々呪い殺ししていくという内容。呪いで死んでいくという超ベタな話を今風のLINEに絡めただけの現代版みたいな話だったが、放送中に実際にLINEと連動させていたらしく、実在するAI「りんな」をLINEで友達登録しておくとクライマックスに合わせてぶっ壊れた恐怖LINEが連投されるというホラーを体感できたらしい。怖すぎるだろ…。
ドラゴンボール超 61話
ブラックは超DBで悟空と体を入れ替えた存在であると判明。ザマスもブラックも一気に殺しにかからずに戦闘しながら解説タイムに。ブラックは未来ではなく悟空たちの世界にいたザマスだった。このザマスはその前にブラックの正体を探りに悟空とビルスウィスが訪れた際に悟空と戦って人間不信を強めたところまでは現在と同じ。その後でビルスがザマスを消し去ったばかりだが、そうなる前のゴワス殺害を無事に成し遂げた並行世界のザマスというころらしい。超DBで悟空と体を入れ替えたという過去シーンも描かれ、農作業中にザマスになってしまいうろたえ、悟天とチチもアタフタしている間にブラックが悟空を殺害し、悟天とチチを殺したことも語られた。
その後で時の指環を使って、トランクスの未来世界へ飛んでいったブラック。こっちの世界では地球の戦士はトランクスしかいないので、人間に不信を持ちつつもザマスはまだゴワスに仕えていた。これをブラックがサクッとゴワスを殺して協力を呼び掛けて未来ザマスを一気に目覚めさせ、共通の目的でもって超DBで未来ザマスは不死身に。超DBは破壊、ブラックが既に他の宇宙の神も殺していて今この世界には神格クラスはこの2人しかいないらしい。人間0計画をぶち上げる2人。
悟空はチチと悟天殺害を聞いて激怒し、手負いながらも一時奮闘するがズタボロにされて敗退。トランクスはそもそも悟空が心臓病で死ぬはずだった歴史を変えた罪人でありその罪だと散々追い詰められるも不屈の精神で「俺はみんなを救いたかっただけだぁぁぁぁ」と逆ギレ。さすがにブルーへ覚醒させるわけには行かなかったのか、超サイヤ人2+青いオーラの混じった黄金のオーラ+白目というとりあえず凄そうな形態に覚醒したところで次回へ続く。
現在の時間軸でゴワス殺害からの計画に成功した場合のif世界というもう1つ並行世界を出しての超展開。つまりブラックは未来ではなく現代で悟空がザマスと接触したから生じた出来事だけど、悟空がザマスに接触したのはブラックの正体を探るためだったから…という時間軸をいじったせいでブラック誕生の原因が無限ループし続けるという複雑な…。
62話
凄い勢いで奮戦するトランクスは2人とブルマを未来へ返し策を見つけてくれるよう頼む。現代へ再び戻った悟空は魔封波を亀仙人に教わり、ベジータは精神と時の部屋で修行。エネルギー充電で再び未来へ!63話
奮戦していたはずのトランクスはなぜかいつものようにヤジロベーやマイに救出されて仙豆で回復していた。マイが部下を連れて狙撃しに出かけて行ったので慌てて追いかけて救助。トランクスはフルパワーでブラックを圧倒するも結局やられてしまいそこに悟空たちが登場。魔封波の準備をするはずが壺ごとタイムマシンを破壊されてしまい結局戦う事になるという何度来ても治らない悟空のバカが大炸裂。ゴワスとシンが時の指環で駆けつけるが何の役にも立たず…。
ベジータがパワーアップでブラックを圧倒して所詮借り物で純粋なサイヤ人である俺様の方が強くて当たり前とかなんとかカッコつけてたけど、ブラックのこれまでのパワーアップを考えると今更悟空の借り物の体を使いこなせてないとか言われても…。悟空の方は不死身のザマス相手に全く無策。ブルマが引っ張り上げた壺はバラバラなのでトランクスが接着剤で修理するというどう考えても封印失敗フラグが漂う中で次回へ続く。
64話
ベジータがブラックを圧倒したのは怒りパワーだとかでブラックも怒りを発動させて巨大な鎌を作り出しそれを振るったら次元が避けてたくさんの分身ブラックが出現。一気に窮地に陥る。無策バカ悟空が使い物にならないので、なんとブルマの命令でトランクスが付け焼刃で魔封波を発動、まさかの成功。しかしバカ悟空が封印のお札を忘れてきたので失敗してしまい、ザマスとブラックはポタラで合体してしまうのだった。使えないゴワスと界王神を登場させたのはベジット再降臨のためのフラグだったかやっぱり…。
11月1日(火)
11月チェック予定CD
・今年も早いな…。年末にかけて急にリリースが立て込んで追いつけなくなりそうだ。
シングル
11/2
記憶の影/DEEN) /遊びにいこう!/KYADEEN キャディ〜ン)
新曲バラードとキャイ〜ンとのコラボで3パターン発売。もう複数商法がデフォになって久しいなぁ…。
