ura E〜Complete B side Melodies〜

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 fortune たくや TSUKASA CHOKKAKU 1stシングル『GOOD DAYS』C/W
2 mind 町田紀彦 町田紀彦 山原一浩 11thシングル『僕の手紙』C/W
3 風のはじまる場所 一色そらん 阿部靖広 阿部靖広・
宮永治郎
1stアルバム『Z』収録曲
4 愛花 町田紀彦 町田紀彦 genepool 15thシングル『笑顔日和』C/W
5 Once Again 町田紀彦 町田紀彦 山原一浩 14thシングル『glory colors〜風のトビラ〜』C/W
6 JET 小幡英之 小幡英之 宮永治郎 5thアルバム『夢ノカケラ…』C/W
7 GO! 渡辺未来 渡辺未来 山原一浩 2ndアルバム『O』収録曲
8 Like 町田紀彦 町田紀彦 山原一浩 3rdアルバム『N』収録曲
9 空想と現実の夜明け 千空 渡辺未来 高橋KATSU 8thシングル『白い花』C/W
10 ROCKING 町田紀彦 町田紀彦 ha-j 3rdアルバム『N』収録曲
11 For Tomorrow 井田実 JUN 山原一浩 7thシングルC/W(500円仕様には未収録)、2ndアルバム『O』収録曲
12 Sae Zuri カンナ イトウシンタロウ 知野芳彦 2ndアルバム『O』収録曲
13 H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜 Ocean Version 町田紀彦 町田紀彦 Ocean Born 10thシングルC/W 4人のソロVer.を合体させた再編集バージョン
14 アルバム 町田紀彦 町田紀彦 石塚知生 12thシングル『卒業』C/W
15 旅立ち… 町田紀彦 町田紀彦 genepool 1stベスト『E〜Complete A side Singles〜』初回盤のみ収録曲
16 一緒にいたかった 櫻井真一 櫻井真一 高橋KATSU 6thシングル『一雫』C/W

リリースデータ

2006年4月19日 初登場18位 売上1.6万枚 Sony Records

メンバー

Vocal&Guitar MIYU
Vocal&Drum MIZUHO
Vocal,Guitar&Keyboard TOMOKA(4,5,8,10,14,15)
Vocal&Bass MAIKO
 
Vocal&Guitar TAKAYO(1,2,3,6,7,9,12,13,16)

ZONE2ndベストアルバム。裏ベストアルバム。前作及び解散から1年ぶり。B sideとなっているがC/W集ではない。前ベストに収録されたシングルA面以外の全曲、つまりC/Wとアルバム曲を対象に06年2月18日から28日にかけて公式サイトで1人3曲までのファン投票を実施、その結果を元に選曲された。曲順はランダムで、実際のランキング1〜16位はブックレットの最終ページに掲載されている。「H・A・N・A・B・I〜君がいた夏〜 Ocean Version」はTAKAYO、MIYU、MAIKO、MIZUHOのそれぞれのソロバージョンでしか発表されていなかったが新たに編集され4人のソロをつないでいくという手法で1つにまとめられた初収録音源。また売り切れていた『E〜Complete A side Singles〜』初回盤のみ収録の「旅立ち…」も選曲対象となっていて選出されたため、再度入手可能となった。帯ではこの2曲を超レア音源としている。「For Tomorrow」以外のC/Wはアルバム初収録

ブックレットは最終ツアー時の未発表写真をふんだんに使用しているが、初回盤はブックレット28ページ仕様。通常盤はページ数が少ないが、初回盤の表記は発売当時の袋にのみ記載されていて帯にその旨の記載は無いため、中古市場では見分けがつかず、実際にブックレットのページ数を数えないと判別不可能。

解散から1年というこのタイミングではMIYU、TOMOKAは引退状態にあったが、MAIKOは新バンドMARIAを結成して3月8日にデビューしていた。そのMARIAデビュー直前の2月18日〜28日の10日間限定で突如公式サイトが稼働してファン投票を実施したため、知らない間に投票終わっていたという元ファンも多かったと思われる。選曲は極めて妥当に人気曲と思われる曲が選曲されていて、意外だったのは『N』発売イベント時にアルバム収録曲を対象にした開場前投票で3位となっていた「BeaM」が未収録になっている事くらい(2位だった「Like」はここでも2位当選、1位は「卒業」だったので対象外)。といってもオリジナルアルバムは3枚のみで様々な事情からアルバムオリジナル曲が少なく、どうしてもZONEはシングルアーティスト、A面が非常に強いタイプだっただけに、どうしてもファン向けな印象にはなってしまう。アイドルポップロック的な曲が多いが、9〜11に3曲連続でロックバンドテイストが強い曲が並んでいる。このロック路線に力を入れる余地があまり無かった(リードしていたTAKAYOが辞めてしまい、TOMOKAがこの路線を引き継げそうだったが1年で解散してしまった)のは惜しい。メンバーの演奏力向上、分かりやすくギターソロという見せ場もあってライブ映えもしていたし、もう1年2年でも続いていれば確実に増えた路線だったと思う。

またB sideなのだからアルバム未収録C/Wを全曲網羅した作品にした方が結果的には良かったんじゃないかと思う。こうしておけば後で全曲対象のファン投票をやれてファン投票ベストでもう一稼ぎできただろうし、「風のはじまる場所」とか「Like」とか今作に選ばれたようなアルバム曲も軒並みちゃんと選曲されただろう。

それでもライブの定番曲だった曲と人気曲は網羅されている。ZONEを聞くのにマストかつ絶対1択なのが『E〜Complete A side Singles〜』、それでもまだ聞きたい次の1作としては今作が最適ではあると思う。

今回取り残されたアルバム未収録のC/Wは6曲

2ndC/W「メイク・ユア・ムーヴ〜行動をおこせ〜」
3rdC/W「新・僕はマグマ」
4thC/W「ボクらはサンタ」
11thC/W「鉄腕アトム」(バラードバージョン)
13thC/W「REAL」
15thC/W「Two Hearts」

インディーズ含めるとC/W「morning glory」「僕はマグマ」の2曲も加わって合計8曲。

B000EWBCM4

印象度★★★★☆

2021.8.13修正

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