アナザー・コレクション〜アルバム未収録曲集〜

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 一度だけ 安全地帯、崎南海子 玉置浩二 安全地帯、星勝 1stシングル『萠黄色のスナップ』C/W
2 FIRST LOVE TWICE 小椋佳 玉置浩二 星勝、安全地帯 2ndシングル『オン・マイ・ウェイ』C/W
3 We're alive 松尾由紀夫 玉置浩二 安全地帯、星勝 4thシングル『ワインレッドの心』C/W
4 マスカレード(シングル・バージョン) 松井五郎 玉置浩二 星勝、安全地帯 6thシングル(カット) 最高59位 売上1.8万枚
5 置手紙 安全地帯、崎南海子 玉置浩二 星勝、安全地帯 6thシングルC/W
6 一秒一夜 松井五郎 矢萩渉 星勝、安全地帯 8thシングル『熱視線』C/W
7 ノーコメント 松井五郎 玉置浩二 安全地帯 9thシングル『悲しみにさよなら』C/W
8 チャイナ・ドレスでおいで 松井五郎 玉置浩二 安全地帯、星勝 11thシングル『プルシアンブルーの肖像』C/W
9 俺はシャウト! 井上陽水 玉置浩二 井上陽水、安全地帯、
中西康晴、川島裕二
12thシングル『夏の終りのハーモニー』C/W
「井上陽水・安全地帯」名義
10 恋はDANCEではじめよう 松井五郎 玉置浩二 安全地帯 13thシングル『Friend』C/W
11 じれったい(シングル・バージョン) 松井五郎 玉置浩二 星勝/安全地帯 15thシングル 最高2位 売上12.3万枚
12 ひとりぼっちの虹 松井五郎 玉置浩二 星勝、安全地帯 15thシングルC/W
13 きっかけのWink 松井五郎 玉置浩二 星勝、安全地帯 16thシングル『Juliet』C/W
14 時計 松井五郎 玉置浩二 安全地帯、星勝、BAnaNA 17thシングル『月に濡れたふたり』C/W
15 ナンセンスだらけ 松井五郎 玉置浩二 安全地帯、星勝、BAn[A]NA 19thシングル『微笑みに乾杯』C/W
16 地平線を見て育ちました 糸井重里 玉置浩二 安全地帯 22ndシングル『あの頃へ』C/W
17 あの頃へ('92.12.8 日本武道館) 松井五郎 玉置浩二 安全地帯 23rdシングル『ひとりぼっちのエール』C/W
22ndシングルのライブバージョン

リリースデータ

1994年9月24日 100位圏外 キティレコード

メンバー

Vocal 玉置浩二
Guitar 武沢豊
Guitar 矢萩渉
Bass 六土開正
Drums 田中裕二

安全地帯3rdベストアルバム。オリジナルアルバム未収録のC/Wをリリース順に全曲網羅したC/W集。オリジナルアルバムにはアルバムバージョンで収録されていた「マスカレード」「じれったい」の2曲はシングルバージョンで収録されているが、そもそもオリジナルアルバム完全未収録になっていたA面曲「萠黄色のスナップ」「熱視線」「微笑みに乾杯」「あの頃へ」「ひとりぼっちのエール」は収録されていない。8月25日に安全地帯と玉置浩二の共同名義で『安全地帯|玉置浩二ベスト』、9月1日に安全地帯と谷村新司の共同名義で各社から同時発売で2作ベスト盤がリリースされるなど移籍後の非公認ベスト盤リリースが連発される流れでリリースされたが、全く宣伝を行わなかったのか、100位圏外となった。

「あの頃へ('92.12.8 日本武道館)」が収録されているアルバムは今作のみ。BOX作品『メモリアル・コレクション』と『安全地帯BOX 1982-1993』はライブ音源を対象外としたため、「あの頃へ('92.12.8 日本武道館)」のみ外されている。しかしBOXでは今作で外されたA面曲「萠黄色のスナップ」「熱視線」「微笑みに乾杯」「あの頃へ」「ひとりぼっちのエール」まで網羅した2枚組のアルバム未収録曲集が付属し、今作の中途半端な点を補完している。

93年までの安全地帯の全楽曲を網羅する場合は
『メモリアル・コレクション』or『安全地帯BOX 1982-1993』+「あの頃へ('92.12.8 日本武道館)」目的で今作or8センチシングル「ひとりぼっちのエール」

単品でそろえる場合は
オリジナルアルバム8作+『プルシアンブルーの肖像』+05年『COMPELETE BEST』(A面網羅)+今作(C/W網羅)

というのが最短ルートとなる。加えて各種ライブアルバム、さらに01年の『THE VERY BEST of 安全地帯』に初期の未発表曲2曲が入っている。

「マスカレード」「じれったい」だけシングルバージョンで収録するくらいならいっそアルバム未収録C/W集に徹した全15曲で良かったと思うんだけど…。結局「あの頃へ('92.12.8 日本武道館)」があるので今でも今作には価値が残っているんだけどちょっと中途半端。収録順は時系列なのでアルバムとしてのまとまりは皆無だが、裏ヒストリー的な聞き方はできる。初期はロック色が強いのはオリジナルアルバムでも同様だが、売れて以降はバラードイメージが強い中で比較的実験色の強い楽曲が多いのがC/Wの特徴だろうか。コアファン向けの独特さはあるけど、まさにアナザーサイドな安全地帯を堪能できる。

またこの時期既に安全地帯の活動は停止状態だったがギターの武沢豊が脱退を発表し、脱退扱いになっていた模様。他のメンバーは玉置浩二のソロライブにサポートで参加していた中で武沢だけ参加しないという状態が再始動するまで続いた。

B00005FDMD

印象度★★★☆☆

2016.9.16更新

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