STAR BOX EXTRA PRINCESS PRINCESS
| No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
| 1 | 恋はバランス | 中山加奈子 | 鈴木キサブロー | 1stシングル 100位圏外 |
| 2 | 世界でいちばん熱い夏 | 富田京子 | 奥居香 | 2ndシングル 100位圏外 8thシングル(再発) 最高1位 売上86.5万枚 |
| 3 | MY WILL | 今野登茂子 | 奥居香 | 3rdシングル 最高75位 売上1.6万枚 |
| 4 | 19 GROWING UP-ode to my buddy- | 富田京子 | 奥居香 | 4thシングル(アルバム同発) 最高62位 売上1.6万枚 |
| 5 | GO AWAY BOY | 中山加奈子 | 中山加奈子 | 5thシングル(カット) 最高19位 売上4.7万枚 |
| 6 | GET CRAZY! | 中山加奈子 | 奥居香 | 6thシングル 最高13位 売上11.9万枚 |
| 7 | DIAMONDS(ダイアモンド) | 中山加奈子 | 奥居香 | 7thシングル 最高1位 売上109.7万枚 |
| 8 | パパ | 中山加奈子 | 奥居香 | 9thシングル『OH YEAH!』C/W(カット) |
| 9 | ジュリアン | 中山加奈子 | 奥居香 | 10thシングル 最高1位 売上58.8万枚 |
| 10 | KISS | 富田京子、中山加奈子 | 奥居香 | 11thシングル 最高1位 売上40.1万枚 |
| 11 | ジャングル プリンセス | 今野登茂子 | 中山加奈子 | 13thシングル(カット) 最高13位 売上13.4万枚 |
| 12 | ふたりが終わる時 | 中山加奈子 | 奥居香 | 17thシングル 最高18位 売上7.3万枚 |
| 13 | THE SUMMER VACATION | 中山加奈子 | 奥居香 | 18thシングル 最高21位 売上8.1万枚 |
| 14 | Fly Baby Fly | 富田京子 | 奥居香 | 20thシングル 最高28位 売上3.2万枚 |
| 15 | 純愛 | 中山加奈子 | 奥居香 | 20thシングルC/W |
リリースデータ
| 2001年12月5日 | 100位圏外 | ソニー |
メンバー
| Vocal,Guitar | 奥居香 |
| Guitar | 中山加奈子 |
| Bass | 渡辺敦子 |
| Drums | 富田京子 |
| Keyboards | 今野登茂子 |
PRINCESS PRINCESS5thベストアルバム。99年の企画ベスト『STAR BOX』以来のベスト盤。今回も企画シリーズ『STAR BOX EXTRA』シリーズの一環で、米米CLUB、爆風スランプ、THE BOOM、ユニコーン、すかんち、バービーボーイズ、バブルガム・ブラザーズ、小比類巻かほると同時発売。プリプリは『STAR BOX』と重複して取り上げられたが、選曲は異なるものとなっている。チャートにおいてはシリーズ8作全てが100位圏外となっている。ブックレットにはライナーノーツが付属している。『STAR BOX』シリーズはそれなりの宣伝もされて各自トップ10入り前後の一定のヒットを記録したが、こちらのEXTRAシリーズは軒並み100位圏外となり不振だった。しかし現在のソニーのサイトには今作のみが記載され、配信サイトでも扱われている。
『STAR BOX』との被りは主要ヒット5曲(「GET CRAZY!」「DIAMONDS(ダイアモンド)」「ジュリアン」「KISS」「Fly Baby Fly」)に抑え、「世界でいちばん熱い夏」は平成レコーディングではないオリジナルバージョンを収録、他のベスト盤では飛ばされがちな初期と末期のシングルが多めに収録されている。「ふたりが終わる時」「純愛」はオリジナルアルバムには収録されているがベスト盤選曲は全曲集以外で今作のみだ。
細かく見ていくと1st〜7thシングルまでは順番に収録。8thは「世界でいちばん熱い夏」のCD化再発(C/Wを平成レコーディングに差し替え)で、9th「OH YEAH!」と12th「SEVEN YEARS AFTER」飛ばされ、代わりに何故か「パパ」を収録。そして13th「ジャングル プリンセス」以降は『STAR BOX』と互いを補完し合うようになっていて『STAR BOX』の方で飛ばされたシングルは全てこちらに収録された。今作で飛ばされた「OH YEAH!」「SEVEN YEARS AFTER」、そして「M」や「世界でいちばん熱い夏(平成レコーディング)」は『STAR BOX』には収録されていたので、1st〜20thシングルまで『STAR BOX』と今作を合わせると残らず聞くことができるようになっている。21st「夏の終わり」だけは『プリプリ・サマソン！』でしか聞けないので、21枚のシングルA面網羅をBOX以外で目指す場合はこの『STAR BOX』、今作、『プリプリ・サマソン！』組み合わせが最短だ。
今作単体で見ると選曲が少々謎に思えるし、それゆえに何だかベスト盤にしては抜けがある感じがする割にそれに代わるコンセプトや新発見するような部分もなくてパッとしないところがあるんだけど、『STAR BOX』と組み合わせた時に今作は「夏の終わり」以外のシングルA面網羅という真価を発揮する。そんな1作。
印象度★★★☆☆
2018.11.8更新