Beatles For Sale
No | タイトル | 作詞作曲 | 備考 |
1 | No Reply | Lennon-McCartney | |
2 | I'm a Loser | Lennon-McCartney | |
3 | Baby's in Black | Lennon-McCartney | |
4 | Rock and Roll Music | Berry | Chuck Berryのカバー |
5 | I'll Follow the Sun | Lennon-McCartney | |
6 | Mr. Moonlight | Johnson | Dr.feelgood&The Internsのカバー |
7 | Kansas City/Hey, Hey, Hey, Hey | Lieber-Stoller/Penniman | Little Richardのカバー メドレー |
8 | Eight Days a Week | Lennon-McCartney | |
9 | Words of Love | Holly | Buddy Hollyのカバー |
10 | Honey Don't | Perkins | Carl Perkinsのカバー |
11 | Every Little Thing | Lennon-McCartney | |
12 | I Don't Want to Spoil the Party パーティーはそのままに |
Lennon-McCartney | |
13 | What You're Doing | Lennon-McCartney | |
14 | Everybody's Trying to Be My Baby みんないい娘 |
Perkins | Carl Perkinsのカバー |
リリースデータ
1964年12月4日 1965年2月15日(『ビートルズ '65』) 1968年8月1日(『ビートルズ '65』再発) 1987年2月27日(初CD化・モノラル) 1998年3月11日(87年盤再発) 2009年9月9日(リマスター、ステレオ初CD化) 2011年12月14日(09年盤限定再発) 2013年11月6日(09年盤再発) 2014年6月25日(09年盤限定再発) 2014年12月17日(09年盤限定SHM-CD) 2017年12月6日(2014年紙ジャケSHM-CD再発) 2019年10月2日(09年盤限定再発) |
- - 最高78位 最高7位 100位圏外 初登場43位 300位圏外 300位圏外 300位圏外 初登場98位 初登場193位 - |
- - 売上0.4万枚 売上4.7万枚 - 売上0.99万枚 - - - 売上0.12万枚 売上0.04万枚 - |
Produced by George Martin | パーロフォン EMIミュージックジャパン ユニバーサル |
メンバー
Rhythm Guitar | ジョン・レノン(John Lennon) |
Bass | ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney) |
Lead Guitar | ジョージ・ハリスン(George Harrison) |
Drums | リンゴ・スター(Ringo Starr) |
The Beatles4thアルバム。年間アルバム2枚の契約を守るため、前作発売直後からレコーディングが開始されたがブレイクによるライブ活動やTV出演などのスケジュールがキツキツに詰まっており時間が無い中で制作が進んだ。このため新曲8曲、カバー6曲という1st、2nd時と同じ構成になっている。11月27日にはシングル「I Feel Fine」がリリースされていたが、なるべくシングルをアルバムに収録しない方針によって未収録となっており、今作は初めてシングル曲なしのアルバムとなった。
アメリカでは『Beatles '65』『Beatles VI』の2作に他の楽曲との組み合わせで分散されて収録された。日本ではイギリス準拠で発売されたが当時は原題が使用されず『ビートルズ'65』のタイトルで発売されていた。アメリカ独自編集盤の『Beatles '65』とタイトルが被っていたが日本盤はタイトルが違うだけでイギリス準拠。87年の初CD化以降は原題をカタカナにした『ビートルズ・フォー・セール』に改められている。
87年の初CD化の際にはモノラルで発売され、98年に再発され長らくモノラルで流通していたが、09年のリマスター発売の際には初めてステレオでCD化されて以降はステレオで流通している。モノラルのリマスター盤は『MONO BOX』収録のみで単独発売されていない。2009年リマスター盤はデジパック仕様、CD-EXTRA仕様になっており、当時のドキュメント映像が収録されている。このドキュメント映像はステレオBOXでまとめてDVD化されている。
2009年リマスター盤はその後も価格と品番を変えて期間限定で再発売されているのでCDの内容自体は同じ(2009リマスター)でも複数の品番が存在する。2014年に初のSHM-CD&紙ジャケット仕様で発売されたものは日本独自企画の初回生産限定とされていて2017年にもこの仕様で再発された。2019年には映画『イエスタデイ』公開に合わせたカタログキャンペーンとして年内限定で廉価再発された。2011、2014、2017、2019年いずれも期間限定盤であったため、現行盤は2013年盤となっている模様(Amazonでは現行2013年盤が存在せず2016年扱いになっているが2016年の映画に合わせて2013年盤の帯だけ変更して出荷した時の登録になっているようだ)。
クリスマス商戦にひっかけてこのようなタイトルになったそうだが、ビートルズ売り出し中ってオリジナルアルバムの中では最もやっつけ感が漂うタイトル…。カバー曲収録に戻ってしまったり、なんともお疲れ気味のジャケット写真といい、多忙すぎて時間が無いという状況が反映されているせいかどうもアルバムとしてもなんだかパッとしない。『赤盤』にも「Eight Days a Week」しか選曲されてないし、どうしても全アルバム並べていくと下の方にはなってしまう。ただ時間が無い中で契約に基づいてギリギリで制作されたという割には前3作よりもさらに色々やれることが増えた感じはあり、これだけの状況の中でここまで仕上げたというのは十分に凄いとも思える。
現行盤 2009年リマスター盤 2019年再発盤(2009音源) 2014年紙ジャケSHM-CD盤(2009音源)
印象度★★★☆☆
2015.12.1更新