Magical Mystery Tour
No | タイトル | 作詞作曲 | 備考 |
1 | Magical Mystery Tour | Lennon-McCartney | |
2 | The Fool on the Hill | Lennon-McCartney | |
3 | Flying | Harrison-Lennon-McCartney-Starr | |
4 | Blue Jay Way | Harrison | |
5 | Your Mother Should Know | Lennon-McCartney | |
6 | I Am the Walrus | Lennon-McCartney | 16thシングルB面 |
7 | Hello Goodbye | Lennon-McCartney | 16thシングル |
8 | Strawberry Fields Forever | Lennon-McCartney | 14thシングル |
9 | Penny Lane | Lennon-McCartney | 14thシングル両A面曲 |
10 | Baby You're a Rich Man | Lennon-McCartney | 15thシングルB面 |
11 | All You Need Is Love 愛こそはすべて |
Lennon-McCartney | 15thシングル |
リリースデータ
1967年11月27日(アメリカ) 1967年12月8日(イギリス、6曲入りEP) 1968年12月5日(日本) 1976年11月19日(イギリス、アメリカ盤準拠LP) 1987年9月22日(初CD化) 1998年3月11日(87年盤再発) 2009年9月9日(リマスター、ステレオ初CD化) 2011年12月14日(09年盤限定再発) 2013年11月6日(09年盤再発) 2014年6月25日(09年盤限定再発) 2014年12月17日(09年盤限定SHM-CD) 2017年12月6日(2014年紙ジャケSHM-CD再発) 2019年10月2日(09年盤限定再発) |
- - 最高33位 - 最高27位 100位圏外 初登場36位 300位圏外 300位圏外 300位圏外 初登場78位 初登場195位 - |
- - 売上7.1万枚 - 売上2.6万枚 - 売上1.4万枚 - - - 売上0.14万枚 売上0.04万枚 - |
Produced by George Martin | パーロフォン EMIミュージックジャパン ユニバーサル |
メンバー
Rhythm Guitar | ジョン・レノン(John Lennon) |
Bass | ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney) |
Lead Guitar | ジョージ・ハリスン(George Harrison) |
Drums | リンゴ・スター(Ringo Starr) |
The Beatlesアメリカ編集アルバム。イギリスではビートルズが自主制作した同名のTV映画のサウンドトラックとして6曲入り2枚組EPとして発売された作品だったが、EPが廃れていたアメリカでは6曲の曲順を入れ替えて前半に配置し、同時期のシングル5曲を後半に追加収録した11曲入りLPとしてリリースした。この編集盤はイギリスでも好意的に受け止められ、後にイギリスでもこの収録内容で発売され、87年のオリジナルアルバム全作初CD化の際にアメリカ編集盤で唯一ラインナップに入り、オリジナルアルバムと同格の扱いとなった。09年のリマスターの際は『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』と『The Beatles』の間の9作目のアルバムの位置にラインナップされている。イギリス公式化した事で逆に後に発売されたアメリカ盤BOX『THE U.S. BOX』では取り上げられていない。元の6曲入りEP仕様でもEPをまとめた92年発売のBOX『Compact Disc EP. Collection』でCD化されている。元の6曲入りEPはモノラル、ステレオ両方で発売されたが、アメリカ盤LPではシングル曲の一部のステレオバージョンがまだなかったため疑似ステレオで収録するなどしていたが、87年のCD化では通常のステレオで統一された。モノラル盤の初CD化は09年のリマスターの際で『MONO BOX』にのみ収録されている。
2009年リマスター盤はその後も価格と品番を変えて期間限定で再発売されているのでCDの内容自体は同じ(2009リマスター)でも複数の品番が存在する。2014年に初のSHM-CD&紙ジャケット仕様で発売されたものは日本独自企画の初回生産限定とされていて2017年にもこの仕様で再発された。2019年には映画『イエスタデイ』公開に合わせたカタログキャンペーンとして年内限定で廉価再発された。2011、2014、2017、2019年いずれも期間限定盤であったため、現行盤は2013年盤となっている模様(Amazonでは現行2013年盤が存在せず2016年扱いになっているが2016年の映画に合わせて2013年盤の帯だけ変更して出荷した時の登録になっているようだ)。
作風はサイケ色が強くて『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』との兄弟作のような実験的なサウンドが展開している。しかし「Magical Mystery Tour」や「The Fool on the Hill」はシングルみたいな勢いがあるし、実際にシングルでリリースされた後半の楽曲は複雑ながらどれも1曲1曲が強くて耳に残る。分割&水増しでイメージがあまり良くないアメリカ盤で唯一オリジナルアルバムと同格の扱いに格上げされただけのことはある。トータルでは『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』には及ばないものの、聞きやすさは抜群。けっこう好きな1作。
現行盤 2009年リマスター盤 2019年再発盤(2009音源) 2014年紙ジャケSHM-CD仕様(2009音源)
印象度★★★★☆
2016.1.5更新