道は手ずから夢の花/KinKi Kids
20周年イヤー突入という謎ワードでもってして20周年の前倒し祝いで新曲ペースが早くなっている。盛り上げていって2017年7月の本当の20周年でドカンとベストアルバムという予定だろうか。
明日は君と。/麻倉もも
TrySailからのソロデビュー。雨宮天はカッコいい系だったがこっちはポップス系になりそうなので期待。
11/9
アシンメトリ e.p./ねごと
1年半近くリリース停止状態からの新作。厳しい状況になってそう。
サヨナラの意味/乃木坂46
特典映像の個人PVが今回も廃止でドキュメントを分割水増しして収録するようになっているのがちょっとなぁ…。
LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ /ポルノグラフィティ
両A面って11年ぶりじゃないだろうか。
11/16
ハイテンション/AKB48
島崎遥香が年内でのスピード卒業。次世代が旧世代より先にいなくなっていくな…。
再燃SHOW/さかいゆう
安定して期待したいところだがレンタル入らない可能性が高くアルバム待ちになるかも。
My Only Place/スフィア
前作がコラボ扱いなので1年1ヵ月ぶりという扱い。ついに豊崎さんもOVER 30's…。
11/23
セクシーキャットの演説/ムキダシで向き合って/そうじゃない /モーニング娘。 '16
3曲A面の呪縛から逃れられなくなったのか。
君への手紙/桑田佳祐
今年中にもう1作出るとは。来年アルバムだろうか。そうなるとサザンは40周年2018年まで無い?
11/30
愛! wanna be with you.../TOKIO
何とか今年もシングル2枚。しかしアルバムが…ライブが…。
二人セゾン/欅坂46
今回も気合入ってそう。
ミルフィーユ/東京女子流
何とか年内に今年2枚目のシングル。
全力少年 produced by 奥田民生/スキマスイッチ
アニメタイアップに合わせて11年前の代表ヒットを何故か奥田民生プロデュースでリメイクしてアニメ盤1種のみでの発売。
again/ClariS
ここのところ区別がつかなくなってきているのでそろそろ変化がほしいところ。
ざらざら/花澤香菜
秦基博の作曲ならまあ外さないだろうという安心感。
マシ・マシ/NICO Touches the Walls
ここまで手が回らなそうだな…。
アルバム
11/2
25th プレイリスト/広瀬香美
リメイクベスト+MV集という25周年記念盤。
宇宙図書館/松任谷由実
3年ぶりのアルバム。前作も良かったし、じっくり制作されたようだし高値安定の期待が。
Lyrical Concerto/竹達彩奈
提供陣が一気に地味になったなぁ…と。
11/16
中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』/中島みゆき
純然たるベスト盤として96年『大吟醸』以来という扱いの00年以降のベストアルバム。厳密には21世紀は2001年以降だけど00年発売の「地上の星」は必要だよね。ライブ盤も同発。
来し方行く末/高橋優
作風の変化とライブでの弾き倒しバイオリニストなどマイナス要素が立て込んで一気に冷めてしまったが果たして…。
11/23
THANKS 20th Edition〜Pocket Biscuits Single Collection+/ポケットビスケッツ
デビュー20周年(今年4月だったけど)に合わせて00年のラストベスト『THANKS』を再編集。どうやら『カラフル』収録の1st、2ndシングルのアルバムバージョンを追加、インタールード的な『THANKS』初収録だったインストを削った模様。「Millennium」は入らないかぁ…。そこが1番重要でしょうよ…。
Greatest Hits 1991-2016〜All Singles+〜/大黒摩季
B社復帰で究極のシングルコレクションが実現。C/Wほとんど聞いたことないので初回盤必須か…この時期のB社のPVは同じようなのばかりであまり面白くなさそうだが…。
人間開花/RADWIMPS
せっかくの大ブレイク中なのにこの程度で引くようなライトリスナーは最初からお断りのような強烈なジャケ写がロック。
11/30
ソルファ/ASIAN KUNG-FU GENERATION
以前から予定とだけアナウンスされていた04年の2ndアルバムの再録音盤がついに。
Blu-ray
11/23
Buono! Festa 2016/Buono!
先日の復活ライブの模様が早くも。℃-ute解散が発表される嗣永はカントリー、夏焼が新ユニット結成したらしく、Buono!はどうなるのか。