愛 am BEST,too
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 私 | aio | aio | aio×cap | 24thシングル 最高27位 売上0.35万枚 |
2 | さくらんぼ | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 2ndシングル 最高5位 売上52.8万枚 アンコールプレス盤(限定再発) 最高4位 売上6.1万枚 |
3 | 羽ありたまご | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 3rdアルバム『LOVE COOK』収録曲 |
4 | 君フェチ | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman、 原田アツシ |
5thアルバム『LOVE LETTER』収録曲 |
5 | 桃ノ花ビラ | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 1stシングル(9月10日盤) 最高24位 売上3.1万枚 DVD付10月1日盤 最高86位 売上1.4万枚 |
6 | ロケットスニーカー | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 17thシングル 最高4位 売上4.4万枚 |
7 | フレンジャー | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 11thシングル 最高2位 売上17.3万枚 |
8 | Happy Days | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 4thシングル 最高3位 売上16.3万枚 |
9 | PEACH | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 15thシングル 最高1位 売上16.9万枚 |
10 | SMILY | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 8thシングル 最高1位 売上31.0万枚 |
11 | TOKYO散歩 | aio | aio | aio×cap | 8thアルバム『LOVE HONEY』収録曲 |
12 | クムリウタ | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 4thアルバム『LOVE PiECE』収録曲 |
13 | 甘えんぼ | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 3rdシングル 最高6位 売上10.6万枚 |
14 | ネコに風船 | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 9thシングル 最高3位 売上11.1万枚 |
15 | Dear,you | aio | aio | aio×亀田誠治 | 先行配信(18年10月) 初CD化 |
16〜98 | 4秒ずつ全て無音 | ||||
99 | シークレットトラック 1stベスト『愛 am BEST』シークレットトラック収録曲「BABASHIのテーマ」の新アレンジバージョン |
ストリングスアレンジ:弦一徹(1,3,12,14)
ブラスアレンジ:YOKAN(2)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | LOVE FANTASTIC | aio | aio | aio×hiroo | 6thアルバム『LOVE FANTASTIC』収録曲 |
2 | 黒毛和牛上塩タン焼680円 | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 7thシングル(リアレンジ、カット) 最高3位 売上14.9万枚 2ndアルバム『LOVE JAM』収録曲『黒毛和牛上塩タン焼735円』リアレンジバージョン |
3 | シャチハタ | 愛 | 愛 | 笹路正徳 | 5thアルバム『LOVE LETTER』収録曲 |
4 | 金魚花火 | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 5thシングル 最高3位 売上14.8万枚 |
5 | 恋愛写真 | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 13thシングル 最高2位 売上14.8万枚 |
6 | プラネタリウム | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 10thシングル 最高1位 売上31.6万枚 |
7 | モアモア | aio | aio | aio×hiroo | 23rdシングル 最高30位 売上0.3万枚 |
8 | ゾッ婚ディション | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 20thシングル 最高6位 売上1.6万枚 |
9 | パラレルワールド | aio | aio×cap | aio×cap | 7thアルバム『LOVE TRiCKY』収録曲 |
10 | CHU-LIP | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 14thシングル 最高3位 売上12.1万枚 |
11 | ポンポン | 愛 | 愛 | 鈴木秋則 | 2ndアルバム『LOVE JAM』収録曲 |
12 | タイムマシーン | aio | aio×cap | aio×cap | 7thアルバム『LOVE TRiCKY』収録曲 |
13 | ユメクイ | 愛 | 愛 | 愛×Ikoman | 12thシングル 最高5位 売上14.7万枚 |
14 | 日々、生きていれば | aio | aio | 笹路正徳 | 8thアルバム『LOVE HONEY』収録曲 |
15 | ドラセナ | aio | aio | aio×hiroo | 25thシングル 最高49位 売上0.09万枚 |
16 | Re:NAME | aio | aio | aio×hiroo | 22ndシングル 最高8位 売上1.0万枚 |
ストリングスアレンジ:弦一徹(1,5,16)、hiroo×美央(15)
ブラスアレンジ:竹上良成(7)、YOKAN(10)、管一徹(16)
リリースデータ
2019年1月1日 | 初登場23位 | 売上1.1万枚 | Produced by AIO | avex trax |
大塚愛3rdベストアルバム。07年の『愛 am BEST』、09年の『LOVE is BEST』に続く3作目のベストアルバム。2003年9月10日のデビューから15周年を記念して2018年9月9日に日比谷野外音楽堂で行われた15周年アニバーサリーライブ「LOVE IS BORN〜15th Anniversary 2018〜」で今作の発売が発表された。『愛 am BEST』の続編のようなタイトルになっているが、オールタイム選曲となっているため重複している楽曲もある。最新シングル「ドラセナ」がアルバム初収録。舞台『カレフォン』主題歌として書き下ろしていた新曲で舞台初日に合わせた18年10月4日から先行配信されていた「Dear,you」は初CD化となった。Blu-ray付、DVD付には前述の15周年ライブの模様を収録。
15周年ライブでは全シングルを披露するとしてその予習用として配信限定のシングルコレクションアルバム『Single Collection:LOVE IS BORN〜15th
Anniversary 2018〜』を18年8月1日に発売。さらに11月24日には『Single Collection〜15th Anniversary〜』としてレンタル限定でCD化していた。また元旦発売ながら年内のかなり早い段階で出荷されていたため、1月1日発売で本来初登場するはずの週よりも1週早くランクインしたため初登場23位→26位と推移してトップ20入りを逃した。前述のシングルコレクションが無ければ久々のベスト盤だったのでもう少し伸びていた可能性もあるが、順位は産休明け(AIO名義に変更後)2014年以降の3枚のオリジナルアルバムとほぼ同じになってしまったとはいえ、売上は2014年以降では初となる1万枚突破となった。なお2010年にゾッ婚結婚していたRIP
SLYMEのSUの不倫や不倫相手が大塚愛に嫌がらせをしている等のニュースが2017年頃から報じられており、SUがRIP
SLYMEでの活動を休止、18年10月には停滞しつつあったRIP
SLYMEが完全に活動休止(PESのTwitterでの発言等から再開の可能性はゼロに等しい事実上の終了)となっていたが、18年11月には正式に離婚を発表した。離婚原因が長く広く報じられていたため、結果的に大塚愛に対しては同情的な注目が集まっていたタイミングでの発売となっていた。
シングルコレクションを配信限定・レンタル限定で先に出してしまうという何ともビミョーな展開となってしまったが、今作は15年間の楽曲をシングルにこだわらずアルバムからも選曲してさらに順不同で並べているため、シングルコレクションとはかなり受ける印象が異なる。シングルは良くも悪くもヒット曲が中盤まで連発されるも方向性はある程度ルーティン化していて大塚愛のイメージもはじけた明るい曲としっとりバラードだけに固定されやすいものになっているが、今作を聞くともっと幅広く色々な事をやっていたことが分かる。外されてしまったヒット曲も多いが、ベストアルバムとしてはけっこう見事にこれまでを総括しているんじゃないかと思う。「シャチハタ」とか「ポンポン」とか遊び曲みたいなのまで選曲しているが、2枚組以上のベストアルバムになってくると王道な曲をひたすら詰め込むよりもこういう遊びが入ってくる事でバランスが良くなるなと思う。1曲目に比較的近年の作品でエレクトロ路線の「私」を持ってきて2曲目に今作聞くなら誰もが知っているヒット曲「さくらんぼ」、その後はアルバム曲を2連発するなど、集中力がある序盤の段階であえて多くの人が知らないような、しかし聞いてさえもらえればウケが良いであろう曲を持ってきて確実に刺さるようにするなど構成がいいので、今作だけで終わらずにちょっと他の作品も気になってくるようなところがあるんじゃないかと思う。シングルコレクションよりも今作を聞いた方が大塚愛が分かるそんなベスト盤。
DISC-1のシークレットトラックは『愛 am BEST』の時を踏襲。ひたすらババッシババッシと連呼するだけのあの謎曲「BABASHIのテーマ」をバージョンアップ。当時のものは曲も短くてババシの連呼もスタッフがおふざけで吹き込んだような雑な感じでトラックもけっこう簡易なものだったが、今回はけっこう作り込んでいてアレンジもコーラスもそこそこ本気モードにゴージャス化してオケも4分近くまで長くなった。ひたすらババシの連呼を聞かされて頭がおかしくなりそうな珍作だが、最後を締めるババシの子供ボイスはもしかして実の娘だったりするのだろうか。
印象度★★★★☆
2019.3.31更新